■つれづれ日記■
光樹



 予告

いやーさいきんテニプリおもしろいねー!!! ぎゃほー!!!
毎週楽しみでならぬよ。これほんと。

話は変わるが(変えるなよ)デスノート後編観にいったよ! 感想はまた後日!


2006年11月09日(木)



 デスノ後編

 デスノ後編観て来た!
 以下ネタバレ観にいってないひとは全員回避ー。絶対回避ー。絶対だ!













 今年は本当にデスノ祭でした。こんな風に邦画を色んな方向から全面バックアップしてムーブメントを作って、みんなでそれを楽しみにして、その流れに乗れるってのが楽しかった。ドラクエの発売日みたいに、リアルタイムで楽しみにして、みんなでやいやい言って。ドラクエのころと違うのは、ネットがあるからそれを日本中で同時にできるってところですか。

 そんなデスノイヤーの最後を彩るにふさわしいと、まあ言ってもいいんじゃないでしょうか? うん、面白かった。フォントサイズ6にして「面白かった!!!!」とやるほどではないが、面白かったと言えます。

 月の配役がどうのとか、そういうとこは前編ですでにマイナス点として計上されているので、後編にはあまり障りがないということもある(要約…慣れた)。ただまあ、藤原竜也の顔にだけは、最後まで違和感を拭えなかったかなあ私は。演技はもう圧巻でしたけども。考えてみれば鹿賀丈史と藤原竜也だよ。月の最後に夜神パパがいたればこそ生まれた凄まじい臨終のシーン、二人の演技にはもう、うなったです。

 原作を、真面目に、そしてオリジナリティをいれてかつ原作から逸脱しないよう監督なりの細心の注意を払って(結果はどうあれ、その気遣いをして、という意味)、丁寧に。原作のエピソード同士を擦り合わせ、切り、繋ぎ、そのうえ、映画だけのエンディング、の形にもってゆく。この監督の態度や姿勢がまず私は好ましいと思う。結果がどうかというのはまた別なのだけど、その、「きちんと作ろう」という姿勢が。人としてすごく好印象を抱くなあ。も、姿勢からしてダメな映画なんか山ほどあるんで(笑)。

 んでその結果に関しては。前回も言ったけども、「デスノート」を実写映画にするときに取る方向性として、間違ってないので、それだけで充分なのですけど。ヨツバキラ編を無くしつつ高田清美を交えてうまいこと持ってったなあと思える。時間経過が原作より短い(あるいは短く感じる)ので、白ライト&L共同戦線の楽しさとかっていう原作の魅力はなくなってたし、叙情的な部分はかなり軽くなってた気がした。もったいないけど仕方がないか。この時間内に収めるなら。
 でも手錠と「はじめての友達ですから」の台詞はなくなると寂しい。台詞の方はまあ二人は学友ではないし時間経過が短いからあると不自然だけども。「友達になれなくて残念」と言わせるならば、やっぱりあってもいいんじゃあ?
 あとレムがミサにこだわる心情はちょっと説明不足すぎじゃないかな。原作でも説明は少ないんだけど、時間経過が長いのと、描写で、充分伝わってたのだけど。この監督全体通して叙情的なことは苦手っすよね。多分。

 エピソードの「擦り合わせ」で上手いところへ落としたと感じたのは、ヨツバキラ編と高田清美の合成と、ラストに月を追い詰めるのがパパであること。この物語で進んできたからこそ生まれた火口と高田のコラボ(笑)であり、夜神パパが生きていたそして鹿賀丈史だったからこそ生まれたラストシーンか。

 トリック的なことに関してはきっと色々誰かが考察してくれてるだろうから割愛するけど、まあちょっと幾らなんでも月が不用意すぎる(苦笑)。確かにあいつそういうとこあるけどな(笑)。勝利を確信すると顔が笑っちゃうってとこが(笑)。
 色々考察とか読んでまた反芻するのも楽しいかも。やっぱりでも、あの、Lの使った最後のトリックは、何故だか今まで思いつかなくて、美しくて、前後がどうあれそれだけでも、私は合格点つけたと思いますよ。デスノートに対抗する、最強にして最後の形。
 Lが勝ったという形になってしまった。「L対月」は月の勝利、という形を崩してほしくはなかったけど、「L(含むメロニア)対月」ではLサイドの勝利となるわけだから、2時間枠で決着をつけるときに、まあ、「L優勢引き分け」、という形にしたのは、アリかなあと思います。Lが生き残ってしまってたらわたし的にはNGだったけど、あのラインが、ぎりぎり、OKラインだったような気が。Lもあの決断を選ばされたわけだから、勝ちではないものな。原作のLはしないと思うけど。
 形としては美しすぎるとすら思う。良くも悪くも。L美しすぎるよL。パパも。

 違和感の拭えなかった藤原月も、これで終わりかと思うと寂しいです。あの人の舞台向きな演技が月の白々しさにはマッチしてた。松山ケンイチのLがもう見れないのはもっと残念。パンフにもちらっと書いてあったが、Lは様式的な部分が大半を占めるキャラ(要約…外見とポーズ似てればもうオッケー)だけど、でもその様式があまりに完璧だったし、その上演技やシャベリや雰囲気もよかったから、もっともっとその上で動くLを見たかったです。もうなんか…ちょう可愛かった…。
 これは原作でもそうなんだけども、月とLのいる空間が私は大好き。もっと見たいと思う。赤マルジャンプとかにある4コマとか最高だなあ。だから、L単体の過去話とかにはあまり興味はなかったりするので、ロサンゼルスBBの小説とか、パンフでこっそり前フリ?されていたLの過去ものには…あんまり…。まあ作られれば観ると思うけど。

 これ、結構私気にいってるのかなあ(誰に聞いている・笑)。前回50点をつけたあの前編を踏まえた上でなら、85点。充分鑑賞に耐える作品だった。
 随分高い得点のように感じるだろうけど、これは要するにこういうことではある。ただもう、前編を観て、とにかくも後編を観ようという気にさせた時点で、この作品は、勝ち。合格。だから余程バカなことをしない限りこの後編は合格になるはずで、この丁寧な監督なら、そんなバカなことはしないわな。
 だから、なるべくしてなった好成績、です。ある意味では100点か(笑)。
 85点超なのに、この口ぶりはなんだと言われれば、いやまあ、…ねえ?(笑)なるべくしてなったというか、こうしかなりようがなかったというか? 抜けたものも沢山ある。変わってしまったことも大きい。Lはあれはやらない気がする。月はやっぱりああではないと思う。でも実写映画の大筋としてこうなるしかなかった、というラインまで持ってきてくれただけで十分なんですもん。漫画の実写化と聞いて数々の惨劇を思い出さずにはおれない私としては。
 原作既読でこそ楽しめる、というよく使われる言葉の、珍しい一例だと思います。よく使われる意味とはかなり違う。
 未読の人はどうかな? 前編は未読の方が面白いかと思ったんだけど。でもきっと、前編を観た未読者は原作を読むでしょ。それから後編観に来るでしょ。その順番が一番楽しいんじゃないかな。

 とすれば、やっぱりこれは、成功した映画ですよきっと。




 一夜明けてみると、なんだか心がデスノでいっぱい。いろいろ差し引いても、良かったところがこういう気持ちにさせるのだろうな。いい夢みさせてもらった感じ。面白かった。



2006年11月10日(金)



 25周年

「ジョジョの奇妙な冒険」が連載25周年を向かえている。そんなコアな人気を誇るジョジョだが、それに登場する特殊なポージングを皆で再現しようというステキ企画、「ジョジョ立ち」とゆーのがある。むかしむかし日記でも書いたような気がする。最初はサイトで紹介された企画のページだったのがどんどん参加者を増やし、鬼教官とゆー人の見事なスタイルと再現度も相俟って、ついに原作者の前で披露までしてしまったそうだ(笑)。

すごいなー。夢はかなうもんなんだなあ。

ちなみにこのページ下段の年表にある大阪での青空教室には私も行ったよ(笑)。仕事場の近くでびくびくしながらな!



2006年11月18日(土)



 奈良づくし

 テニプリおもしろいなあテニプリ。氷帝再戦は内容があまりにおかしくなってて、コノミンは実は再戦を描きたくなかったのかなあとか思ってたんですが、おかしくなったのは内容じゃなくてコノミンだったのか。


 でも今までジャンプで壊れた作家とか耐えきれなくなった作家(画像の人が小春にそっくりと噂の奈良くん)を見てきたが、正気か狂気か判別できないところがコノミン。


 今日のネタ。スティーブン・セガールを倒すには
こうしてみると究極の生物(アルティメット・シィング)だなあセガールって。



2006年11月20日(月)



 DVD

 テニミュ六角のDVDを購入。バカでかいいつぞやの箱はなくなり、結構な事です。本編の時間が短いせいか、人数が多いせいか、特典映像が多めなのもいいですね!

 そして今回の特典はキャスト写真柄のトランプ(笑)。まあたくさん写真が見れていいことですね! ただこれ、1枚の紙に4枚分がミシン目で切り取れるようになっているので、私のように写真が見たいだけの人間は、うっかりバラバラにしてしまいそうで怖いですね。

 トランプでなければもっといいのに。(根本を否定)



2006年11月22日(水)



 ザンプ

 よかった。小畑先生の新連載「BASTARD!!」だと思ったのは私だけじゃないみたいだ。なつかしいなあダークシュナイダー。

 つかいまどきのジャンプで珍しいタイプのエロだ。いちごぱんつ以外のこういうエロはほんと懐かしいや。

 テニプリ? いやなんかもう予想もつかない。



2006年12月06日(水)



 取り急ぎ立海レポ告知


12月1月は色々萌えが多すぎて追いつきません。とりあえずバンビーノ+と滝翼とエリザ来日コンサートをなんとか描きたかったのだが…ム、ムリ…か?! 「私がオバさんになってる?!」上京から帰ってきました。ブリのライブまでになんとか…かんとか…!

 そんな中、立海レポはちまちまかいとるよ。目下の課題はどう書いても82入れ替わりがややこしくなることだ文章的にも絵的にも。絵は、描いてる本人は間違えないけど、見る人にまでは伝わらないだろうからどうしようかと…。という感じで練習中。連れがまだ一人も観戦してないので私はミッフィーのように口を縫いつけられた状態です。ああ。まるで椅子に座らされた江頭2:50のように挙動不審に動きを封じ込められています。ああ。



2006年12月31日(日)
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