皇帝の日記
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子供を見ていると、自分が子供だった頃を頻繁に思い出すようになるらしい。
ジャバ夫さんと、「そういえば子供の頃〜」という話を良くするようになった。
子供の頃、一輪車が得意だった。 子供の頃、兄貴の自転車を追いかけて走って転んで顔面を擦って、何故か兄貴が怒られた。 子供の頃、庭に落ちてた腐ったピーナッツを食べた。
すっかり忘れていた、小さな事を思い出すのだ。
ジャバ夫さんも 子供の頃、ゴミのコンテナの上に座って、ハイウエイの車を見るのが好きだった。 子供の頃、一番近いコンビニに強盗が入って、ライフルで店長が殺された。 子供の頃、警察が毎晩ヘリコプターで近所をパトロールしていて、夜中に家の中をサーチライトで照らされていた。
地震の避難訓練の有った皇帝と、竜巻の避難訓練の有ったジャバ夫さんでは、だいぶ違う幼少期を過ごしている。
中でも印象に残っているジャバ夫さんの話。
子供の頃、近所の友達が銃を拾った。 遊んでいて、友達が猫を撃ってしまった。 すぐに、とんでもない事をした、猫にかわいそうだ、と後悔した。 友達は、どうすれば猫に悪い風にならないだろうか、と考えた。 そして、友達はその場でたき火をして
「焼いて食べた」
ええええええええーーーーーーーーーーーー!!!!!!???????
急展開。
猫がかわいそう。 あれ?かわいそうじゃないかも? ん?
と、価値観が根本から揺すられる、深い話である。
その友達も、長じた今ではベジタリアンだそうな。
牛が愛玩動物になりうるのであれば、猫はこの場合果たしてかわいそうなのだろうか。 どうなのだろうか。
今日はお隣の病室に、うつる病気の子が来たらしく、隔離されています。
皇帝

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