2007年05月31日(木)
覚醒。



『ねえ 今夜は何でメールしてくれないの?』

いつもはとっくに始めている23時半近く
うたた寝てしまった私にマツが言う

『すみれが最初に送ってくれることで安心してたんだ
 俺はすみれとメールしていいのね って』

私は私でさ 
こちらから送ってばかりだと一方通行のような気がしちゃうんだよね

『わかった 明日から俺からも送るようにする〜!』
『今日のメールでまたスッキリしたカンジ』


『明日さ 昨日みたいにまた呼べない?』

あら 期待しちゃってる?
そんなにしたいのかいな^^ 















・・・・・・・








毎日電話をくれるめぐ
どんな状況であろうと 最後に言わされるあの言葉

今度逢ったときの話でいっぱいな今
あの人以上に 私を開花してくれそうな気配

恥辱 服従 羞恥


封印していたものが 解かれていく





2007年05月30日(水)
くるくる。



ねえ?馬鹿にされてそんなに楽しいのかよ!って思うの?

『うん 
 時々さ なんかこう妙にへこんじゃうんだよね』

で?すっきりしたわけ?

『うん!言いたいこと言えたからね
 それに・・・』

私からのメールの中に 浮き上がれた言葉があったらしい

『教えない!どれがピンポイントだったのかはナイショ』

くそー 
色々悩ませて自分だけ言いたいこと言えてすっきりしちゃって〜(>_<)




話が途切れたとき 私の髪に触れる

前からくるくるしたいとは言われていたけど
飲みに行った席でしか出来ないと思ってた

周りに目がないか焦っちゃったよ あのとき!

『いいじゃん!前からくるくるしたかったんだもん
 やっと出来たってカンジ』
『飲みの席でめちゃめちゃやってやる!
 次の日くるくるパーマになってるかもよ?すみれのキレイな髪が』


しばらく話をしていると
前を通りかかったT上司が笑いながら言う

『ねえ ふたり付き合ってるの?』

言わせておきましょう^^






2007年05月29日(火)
負の部分をさらけ出して。



『すみれは俺とメールしてて楽しい? 』

『Gさんとすみれのヤリトリ見ててさ 俺つまんない奴だな・・・と』

『最近さ うまく喋れないしすみれの睡眠邪魔してるし
 さらにGさんとすみれが楽しそうに喋ってるのをみて
 俺っていったい何なのかな
 すみれは俺とメールとかして楽しいのかな・・・と考えちゃたんだ』

ブースで3人で話した昨日
その夜に届いたのは こんな言葉

マツはそんなふうに考えていたんだね




『Gさんとのヤリトリは見てて腹が立つよ
 いつGさんに「すみれを馬鹿にするなよ」と言うか分からない』

これには一番驚いた
馬鹿にされてなんでそんなに楽しそうなんだよ!とマツは思うのかな





『俺が今日何でこうゆうメール打ったか
 それはすみれのこと「大好き」だから』




今夜のマツはAくんと恒例のお出掛け
いつもはメールを始めているこの時間も 携帯は静かなまま
 





2007年05月28日(月)
お互いに好きなもの。



昨夜 眠くなった私が『申し訳ないけど もう寝たいんだ』と送ったとき
返って来たのはいきなりの『おやすみ』

あれ?ご機嫌損ねちゃったかな・・・
限界だった私は『ゴメンね』とだけ送り 眠りに落ちる

『あれさ 怒った?』

『怒ってないよぉ!何言っちゃってるかな』

マツの言う「何言っちゃってるかな」がかなり好きなんだよなあ



背中をツンツンされ 振り向くと手招きするマツ
買って来てくれた飲み物を受け取る

そして 手に触れられるチャンスがあるかどうかを意識する瞬間

『ちょっと無理だね』と小声で笑いながら更衣室に向かって歩き出すと
マツもついてきます

『なぜか一緒に歩いてきちゃった』

更衣室前まで来て 初めて気がついた
意外にも死角だったんだ ここって



マツが私の方を向いて隣に座る
私もマツと向き合う

『はい 何か言いたいコトは?ん?』

しばらくはにかんだ後で

『すみれ かわいいよ』

今までは目の前で言えたこの言葉を
『最近は照れちゃって言えないんだ』とついこの前聞いた

と言いつつ こう送ってくる


『俺はすみれの照れた顔が好きなんだ』





2007年05月27日(日)
ささやき。



めぐの出勤前
私は仕事中の めぐの休憩時間
めぐは仕事中の 私の仕事上がり

今日の電話はこの3度

『いや〜 ホント癒されるよ』

それはお互いさまなのだよ


2度目の電話のとき 休日体制なので人は少ないけれど
それなりに誰かがやってくる私の席

『今日は○○さんと△△さんだから しょっちゅう来てうるさくてさ
 ここはオアシスになってるよ』

『そっか すみれはみんなのモノだからな』



私が終わったのはいつもよりもちょっと遅い時間

『めぐ 忙しい?』

『ううん グッドタイミング!』

これからかなりの量の仕事をこなすと言う


夜は大変だよね 

『いや すみれの声を聞けたからがんばっちゃうよ』

めぐが 昼間私に言わせようとした言葉を 
今度は私から催促する

『ほらほら 言ってみろ〜^^
 今は私の方が強いんだからね』


笑った後で聞こえたのは 小さな小さなささやき声





2007年05月26日(土)
声のプレゼント。



今日は話せないと言ってあった
今頃がんばってるんだろうな めぐは

タイミングよくひとりになる時間が出来たとき
あちらの状況を考えて ワンコールしてみる

すぐに着信

『わー!今日は話せないと思ってた〜』

がんばってるめぐにご褒美あげようと思って^^
思わず声が聞けると嬉しいでしょ?

『うん これで午後もがんばれるよ』
『ホント 大好きだよ』

おっ!
昨日と違って 今日は言える状況なのね

『すみれは?ん?』
『もう1回言って』

何度も言わせないでよ〜

『いいじゃん さあもう1回』


遊ばれてます カンペキに





2007年05月25日(金)
触れる心と触れる指と。



今日の電話は3回
『じゃあまた○時頃掛けるから』と次の時間帯を伝えて めぐは電話を切る

時計を見るともうすぐ
調べ物をするチャンスを逃さず ちょっと離れたところで作業を始める

『すみれのことだから きっとうまく時間を作ってると思った』

お見通しですな^^

このときのめぐ
てっきり休憩中かと思ったら まだ外にいると言う
機械が故障したらしく モノが来るのに時間が掛かったせいで
出発が延びてしまった と

『このまま帰ったんじゃ 電話すると言った時間に間に合わないから』




『いま人がいっぱいいるとこにいるんだ
 でもすみれなら言えるよね』

もうお約束になったんだな 





・・・・・・・




マツの指がそっと触れる
優しく絡む

今日の終わりにやってきた大きなチャンスを マツは私に教えてくれた
人の気配を気にしながらではあるけれど
いつもより長い時間 触れる指先

『最後のは別れるの寂しくてさ・・・
 このままいられないかなと思いながら握ってたんだ』



ストパーのおかげでサラサラになった私の髪

『すみれ見て綺麗だなって思った 髪の話ね(笑)』
『くるくるしたい』
『すみれの髪綺麗だったから触ってみたいと思ったのも
 くるくるしたい理由のひとつだよ』


時々意外なこと言うんだよな マツって





2007年05月24日(木)
長く続けるために。



今日はお休みのめぐから
午前と夜 二度の電話

『な〜んでこんなに好きになっちゃったんだろ』
『やめるなら今 だよ』

大丈夫?ちゃんとセーブ出来るようにしてね
最近なんか楽しそうじゃない?なんておうちの方に言われないように

『うん バレたらいけないって思ってるうちは大丈夫だよ』
『すみれとこうして話してるときは ひとりの男だから』
『こんな自分さ いったいどうしちゃったんだろうと思うよ
 でも今の自分も好きだな』




『絶対離さない』

突然まじめなトーンになる





『じゃあもう電話を切りますけども・・・(笑)』

あ また催促された^^





2007年05月23日(水)
このコ扱い / バレてるぞ。



『このコは全くなあ』

なんだか苦笑いのよう

『困ったコだよ ホントに』
『こうして電話するごとにどんどん入り込んでくるんだから』





お互い休みである明日
逢える方法を考えたと言う

『でもあーいう時間をたびたび持ってしまうと
 逆にバレちゃいそうな気がして』

休日に めぐがひとりで丸一日出掛けるなんてことがないそうで
そんなことがしょっちゅうあったりしたら
専業主婦である奥方に かえって怪しまれるらしい

『逢いたいんだよ 声聞くと余計に』
『飲みに行くんならいつでも行けるよね?』

うん めぐの方も仕事帰りなら怪しまれないもんね

『逢ったらキスするなあ』
『手は絶対繋ぐね』
『こうして話しててわかるでしょ?すみれのことを思う気持ちが』




『開花して欲しいんだよ』
『してほしいと思ったことは何でも言ってみて』

時々けなしたりすると こう返してくる

『あ!今のでいじめる気持ちが2倍になった!
 イヤって言われても絶対やめないよ』

忘れていた私の中のMが 目を覚ます



『じゃあ最後に言って
 すみれが思っている 素直な気持ちを』







・・・・・・・






同僚が尋ねる

『ねえ?○○さんてすみれさんとラブラブなの?』

は!なんですと!!

『○○さんはすみれさんのこと好きよね
 すみれさん来るのを今か今かと待ってるもの』

あらまー マツってば・・・
周りにそうカンジさせちゃってるわけか(笑)





2007年05月22日(火)
飾り気のない。



『あとでメールするから』

ん?なになに?

『メールの方が楽しみだろ?』

今日は結構 手に触れられた方だった
そのこと?
うーん・・・何言われるんだろう


『今日言いたかったことは「会えて嬉しかった」
 めちゃめちゃ会いたかったから。
 今回の3日は長く感じたし。
 本当に嬉しかった』


飾らないマツの言葉
素直で 思ったままで まっすぐで






・・・・・・・






今日の電話で知ったコト
このときすでに いつかこうなりたいと めぐは思っていたそうだ
私の答えを受け 肯定的であることに安堵したらしい

こんな打ち明け話がポロポロ出てくる最近の電話





2007年05月21日(月)
『めぐ』。



その名前をいつまで呼べるのか なんてのは考えない
ただ一日でも長く・・・それだけを願う

この不安は かつて
この先ずっと呼んでいられると思った名前が
あっさり 本当にあっさりと消えてしまったことから来ているんだろう

その人とはネットで知り合い カラダから入ったと言う不自然な形だったけれど
これはリアルから始まっている

ネットなんて全く関係ない とてもナチュラルな感情からの恋愛





聞いてみたんだ 何て呼ばれたい?って

『○○さんは嫌だねェ』
『友達はこう呼ぶけど』

それが『めぐ』だと言う

『女の子みたいで 家での電話のときは言いやすいんじゃない?』

わーい!めぐから電話だ〜とか?
めぐ逢いたかったよ〜とか?

『うんうん』

じゃあ決定! 

『すみれちゃんは?「すみれちゃん」のままでいい?』

呼び捨てでもいいよ それは任せる

『どっちがいい?』

そりゃあ呼び捨てがいいな 

『おっけー じゃあ明日から呼ぶことにしよう』

今呼んでみて♪

『えっ!ええええ・・・』

めぐ照れてます




お互いにさ いつまで呼んでいられるのかな(やっぱり聞いちゃった) 

『いつまでも呼んでいられるように
 がんばってバレないようにするんだよ』
『頭の中であぐらかいて居座ってるから(笑)』

カンタンには どかないね

『いや カンタンにどかれちゃ困るんだよ』





『大好き』

急に投げられた言葉に 体が熱くなる





2007年05月20日(日)
着信 4:44。



仕事が忙しかったために 遅れて登場したMさん
先日のことを意識してしまい 初めは私の目を見られなかったらしい

あの日 から話してはいても顔は見てないもんね


2軒目で寝てしまったGさん

『思うとおりに行かないね』

そう耳打ちし 隣にいた私の手を握る

先日の話をこそこそっとするときもあれば
わからないように堂々と話したりもして

Gさんを目の前にしながらの内緒話なんて 前回までは考えられないこと


この頃は打ち明け話というのか
お互いのプライベートな面の話をすることが増えてる

この前の電話でさわりだけ話したことを尋ねてきた
ひと通り聞いた上での Mさんなりの言葉がとても優しい



タクシーから降りて携帯を見る
4:44の着信 3分前だ

『思ってたことの半分しか出来なかったよ』
『でも半分出来たんだからいいか』

朝帰りになってしまった私の 今日の予定を心配してくれてる



ありがとう





2007年05月19日(土)
念願だったはず。



Gさんとお店を探しながら歩く
時々腕を組むと『ダメでしょ』とたしなめられる

仕事が長引いて遅くなると言うMさんが来るまでの間
確かこの前までは望んでいたはずの ふたりだけの時間

テーブルの下で手を繋ごうと言う
頭や頬を撫でる
喜ばせるためにしてるのか そうしたいからしてるのか・・・
なーんて考えるのはやめよう


先日まで10日間も休みだったGさん

『言った方がいい?「○○日までいないからね」って』

長い休暇のときはあらかじめ教えて欲しいな



『それ何?』

私の左腕のブレスレット

『わーっ!細いんだねェ』

なんですか今頃(笑)
マツも驚いていたけど カラダに比べて細いってコトでしょうか(>_<)




アドレスを交換した日の話になる

『あの時だだっこみたいにしてたでしょ 足をバタバタして』

それがとても印象的だったらしい 
その日の数日前に交わした エレベーター前での会話のことが出てきた
Gさんも覚えてたんだ

『メールすればいいのに』

激減したことをGさんもわかっていて
あの件以来怖いんだと言うと そう答えてくる

『もうなんとも思ってないよ』

話は尽きない
でもその話は発展するものではなく『気持ちを抑えなきゃ』の類
切なくなるのも当たり前


そしてMさん登場
話せたのはそんなに長い時間ではなかったけれど
それが終わってしまったことを たいして残念だとは思わない









2軒目を出たのは4時
明るくなっていることに3人でビックリ

タクシー乗り場で先にMさんを乗せ 見送る
そのまま2台めに乗るのかと思いきや

『電車で帰ろうかな』

『えええええええ!タクシーで帰ろうよ』

『うーん・・・じゃあ始発の時間見に行こう』

あたしだけタクシーに乗って帰ろうかな・・・と思っていたけど
歩き出したGさんの後をついていく

始発は5:25

『1時間もあるのかあ』

『どうする?待つの?あたしは車で帰るから一緒に帰ろうよ』

時刻表の前で向かい合って立つ

『近付いちゃおうかな ほら』

くそー 挑発してるなそれ!
何度か唇の前で止まったあと 吸い込まれるように重なる唇
さらりとした優しい感触

人の声がしたのでまた歩き出す
突然肩を抱かれ またキスが始まる

タクシー乗り場まで行くんだと思った
でもGさんは階段を通り過ぎる

『ほらあそこ 暗いところがあるよ』

シャッターが閉まったままの ショッピングビルのエントランス
Gさんは隅の柱に向かい合うように立ち 柱と自分の間に私を招き入れる

すぐに始まった長く熱いキス
服の上から ジーンズの上から手が触れる




タクシーの中で ずっと手を重ねていたけれど
この後下りた直後に掛かってきた電話の相手に 気持ちはシフトしている





2007年05月18日(金)
指と指。



マツが来る
しようとしていることがわかる
周りの気配をうかがう
手が触れる

その場でしばらく話をする
周りの状況が変わらないので
一度は離れた手が触れ 指が優しく絡まる

触れたいと思っている自分がいる






2007年05月17日(木)
楽しみだけれど痛む心は。



『すみれちゃんの望むとおりのことをしてあげる』
『奴隷になるって言ったのは そのことなんだよ』

艶っぽい話が続く
次に逢ったときには もっともっといろんなことをしてあげるよと



Gさんを含めての飲み会の日が決まった

『キスするだけ?』
『チャンスはあるかな』
『最悪 テーブルの下で手を繋ぐだけかも』

いたずら好きなMさん
プランを着々と練っております




今回はパスするというマツに 心が痛む







2007年05月16日(水)
定時連絡。



Mさんはあの時間の電話をそう呼ぶ
私の仕事が忙しく なかなか1度で出られない日が続いてる

『ねえ ひとつ聞いていい?
 すみれちゃんは 熱しやすく冷めやすい方?』

人に対して?Mさんに対してのこと?

『ああ 「オレに対して」の答えをぜひ聞きたいねェ』

私が入社したときからMさんはいた
親しく話し始めたのはいつ頃からだったのかな
姿を見掛けると嬉しくなるのに そう時間は掛からなかったと思う

そういう下積みみたいなのがあっての今 だからなあ。。。
いきなりカーッと火がついたわけじゃないし

だから
『不思議だね』『夢みたいだね あそこにいた人と』になるんじゃないかと

そんなふうに答えた

『うんうん わかるよ』
『あー同じだ 同じこと思ってたよ』















昨夜のメールで買ってきて〜とお願いした飲み物

『Gさんに見つかっちゃった』

ん?見つかるとダメなの?

『Gさんも同じの買っててさ「マツも買ったんだ」って話になって』
『後で渡すよ』

見ればまだ席にいるGさん 
そんなことがあったのか





2007年05月15日(火)
誤解明けの朝。



『しんどかった・・・プチケンカしたみたいじゃない?』
『誤解は解決したと思っていい?明日もバルスしてくれる?』

くすっ と思わず笑う
かわいいんだよな

『大好きだよ すみれのこと』

その日のラストメールの最後に届く言葉
一昨日も 昨夜も





そして今日

『ばーか』

『な なんだよ!』

『マツの顔を見たら絶対言おうと決めてた(笑)』

『すみれ お菓子くれ』

『あ 今ないなあ・・・席に戻ったらあるかも』

ちげーよ!と言っている目に ここでやっと気付く

『・・・ダメだよ』

他の方々 バッチリいらっしゃいますもの
歩き始めた私に並ぶマツ
そして柱の陰で重ねる手


エレベーターの 閉まりかけたドアの向こう
マツがいるのがわかった
気付いてしっかり送り合う例のサイン

かっこよかったよ ちょっとだけね





2007年05月14日(月)
伝える難しさ。



『なんかね この時間になるとウキウキしちゃうんだよ
 今日も急いで着替えちゃった』

そう言って笑ってるMさん
『若返った気分だよ』ってそんな年寄りみたいなこと言っちゃって(笑)


あれから1週間じゃない?
何か変わった?

『何かって?』

例えば その日から毎日電話してるんだよね
話せる時間はまちまちだけどさ
この前も言ったけど Mさんがとても近く感じる

『そうだよな 毎日話してるね
 声聞きたいんだよ 仕事終わった後にほっとしたくて』
『オレはね
 とにかく長く続けていきたいから バレないように・・・ってそればかり思う』




『あの時もっといじめてあげればよかったな』
『すみれちゃん泣いちゃうかもね』

指の動きが楽しかったと言うと こう返ってきた
そういえばこの前言ってたな

『何でも言うコト聞くよ 叩かれたりとか痛いのは嫌だけど(笑)』

女王様にはならないようにします^^














昨夜 マツとの間にまた誤解が生じる
マツの完全な受け止め違いだったけれど やっぱり難しいね

もっとちゃんと伝えなければ





2007年05月13日(日)
少々危険なんですけど。



ワンコールで消える着信音
こんなときもあるから 家にいるときは確実にサイレントにしておかなきゃ




『どうかな〜と思いながら掛けたんだけど・・・よかった!話せるの?』

うん タイミングよ過ぎ(笑)

お互いに飲み会だった昨夜
参加する前と終わった後に掛けてくれていたらしい
でも私がいた店は地下にあるため どのキャリアでも電波が入らない
どうにかしてもらえないのかなあ

『3回くらい掛けちゃってさ
 あーもう完全に嫌われた〜って 
 ウソだけど(笑)』

『明日も掛けるね いつもの時間に』

ありがとうございまーす

『ございます は止めて』

ははっ 了解





2007年05月12日(土)
『愛してるよ』。



『おやすみ☆
 愛してるよすみれの事。大好きのほうがいいかf^_^;なんちて』


私 マツにいつか言ったんだ
『あの歌詞はマツを思い出すよ』って

だから?












気まずいメールを私からSTOPさせた昨夜
朝起きるとメールが届いていた
受信時間 3:36AM

そこには素直な言葉が並んでいた
『気まずくさせてゴメン』『すみれが眠いのにいじわるしてゴメン』
ホントだよ!と笑いつつ 私の中の妙な誤解が解けていく

マツはたぶんやきもきしているだろう
安心してもらうために 簡単なメールをひとつ送ったあと
『必ずお昼休みに読め』と注意書きした長いメールを送信しておく


背後の気配に振り向くとマツがいる
わずかに絡み合いながら ここでなぜかお互い笑っちゃって

『買ってきたよ』

お願いしたレモンウォーター

『ありがとう
 で 戦利品は?』

ちょうーだいな とばかりにてのひらを広げる

『ない!食べちゃった(笑)』

『ねえ 戦利品は???』

このときマツは気付いたのかな
手を重ね ぎゅっと握ってくる




『愛してるよ』だって





2007年05月11日(金)
『楽しい?』。



逢ったのは まだ今週だったんだよ?
ずっとずっと前のような気がしてた

『あ 同じコト思ってる!オレもそう思ったよ』






『4人で飲みに行くようになったじゃない?
 いずれこうなると思ってた?』

ううん ふたりで飲みには行けるかなと思ってたけど
まさかこんなふうになるなんて全く思ってなかった

もしや思ってたの???

『確信はなかったけど そうなるかな〜ってのはあったね』

誘えばあたしがOKしそうに見えたってこと?

『いや そうじゃない
 願望だったんだよね』




『楽しい?』

うん 
こうして話せるようになって
あんな時間が持てて Mさんに近付けたな・・・って思える

『え〜 近付きすぎちゃったんじゃない?(笑)』

そゆこと言う!じゃあ離れる?

『いや 離れない』




『飲みに行くのとさ この前みたいにこもるのとさ
 どっちがいい?』

うーーーーーーん どっちもいいなあ
ふたりで飲みに行くのって危ない?

『そうだねェ 誰に見られてるか分からないしね
 だから余計にこの前は出掛けたかったんだよ
 いっぱい話したかったし』






『ホントにさ ほっと出来るんだよね声聞くと
 くそーっ!と思いながら仕事してるから』

考えてみたら 今週は毎日話してる





2007年05月10日(木)
ひとり占め。



『いつもの時間』と言えるかな 
私が遅めに帰宅する頃の この時間を

『昨日「5分くらい」って言われたのに 30分も話しちゃってゴメンね』

それを伝えたかったと言う

『どうしても声聞きたくなっちゃうんだよね
 元気もらえるし』

『今日も右手に時計してたの?』

1日の締めくくりに声が聞けるのは嬉しいよね
今Mさんは私をひとり占めしてるんだよ?

『あー そう言ってくれるのかあ』











マツの机の上にキャンディを置くと てのひらを広げて私を見る
催促どおりに置き直す私の手を マツはまるごとホールド

『今日はやりすぎたかな?
 だってすみれの手握ってたかったんだもん しょうがないじゃん!』

開き直るな コラ





2007年05月09日(水)
Like or Love ?



『すみれ お菓子やる』

呼ばれてブースに行くと あら誰もいません

マツが合言葉を言ったかどうかは覚えていない
でもしっかり重なる手

『あのとき手にぎにぎしすぎちゃった
 お菓子バラバラになってなかったかな』














今日も着信 昨日話したばかりなのに

『ねえ すみれちゃんはオレを信用してる?』

どうしたの?いきなり

『この前色々話してくれたでしょ?実はオレにもいろいろあってさ
 でもこの話は誰にもしてないんだ』
『すみれちゃんを信用してるから話すんだけど』

この話は今度ゆっくり・・・と言いつつ さわりだけ話してくれたのは
ご両親に対してのことだった
何かあったんだね






『オトコってさ 単純なんだよね
 何してても思い出しちゃうんだよ』

苦笑いしてる
運転してても話してても 先日のシーンが浮かんでくるそうで



夫の話になったとき

『ねえ ひとつ聞いていい?』

どうぞ なんでしょうか?

『Likeなの?Loveなの?』

誰に対して?

『オレに対して』
『ダンナさんとオレでは違う?』

うーん うまく言えないけれど・・・
私の心の占有率は 夫よりもMさんの締める率が大きいよ

そう言うMさんは?私に対してはどちら?

『Likeではない方』

即答





『まだ夢見てるようなカンジだよ
 あそこに座ってた人と・・・なんてね』
『またああいう時間を持てる?こればっかりは同意の下でないと・・・
 だってオレが強引に行ってしまったような気がしてさ』

私だってそうです
1年前はまだ同じ職場にいた人と まさかこんなふうになるなんて



『ずっと続いていたいから これからもよろしく』





2007年05月08日(火)
オレらふたり / 『バルス』。



あちらは今日もお休み 私は出勤
今週の お互いの出勤日は把握済み
少し話せるといいのにな 今日は私からは掛けられない

そんな想いの中での着信




『うちらふたり』
『オレらふたり』

そのくくりが照れくさいけれど嬉しい

『大きなモノをしょっちゃったんだから ホント気をつけないとね
 長く続けていくためにはさ』


明日からはMさんも仕事
仕事中ならお互い外にいるから 立て込んでなければ話せる
今日はそれを確認 ふたりで安堵したりして

『週の初めにはさ 出勤日を教えあって・・・』

疲れたときに聞きたくなる声
甘えたいときに聞きたくなる声

『あたし Mさんに思い切り甘えたい』

『うん いいよ』



あなたの言葉に 考え方に 微笑みに 
私は思い切り甘えたい










・・・・・・・









キャンディを手渡され 3秒ほどそのまま握られた手

『そーだよ 手握っちゃた!照れちゃうな
 まーソレを狙ってやったんだけどね俺は』
『明日もしていい?バルス』

お互い大好きな映画のワンシーン
このときからすっかり合言葉

『誰かに見られてなかったかな』
『お菓子渡すんじゃなくてもやるの!バルスは』

こっそり出来るチャンス・・・あり?





2007年05月07日(月)
天井の鏡。



映る自分と目が合う



『不思議だね』

こんなにも早くこの日が訪れたことを お互いそう思ってる

『これがGくんにバレたら説教食らうよ
 「なにやってるんですか!!!!!」って』






全身を遊ぶ指先に 私は笑いころげる

『いくつになってもこんなコトしてるんだからね』

そう言いながらもその手を止めないMさん



同じ職場にいた頃から気になっていたと言う

『こんなことあったの覚えてる?』

教えられても私は全く覚えていなかった

『あのときのすみれちゃんがかわいくてね』





次の日程を考えてくれている
かなーり先だけど 安全第一ってコトで





2007年05月06日(日)
このタイミングで彼が。



『明日はやっと休み!かなり疲れたよ』

たぶん数ヶ月ぶり?の彼のメールに驚く

いつもならたぶん『逢えるの?』と送っていた返信を
今日ばかりは『明日ゆっくり休んでね』にしておく

『会社で少し寝ていこうかと・・・
 添い寝してくれない?』

「明日」があった私が戸惑ったのは 初めてかもしれない
でもやっぱり「逢いたいの波」には勝てない




『あれ?ノーパンで来るんじゃなかったの?』

『わわわ 覚えてた?
 どうしようか迷ったんだよ もし忘れられてたら悲しいし・・・
 じゃあ今度はホントにそうして来てもいい?』

『うん』


つけて欲しいキスマーク
でも今日は泣く泣く抑えてもらった
次回はバッチリお願いします





2007年05月05日(土)
どう受け止める?



どのくらい送ってなかったんだろう
私から送らないかぎり 何もアクションを起こさない人へ

『待ってたよ
 これは僕とすみれさんのガマン比べなのでした
 ま、僕が勝つことはわかっていたけどね』

久々なメールにどう思った?

『嬉しかった って言えばいい?』

素直ではない言葉しか送らない人が
最後にこう締めくくる


『いつでもいいよ 本を返すのは
 それから、すみれがフリーだったらね、きっとフツーに付き合える相手だから。
 おやすみ☆』





2007年05月04日(金)
知りたい。



今なら話せるかな
自信なかったのでワンコールしてみた
数分後の着信に安堵する私


話すごとにお互いに消えていく丁寧語

『この前出られなかったとき
 「実は出勤になっちゃった」って言いたかったのかな〜と思ったんだけど』

するとすかさず

『違うよ』

その言い方があまりにも固ーい固ーい意思のような気がして笑ってしまう

『大丈夫!何が何でも明日で終わらせるから』





『なんだよ〜 てっきり今日は話せないものと・・・』 

初めて聞くよ こんな言い方は
それも話の途中でいきなり言い出したりして

『あなたの声が聞ければもう・・・』

と照れ笑いのような声

『そう言っていただけると^^』

『いやあホント 疲れて帰って来た後に聞けるのはいいねェ』
『それより覚悟できた?』

『え?ん・・・80%くらい?
 だって信じられないんだもん
 今でも思うよ「ホントに?」って』

『オレだってそうだよ
 「ホントにいいの?」って思うよ』
『今日のこの電話だって 実はキャンセルしたいって言うんじゃないかと』

同じコトを思うんだ




『きっと 
 こうなるまで気持ちがどう変化していったのか・・・っていう話で盛り上がるね』

『おお!同じこと考えてた』


知りたいの 
そのあたりのことを 詳しく





2007年05月03日(木)
期待と不安と。



昨日 
更衣室で着替え終えたとき ナイスタイミングでMさんからの着信



『昨日はゴメンね ○○の数が合わなくて』

そっか そんな大変なことが起こってたのか



GW中 Mさんは何度か出勤 
私は休みを取った

『作戦会議しないとね』

この日は話せそうかも?という日をピックアップ

『しかし大丈夫なの?』

『ドタキャンしちゃうかもよ?』

『逢ってから?それはキツイな〜』

午後からになりそうだとのこと

『やっぱり出勤してくれって言われない?』

『それはない!こういうことになったんだからそれは絶対にないよ』



昨夜 マツと飲んでる最中に着信があった
やっぱり出勤に・・・なんて言うんじゃなきゃいいけれど





2007年05月02日(水)
解説。



飲みに行くこと 今日で2度目
前回にも増して楽しい時間






『メールは難しいね』

あのときのメールはこんなふうに解釈したんだけど?
いや違うそれは!みたいな会話が続く

メールだから言えることもあるけれど
これは直接話さなきゃ誤解を招きかねない・・・ということもある

『メールだとさ 年上には全く思えないんだよ
 ホント年下に感じる
 でも逢うとやっぱり年上だね』

どの部分でそう感じるんだか(T_T)

『仕事中に遊ぶのはやっぱり無理か』

『無理!』

私が落ち着く時間にはマツは外にいるし
マツが帰ってくる頃 私は大忙し

私が席に着いてからの話になる

『今日なんて俺2度も通ったんだぜ なのにすみれ全く気付かねぇんだもん』

『・・・全然知らなかった あたし何してた?』

『下向いて 眉間にシワ寄せて何かしてた(笑)』
『時々わざと気付かねえんじゃね?って思うよ』

あ たまにそゆときあります(笑)


マツとの隔たりを感じたあのメールの話になる

『あの時はいじめまくってやろうと思ってた』

そう言って意地悪く笑う
私がまんまとはまったわけか





『もう1軒行こう』

あっという間に閉店時間 快くついて行きます
早過ぎる時間はそこでも同じ


また行こうね





2007年05月01日(火)
かっこよ過ぎ。



髪を切ったマツ ヤケにかっこいい
そしてあのサインを今日は連発

『すみれに逢ったらとにかくサインすることを意識していたのだ
 変だった?』

その逆!とーっても素敵だったよ
今日はほとんど話せなかったけれど




その夜

『今日は何時にあがった?風邪悪化してない?早く寝る?』

『寝ないよ 全力で付き合って♪』

『うん すみれが大丈夫なら全力で付き合う!』


素敵な一日の締めくくり