すでに恒例となった Mさん含めての4人で飲み会
そのMさん 帰社できる時間の目処が経たないとのコトで まさか中止???の危機
『3人でも行く?ふたりでも行く?(笑)』
いじわるなGさん でも3人は結局予定通りの時間に待ち合わせすることに
『終わったら電話する』
Gさんの言葉を背に 更衣室へ向かう
2人よりも早く終わった私は 待ち合わせ場所を遠くから見渡せるお店で の〜んびりお茶 あんまりなかったな こんな時間
携帯が鳴る
『今 社を出たトコ』
駅までの道を 話しながら歩くつもりだろう 珍しくガンガン押してくる 電話自体久々だもんね
マツがやってくるまでの間も それはそれはもうからかいの嵐(笑) いいんですけどぉ〜
やっとのことで空いてる店を見つけ 遅れてきたMさん
やはり所属する支社の大変さはすごいらしい 前回よりもひどさが増しているとのコト Mさんの言葉の節々にそれらをとても感じる
気がつけば3時
『次は4月だね』
笑いながら解散
こんな時間でもすぐにやってくるタクシー
乗ってすぐ Gさんが端に寄り手招きする 近付くと私の背中に手を回す 寄りかかる私のアゴに手を伸ばし 顔を持ち上げる
それを何度か繰り返した後 もう二度としないんじゃないかと思っていたキスが始まる
あまりに空いている深夜の国道 10分くらいの間ずっと 今夜はホントにずっと重ねていた唇
『もうキスできないと思ってた』
『うん 社内ではね』
私の携帯から出たり入ったり忙しい人 再びほぼ定位置へ
寂しさわかりあえた人より こんな寂しさくれるあなたが愛しい
あの歌って こんな詩だったんだ
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