皇帝の日記
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2007年06月29日(金) ノルウエー7

朝から咳き込む咳き込む。
しかし、今までずっと曇り空だったベルゲンが、本日はじめて晴天。
なんとハイキング日和。

バスに乗って港まで行き、すぐそこまで迫っているフロイエン山の麓のケーブルカー乗り場まで行く。
ベルゲン券で乗り込み、終点まで一気に上ってゆく。
ヨーレリヒ〜。

晴れているので、街と海と遠くの山と家々が全て見渡せる。
素敵ー。

このポイントで、ブランチを取る。
絶景ポイントにはホテルが有って、その一階のカフェで食事を出してくれるのだ。
海老バーガーを食べていたら、海老がパンに詰まりすぎていて、ボロボロ飛び落ちて行き、コーヒーの中にどんどん入っていった。
海老コーヒー。
ちょっと油っぽい。

ハラが一杯になったら、くだりの道を徒歩で降りることにした。
ハイホーハイホー。
夏なので、苔が綺麗な緑色で、びっしり生えている。
映画のセットのような大自然。
天気が良くなって本当に良かった。

麓まで、写真を撮ったり寄り道したり、ざっと一時間ちょっと。
十字架教会が開いていたので、中を見学して、ブリッゲンへ。

ブリッゲンは大昔の街が、極力そのまま残してある区画で、木造の家の中に、今は観光客むけの店が並んでいる。
木造なので、何度か消失しているが、その度に同じ建築方法で建て直されているとの事。
細かい路地を、くまなく見まくり、港の魚市場へ。

ここで、キャビアの缶を家用に幾つか買い、長靴を買い、学友のためにタラコのペースト(アルミチューブに入っているので、歯磨き粉っぽい)と、鯖の缶詰を買い、懸案のイチゴを買う。

青い海と赤いイチゴのコントラストを楽しみつつ、食べる。
昨日見た前衛芸術のまねをして、「この赤さは若者の残酷を、この青は孤独を表現している」とか適当なこと言いながら、カップ一杯分食べた。
甘くておいしかったけど、手が真っ赤に染まりました。

ついでに、いつ見てもおいしそうだった、揚げた魚も食べてみる。
皇帝の顔の2倍分くらいの揚げ魚。
半分以上はカモメに食べられました。

バスに乗って帰る。

沢山歩いて疲れたので、バスの中でうとうとしていると、ジャバさんが「降りるよ」と起こしてくれた。
飛び起きて降りると、なんか違う。
良く似てるけど、なんか違う。

・・・・違う駅じゃん・・・・。

次のバス、30分後だし。

てくてく歩く。
30分くらい歩いた。
またハイキング。

学友の家に到着すると、ノルウエーの家庭料理を作って待っていてくれた。
彼女はこのアパートが、最も狭いアパートだと言っているのだが、48M×48Mだそうな。
広いなあ。
その上、湖の真上に乗り出した広いベランダが付いている。
湖とアパートの間の敷地には、木がわんさか生えていて、ハリネズミや野鳥がうろうろしている。

街からバスで15分で。
仕事9時17時で。
森の中で小鳥と住めるのだ。
税金は高いけど、医療費学費無料。
幸せってなんだっけ、と思う、自殺率No.1国家から来た皇帝は思うのであった。

巨大な揚げ魚を食べたばかりなので、ジャバさんとおなかを減らすために、湖一周ウォーキングをすることにした。
今日は歩いてばかり。
湖の周りは森で、学友によると白夜じゃないときは狼が出るとかなんとか。
皇帝が出会えたのは、よくわからない野鳥と、卵を温めてる鴨、それから大量の蚊柱。

一周すると、やっぱり30分くらいか。
地元の人たちの散歩コースらしく、人通りはけっこう有った。
皆友達とおしゃべりしながら歩いているのだが、蚊柱が口に入ったりしないのだろうか。

ようやくおなかに空きができたので、夕飯をいただいて、寝る。


皇帝