2003年07月31日(木)
糧(かて)。



この言葉を 今ふと思い出した
意味のひとつに
「精神や生活のためになる必要なもの」とあった



朝 5:16
こんな時間にメールを送りつける人は…?
夏のイベントに出かけたあいつしかいない!

携帯を目覚まし時計替わりにしてるから
このメールのせいで2時間早くお目覚めです(笑)

「無事に着いたよ」

まぁ送ってくれただけいいのか…と
相手がお忘れ事常習犯の彼だから思えること


こんなモノでも しっかり糧になってる






2003年07月27日(日)
残していいもの、いけないもの。



今までのうつむいた日々が払拭された今日
久々に広がった気持ちいい空






「かなり遅くなりそう」とのメールが届いたのは20時過ぎ
あとは着替えればOK!だっただけに
ガッカリし 不安になる

22時までは仕事をしていた
そこからソワソワし始める
この時間以降はきっと
いきなり「着いたよ」と来るんだろうから
着替えておこうかな

でも…
着替えてしまったことでキャンセルになったらイヤだし
かと言って何もしないでおくのもな
1秒でも早く 待ち合わせ場所に着きたいもの

少し仕度を進めては時間を潰す
それを何度も繰り返していた

ONしていたPCで
よせばいいのに自分の過去日記を読み返し
これまた何度もつぶやく

「お願い 逢わせて お願い…」




23時を回る
23時半を過ぎたら
「今日はもういいから」って私から断ろうと思ったのに
40分になっても携帯に手が届かない



23:44 受信
「こんな時間になっちゃったよ どうする?」

「やめよう」じゃないのね?
私が逢いたいといえば逢えるのね?

             「今からだと着くのは何時頃?あなたは平気なの?」

「うん 着くのは10分後くらいかな」





車に乗りこみ
彼の横顔を見たときに気付いた

「髪 かなり短くしたんだね」

いつもの帽子から見える襟足が
今夜はないもん

すぐに帽子を取り見せてくれた
「まぁた若く見せようと思って〜」
はっ!禁句だった…(笑)




「よしよし」と私の頭を撫でる

「シャンプー変えた?」

よく気付いたね

私も彼の髪に触れる
柔らかくてサラサラの髪




「あなたの携帯に付いてる石
 ひとつもらえないかなぁ」

携帯を買い換えたときに ふと思い立ったこと

ひとつしかないものもあるらしく
「これなら家にまだあったな」
彼なりに吟味して ひとつはずす

そう
私が欲しいのは新しいものじゃなくて
あなたの携帯に付いている それ

頂いたその場で付けた




いつだったか
信号待ちのために タバコの自動販売機の前で止まった
「彼が吸ってるのはどれだっけ…」
思い出せなかった
あれだけ逢っているのに

帰りの車の中
思い出してすかさずチェック
白のLARK
覚えておきます



「ねえ?
 あなたの横顔撮ってもいい?って言ったら
 OKしてくれる?」

                     「・・・・・・・・・・・ 却下」

考える時間が長かったから
もしかしたら?とも思ったけど
OKされたらされたで
「でもやっぱりやめておく」
私からそう言っただろう

ヘンなことから 彼との関係を壊したくはない




別れ際
おやすみのキスをして彼の車を見送る
遠くなる車の窓から バイバイと手を振る彼

見えなくなるまで このまま立っていよう



一度布団に入ったあとで
急に思い出して起き上がる
そして確認

濃いものと薄いもの
ふたつのキスマーク





2003年07月26日(土)
舐 そして噛。



「もしかして今夜 時間が取れるかも」

こうして送るのも久しぶりだよなぁと思いつつ
何気なく送ったメール

最後に付け加えた「デートしようよ」に
そんな答えが届くなんて




「着いたよ」と届いたのは
23:59
「あんまり遅くはなれないけど」って 
もう十分遅いよ

きっと
待ち合わせ場所から動かないまま
30分くらい話すだけだろうな

車の色がわからないくらい暗い場所
窓を開けたままシートを倒し
頭の後ろで手を組み 寝てる彼
助手席側はフェンスにぴったりつけてある

「こんばんは
 乗れないんですけど どうすればいいでしょうか」

覗き込んであなたの顔を見る
目が笑ってる
でも何も言わない

「乗れないんですけど?」
彼のお腹をちょんとつつく
うっ と大袈裟に丸くなりながら
私の頬をつつき返した

意外にも車が発進
どこへ向かう?



笑いながら話をする
着いた場所は いつもの公園

「あー疲れた」
彼はシートを倒し目を閉じてる
いろいろ話があったはずなのに
何も出て来ない

流れていた曲は
あのアーティストの2ndアルバム
「この曲がいいんだ」と巻き戻す

私のシートはそのままだから
寝ている彼を見下ろすように
シートに横向きにもたれかかる

どうしようかな
このまま彼の胸に降りていこうかな…

ふと会話が途切れたとき
彼の手が 私の髪に伸びた
前髪をくしゅくしゅっと

その手が頬まで降り
彼の指があごをたどり
唇をなぞる
思わず目を閉じる

指が顔中をなぞっていく
肩まで降りたとき
起き上がった彼とのキスが始まった



うれしかった
それ以外の感情は全くなかった
感触を感じ
強さを感じ
温かさを感じる

「おあずけ〜」

体を離して言う彼
倒されていたシートを元に戻す

「えっ…もう?」

思わず言ってしまった私に

             「はいはい
              後ろに移動するんですぅ」

言われちゃった

            




移動した途端 後ろから抱き締められる
いきなりは珍しいこと
長い時間 
強く 弱く

首筋に唇が当たる
自然にピクッと反応する私

キスをしたまま彼が下になる

「あれ?」

腰にまわした手が 直接肌に触れたことにビックリしてる

「ワザと短いTシャツ着て来た?(笑)」




そのまま背中を這い
上手に外し
手が前に回る

キスを続けながら 胸を弄ぶ
口を塞がれ 声にならない声がもれる

また後ろから抱き締められたあと
前に回る

「キスマークつけちゃった」

言われるまで
そうされていたことに気付かなかった

「ちょっと薄いかな」

                 「もっとはっきりつけて」

反対側の胸に吸いつく彼

「消えないキスマークってないのかな」

私本気で言ったんだよ?
あなたは笑ったけど




手が下へ伸びる

「大洪水」

今度は私が倒され
脱がされていく


味わっている彼に戸惑った
私の中に入った指を舐めることはあったけど
直接は…今夜が初めて?

ピリピリッと細い痛みが走る
声が出てしまう
何?
何してるの?

噛んでる…んだ
何度も続く

広げては舌が入り
それが時々指に替わる

キスをされたけど
半分意識が飛んでいるから
なかなか目が開かない




私を見つめる彼の目
優しいけれど いたずらっ子の目

彼の唇に手を伸ばす

「こ の く ち か ぁ
 イケナイことしてるのは」

愛しい彼の愛しい唇
指でたどるこの瞬間が好きだ
お互いじっと見つめ合いながら

その指を彼が口に含む
舌の上下で転がされる




彼が入ってくる
ふたりの声がもれる






気付いたら
2時をまわっていた






2003年07月23日(水)
少し投げやり。



笑っちゃうくらいぱったりと来なくなった
彼からのメール

「好き」が何かに変化した なんて言わないよ
それこそ笑っちゃうもん

・・・・・・・

風が携帯からかけてきた
でも何だかワケありみたい
どうやら奥さんの?

「すみれちゃんからは かけないで欲しいんだ」

言われなくてもきっと
私からはかけないよ





2003年07月21日(月)
乗り越えよう。



真夜中に彼と通ったこの道を
真昼間に通った私が
心の中で繰り返した言葉

乗り越えよう

懐かしんだっていいじゃない
そんな日々があっての現在なんだから



ドアミラーに映る 少し強がってる女






2003年07月18日(金)
固執するな。



「自分が今100%ではない」
この前に
確かこう言われた気がする

「(デートに)乗り気じゃないんだ」

今になって思い出した


「自分が100%じゃないから デートする気にならない」

もっともな言い分か
ていのいい断られ方か

それとも
信じていればいいのか



固執するな
前を見ろ





2003年07月17日(木)
自分100%。



22:22
いきなりかけた電話に
ワンコールで出た彼

「もしもし」ではなく「はい〜」に笑っちゃった
思ったよりも明るい声で安心

近々逢いたいことを告げる
「う〜〜〜〜〜ん」
そこで なんで考えこむ?

「今さぁ 
 自分が100%じゃないんだ
 逢う時はやっぱり100%がいいでしょ?」

これはホントに彼らしい言葉
もちろんそれは私も思うし
理解してるつもり
<いつものあなた いつもの私>
これがいいに決まってる

でも逢いたいの



「あまりデートデートと騒ぐとプレッシャーになる?」

                         「ううん
                          それはないなぁ」
私が気を使う必要がないほど
彼は感じてないのよね(笑)


今日の声は
外で話してるのかと思うくらい
はっきりしてた

いつもは
「部屋の中は声が響くから」と
トーン落として話す彼



あー でも何だか落ち着いた
あんなに不安定だった自分が
きゅっと引き締まった気分

「ねえ?今の私 久々に笑ってる気がする」

                        「スマイル スマイル」

その通りですね

出来ますならば
あなたのキスを





2003年07月15日(火)
あれから。



前回彼に逢った夜から どのくらい経ったかなんて
もう考えたくない

ううん
数えなくったのは もう前からじゃないか

数字が大きくなるにつれて
自分がどうにかなってしまいそうだったし

弱いなりに
自然と思い出しながら
ここまで来たよ


彼に伝えたいことが たくさんある





2003年07月14日(月)
ココロの詰め物。



心のどこかが
たぶんぽっかり開いている

この人で埋めて
あの人で埋めて…と言うと
「オイオイ 人で埋めるなよ」と自分でツッコミたくもなりますが

・・・・・

入りこむ人はいる
いや
いてくれる

   ここはイヤなはずの受け身で行こう

でもね
すべてが埋まるわけじゃないんだよ
確かに楽しいんだけど
一瞬は埋まるんだけど
また気付くと開いている



ねえ あなた
あなたがここを埋めるのよ
あなたなら ここを埋められるのよ

今以上侵食しないように

お願い





2003年07月08日(火)
どうしようもないくらい。



♪もう一度だけでいい もっと自由なはずさ
 僕達は誰かの心を傷つけても
 どうしようもないよね どうしようもないんだよね
 飲みこんだ言葉はため息にもならない

 僕らは星屑になりあの川に
 流れてゆく 流されてゆく 永遠に

 七月の夜空に 君は吸い込まれる
 カラダだけ残して 遠くを見つめたまま
 どうしようもないほど 僕は君が好きで
 どうしようもないのに 僕は君を待つでしょう



彼と星を見に行ったあの夜
かすかに見えた天の川
ルーフから身を乗り出し
聞こえないように この歌を口ずさむ私

ねえ?
私を思い出すときがある?
忙しさでそれどころじゃないか

あなたからのコンタクトが何もないからなのか
私は思い出してばかりなの
あの夜を
あのキスを

「どうしてこんなに好きになっちゃったんだろ」
そう言った私にあなたは
「好きになるのに 理由なんてないよ
 すみれは理由を考えてたの?」
笑ってた


逢いたい
 





2003年07月07日(月)
寂しいです。



言い様もなく寂しいです

涙腺もとても脆いです


あなたに寄りかかりたい

あなたの体温を感じたい








2003年07月05日(土)
必要。



あるカップルが壊れかけている

私とその「彼」とは 以前からの友人
彼女さんの話はいろいろ聞いていた

「アイツは
 『そんなこと話してもいいんか?』と思える話を
 オレにしてくれたんや」

「アイツは秘密主義なんやと思う」

メールを送っても返事がなく
電話も彼女さんからは かかって来なくなった
そこで「彼」は
一切の連絡を絶つ方法を選んだ

一縷の望みを残して

「もしアイツがオレを必要としてくれるんなら
 向こうから何か言ってくるやろ
 何もなければ それまでや」

                「今までさ
                ちょっと急ぎすぎちゃったね
                かなりストレス与えてしまったんじゃない?」

「あ…それはあるかも」
同じオンナとして
私だってそうされたらイヤだもの



距離を置く
相手の出方を見る

これってなんだか哀しいね





2003年07月03日(木)
ひとしきり。



彼の名をつぶやきながら泣いたのはいつだっけ


この前買ったアルバムを聴きながら
ひとしきり泣いたあの日


泣き尽した後に出会ったのは
完全に ではないけれど
何とか微笑んでる私







2003年07月02日(水)
見知らぬ空間。



この感覚はなんだろう

湖に浮かぶボートで
仰向けになって
ぼんやり空を眺めてる

そんなカンジ

これと言って考えることもなく
時々目の前をよぎる鳥を目で追い
ボートに当たる 心地よい水の音を聞く

あ…
心地よいって感覚に似てるかも

蒼いこの空間が映し出すものは
私の何?

広い広い空
何てちっぽけな私の心



このボートは どこへ向うのだろう
ううん
そんなことも考えるのはやめて
今はこのまま 漂っていよう





2003年07月01日(火)
微笑ませて下さい。



時々 あなたを思い出して
微笑ませて下さい

それだけでも少しは 
シアワセな気分になれるから

口元に出来るシワ
あの話し方
あの笑い方

材料はたくさんある
思い出せば
ところ構わず微笑んでしまうから
ちょっと要注意なんだけど







「『ねぇ もう夏だよ』
 ってセミが鳴いてたよ」

久々のメールの 彼らしい言葉

                     「『おっかしいなぁ』
                      近所の公園では まだだぞ?」

「『お寝坊さんなんだよ(笑)』
 そのうち、そのうち」

かわいい言い方するじゃん(笑)

今日もハードな日だったみたいで

「カラダが持つのかなぁ」

と書いてあった
私も今日は めいいっぱい仕事に追われた

こんな時にでも思い出すのは

なんだよなぁ