2002年08月09日(金)
彼からの突然の誘い・・・そしてデート。



まだ彼の香りが残ってる





「おみやげ渡したいんだけど
 今晩どうかな」
22時になろうかと言うころ
メールが届いた

逢えるんだ
逢える日がやっと来たんだ
うれしくてうれしくて
心の中で叫んだ私

仕度をする手が震えていた
心臓がドキドキしていた
「着いたよ」のメールが来るまで聴いていたのは
今日借りてきたばかりのアルバムに入ってた
「君が好き」

2回目を聴き始めたとき
携帯が震えた
「転ばないように急いで来てね(笑)」





あのイベントのプログラムと
頼んでおいたCD−R
忘れずにいてくれたんだ

それらを受けとって
後ろの座席においてすぐ
運転席の彼にもたれかかった
ひさしぶりの彼の香り

そして始まった彼とのキス
何ヶ月ぶりかのキス
軽く触れて
熱くくちづけて


耳元で彼が言う
「大好き」
ああまだ好きでいてくれたんだ
いつもは催促しないと言ってくれないこの言葉を
すんなり聞けたら
そんなふうに解釈しちゃうのね

何度も何度もキスが続く
閉じている私のまぶたにも

そして
きつく抱きしめられた
息することさえツラくなるほどのこの力が
私は大好き

彼の唇に自分から近づき
寸前のところで止める
さあガマンくらべ・・・
急に吹き出す彼


微笑んでいる時の口元のシワ

何気なく視線にはいった時に
私を見ている目

触れ合う頬と頬

擦りあう鼻と鼻

心の中で再確認しているかのよう



余り長くはいられなかったけど
楽しい時間だった

「じゃあ帰る前にもう一度キスして」
と言う私の鼻にキス
その後イジワルっぽく笑う

熱いキスの後
首筋にも軽くしてくれた




車を降りて
運転席側にまわった
「じゃ」と手を振る彼に
私も手を差し出した
握手できればそれでよかった

彼は握った私の手を引き寄せ
キスをした
運転席の彼と
立ったままの私

握った手をほどくのに時間がかかった










2002年08月05日(月)
彼との久々の電話を終えて。



彼と私を結びつけた、と言っていいくらいの
バイクの一大イベントが終わった


今年
彼の日記にも
めっきり減ったメールにも
そのイベントについては一言も触れてなかったから
今年は行けないんだな
禁句なんだな
そう思ってた


なのに突然!
彼の日記に「明日は出発だぁ」?
行くなら行くで
日記経由ではなくメールでいいから
直接聞きたかったなぁ
ちょっと残念な気がした

でもしっかりおみやげを頼んでおいた
当然です(笑)






今夜携帯に送ってみた
「起きてる?
 電話してもいいかな」

           少し経ってから
          「今気付いた
           で、何のご用でしょうか?(笑)」
           

これはOKサイン?と判断し
何ヶ月ぶりかでかけてみた







イベントの報告が延々と続く
これがいつもの彼
久々だけど
全然変わらなく話す2人


一通り終わったあと
ちょっと確かめてみた


彼の声を初めて聴いたのは
去年の今頃
イベント会場にいたあなたと


絶対忘れてると思いながら聴いてみたら
ちゃんと覚えていた
あれから1年
1年経ったんだ



電話しようかなと考えていたとき
好きな人に電話する、というよりは
友達として、にしよう
これからもそうしよう

と決めた