天上天下唯我独尊

2020年04月22日(水) 「コロナ」という略称について

新型コロナウイルス→新型コロナ→コロナ

こうなるのはわかっていたが、最近コロナコロナと略して呼ぶ馬鹿が増えて来て、殊更腹立たしい。
はっきり馬鹿と呼ばせて貰う。
「コロナ」と略して言っちゃう奴は馬鹿。

事もあろうにうちの主人までが「コロナ」と言い出したので、やめてくれと言った。
何が悪いのかが理解出来ないようなので、説明してやった。
「コロナのような形をしたウイルスだからコロナウイルスって言うの。本体はウイルスであってコロナではない。だからコロナと言う呼び方はおかしい」
それでも不満げなのでイラっとした。
「それって、トイレットペーパーの事をトイレと略すようなものでしょ。おかしいでしょ。
そんな略称で呼ぶ奴は、言葉の成り立ちを理解していない馬鹿という事で、私が選んだ私の配偶者が馬鹿だというのは、私にとって耐えがたい事なの。
だから頼むからやめて」
という訳で、我が家でコロナ呼びするのは禁止となった。

コロナビールの売り上げが落ちているという噂だけれど、これこそ本当の風評被害でしょ。
トヨタとか株式会社コロナとかも、もっと怒っていいと思うの。
コロナショックとかコロナ禍とかいう言い方も、記者連中には電波や紙やネット媒体で使うのは禁止にして貰えばいいのに。
他人事ながら腹が立って仕方無い。
だから私は最初から「武漢肺炎」で通しているというのに。



2020年04月21日(火) 何でこんなにヘタレなのか

先月中旬に、武漢肺炎の雲行きが怪しいので暫く一人で頑張るから来なくて良いよと妹に言われてしまった。
という訳で、収入が途絶えている。いい小遣い稼ぎだったのになぁ。
甥っ子にも1箇月以上会っていない。
最後に行ったのは、先月上旬だったか。
あの時、甥っ子の髪をバリカンで刈ったのだった。
甥っ子からはあんまり短くしないでねと言われていたのだが、アタッチメントを付けたのに私が間違ってバリカンを裏返して当ててしまったため、結局甥っ子はくりくりの坊主頭になってしまったのだった。
「ご、ごめんね、短くなっちゃった……」
「まあいいや。だいぶあったかくなってきたしね!」
と甥っ子は意外と髪型には拘らず、こちらはホッとしたのだった。
今思えば、暫く散髪せずに済むし、あれはあれで良かったのかも知れない。怪我の功名と言うか。

妹の携帯電話から着信があったので出てみると、甥っ子が泣きながら、
「おばさま……」
と言ったものの、後が続かない。
どうしたの?と訊いても何も返事が無い。
ずっとしゃくり上げている。
何か急を要する事態でもあったかと一瞬身構えたが、妹の笑い声が聞こえた。どうやら大丈夫らしい。
甥っ子が何も喋らないので妹に訊いてみると、歯が抜けて、血が出たショックで泣いているとの事。
え……これ、2本目だよね?
あのさぁ……。
「痛かったの?」
「……ううん」
「じゃあ何も泣くこた無いだろ。1本目なら兎も角、もう2本目でしょ。
次に保育園で抜けたらどうすんの? 皆の前で泣くの? 嫌だろ?
それにこの先、あと何本抜けると思ってんの。いい加減慣れようや。な?」
私の言葉が甥っ子に届いたかはわからないが、妹は、そうだよあと18回も抜けるんだよ!と言いながら笑っていた。
そう言えば前回、歯がぐらぐらしていて、保育園で抜けたらどうしよう……と考えているうちにお腹が痛くなって、保育園休むとか言い出してたんだよな。結局登園したけど。
こういうところは義弟に似たんだなあと思う。
なんというヘタレ……先が思い遣られる。


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