2003年01月30日(木)
時間の効果。



何気ないメールを携帯に送った昨日
届かない返信

彼の日記で
休みだったことを知った

「後悔しないで」
一昨日送ったメールを読んだはずだ
どう思っただろう



前もこうだったよね
返信が来ないといちいち携帯をチェックして
ヤキモキして

昨日は さすがにピリピリしていた
メル着信音=彼? だもの(笑)

あ そうだ
返信ないことなんていつものことじゃん
休みだったのなら なおのこと



昨夜より今日 今朝より夕方
時が経つに連れて
「以前と何も変わらない」と言う思いが
強くなってくる

だって私 聴けるんだよ
彼の作ってくれたCDを
あの時流れていた曲を

聴くたびに思い出し
苦しくて苦しくて涙していたときとは
もう違うんだ





友達と買い物に出かけた今日
私の車でデートする時の待ち合わせ場所を通りかかる
直接は知らないけれど
この近くに彼の家がある



何気ないメールを携帯に送った夕方

返信が届いた






2003年01月29日(水)
冷静を取り戻せ。



とても短い返信をしたのは昨夜2時近く
メールが届いてから1時間以上経っていた

何度も読み返す
指が動かなかった

私は思いつきでメールすることがよくあるので
一晩考えてからにしようとも思ったけど
やっぱりひとこと伝えたかった

こんな真夜中に送ったって
彼が読むのは翌日なのに



なかなか寝付けなかった
考えることは悪いことばかり


でも
起きたときには微笑むことが出来た
あのメールを読むまでの浮かれ気分が
一気に抜けた
冷静になれた


逢えない日々が続いても
あの日のことは想い出に出来るよね



今一番怖いのは
これ以上逢うと歯止めが利かないから
と言う理由で
逢えなくなってしまうこと


キスだけのふたりに戻ったっていい
逢えなくなることだけはイヤだ


お願いだから 後悔しないで
進まなくたっていいから
後悔だけはしないで



・・・・・・・・・・



昨日
その浮かれ気分真っ最中のとき
考えたことがある


   電話のたびに
   私は風にやデートの催促をしていた

   この催促こそが
   風の安心材料になってるのではないか
   息抜きに思ってるヤツに
   安心なんぞ与えてやるものか

   私を息抜き扱いするなら
   こっちも息抜き程度の付き合いをしてやれ
   「ねえ、まだ?」
   これは禁句
   言ったら負ける

   負けてもいい、言ってしまえと思うときが
   たぶんあるだろう
   そして
   言った私は必ず後悔するだろう
   それを繰り返すことで強くなっていけ
   風など はね返してやれ


彼の存在が明確になると
私はすぐこれだよ
いい気なもんだ 全く



一昨日
風からの電話も出る気にならず
メールにも返信しなかった


昨日は出た

「すみれちゃん どうかした?
 何かあった?」

たった1日音信不通だっただけで
こう思うのか



・・・・・・・・・・


「彼はシングル 私は既婚 でも好きなものは好き」

日記の説明文として
初めはこう書いていた


知り合ってもうすぐ2年
初めて逢った日から約1年半

これからも
きっと何ひとつ変わらない

今までだって
ふたりのことを思っていたんだから







2003年01月28日(火)
彼の「後悔」。



♪たとえ僕が視線はずす仕草みせても
 心は君を見ている


風を見ていたときも
心の中でホントは
彼を見ていた?


昨日
彼とのデートの余韻で頭の中がいっぱいだった
風からのおはようメールにすら
返信する気がなかった


・・・・・ここまで
「よそ見」と言うタイトルで書いていた
そこへ彼からのメールが届いた
昨夜私が送ったメールの返信として







シングルである彼は元々
人妻である私に
電話をすることをためらっていた時期がある

だから
後悔してるだろうとは
十分予測できたはず

なのに1ミリも思ってなかった
浮かれていた



そう
彼のメールには

「ちょっと後悔してる」

反省ではなく後悔だよ、と




「一度は諦めたはずの願いが叶って嬉しい 」

と言う私に

「そう言ってもらえて自分も嬉しい」

と書いてあったことが
唯一の救いなのか







お願い
後悔はしないで
今までと同じで構わないから


いくら私がそう言っても
彼自身で結論が出ないうちは
逢えないんだろうな








2003年01月27日(月)
残り香。



後部座席に移って
まだキスを始める前
彼に寄りかかった

私のマフラーをお互いの首に巻きつけ
ふざけて締め合った

「そうだ 
 今日ね 実はお願いしたいことがあったの」

                   「えっ なになに?」

「すごい照れちゃうんだけどさ…
 なんだと思う?」

                   「思いつくのはね…
                    これかな」

私を後ろ向きにして抱き締める
これも好きだ

「うん これもある」

                   「これ”も”?」

考えこんでる
ちょっと恥ずかしいけど言っちゃおう
             
「お茶を飲ませてもらおうと思ったの
 あなたのここから 私のここへ」

彼の唇に当てた人差し指を
私の唇に

彼はすぐお茶を口に含み
飲ませてくれた





「乳首をこんなに攻められたことないんでしょう?」

完全にいじめられてる
だって楽しそうなんだもの


「ずるい」 「いじわる」 「やめて」

この言葉を私は何回言っただろう
何を言っても彼は

「誉め言葉として いただいておきます」

こう言って笑う




彼のきれいな背中に唇を当てた
感じる部分があるらしい


そうやって
お互い探し当てた部分がある

耳を愛撫することと指を口に含むこと
このふたつは

「食べてみたくなった」

と言う彼が見付けてくれたんだ
生まれて初めての経験



「すみれの背中はどうかな」

うつ伏せになる


ブラははずしていたけれど
ブラウスはこのときまだ羽織っていた

寒くはなかった
でも夏ならマメに処理するはずのものを
最近手抜き中だったから
絶対脱げない

そう告げたら彼は

「いいじゃん 生理現象なんだから」

ここで
私は上半身すべてを脱いだ 

彼は私のわきを舐めた

「こういうとこ 舐められたことないでしょ」


私の胸が
寝たままの姿であらわになったとき

「ねえ 座って」

私を抱き起こした


両手で愛しそうに包む

「柔らかくて大きい…
 あ、でもちょうどいいかな
 こうやって両手で包んで
 ちょっとあまるくらいだから」



「ライトつけちゃおうかな〜」
ルームライトに手を伸ばす彼

たくさんつけたキスマークを確認するために
そして
私の体を眺めるために



ジーンズの上から
彼の「正直な部分」に触れたのは2度

1度めは彼に手を持っていかれた
2度目は私から手を伸ばした
でもそのときの体制からでは確認できなくて
またもや彼が持っていってくれた



横になった私に
彼は自分の手で目隠しをする

「ほ〜ら どこにキスしようかなぁ」

そのうちマフラーを見付け
楽しそうに私の顔に巻き付ける

「これで両手が空くぞ」

ひととおりキスした後
私を座らせ
また巻きながら尋ねる

「怖い?」

        「うん 少し」




帰り道
敷地内のトイレに行くまでがひと苦労
雪で道がわからないんだもの

「ここを越えていこう」

彼が差し伸べた手をつかむ

帰るときも待っていてくれて
車までのちょっとの距離を
そのまま手を繋いで歩いた







布団に入ったのは5時半
そのまま起きていようかと思ったけど
1時間だけ眠った
思ったほどつらくはなかった

脱ぎっぱなしをセーターとコートを片付ける
匂いをかいでみたら
彼の匂いと車内の匂いの両方が残っていた

耳にしていたウォークマンから聴こえて来るのは
昨夜流れていた「流星群」




セーターに顔をうずめて 泣いた





2003年01月26日(日)
「ねえ、キスマークつけていい?」



キスだけの彼
何度逢ってもキスから発展しなかった彼

それが今夜
私の上半身には
たくさんのキスマークがついた








この前の昼間の電話で
今日のデートを予定した
ホントに逢えるのかどうかが
毎日毎日気になる


21時過ぎメールしてみた

「今夜大丈夫そう?
 私は21時過ぎなら出られます」

届いた返信には

「待機中 いつでも出られます」

胸が高鳴る




車に乗りこんだ私に渡された
焼いてくれたCD
その中の1枚がカーステから流れている

「さぁて どこへ行こうかなぁ」

彼だけが知る今夜の行き先
どこに行くんだろう


246から東名に入った
降っていた雨が雪に変わる

御殿場で降りた

五合目は雪で閉鎖だろうし…どこ行くの?

そう思っても
私は心の中で思うだけ
どこに連れて行ってくれるのかが楽しみだから


除雪車が積んで行った雪がある道を
ひたすらまっすぐ走る
着いたところは広い公園の駐車場
あたり一面雪で覆われている


車から降りて
タイヤのチェックをする彼
再び乗って走り出し 
交換したばかりのスタッドレスを試している


また車を止めて降りる彼
私も降りてみた
雪は降っていても
風がないので寒くない


雪を拾おうとしゃがんだら
後ろから押された
やんちゃな彼は健在ね


彼は後部座席に乗り換えた
あ…今夜はここでキスのお時間?
うれしくなる




久々の唇の感触を確かめた後
彼は私のブラウスの衿を大きく開けた

第2ボタンまで閉めたんだっけ
首筋へのキスをするには
少しきつい


「ボタンひとつはずして」

キス
でもまだきつい

「ねえ ボタンもうひとつはずして」

            「もうひとつ?」

そう これでOK
いつもならここまでなのに







「ねえ、キスマークつけてもいい?」

こう言われたのは初めてだ
首筋にひとつ

            「こんなとこにつけたら
             衿が大きく開いたシャツ着れないじゃん!」

「じゃあどこがいいかな〜」

            「もっと微妙なとこに付けないと
             こことか」

服の上から彼の胸に触れた



私を優しく押し倒す
衿もとを更に大きく開け
ブラに手がかかった
意外な行動に驚いた

彼はブラをほんの少し下げてキスマーク



「ねえ もっと下げてもいい?」

乳首が出たのがわかる


彼はそれを口に含んだ


衿元からではもうこれ以上無理
ボタンがすべてはずされた


両方の胸があらわになる
彼の手が優しく包む

「今は オレのもの」



小さな力で乳首を噛まれる
痛いのに感じてしまう

「もっと声出して もっと声を聞かせて」

「ガマンしない ガマンしない」

「すみれの 感じてる声は好きだ」


上半身は裸のふたり
肌が吸いつくようだ


彼の乳首を含んでみた
声が漏れる






話をした

私が話したのは
心音を聞くために胸に顔を置くのに
胸を触ろうとはしないのね と思ってたこと
きっとSEXの対象じゃないんだと思ったこと

彼が尋ねる
「SEXしたいと思ったことはある?」

               「思ってた
                でも抱いて欲しいことを言ってしまうと
                あなたとの関係が壊れてしまいそうだったから
                ずっと言えなかった」

「男だからさ
 やっぱりSEXしたいと思ったことはあったよ
 でもしてしまうと本気で『不倫』になっちゃうと思ったんだ
 もうすでになってるんだろうけど」

               「じゃあ今までガマンしてたの?」
 
「うん
 ずっと理性を働かせてきた」

               「それが今夜は吹っ飛んじゃったのね」

「そう
 第2ボタンをはずしたときに」







「ホントはね
 一番大事な部分を触りたいと思うよ
 でもそうすると今夜は止まらなくなっちゃうでしょ?
 だってね ほら…」

彼の髪を撫でていた私の手を取り
彼の大きくなっている部分に持っていった




乳首への刺激をずっとずっと続ける彼

「やめて…」

息が出来なくなっていたのは何故なんだろう

         「やめて欲しい?ホントに?
          ホントはどうしたいのか言ってごらん
          ほら」

「ちょっとだけ…」

         「ふふっ いいこだ」



ふいに彼が尋ねる

「大事な部分 触ってもいい?」

ちょっと迷った
触られてしまったら
ホントに止まらなくなりそうだったから

「ねえ どっち?」

強い意志が込められていたと思うほど
真剣に答えを求める

「いいよ」

その瞬間
ジーンズの中に急いで入ってくる彼の手
ウエストのボタンをはずす暇もなく
パンティの上から触った後
横から指が入って来た
ほんの30秒ほど

「大洪水だった」





時計が2時をまわった
彼は明日休みだけど私はいつもの月曜日
早起きしないといけない

「そろそろ帰えろっか」

私からそう言ってキスをする

          「早く帰っても 興奮して眠れないよ?」

彼は私の胸に触る
また一からスタート


帰したくないんだ…そう思えた



家に帰りついたのは5時を過ぎていた





2003年01月21日(火)
彼100%の声。



免許の更新に出かけたら
何だか頭が重たくなってきた


ふと彼を思いだしメールを送る

「今講習中なんだけど頭がいたい…」

          「知恵熱じゃない?詰め込みすぎたんだよ」


風邪かもな…
薬を飲んで横になった

そうだ 返信しとこ

「風邪薬飲んでおやすみ中zzz
 『元気出せ』って電話してくれたら治るかも エヘヘ」

ちょっとおどけてみた

5分後
光るウィンドウに浮かぶ彼の名前



こんなことは初めてだ
「電話よりも寝てる方が治るよ」って
はね返されるのがいつもなのに

昼間に電話で話したことって
今までにあったかな

たいてい22時過ぎの電話だし
「声が響くから」と
押し殺して話すから
何となく違う声に聞こえる

だから
今日の声は彼100%



彼は「もしもし」を言うより先に
「そういうときは自分の番号を添付しないとぉ!
そうすればワンクリックでかけられるのに」

よく知ってるのよね〜こういうコト


あまり体調がよくないと日記にあった

「また胃が悪いんだ」

           「それさぁ
            きっとキス療法が必要なんじゃない?」

照れながらも思わず言っちゃった   

「いつ逢えるんでしょうねェ」

他人事みたいに言う彼
でもその後におどけたように

「充電させてもらおうかなぁ」

えっ?







「○日が休みだから
 その前の晩なら比較的ゆっくり逢えるよ」



逢えますように





2003年01月16日(木)
きりがないほど。



この街で出会って
私あなたに恋をした

 ……

きりがないほどキスをしたね
終わりはないと思ってた








彼が頭に浮かぶ

きりがないほどのキスを
何度もしたから

キスの楽しさを
ふたりで見つけたんだったよね


「今度はこんな仕事が来た〜!」
と携帯にメールが届く
忙しいらしくて
自分の日記でぼやいてる



キス…
彼の唇が近付く
あの瞬間を思い出しちゃった





2003年01月12日(日)
あなたらしさを感じます。



このところ
思い出すのは彼のことばかり
何日か続けてPCメールが送られてきたせいかな
彼にしては珍しいことだもの


書いてあることは
「追加のCD焼けたよ」
と言う連絡事項の他に
今日の出来事がちょっと添えてある


全盛期の長〜い長〜いメールに比べたら
3分の1にも満たない
そんなときもあったんだ


相変わらずの彼らしい口調
なぜかちょっと笑える






2003年01月08日(水)
出来ないことだってあるんだ。



今まで

数々の決意をしてきたけど

出来ないことだってあるんだと

今更気付く私は

救いようのないバカです



そう

そんな自分を少しでも救おうとして

新たな決意をする

そして

そのとおりに出来ない自分を笑い

また

少しだけ目先の変わった決意をする



ちょっと休んでみようかな

こうしよう こう考えよう こう思おう

そんな風に決めてしまうことを





2003年01月05日(日)
過去の人から、突然。



「あけましておめでとう お元気ですか」

いきなりメールが届く
それも
今では過去となったふたりから

新年って・・・そんなものなんでしょうか(笑)


そのひとりは
「妻に申し訳なくなった」と言う
ただ単に私が気にいらなかったんでしょ!と思える理由で
去って行った人

言ってみれば
最初の彼 だった
毎晩メッセを続け
悩みを打ち明けあい
お互いのことはよくわかっていた


「逢いたい」
メッセのたびに言われるようになった
まだ仕事をしていたころだったから
何とか時間を作り
逢った

午前中2時間ほどのデート

その日の夜に別れを告げられた
気に入らなかったとしか思えない
誰にだって好みはあるもの
仕方ないよね

でも私は
かなり引きずってしまった
夜になると悲しくて悲しくて

1年以上も前のことだもの
今では懐かしい思い出


もうひとりは
ただ単にメル友だった人
恋愛感情はなかった
何となく疎遠になり自然消滅したんだっけ



なんで私を思い出した?







2003年01月03日(金)
ホントの自分は何処に。



デートしてる時の私

キスしてる時の私

家事をしている時の私




ホンモノは どれなんだろう







2003年01月01日(水)
年が明けて。



あけましておめでとうございます

お読みいただいているみなさまにとって
平穏な年となりますように…




そういう言う私
今になって去年を振り返ってみれば
一昨年に引き続き
いろいろありました
たくさん泣きましたし 笑いもしました

終わりよければすべて良し と申します
12月は楽しく過ごせた方ではないかと思えるので
まぁ…良しとしたいと思います


というワケで
今年も綴っていきます