皇帝の日記
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そんなわけで、極寒のオクラホマに飛ばされてました。 生きて帰ってきたよ。
皇帝が到着する前日に、ツイスターが大ヒットして、街中の木がなぎ倒され、全部枯れていた。 さらに、アイスストームが直撃し、全体的に灰色な色彩。 雲は五階くらいの高さまで下りてきて、重くのしかかる感じ。 せつない・・・。
ジャクソン大統領に連行されたネイティブの気持ちを想像すると、やりきれないもんでございます。
そんなぶっ壊れシティ、タルサにアメリカ政府は一切の災害援助の打ち切りを宣言。 何故なら、しょっちゅう竜巻で壊れるから。 意味がわからない理由だ。 せつねえ・・・。
今回は、ジャバさんの生まれ育った場所めぐりがツアーに組み込まれていた。 ジャバパパは裸一貫からのし上がってきた男なので、ジャバさんが幼少時代を(というか高校まで)過ごしたところは、あんまり治安のよくない、裕福でないところなのだ。 もちろん歩くのは危険なので、車で回るだけ。 どのくらい危険かと言うと、ジャバさんの生家周辺の、唯一のコンビニエンスストアは、毎回オーナーが銃で撃ち殺されて代がわりするというほど。 道は荒れはて、コロンバインの映画が撮れそうなご近所。 倉庫みたいな四角い家が、ゴミに埋まっているのだ。
ジャバさんの級友の生存率が50パーセントと言うのは、けして誇張していたのではなく、18歳まで生き残れればラッキーなのだ。
全ての建物やレストランのトイレは、厳重に鍵がかけられ、トイレの中で麻薬をやって、住み着く人間が出ないようになっていたりする。
さらに、ダウンタウンの道路は市政のミスで破壊されたまま修理されず。 信号機は黒いビニールをかぶせられたまま。 市民は例外なく肥え太り、椅子から身体が倍くらいはみ出ている。 歩行が困難で、杖をついている人が沢山。
悲しみよこんにちは。
天気が悪いから、悲しく見えたのかもしれない。 ツイスターで飛ばされて、車につぶされたリスが一杯落ちていたのも、辛気臭さに拍車をかけていたのかもしれない。
31にもなって、誕生日パーティーって(ぷぷ)とか言ってごめんよ、ジャバさん。 生き残れておめでとう。
帰りに、空港で「牛を転ばすより楽しい遊びってないね!タルサ」と書かれたTシャツを買った。 ダサすぎてナウい。
皇帝

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