皇帝の日記
目次もくもくぶらり過去旅ぶらり未来旅


2008年02月13日(水) 死んだ町

そんなわけで、極寒のオクラホマに飛ばされてました。
生きて帰ってきたよ。

皇帝が到着する前日に、ツイスターが大ヒットして、街中の木がなぎ倒され、全部枯れていた。
さらに、アイスストームが直撃し、全体的に灰色な色彩。
雲は五階くらいの高さまで下りてきて、重くのしかかる感じ。
せつない・・・。

ジャクソン大統領に連行されたネイティブの気持ちを想像すると、やりきれないもんでございます。

そんなぶっ壊れシティ、タルサにアメリカ政府は一切の災害援助の打ち切りを宣言。
何故なら、しょっちゅう竜巻で壊れるから。
意味がわからない理由だ。
せつねえ・・・。

今回は、ジャバさんの生まれ育った場所めぐりがツアーに組み込まれていた。
ジャバパパは裸一貫からのし上がってきた男なので、ジャバさんが幼少時代を(というか高校まで)過ごしたところは、あんまり治安のよくない、裕福でないところなのだ。
もちろん歩くのは危険なので、車で回るだけ。
どのくらい危険かと言うと、ジャバさんの生家周辺の、唯一のコンビニエンスストアは、毎回オーナーが銃で撃ち殺されて代がわりするというほど。
道は荒れはて、コロンバインの映画が撮れそうなご近所。
倉庫みたいな四角い家が、ゴミに埋まっているのだ。

ジャバさんの級友の生存率が50パーセントと言うのは、けして誇張していたのではなく、18歳まで生き残れればラッキーなのだ。

全ての建物やレストランのトイレは、厳重に鍵がかけられ、トイレの中で麻薬をやって、住み着く人間が出ないようになっていたりする。

さらに、ダウンタウンの道路は市政のミスで破壊されたまま修理されず。
信号機は黒いビニールをかぶせられたまま。
市民は例外なく肥え太り、椅子から身体が倍くらいはみ出ている。
歩行が困難で、杖をついている人が沢山。

悲しみよこんにちは。

天気が悪いから、悲しく見えたのかもしれない。
ツイスターで飛ばされて、車につぶされたリスが一杯落ちていたのも、辛気臭さに拍車をかけていたのかもしれない。

31にもなって、誕生日パーティーって(ぷぷ)とか言ってごめんよ、ジャバさん。
生き残れておめでとう。

帰りに、空港で「牛を転ばすより楽しい遊びってないね!タルサ」と書かれたTシャツを買った。
ダサすぎてナウい。


皇帝