皇帝の日記
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2005年02月26日(土) イタリア・ローマ2

まだローマにいる。
朝は相変わらず大変にまずい朝食をとり。
あまりのまずさに、昼用弁当を作る気にもなれずに、外に出る。

すると、ヴァチカン行きのシャトルバスが停車していた。
すぐ人が一杯になるので、乗れないといわれていたやつだ。
そろそろ出発といっている。
確かに、日本人で一杯なのだが。
日本人の性質からか、二人ないし三人のグループで固まって座り、かつグループごとに間隔を開けて座っているので、ハルちゃんと別れて座って、普通にヴァチカンに行くことができた。
わずかの間でも、離れるのが嫌な人たちは、乗り損なって、タクシーかバスで行くようだった。

さて、ヴァチカン。
世界最小の国。
このとき法王が入院中だったので、主のいない国だったわけだ。
ヴァチカンはもちろん、現役の法王庁と、付属の美術館が見ものだ。
どれだけの歳月、どんな悪いことをしたら、これだけの美術品が集められるのか、というくらいの充実したコレクション。
すばらしい。

ところで、サン・ピエトロ寺院に入らなければ、有名なミケランジェロの最後の審判などを見ることができない。
で、列に並んでみると、これが東京ディズニーもかくやと思われるほどの並びぶり。
次の部屋に入ると、蛇行した列が続き、次の部屋もまた列。
この繰り返しで、ようやく最後の審判と、天井画を拝むことができたのだ。
大広間で、客が皆天井を見上げている様は、やはりシンデレラ城っぽいな、と思いました。
朝から出てきたのに、閉館時間も迫っていて、見れて良かった。

ところで、ここで記念に十字架のアクセサリーを買ったのだが。
後で聞いた所、ヴァチカンでこの時十字架を買った人は、全員ツアー中にいやな目にあっているのだった。
異教徒に呪いをかけているのかもしれない。

さて、雨の中を、もはや慣れっこの地下鉄に乗り込み、骸骨寺に行く。
骸骨で、部屋中を飾っている、変な寺だ。
つまり、建物それ自体が、大きな皆のお墓というわけで、罰当たりにも異教徒が侵入し、「やだー」とか言うわけなんだな。
これが。
入場料は只。
ココロザシを払えばいいだけ。
ところが行ってみると、三時開館だったので、近所にあるバルベリーニ美術館に先に行ってみた。

バルベリーニさんは、普通のお金持ち貴族だった人だが、今はそうでもないらしい。
コレクションを一般公開している、なかなか偉い人だ。
こっそり名画を持つのは、やめた方がいい。
皆見たいのだから、見せなさい。
で、見たかったラファエロの絵は、なんと今ヒューストン美術館に出張中!
がーん。
見れそうで、見る機会が全く無い。
コレクションは小規模なので、二部屋で終わり。
学芸員(?)のおっちゃんは、英語を勉強中で、やたら丁寧に一つ一つの絵を解説してくれたが、ひどい英語だった。
英語をローマ字読みしてはいけない。

見終わって、骸骨寺に戻るが、まだ時間が有ったので、コーヒーを飲みに、喫茶店に入る。
イタリアはサービス料が高いが、ここは特にひどく、コーヒーの単価よりも高い値段をとられた。
ひー。
そして傘を忘れる。
とりに戻ったら、あったのでよし。

骸骨寺は、すごかった。
どうすごいのかは、一見に如かずだが、すごいのですごい。
ポストカードを買い、寺の運営費にやや貢献したのち、テロテロ歩いて、トレヴィの泉に向かう。
この噴水にお金を投げ入れると、またローマに帰ってこれるというやつ。
どういう帰ってき方なのかは保障されていないので、やや不安。
さて、このお金、月曜日の朝に回収されるそうだ。
ローマ市政を支える、大切な収入源なので、やれ四枚入れろとか三枚入れろとか、うるさい。
トルコリラと、韓国ウォンの残りを入れておいた。
どちらも円に直せないほど小額。

夜も遅く、暗くなってきた頃、雨もザンザン降ってまいりました。
映画の舞台になった、スペイン階段を見てみたが、暗すぎであまり見えず、暗い写真を撮った。

夕食を、ホテル近くの適当なパスタ屋さんでとる。
イタリアは、パンは死にたくなるほどまずいが、パスタはどこで食べても美味しい。
美味しいのだ。
モー。
赤ワインをかっくらい、酔っ払う。

のらくら、歌いながら歩いてホテルに帰る。


皇帝