だだ争論

だだの日記

2008年08月17日(日) 白びかりする水をわたって この雷と雲とのなかに

無事に、北アルプス縦走から帰還。
予定通り、立山、剱を経由して水平歩道を行くルート。

コース的にはとってもおすすめなのだが、いかんせん天気が…。
5日間中、5日とも雨にやられてしまったよ。
そのうち、3日間は雷付き。
幸い、雷が鳴ってる時はテントの中にいたので大丈夫だったが、
山々に囲まれて反響がすごく、かなりおっかなかった。

北アの縦走は今回で4回目だが、
4回とも必ず雨の被害にあっている。
相性がかなり悪いね。

そんなこんなだったので、今回は精神的にも肉体的にもかなりきつかった。
自分の体力や技術・知識に限界も感じた。
取り組み方を考え直さないといけないとも思う。

ストイックに臨むのもいいけど、
次回はもっとこう、楽しくのんびりと過ごせるようにしたいな。


唯一の心残りは、4日目にフルーチェを食べようと沢で牛乳を冷やしていたら、
牛乳が流されてしまったこと。
一応、石で重しをしていたのだけど、詰めが甘かった。
次回リベンジだね。



2008年08月02日(土) 女の子とデートする休日

今日は比良山に沢登り。
前回の大所帯と違って、2人だけで行ってきた。

前の沢は、いわゆるシャワークライミング的なものだったけど、
今回はロープを使うなど、命を確保しながらの本格派。

ニ人三脚のロープワークは、
相方の命を預かっている責任感と、
滑り落ちたら死ぬかもしれないとの緊迫感から
今まで味わったことのない真剣な気持ちだったが、
それだけに、滝を登り切った時の達成感は
かなりのものがあった!

命綱付きとはいえ、危険な場所に立った時、
「生きたい」と素直に思った。
普段、漠然と生きている自分へのアンチテーゼ。


ある程度まで登り詰めたところで、下山。
あえて杣道(山で仕事する人が通る道)を歩いたところ
道を見失い、ずっと薮漕ぎをしていた。

一応目指す方向はコンパスで分かっていたし
とにかく尾根に沿って歩いたら林道に出るのは分かってたので
心配はしてなかったけど。
まぁ、何事も経験ということで。


はっきり言って
今かなり充実しているので、
女の子とデートするような休日はまったくいらない。
そんな暇があれば、山の中、沢の中にどんどん入っていきたい。
こっちの方がよっぽど、精神的に満ち足りたものが得られるよ。


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