皇帝の日記
目次もくもくぶらり過去旅ぶらり未来旅


2008年11月17日(月) はいがはいにはいる

朝起きたら、太陽光が弱いので「この時期に曇り?」と思って外を見てみれば、一面の灰景色。
ジャバ夫さんの赤い車も、渋い灰色に。
ラジオでは、外に出て運動しないように、とお達しが出ている。
にもかかわらず、朝から勤勉にランニングに出かけた、アホなルームメイトも、早めに戻ってきた。
やっぱり息苦しかったそうで。

妊婦は空気清浄機のフィルターを取り替えて、部屋を閉め切ってフル稼働にして待機。
灰が肺に入るので、皆外出禁止。

さて、サンタバーバラのジャバ実家付近は、鎮火したらしい。
でも、だいたい燃えた後の鎮火なので、未だ山中の車両は通行止め。
通行止め解除になるまで、避難所待機、とかが順当と思うのだが、そこは大草原の小さな家の国。
男達は自力で山をハイクして、家の様子を確かめに、ボチボチ登山しているそうな。
女性は待機。
男女平等とか言ってますが、アメリカほど男女の別がはっきりしている国はないと思いますよ。
女性はやっぱり守るべきものなのね、この国では。

義父母のところには、ワシントンから義弟が緊急帰宅しているので、義父、義弟、庭師の面子で、登山を開始、昼までに家に到着したらしい。

結果、残念ながらやっぱり母屋は燃えてしまったらしい。
そして、何故か私の滞在していたゲストハウスと、駐車場のプリウスだけ無事。

ゲストハウスのすぐ下の果樹園と、隣のプール、馬小屋は全焼。
プリウスの隣に駐車してあった、秘書のトラック(なんでトラック)は、燃えた木の下敷きになってお釈迦。
電話をくれた義父が「皇帝の物は無事だよ」と言うので、家自体に火が来なかったのかと思ったら、まさに、皇帝の物だけが無事と言う意味だった。

皇帝魔女疑惑。

ジャバ夫さんのプレゼント(アクセサリー類は、引越しで紛失しないように、全部持っていっていた)や、結婚式のお祝いの品々、買ってもらったばっかりのMAC等等。
色々大事な物もあったけど、家族の命に比べたら、燃えても仕方のないものだと、言い聞かせることが出来た。
でも、どうしても諦められなかったのが、母が赤ちゃんのために編んでくれた茶色のセーター。
ゲストハウスのクローゼットの中にあったのだ。

あーそれだけはどうにか燃えないで欲しいー。
と毎晩念仏のように唱えていたら、残ったのだ。

しかし、ゲストハウスに生えていたティーツリーが全焼したのに、何故に家だけ残ったのか。
皇帝の執念か、母のご利益か。

馬はアニマルレスキューに救出されて無事。
鶏は家畜なので助けてもらえず、ガスタンクの隣にいたので、ローストチキンに。
亀は行方不明。
鯉は池の深いところにいたので、半分は無事。

災害と言うのは、恐ろしいものでございます。
なむなむ。

ロッキーは元気。


皇帝