2006年08月31日(木)
クールでいいよ。



電話をすると いつも1時間近く話してしまう
切るタイミングが難しい

『今月すんごい金額になってるよね』

そう言って笑う人
こっちから掛け直すよ のひとこともない
ガンガン来る私のこと 楽しんでるんだよね

『感じるんだよね メールとかでも
 ああホントに・・なんだ〜って』

肝心な部分は濁して言いつつ こう付け足す

『天狗になっちゃダメだよね』

いつまでも自分を好きでいるとは思うなよ!って
少しは退いてみよっかな・・・って出来ないくせに(笑)



何か遠まわしな表現をする
僕のことばかりじゃなく 家のこともちゃんとするんだよ?と言いたいらしい

『大丈夫 前にも言ったけど迷惑は掛けないから』

                 『じゃあ迷惑掛けない範囲で どうしたいの?』

『エレベーターのキスまでは 許して欲しい』

                                  『うーん』
はいはい 先に進みたくなっちゃうんですよね
だから初めから何もしないほうが・・・なんだよね







『だって仕方ないじゃん 痛いんだから』
『想像したってどうにもならないんだから』
『って言うと また冷たい言い方って言われちゃうよね』

じゃあどう言えばいいんだろう と自問自答してる

ここで甘く優しく言われてしまうと
それに100%乗っかって 酔ってしまう私がいる
わかってる

だから言う

『いつものままでいいよ』





2006年08月29日(火)
そういう環境。



『いつかふたりでどこか遊びに行きたいね
 行けるような環境になれば‥ね』

呑みに行きたいね は今まであったけど
『遊びに』が初めて出てきた

弱ってるから ってまた言っちゃうんでしょ(笑)



確かにそのメールの結びは

『想像したり言うだけならいいけど 実行してはダメ(>_<)』

だったから 願望・・・だよね



その域を 出られないでいる





2006年08月28日(月)
ちょっと切ない。



     ♪キミは ただついてなかっただけ



こんな歌詞とメロディにやられてる今日







2006年08月27日(日)
ようこそ。



届いた写メ
いつか見せてくれたヤツだ

ようこそいらっしゃいませ 私の携帯に

『このメールも含め 今日のメールは今日中に全部消してね』

さっきの返信
これについてはノーコメントで送ったからね

消しますとは言ってないので あ し か ら ず





2006年08月26日(土)
送る?送らない?



今日は電話はしないでおこうと思ってた
少しガマンしてみようかと

でもやっぱりダメ




『送ろうか』

何のことか解らなかった
静養中のあなたが 私をどこに送ってくれるの?

『写メ 』

逢えなくて寂しいから早く出てきて と私が言ったから?
でもそのあとの会話の中で

『3分で消すなら送る』 『やっぱりダメ』 『送ろうか』

繰り返してる


昨夜のメールも 今日の電話も艶めいた話

『キミが「バレなきゃいいでしょ」って思えるかどうか・・・だよ』

                           『僕がそう思うと思う?』

『思わない』

私の背後にあるものがある限りは きっとどうにもならない

『だからってキライにならないでね』

                       『あ!それはないよ それはない』

力強く断言してくれて ありがとう




『ねえ 何か言って』

こう振っても あなたは決して口にはしない
でもわかる
なのにわざと尋ねてしまう

『すみれさんが言って』



結局私「だけ」が言わされる





2006年08月25日(金)
言うだけタダ?



ふーん
ロコツに送ってくるようになってきたな
『飢えてる』証拠か

行くことはないだろうから 言うだけなんだよね



『冗談なら いくらでも言えるでしょ?』

時々言うこのセリフ 気に入らん!





2006年08月23日(水)
『よくわかるんだ』。



『昨日最後の返信がないから結構気になってたんだ
「何か怒らせてしまったかな」とか「何か誤解してるのかな」とか』


自分の送ったメールのどこがそう思った?


『「私 からかわれてたんだ」と思われたのではないかな、と・・
 電話じゃないからまどろっこしいよ(>_<)
 もしこの部分じゃなくても電話ならすぐに説明できるのに 』

『今僕の心は すみれさんにこれだけ支配されてるんだよねぇ』


確かに『からかうとおもしろい』と送られて
嬉しい気はしなかったわねェ
だって「からかう」なんて表現 Gさんがしたのは初めてだもの



『「からかう」と言ったのはね
 「ねぇ?僕のこと大好きでしょうがないんでしょ?)」って
 わかってるのにわざと困らせるような質問をすることだよ』

『でもさぁ 僕がすみれさんのことをどう思っているかはもう解るでしょ? 』

『からかうような人だったらこんなにメールしたり電話したり
 呑みに行ったり ○○したりしないでしょ? 』

わかってる
わかってるよ  








『理由はどうであれ嫌な思いをさせてしまってごめんなさい』
『でも、だからこそすみれさんは僕のこと本当に○○なんだな〜って
 改めて知ることができた』

そして

『説明はしないけど その気持ちはよくわかるんだ^^ 』





2006年08月22日(火)
『飢えてる』。



出勤の支度中 携帯が鳴る
この番号は・・・

『この前電話してくれたのは 私がメールしたから?』

                           『突然どうしたの(笑)』

風の笑い声
10分くらい話したのかな
以前と何ら変わりなく







・・・・・・・






『正直さぁ 飢えてるよ
 だって彼女と別れて1年以上経ってるもん』

それが先に立つの?と聞いたら 否定はしていたけれど

『僕の中にね 悪い○○くんがいるの』
『それが時々顔を出すんだ
 でも今は理性で抑えられているけど』

だから『現状維持』と言う結論を出したんだよ
社内で遊ぶだけにしよう
よしよしも エレベーターでのキスもしない・・・と

『カンタンに覆りそうだけどね(笑)』

かもしれないね
でも『最後まで』行くことは ないよ
社内で楽しければ 私はそれでいいんだ



『すみれさんが ひとりになれば話は別だよ?』
『そんなつもりはないんでしょ?』

抱くなら後腐れない人がいいでしょうよ
変に騒がれてもね

・・・ええ ひねくれものです





『9つ違いを感じる?』

                           『ううん 殆ど感じない』



『昨夜 私からメール来なかったでしょ
 どう思った?』

                       『待ってたよ 来るかなーって』
                       『自分から出そうか葛藤してた
                       「いや いけないいけない」って』





『ウソはキライ』

今日の電話の初めは そんな話だった

『じゃあ最後までいけるわけないじゃん』

                        『そのあたりは大人だね(笑)』


嘘も 曲がったこともキライなら
人の道に外れたことなんてもっとキライなはず

まして人妻を抱くなんて出来ないでしょ  あ な た は





2006年08月20日(日)
エレベーターで。



『おっすー』

顔を上げると 元気なさげなGさん
でもすぐに呼び止められ 戻ってしまう

見慣れないスーツ姿 そして三角巾




いつも日曜日は週休のはずの人が 今日は何人か出勤してる

『どうしたの?』

                  『Gくんの穴は ひとりでは埋められないよ』

昨日もまた一人 事故を起こしてしまった人がいる
社内のどこも人が足りず みんな無理をしているからこういうことになるんだ





コピーを取りに 私のいるブースに来たGさん
課長と一緒に資料を作り これから相手先に向かうと言う

閑散としている社内
原稿をセットしている左腕におでこをちょこんとしたつもりが
勢いあまって半頭突き状態(笑)

『午前中一度来て 出直してきたんだ
 片付けなきゃいけない用事もあったから
 それをやっつけてから ここにきた』

昨日私の勤務時間を伝えたとき 
返ってきた答えは『微妙だなー』だった

逢えなくてもいい 
逢えない方が 変に顔を見ない方がいいかも・・・そう思いながらの出勤

でも・・・逢えちゃった








私の見えない場所にいる
いつ出掛けたかのも分からない






数時間後 課長の姿が見える
帰ってきた?早かった?ってことは・・・

たまたま私の隣で電話をしているNさんのところへきたGさん
まだ電話中なので 後ろでこそっと尋ねる

『どうだった?』

OKサインをするGさん 気が抜けるくらい安堵する私

『よかったね・・・』

言葉が出ない



このとき聞かされたのは
事故当日 Nさんが現場まで来てくれて病院へ運んでくれたりと
大変お世話になったらしい

うん Nさんってそういう方だ

周りに何人か来てしまう
ホントはふたりだけで話したいのに

『じゃあ今日は帰ります』

あーあ・・・







ブースに戻るGさんの後を追う
ラッキーなことに誰もいない

『ふえーん』

ふがいない声しか出てこない私に Gさんはよしよしする真似

『下まで一緒に行く』

                  『ホントに?(笑)
                   課長に挨拶してくるから じゃあ向こうで』




このフロアで止まっていたエレベーター
降りるのはすぐ下

右手は吊っている 左手にはビジネスバッグ
閉まった後壁に寄りかかり バッグを床に置き 私を見る

頭を出す
ぽんぽんとしてくれる
右腕にそっとおでこを近づける

目が合う
Gさんが顔をほんの少し近付け すぐに戻る

1秒にも満たない時間見つめあったあと 重なる唇





重なっていた時間も たぶん1秒ない
わずかに残る 柔らかな感触




『今日はホラ 弱ってるから』

                           『じゃあ今日で最後かな』

『だってそう思わないと・・・』

出口での いつもの会話
見送った後 私は仕事に戻る





『Gさんが感謝してましたよ すごくいい方だ!って』

隣に来たNさんに言う

                         『そう?今頃気付いたのかね〜
                          遅いよねェ』

うん 確かにこういう人(爆)





2006年08月19日(土)
ゴメンね@間接的に。



『まだ先は長いよ』

復帰するまで最短で1ヶ月
長すぎるよね ホント


今日も仕事帰りに掛ける電話
携帯料金を心配してくれてる

そして!
妙なことからダイエットに励むことになってしまったんですけど(汗)

『あと−2kgくらい?』

                        『いや もうちょっとでしょう』

『ええええええ!じゃあ何kgよ』

                          『・・・5kgかな(笑)』

『それだけ落とした方がいいって思ってたってこと?』

                       『うーん そう・・・・・だねェ』

へー そう思ってたのかあ
なんだかちょっとショック





『あの日さぁ すみれさんが帰るのがわかったんだよ』

『だから後ろからちょっかいしてやれって思って行ったら
 ○○さんと話したでしょ?だからやめたんだ
 そしたら事故っちゃった(笑)』

そんなことがあったのか
だから ではないけれど何となく申し訳ない気分になってくる


                       『えええ
                        そゆときは後ろから呼んでよ!!!』

『何て?すみれさん好きだー!って?』

                           『おっ?今日はどうした』

『ほら 冗談だったらいくらでも言えるから(爆)』



早くよしよしして
そしてそれ以上のことも





2006年08月18日(金)
確かなもの/元気。



     たとえば悲しみを通過するとき 
     それがどんなにふいうちの悲しみであろうと
     その人には たぶん 号泣する準備が出来ていた

     喪失するためには所有が必要で 
     少なくとも確かにここにあったと疑いもなく思える心持ちが必要です

     そして それは確かにそこにあったのだと思う





風には 今日になってもまだ返信しないでいる










『実は すみれさんに結構元気をもらってるんだよ』

『僕は「甘えられたい」ほうかな
 元カノはあまり甘えて(求めて)くれなかったから。。
 だからすみれさんには感謝してるんだ』











何でなんだろう
こんなこと 思い出しちゃった





2006年08月17日(木)
夢中に見えるのですか。



『今日はお盆休みってこともあって
 会社も人が少ないです

 こないだは 久々に声が聞けて嬉しかったよ
 まだまだ暑いけど 仕事もがんばってね』

出勤前に届いた風のメール
返信はまだ していない
















『電話していいかな 10分後』

                   『いいよ そんなに話したいことあるの?
                    逢えなくて寂しいから?なんて^^』

なんとでも言いなさい!と思いつつ 仕事帰りに掛けてみる
ホントは昨夜掛けたかったんだけど

『ダメ!ガマンしなさい』

怒られちゃった








私の声が聞きたくても 自分から言えないそうだ
僕は言える立場ではないと

『ホントはメールもいけないんだろうけど』

『友達として
 ごはん食べに行ったり どこかへ出掛けてもいいのかなって考えたけど
 やっぱり自信ないんだよね
 僕も男だからさ』

自分の考えを ゆっくり とつとつと話す




『すみれさん
 僕にぞっこんなんでしょ?夢中なんでしょ?(笑)』

ホントに意地悪くたたみかけてくる




         『復帰するまでに 週1回だけは電話することを許して欲しいの』

『いいよ もっと掛けてくれても』

『だってホントはもっと掛けたいんでしょ?
 毎日でも声聞きたいんでしょ?』

                       『まっ毎日なんて掛けないもん!
                        出勤した日の帰りにする』

『殆ど毎日じゃん!』

電話の向こうで爆笑してる
何でもすっかりお見通し


『いつでも掛けてよ』

               『そんなに声が聞きたいの?何てもう言わないでね』

『あのメールはさ 
 短く返すのも寂しいかなと思って 単に打っただけ(笑)』




シフトが重なるはずだった日曜日 少しだけ出勤するかもしれないと言う

『じゃあ帰りは一緒にタクシーに乗って送ってあげる』

『うーーん そしたら一緒にごはん食べて
 そのあと・・・・・・ホテル行っちゃう?』

Gさんの口から初めて出てきたこの単語に
妙にドキッとしてしまう





2006年08月16日(水)
1ヶ月の試練。



昨夜返信がなかったのは
帰宅した頃には日付が変わってしまっていたからだろうと思ってた




『メールできなくてごめん
 昨日仕事中に人身事故を起こしてしまって』

『しばらく逢えないよ 骨折して全治1ヶ月だから(T_T)』

ドキドキしながら読み返す
何が起きたんだろう

聞きたいことがたくさんある と送ると

『聞きたいことは聞いて』



今日は『後始末』で東奔西走していたと言う
でも私が休みだったことを知っていたのは 出勤したんだね

仕事中に知らされなくてよかったと 今心から思う










彼の事故のときも 風の入院のときも
『これは神様から与えられた罰か』と思った

出勤日を変えた日に合わせて 髪を切ろうと予約なんてしちゃったから?

今日は足が地に着いていなくて
家事もそこそこに
昨日のGさんの顔を思い出しては想いに酔っていたから?

だから?だからなの?




いまさら後悔したって何にもならない
二度と逢えなくなったわけじゃない
連絡が取れないわけじゃない

そう考えて 平常心になれ 私





2006年08月15日(火)
知らないでいた方がいい答えを持ってる。



今日は殆ど遊べないと分かっていたけど
ホントにつまらない

いつから出勤していたのか やっと姿を見掛けても話せなかったし

『明日持って行くね』

昨夜のメールで言ってくれた本を持ってきてくれた
私に気付き 一度ブースに戻って




『○○届ってここでいいんだっけ?』

                           『え?婚姻届?出そうか』

また私のリアクションを求めてるでしょ ったく





昨夜のやり取りの中で

『どうして?なぜ?
 って例えば「何で**くんはいつも素直になってくれないの?」みたいなこと? 』

『こんなことばかり言うのは相手がすみれさんだからだよ
 だってリアクションが面白いんだもん♪
 そんなところが○○なんだよね』

わざと使う○
「立場が違えば使う言葉も違う」んだそうです


ちゃんと言ってくれなきゃ とボケてみると

『答えは持ってるけど好きなコトバ入れてみて^^ 』



あの電話をした日から メールでお互いの考えを伝えてる

『わかったところでどうなるの?どうにもならないでしょう?』

『一方通行でないとわかったら もっと先へ進みたくなってしまわない?』

だから言わないんだよ僕は と言いたいらしい

どうにもならないことだって知りたいのよ 
そうすればガマンしてるのは自分だけでないとわかって安心できるし
一緒にガマンできるでしょ?・・・と前に言ったことがあったけれど
「知らない方がいいことだってあるのかもしれない」
この頃そう思うようになった

どうにもならないことなら 知らないままでいた方が







そろそろ夜勤のGさんが出掛けてしまう時間
私もこの入力が終わったら帰るつもり
その前に少しだけでも遊びに行きたいのに・・・

と思いつつ 奥でPCに向かっていると
いつものピピピピっと言う音をさせて目の前に立つ

ああ来てくれたんだと思った
でもその思いだけで言葉が出てこない

『Gさんの名前を打っても 一発で変換できないので苦労しちゃった
 な〜んて読むんですかあ?』

                         『うん 出てこないだろうね』

話せたのはこれくらい
でもホントに来てくれてよかった 





2006年08月14日(月)
瞬間(とき)。



     一緒にはなれないふたりだから
     どろどろした「好き」ではなく
     相手のことを想えば
     楽しい気分や うれしい気分になれて
     1日がんばれるような
     そんな「好き」でいてくれたらいいのにな



彼とのことを こんなふうに綴っていたんだ



楽しもう 今この瞬間を







2006年08月13日(日)
しないでいられない。



『僕を好きなんでしょ?』

                    『えっ・・・その答えはまた来週(笑)』

『あ そんなこというなら電話切らないよ』

                   『なんだそれ(笑)
                    ・・・好きじゃなかったらキスしないよ』

『そっか・・・でもあれが最初で最後かな』

                   『そうかぁ
                    じゃあ今度は別々のタクシーに乗ろうね』

『えええええ!』

                    『だってもう何もしないんでしょ?
                     社内で逢っても話さないでいられる?』

『・・・いられない』

                        『メールが来ても無視できる?』

『できない』

                          『返信しないでいられる?』

『いられない』

                       『タメ口やめて丁寧語に戻れる?』

『戻れない』


楽しみながら 確かこんなふうに畳み掛けたと思う
あといくつか『しないでいられる?』の質問をしたような気も




『誘導尋問するのは自分に自信がないからなんだ
 だから「僕のどこが好き?」聞いてしまうんだよね』

自分のどういう部分が好かれるのかが分からない と言う夜のメール



     今のままでいいのに



締めくくりのメールでこう送る

『キミは魅力的だよ』





2006年08月12日(土)
電話。



1時間前は彼の隣にいた
皮膚炎起こしちゃったそうで キスもなしだったけれど

でも今は
夕方のGさんとの電話が とてもとても印象的







『好きだ〜って言うのを前面に見せるでしょ すみれさんは(笑)
 そういう人初めてなんだよね』

今日もこれを言う

『惚れ薬さぁ すみれさんには使う必要ないんだよね
 だって好きでしょ?』

なんでしょう 今日のこの強気な発言は!


『好き?ねえ 好き?』

『僕のどこがいいの?』

うーむ どこが好きなんだろう
考えたことなかったなあ
ここ!って言う決定的な部分がないかも

社内では こういう話は出来ないからなのか
今日はびっくりするくらいガンガンぶつけてくる





ホントは今日
Mさんの都合がつけば また3人で逢うことになっていた

『ダメっぽいんだって
 来週か再来週に延期ってコトで・・・』

お休み中のGさんから 仕事中の私にメールが届く
電話したキッカケはそれ

ゆっくりゆっくり話す
私をからかって楽しんでるときの笑い方
社内でのそれともちろん変わらないけれど
今日もあなたはずっと笑ってる




Mさんと行く日はいつにしようか の話になったとき

『ねえ ○日は出勤?』

                               『ううん 休み
                                出勤なの?』

『うん』

他の人とシフトを変えて この日に出勤しない?と言う
初めてだ こう言われたのは







『また こうして話そうよ』

                  『「電話していい?って普通言わないよ?」
                    って言わないの?(笑)』

『ううん 言わない
 ただ僕が忙しいときは「いま話せないよ」って言うけど』





2006年08月11日(金)
オトナ。



まだ帰ってきてないのか・・・
前を通るたびにそう思う

やっと姿が見えた
疲れた顔してる

私の顔を見るなり

『ゴメン!持ってくるの忘れちゃった』

                             『いいよ あった?』

『うん あったあった』

『もう疲れたよ』

                                『明日休み?』

『うん』

                             『少し寝てきたら?』


この後こんなコトを言う

『一緒に寝ようか』

                     『うん じゃあ携帯に連絡ちょうだい』

『あ!いつもと違う切り返しだ!!』

                   『だって予想通りじゃつまんないでしょ?』

『なんでェ?そんなことないよ』



お借りしてる本には中巻があったのよね
それを昨夜のメールで業務連絡






階下で姿を見かける

『こんなところでお逢いするとは』

                        『休憩早めに切り上げてきたよ
                         疲れた・・・』

そうでないと間に合わないらしい

『明日出てきなよ
 あたし出勤だから』

                          『ホント?どっか行こうか』

またぁ!と照れ笑いすると

『あ いつものすみれさんだ』

               『あのねえ・・・
                有言実行出来ることを言って下さい!
               「できること」と「したいこと」は違うんでしょ?』

『そうだよ 大人になったね(笑)』

                        『ったくもう・・・
                        そう「出来ること」を言ってよ』


『出来ること・・・うーん  出来ること・・・』

私を見つめ 真顔になるGさん
そのまま話し続けることが なんとなく気恥ずかしくなってしまい

『やっぱいいや』

笑われてその場を退散



どこかへ行きたいと言うんじゃなくて
たくさんたくさん話したい





2006年08月10日(木)
少し逆戻り。



今日は電話来ないのかな・・・
以前の1/4程の待つ思いが 情けないことに復活

『電話が来れば出ると言うけれど それはよくないよ
 だって それじゃすみれさんが落ち着かない』

そうアドバイスした人がいたな
ホントにその通りだ



これを どう変換しよう






2006年08月09日(水)
惚れ薬と風の声と。



『どうせだったら「惚れ薬」だしてよ。ね、ドラえもん(^^)』

                   『乱用するつもりでしょ!なら出しません』

『乱用するつもりはなかったんだけど。
 すみれさんだけに使うつもりだったんだけど・・
 そっかぁ、ダメかぁ。残念だな(>_<)』

この人は全く・・・
返信に合わせて その裏をかくのがホントに得意よね



私のいるブースに来て何かやってるから行くと

『あ やっぱり来た』

『ねえ 惚れ薬は?』

楽しそうに小声で言う人
そのとき聞いてほしいことがあったんだけど 言えずに終わる

今日の私とGさんは すれ違いが多すぎ





・・・・・・・・



携帯が鳴る
番号が表示されてる
着払いの荷物が届くのかな

『もしもし』

声がそこで止まる
わからなかった

『もしもし』

                                『もしもし?』

『もしもし ○○です』

私しか呼ばないその名・・・風だった














そういえば
この前のメールに 返信しないままだったな

会社に戻る途中だと言う
でも私も仕事中 あまり話せない

『この前はメールありがとう
 元気だった?』

『家族もみんな元気?』

相変わらず出張も多くて 大変らしい



久々に聞いた風の声
この電話を 登録しようかどうしようか迷ってる





2006年08月08日(火)
自分でも不可解。



前回とても楽しかった 所属セクションを越えての飲み会
男子側幹事のOさんと『近々またやろうか』と言う話になった

『メンバーどうしようか
 Oさんが声掛けられる人でなきゃダメでしょ?』

                  『うちの課なら全員 大丈夫だと思うよ
                   ○○の仕事してると何気に顔が広くなるんだ
                   あとは本人の予定次第だけどね

                   …さぁ誰がよい?』

Gさんがいい! とは言えないなぁ
なんで?
絶好のチャンスじゃない

ふたりで行くことにこだわってる訳でもない

なんでだろう





2006年08月07日(月)
やっと。



『今日は久しぶりに逢えたせいか 遊び足りなかったよ^^』

そう?私は結構話せた方かなと思ったんだけど


だって違うブースにいた私に話しかけてくれたり
(やっぱり通り過ぎなかったね)
そのままあなたのブースまで歩いたとき

『寂しかった?ねえ寂しかった?』

すごく楽しそうに尋ねてきたね

                『だって遊べないからつまらないんだもーーーん』

と言う私に

『その言い方』

笑ってたね



両手が塞がってて引き出しを開けられなかったとき
後ろをふわっとしたものが触れるので 何かと思い振り返ったらあなただったし

ちょっとへこんでたとき おもしろい写真を見せに来てくれたり
『先に帰るよ』って言いに来てくれたり
これはなかなかないことだよね


やっぱり顔が見えるのはいい
1週間ぶりの今日ほど 感じたことはない





2006年08月06日(日)
父の言葉。



『今度来るときは ゆっくり出来るのか』

久々の帰省
今回は1泊しか出来ない私に 父はこう尋ねる


休みを申請するのが遅すぎちゃった
ゴメンね お父さん






2006年08月04日(金)
読んでくれたのですね。



高速道路から見える 風の住むマンション
自然に目に入ったのではなく 見ようと思いながら見た

風と何度も行ったホテル
ここだって 今日確認するように見たんだ 私は





数時間後に受信したのは偶然?

『こんにちは 
 元気です
 仕事がんばってますか?』

まわりの目を盗んで打ったんだろう 短いメール

まさか 返事が来るなんて
でも私は返していない
今日は休みだろうから 読むとしても月曜日だろう
返信する気なのなら ゆっくり考えればいい


律儀な人だ
黙っていればいいのに





2006年08月01日(火)
敗北認めます。



送っちゃった
読んでもらえるかわからない 短いメールを

自分から去った気持ちになっていたつもりだったのにな
私の負けだ



こんな本読むんじゃなかった
いろいろ思い出しちゃって消えないのなんのって
風の存在って やっぱり大きかったんだな

もちろん返事なんて来ない
でもこれで 自分の気が済んだ