2002年07月25日(木)
2スクロール先の言葉。



雨が降り続いていた昨夜
日記を書き終えてから
先日届いたメールの返信をした


私の名前で締めくくったあと
2スクロールほど下に
こう書いた


「あなたとキスがしたい」


本文を読み終えたあと
右側のスクロールバーがまだ伸びていることに
彼は気付くだろうか


気付かなくてもいい
どうぞ気付かないで・・・
「2スクロール」にはそんな想いが隠されている


もし読んだとしても
彼は
きっと何も言いはしない









はずれた今日の天気予報
いきなりの大雨が降ってきた


「洗濯物大丈夫?(笑)」
とメールがきた


「うん大丈夫。だって今日洗濯してないから(爆)」







2002年07月24日(水)
してあげたくても出来ないこと。



キミの声を忘れそうだ
そのうちきっと
顔すら思い出せなくなるんだろう


僕の好きな雨が降ってきたよ
雨の日でも会えるんだねと
キミは喜んでいたよね


傘をさして歩いたこともあったっけ
雨さえ降っていなければ
手を繋げたのかな


でも
あのときは昼間だったし
誰が見てるかわからないから
晴れていたとしても
手は繋げなかったね


キミと初めてキスをしたのも
そういえば
雨の夜だった


「キミは 僕のこと思い出すときがある?」
この頃そう思うんだ


だからあのメールが届いたとき
うれしかったよ
思い出してくれたんだねって


「暑さと心配事で潰れそう」

そんなキミに僕は
何も出来ない


してあげたいのに
何も出来ない





2002年07月10日(水)
雨と一緒に流せたら。



このどしゃ降りの雨と一緒に
まぶたの奥の残像を
流せてしまえたら

そうすればきっと
まっ更の自分になって
新しい絵を描くことが出来るだろう

もちろん
何も手を加えずに
あのまま残しておけるよ
上書きだって出来るかもしれないよ

もっと素晴らしい絵が描けることだってある

でもそれは自分次第
流したいのなら流せばいい
残したいのなら残しておけばいい

どちらにしても
後悔だけはするな


後悔だけは





2002年07月09日(火)
キミの代わり。



ボクは今
何をしているのだろう
何を見つけようとしているのだろう

キミの代わりを見つけてる?
それなら要らない

だってキミは君

他の誰かを代わりにするなんて
出来るワケないんだ

キミは今
何してるの?
何かを見つけたの?

同じ街にいるのに
こんなに遠いのはなぜ



ボクはキミを忘れない
時々思い出しながら生きて行こうと決めたんだ
無理に忘れようとすればするほど
つらくなるだけだから







2002年07月07日(日)
都合のいい解釈。



昨日私の担当した一大イベントが終わった

そして放心状態の今日
精神的にものすごく不安定だと感じる

だから
夜空に浮かぶ雲の
流れの早さを見ながら
その時聴いていた曲に涙した
号泣と言ってもいいくらい

そしたらだいぶラクになった


携帯を変えたと言うメール
「あのストラップはついている?」
確認してみた
ちょっとした思い出のあるストラップ

「今はまだ何もつけていない」
意外な返信に戸惑った




雲の流れが早過ぎる





2002年07月04日(木)
どうすればよい?



ここのとこ
どうもストレス発散できずにいる
気分転換すら出来ていないなんて


毎日の生活の中で
うっぷんが積み重なっていく
ふり払う場所がない


フルボリュームで大好きな曲を聴いていても
気付くと終わっていたり
次の曲になっていたり


ボーっとしてるってことだ







2002年07月02日(火)
言えない言葉をここで。



昨夜
あれから思いきり泣きました
逢いたくて
逢いたくて


でも言えない
ならせめて
声を聴きたい


「声聴いちゃったら
余計に逢いたくなるから」
あなたもそう思っていてほしい


前にもそんなことがあった

「声聴かなきゃよかったな
逢いたくなっちゃった」
と言う私に
「でも聴きたかったんでしょ?」
聞き返す彼


だからこのまま
電話が来ない方がいいのかもしれない

そう思いながら
PCの前に座る私は
傍らに携帯を置く


逢いたい


5分でもいい
あなたに逢いたい







2002年07月01日(月)
逢いたい理由。



私だけを見ていてくれる
その時間が欲しいから
あなたとキスをする
その瞬間が好きだから


だから逢いたいんだ


あの目
あの唇
私だけのものと思えるあの時間
その記憶も
もう薄れているけれど


取り戻せる日は来るのか


ここのところ
携帯どうしのやり取りは成立してる
この間は
「久々に夕焼けが見えるよ」と
教えてくれた


今こうして綴っていて
出そうで出ない涙



私が欲しいのは
メールでもなく
電話でもなくて
あなたと共有する時間
私だけを見つめてくれる時間