皇帝の日記
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2005年02月15日(火) スペイン・ミハス・グラナダ

朝、海辺のホテルから、ミハスへむけてバスで出発。
ミハスというのは、ちょっと小高い山の上の村で、可愛らしい建物や石畳などの町並みが残る、知る人ぞ知る、知らない人は知らない観光名所である。

どんなに小さなところでも、日本人は住んでいる(ぽつり。
ミハスでアクセサリーをごちゃごちゃと買う。
ここで、ベンジャミンさんという黒人の移民の店員さんと知り合う。
身長実に210センチ。
おじさんは英語が上手で、気さくに値下げをしてくれた。
いい人だ。
ボブマリーの音楽をかけていたので、皇帝がボブと同じ誕生日であるとアピールしておいた。

猫を見る。
スペインの猫は皆、顔が傷だらけで、毛があちこち抜け落ちている。
人間と見れば走って逃げ出す。
たぶん、いじめられているのだろう。
スペインの動物は、猫に限らず鳩やかもめなど、皆人間をおかしいくらいに警戒している。
そして痩せている。
いじめの現場はこの後目撃するが、それはその時にでも書こうとおもう。
南米で大虐殺した野蛮な血は、滅びることなく脈々と流れている、と言っておこう。

ミハスからグラナダへ。
グラナダは、かのレコンキスタが完了するまでの間、イスラム教圏だったところだ。
有名なイスラム建築、アルハンブラ宮殿がある。
宮殿の外側は、あまりたいしたことはない。
だが内側は贅沢なタイルや装飾が施され、なかなか素晴らしい建物だ。
この日は風が強く、強風にあおられた糸杉が、ブンブンしなっていた。

夜、本場フラメンコを見に行く。
セクシーな踊りかと思いきや、かなり激しい性質の舞踏で、ステップを踏むたびに会場のもろい天井がバラバラ落ちてくる。
円もたけなわ、クライマックスというときに、観客も全員「まさかあの人が踊るわけがない」と思っていた、奥に座っていたおばあちゃんが登場。
朗々と歌い、踊り、拍手喝采を受けたのだった。
おばあちゃんのドレスは、天道虫柄・・。

ホテルへの帰り道、バスの運転手さんが、夜景の綺麗な丘に連れて行くとのたまわって、妙なところで下車させられ、かなりの距離を歩かされた挙句に、工事でビューポイントは閉鎖されていた。
しかし運転手さん、フェンスを壊して突撃。
ひえー。
速く写真を撮れ!といわれて、慌てて撮影したが、カメラで夜景を撮るのは難しい。
へんな画像が取れた。
なんどもデータから消そうと思ったが、たどり着くまでの苦労を考えると、消せない皇帝であった・・・。


皇帝