イベント会場にいる彼とのメール 携帯を見る度に届いてる
普段こんなにやり取り出来ないだけに 貴重な日だとまで思えてくる
電話の向こうの彼の 憎らしいくらい弾んでる声
「だって楽しいんだもん」
声を抑えて話す自宅からの電話と違い 今夜の声は 逢ってる時の声と同じ 言わば彼100%
去年の経験が全く活きないんだよね この人は あれだけの暑さを体験してるくせに 今年もまた同じことで泣いてる
「去年の悲惨な体験を覚えてるんでしょ?」
「・・・・・のはず」
出たよ(爆) はいはい 間違っても否定しません それが あなた だから
「ダメだよ 行く前にちゃんと用意しないと…」
「じゃあ今から届けて〜」 「わかった 行くから迎えに来い(笑)」
今夜はもう笑いっぱなし 「どうして否定してくれないのぉ?」 なんてお互い言ってばかり
ちょっとボケると 「あれ?電話混線してる?すみれ…だよねェ?(笑)」
♪どんな人を あなたは好きになるのかな 考え始めたら 切なくなってきた
もうすぐ 二人に初めて 夏がやって来るんだ 夏が過ぎても あなたはまだ優しくないかな
・・・・・
私 今分かったの きっとあなたは違うんだ 他の人とは 違うんだね
優しくなくても それで私 構わない
あなたのそばにずっといたい あなたを見つめていたい この想いを解き放って すぐ伝えたい
目の前にいる 私を見て 私いつもこんなだけど そのままのあなたを こうして好きになったの
あなたは忘れっぽくて 優しい言葉のひとつも言えないけれど そんなあなたを やっと理解出来るようになれた
「好き」なんて 催促しても言ってくれないことの方が多い彼 言葉で気持ちを計ろうとしていた私
夏に出会ったふたりにとって 2年めだけど3度めの夏
そうだ 2年前のこの時期だ 初めてあなたの声を聞いたのは
次々送られてくる結果報告を読むたびに 固まっていった決心
「女性慣れしてない」と自分から言ってたけど 逢って それはすぐに感じた ぎこちないというのではなく すべて自分のペースだったよね
私と出逢ってから 「まず相手優先」と考えるようになったと言う 180度変わった と
なのに私は変われなかった いつまでも言葉を待ち続け いつまで待っても届かないことに 落胆してばかりで 彼を理解することが出来なかった
「明日戻ってくるんでしょ? 何時でもいいから 着いたらメールして」
「忘れなかったらね(笑)」
「ダメ! それだけは忘れないで お願い」
「了解しました」
やっぱり…ちょっと不安(爆)
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