皇帝の日記
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2007年03月07日(水) 料理本とLACMA

そんなわけで、毎日料理の本をじろじろ眺めていると、とても勉強になる。

「卵1/2」とか書く人は、卵の残りのことは教えてくれないのだろうか。
「卵白1/2」なんて、残されたものの方が多い。
あと、「れんこんは、茹で上がったら皿に盛り、つやを出して仕上げる」とか書かれても・・・。
つやは勝手に出ているのでしょうか。
それとも、あえてなんかしないといけないのでしょうか。
こういうのは、初心者の怖気づいた心にやさしくない。

子供のころから漠然と聞いていた母の教えは、時々とてもためになる。
色々思い出しているのだが、特に毎日役立っているのは「ガス台は熱いうちに拭け」だ。
こちらに来たとき、厚い焦げに覆われていたガス台も、毎日こつこつ拭き続けているうちに、ようやく白くなった。

でも、皇帝は背がちまっこいので、ガス台の手前しか使えない。
ので、手前のガス台ばっかりきれいになっていたのだが、こないだルームメイトの舅が、奥のガス台を使っていて(190近い大男なので)、手前のガス台がきれいになっているのに気がついたのか、台拭きで「GHAAAAAAAA!!」とアメコミ的な勢いで拭いたら、あっという間に全部真っ白になった。
世界中の力のある人が家事をしたらいいと思った。

さて、先週美術館でマグリットの展示をしていたので、最終日に滑り込みで見てきた。
マグリット関連作品も展示されていたので、リキテンシュタインとかも見れて、お得な感じでした。
展示室の絨毯が、すべてマグリットの空の柄になっていたり、扉がマグリット(ゆがんだ穴が開いている)だったり、壁から足が出ていたり、学芸員が全員マグリットの描くスーツと帽子のコスチュームだったり。
いつの間にかマグリットランドに入場していた。
無理やり味わってください、と言う感じだ。

マグリットは、途中15年ばっかり、蛍光色の良くわからない絵を描いていたのだが、まったく売れなかったので、あのスタイルにまた戻ってきたりしていた。
かわいそうだけど、やっぱりちょっとだけ展示されていた蛍光色の絵は、ちっともかわいくなかった。
やっぱりマグリットは好きだ。
色も質感も、プラスチックっぽくて。

あと、本人以外の人の作品は、あれな気持ちになった。
あれです。
オマージュって言うの禁止。
パクリって言え。


皇帝