2001年12月31日(月)
期待と失望。



これ以上彼に言葉を求めるのはやめよう
無理だ

「変身するよ」
「すみれが『言葉が欲しい』と言うのなら
がんばるよ」

これらの言葉をきっと
彼は忘れてしまっているのだろう
お得意だもんね 忘れるのは

期待するから失望するんだ
彼は女性に対してちっともマメではない
恋愛に対しても
まぁ、既婚者相手に恋愛も何もないか

たとえ私もシングルだったとしても
きっと彼は同じ態度だろうな
女の子は自分のこと「特別」に思って欲しいものでしょ?
その辺りが彼にはわからない
言ってるのに忘れてしまう

だから
期待するのはもうやめよう
逢いたくなったらデートをしよう
メールが着たら返事をしよう
甘い言葉を求めるのはやめよう

彼の「本質」を見極めよう
そういうことを一切しない、一切出来ないのが彼なんだ、と



年末にこんなことを思うなんてね
これも これからの私をラクにするための方法・・・かな
彼に思いっきり依存しないためにね





2001年12月30日(日)
「ちがい」実感中。



昨日書いた
「言ってもらって初めてわかることもあれば
言わなくてもわかることもある
思ったことをすぐに言葉にして伝えてくれる人もいれば
言うのは照れるから言わなくてもわかってよと言う人もいる」

Jとのチャットが
トラブル発生でメールに切り替わった最近
それを実感している

やっぱり言ってもらった方がいいなぁ

あなたは
「言葉にしてしまうと
何だか はかない気がするから言わない」そうだけれど
元々想う気持ちを口にする人ではないよね
あなたのあまり成長していない部分はそこかな


守るべきものがある人とない人とではかなり違うと言うことが
わかってきた
それが何なのかは私にもよくわからないけど
でも何かが違う

制約されない自由がある人

生活上での煩わしいことを共有できる人


私が救ってもらえているのは
その違いに、なのかも知れない





2001年12月29日(土)
成長しなきゃ。



言ってもらって初めてわかることもあれば
言わなくてもわかることもある

思ったことをすぐに言葉にして伝えてくれる人もいれば
言うのは照れるから言わなくてもわかってよと言う人もいる

逢えばわかるよ
どんなに好きでいてくれるのか
大切に思っていてくれるのか



逢えない日が続くと
「逢ったときにわかったこと」が薄れてしまって
好きでいてくれるのかと不安になる

「成長してないんだよね、ちっとも
逢うようになってずいぶん経つのに」
と言う私に彼は
「これから成長していけばいいじゃん」



今日は彼は忙しいということがわかっていたけど
何が何でも逢いたかった

「明日にすればよかったかな・・・」

                「でも今日逢いたかったんでしょ?」

悔しいけれどお見通しです 



キスの前に
彼の匂いを確かめた
「私はまだ確認してないんですけど」
そこで久々のキス
「ホンモノ」



今夜
逢えてよかった
ホントによかった





2001年12月28日(金)
抜け出したい。



あなたに怒ってもらいたい
「デートできない日が続くからといって
好きではなくなったようなとらえ方をするな!」って

前回のデートから1日1日過ぎるごとに
もらったパワーやほんわか出来る気持ちが薄れてゆく
そこでデートを申込む

たとえれっきとした理由で却下されただけで
大袈裟に言えば
「もう私のこと好きじゃないのね?」
まるで喜劇?

「私のことを想ってくれる人がいる」
そう自信を持っていていいんじゃない?
そんな人がいてくれるだけで
しあわせなことなんじゃないの?

順調にデートできる日が続くと
1度却下されただけで
ものすごく哀しい気持ち




いつだったか
ほぼ決まりかけていた実家行きを
彼からのメールが読めないから、という理由で
取りやめたことがある
さすがに家族旅行は止めるわけにはいかなかったけど

彼はきっと
そんな理由では自分の予定を変えはしないだろう
彼は彼で多趣味だし
やりたいことが多いらしいし


私の世界は今
彼中心で回っている
それがいけないんだね
自分は自分だもん
誰にも振り回されちゃいけない

その世界から抜け出さねば





2001年12月25日(火)
どんなクリスマス?



あなたにとって
今年のクリスマスはどんなクリスマスだった
今度逢ったら聞いてみたい

イベント嫌いのあなたはきっと
こう言うんだろうね
「特別どうってことはなかったなぁ」

そして私はそれを聞いて
「つまらないなぁ、もう」
そう思うんだろう

「今までで最高のクリスマスだったよ」
とまで言わなくてもいいから
「去年までとは違ってたなぁ」
くらいのセリフが聞きたいんだ
あなたの口から直接ね



今日はね
ちょっと気持ちの切り換えが出来た
昨日逢えなかったことを
この日を逃したらしばらく逢えないような錯覚をもってしまい
ブルーになりがちだったけど
またいつでも逢えるんだから、と切り換えられたんだよ
気持ちが楽になるね

ふと思った
フツーの主婦は特に異性のメル友も作らず
たいしてときめきもせず毎日を過ごす
私はその「フツー」には戻れないなぁって

やっぱり「恋愛体質」なんだろうな



クリスマスが終わった
彼と私の間では特に大きなイベントではなかったけど
彼と言う存在がいる中で迎えられたってことを
大切にしたい

あなたはどう思っているのかな
クリスマスもへったくれもない・・・か







2001年12月24日(月)
逢いたかったのに。



帰宅した今夜、逢いたかった
イブの夜だからというのではなく
いつものデートとして

風邪気味だと言うあなた
「うつすといけないから」
今夜はあえなくキャンセル




あなたに対する想いが上昇しているときに
こうやってふっと落とされる
勢いが止められてしまうかのように
調子に乗るなと誰かに言われているように

だからケガや病気が多いの?
私の勢いをとめる現象として
あなたにそういった災難が降りかかるわけ?
・・・そんな風に考えてしまう



Sからクリスマスカードが届いた
「聖夜の夜はどなたかとデートですか?」
あなたはそんなこという人だった?
もっと大きく構えている人ではなかった?
メールの返事がないままいきなり送られてきたカード
幻滅してしまった






風邪早く治してください







2001年12月22日(土)
ちょっと骨休み。



家族と共に
今日から2泊で温泉に行ってきます
その前にたっぷり気持ちをこめたメールを送っておきたいのに
未だ彼から届かず
また昨夜寝ちゃったか
それともどこかへ出掛けてしまったのか

ノートPCだったら持って行けるのになぁ
たまには早寝もいいか




では次は24日に






2001年12月20日(木)
気持ちとは裏腹な言葉。



今夜は逢う予定になっている
帰ってくる人の時間帯によるけど

だから朝からドキドキしていた
それが予想外に早いご帰宅
あなたもビックリだったね

ふたりとも最初のキスまでにかなり照れることが
最近のメールでわかってからのデート
緊張してました、わたし

1時間近くも熱っぽく話す彼
同じく緊張している裏返し?

そして意を決したかのように(って見えたんだけど)
キスしてくれた
100%こちらに来てくれたから
わたしはシートに座ったまま
彼に体を寄せることもなく






あなたに包まれたまま寝てみたい






気付くとすでに1時
時間が早過ぎる
いつものように私から言わなきゃ
気持ちとは裏腹な言葉を

2度言った「帰る?」
言葉の後にちょっと目で語ってみた
2度とも違った目で

あなたが言う
「今ね、1度目の『帰る?』のときは『まだ返さないよ』って言う目をしてたけど
 2度目は『仕方ないかな』って言う目だった」

そのとおりよ
まだまだ帰りたくなかったけど
仕方ないもんね


次に逢えるのはいつか全くわからないから
もらったパワーを小出しにして使っていこ





2001年12月19日(水)
ツライのは。



いつもデートを決めるのは今日の今日
「今夜逢える?」
私からのメールで始まる

今週は夫の帰りが遅いために
全く予定が立たない
となると余計に逢いたくなる
だから
「22時までに出られたら逢ってもらえる?」
と送った
彼の翌朝の出勤時間も考えてのこと

でも今夜は結局
彼が明朝かなり早い出勤時間だったのと
家を出られる時間が23時過ぎ、と確定したため
あえなく断念

「ゴメンね、お騒がせして」

          「じゃあ後で電話しようか?」



23時近くの電話
何気ない話が続いたあと彼が尋ねる
「明日(出勤時間が)早くなかったら逢いに来てくれた?」

「もちろんだよ」
答える私
「23時だろうが0時だろうが
あなたがOKしてくれるんだったら
何時でも行くよ」

「その気持ちがうれしいんだよね
逢いたいと思ってくれる気持ちが」




彼からもデートの申込みをしてほしいと思う時期があった
あなたがいつ逢いたいと思ってくれるのかが知りたかったし

でもね
私は逢えることが決まった時点で申込める
(今日は例外ね)
彼から申込まれたとしても逢えるとは限らない
夫が帰らないと家を出られないし
だから彼からは「逢いたい」とは言えないんだと気付いた

「今夜も逢いたかった」
メールに書いてあった
彼の方がツライのかな









2001年12月18日(火)
気付いてますか?



この日記もだいぶ書き溜めることが出来た
時々読み返して遊んでみる

彼は気付いてるのかな
自分がたくさん登場するこの日記の存在を

私が言わなければまずわからないだろうけど
それでも何かの拍子に見つけたりするかもしれないし

うそは書いてないよ
あなたに伝えてないことはあってもね


今夜もあなたへの返信を終えると
すでに日付は変わっている
それからこうして日記を書く

2時に寝て6時半に起きる私
毎日毎日4時間半睡眠でよくカラダが持つよね
ひどい夜は3時間睡眠だもの

今日はがんばって1時前に寝よう





2001年12月17日(月)
彼とともに歩む人生って。



♪君の人生がふたつに分かれてる
そのひとつがまっすぐに僕の方へ

これは今の私かなと思った
この家に家族といる人生と
まっすぐに彼の方へ向かう人生と

「彼とともに歩む人生」なんて大げさな言い方だけど
彼なしでは生きていけないと思うくらい
わたしの中で彼の存在は大きい

「好きだから逢いたい
 好きだから抱きしめたい」

お互い「キス」と言うものが好きではなかった
なのに彼と私はもう何万回と思えるほどキスをする

「キスがこんなに気持ちのいいものだったなんて」

あなたのおかげで
すみれのおかげで
キスの気持ち良さがわかった


またキスがしたい






2001年12月16日(日)
ホントの『わたし』。



「明日も『逢いたい』ってメールするかもよ」
昨日のうちに言っておいた
だって「明日も逢える」と思わなきゃ
離れられなかったから

そして今日
ふたつ返事でデート成立

どうしてだろう
今夜は今までにないほど
離れたくない気持ちが強かった

優しいキスが限りなく続けばいい
時が止まってしまえばいい
また今夜も叶わぬ願いを祈る

キスをしている自分は
ホントにいつもの自分なんだろうかと不思議に思う
紛れもなく自分なんだけど
いつもとは別の「わたし」

きっとこの「わたし」が本物




泣きたいくらいあなたが好き






2001年12月15日(土)
今夜はちょっと遠くまで。



友達と忘年会だったはずの今夜
集合時間ぎりぎりまで散々迷って
彼とのデートに切り換えた

だって
いつもより早く逢えるのは
こんな口実があるときだけだから

彼の終業時間はまちまち
そろそろかな・・・とタイミングを見計らい
「とりあえず○○駅方面へ歩き出しました」
携帯にメールを送って家を出る

しばらくすると
「もうそろそろ仕度が出来るから待っててね」
よかった 忘れられてなくて

少しの間ウィンドーショッピング
夜に街を歩くのは久しぶり
イルミネーションがここはこんなにきれいだったんだなぁ
昼間じゃわからないもんね

「準備OK!どこに行けばいい?」
メールが来た
「○○の前の道わかる?そこで」
送り返す
しばらくして電話が来た
彼からだと100%わかっていてもうれしいものね

指定した場所へ歩く
すれ違うファミリーやカップル
そんな中あたしは1週間ぶりの彼に逢いに行く
宙を舞うような気持ちで





たっぷり時間がある今夜の行き先は
ダム湖畔に飾られた天然のクリスマスツリー
遠いからこんなときにしか行けない場所

「たぶんあの辺り」しかわからない彼
道1本間違えても彼なら全然平気
そこがホントに頼もしい
ますます彼が好きになった理由でもある

あった あそこね
一大イベントになってたから大渋滞
でも何とか車を止めて歩き出す

風が冷たい
あなたの腕に右腕をからませる
その右手が寒さでかじかんできた
手をこすり合わせていたら
あなたは私の右手を握り
そのまま自分のコートのポケットの中へ

それだけでしあわせな気分

あなたと手を繋いで歩くことってあまりないんだよね
昼間はあまり逢えないし
夜は手は繋ぐけど車だし
だから
いくら寒くても並んで歩くことが
手を繋いで歩くことが
とてもうれしい

ツリーはとても大きくきれいだった
でもごめんね
今夜はツリーよりもあなたと歩けることのうれしさでいっぱいなの





家の近くに戻ってきた時間は
帰るにはちょっとだけ早過ぎる微妙な時間
「明日も仕事でしょ?もう帰る?」
決して本心からではない質問を投げかける
彼は
「帰りたいのならどーぞ!!!!!」
いたずらっ子のような笑みで言う
そう その顔が見たかったの

時間がちょっとしかなくても
何十回とキスをする
大切な時間




今夜は遠くまでどうもありがとう





2001年12月14日(金)
デートおあずけ中。



今週来週と夫の帰りが遅い
さすが年末
というワケで日曜日以来デートもおあずけ

昨日電話したときに
「逢いたいんですけど・・・」と
もう今夜は無理でしょ、的なお願いを言ってみた

なぜかここで吹き出す彼
どして?
ひとしきり笑った後で
「もうちょっと待ってて」
また逢えるよ、と




今夜はふたりにとってちょっとした記念日なったんだ

”これからもよろしくね”





2001年12月13日(木)
忘れないでね。



そりゃ昨夜はメールが来ないはずだわ
「書いたつもり」のメールを
「送ったつもり」だったんだから

どう思う?これ


お詫びコールが来るかなぁ
来ないとガッカリするから自分からかけようかな
でもこういうときにかけると何だかつれない応対されて
「かけなきゃよかったなぁ」って思うんだよなぁ

いろいろ考えて結局かけた

「忘れる」と言う彼の特性
受け止め方をちょっと間違うと
「好きな気持ちが消えかけてるの?」になる

あれだけ好きと言った相手に送るメールさえも忘れる
実際「もしかして昨夜メール送ってない?」と聞かれた時には
そう思っちゃったもの
(そうでないことは、さっきの電話で確認できましたが)




しかしホントに毎晩勝手な私
メールが来ても返信する気がおきないと言い
メールが来ないと気持ちが冷めたとかって思いこむし
わがままこの上なし

も少しどうにかしないと







2001年12月12日(水)
行ったり来たり。



昨夜もそうだったんだけど
彼へ返信する気力が消えかかっている
逢いたいと言う気持ちも先週ほどではない

他に悩みごとがで出来たせいかな
オトコのヒトがらみではございません(笑)

でもそれなりに重要なことなので
すぐには決断できない
今はその悩みに支配されていて
たとえ彼のことでも
今までのようには考えられないほどだ

考えたくないからデートしてもらうってことが
過去何度かあった
でも今回は自分から誘う気力すらない

勝手なもんだよね
昨日逢ったばかりなのに今夜も逢いたいと思う日もあれば
返信する気がおきない日もあったり

でもメールが来ることを今か今かと待っている私
これって何なんだろう


こんな日に彼から電話をくれたりしたら
一気に有頂天になれそうなんだけどなぁ
この時間でメールが来ないと言うことは
きっと寝ちゃったんだろうし


♪追いかけられると逃げたくなる
 冷たくされると泣きたくなる

またこの歌詞思い出しちゃった

こんな自分がイヤだ





2001年12月10日(月)
素直になろう。



時々こういうことが起きる

昨夜のデートを思い出し
ほんわかした気分になり
そのまま夜を迎え
彼からのメールを読む

昨夜のことについては何も触れていないことにガッカリし
返信する気が失せる
よって今夜の私からの返信はなし

彼からメールが来ないだけで
あれだけブルーになり
来ない理由を確かめたくなるというのに
ワザと送らないわけ?

なんて姑息な手

書いてあったでしょ?
次のデートが楽しみだとか
行き先のこととか
ちゃんと「この先」のことには触れていたじゃないか

素直に返信すればいいんだよ
「私も楽しみだよ」って







2001年12月09日(日)
「愛してるわ すごくよ」



「冷静と情熱のあいだ」を読み終えた
あなたに逢いたくてたまらない
元々今夜は私の都合がつけば逢うことにはなっていたけど
昨夜のあなたからのメールにも
「明日大丈夫そう?」
聞いてきてくれたし

私を後ろから抱きしめたまま
話を続けるあなた
30分?40分?もっと?
でもね
今夜はこのままでもいいやと思えた
あなたに包まれながらたわいもない話をして
けらけら笑い合う
それだけでも楽しい時間

「逢いたかった」
「すみれが好き」
「あなたが大好き」

私 こう言ったんだ
「あなたがいるから毎日がんばれる」って
「あなたに負けないように、恥ずかしくないように
がんばろうって思える」って

ホントにそうなんだ
頼ってるのは事実過ぎるくらい事実なんだけど
ふっとあなたを思い出したとき
微笑める私がいる
その時に「さ、がんばろう」って切り換えられるんだよ
(ただデートの間隔が空くといつもみたいに
ダ〜ラダラ考えるようになっちゃうんだけどね)






長い時間後ろから抱きしめられて
笑い合って

あの時間が欲しくて
また逢いたくなる

あなたが好き




「愛してるわ すごくよ
どんなに逢いたかったか
もしかしてあなたにもわかってもらえないかもしれないくらい」
<「冷静と情熱のあいだ」Rossoより>





2001年12月08日(土)
誰でもいいってものじゃないけど。



寂しかった昨夜
遅くになってJが来てくれた

「ひとりとは思わないで
ボクはいつもすみれを想ってるから」
あなたはいつもこう言ってくれる
昨夜はとてもナイーブになっていたから
涙が出てきた

救われた気持ちだった

ホントは彼に救ってほしかった
メールが来ないと言うたったそれだけのことで
こんなに滅入るなんて
それを今朝まで引きずるなんて

「誰にだって頼りたいときはあるよ
 弱くなったわけじゃない」
Jが言う

救ってくれるのなら誰でもいいって言うものじゃない
でも昨夜はJに感謝した





今夜の彼のメール
「昨夜は寝ちゃって・・・」

私の想いの方が先走っているのかな





2001年12月07日(金)
今夜の私を助けて。



こんなに人恋しい夜
こういう夜に限って
誰もここに来てくれない

彼からのメールも来ない
Jも来ない
返事を書くような友達からのメールもない
仕方ないからこうやって日記を書く
(と言っては失礼かな)

ねえ
誰か私を構って
すきま風吹くこの心を助けて
誰か

メール催促のメールなんてみっともないし
かと言って
今書いてるのか今夜はお休みなのか
それが知りたいと思うけど何も出来ない

とっとと寝てしまえばいいんだ
でもその気にはならない






私は
彼からのメールを待ち続ける寂しい女







2001年12月06日(木)
あなたの手わたしの手。



いつもは温かい私の手
あなたの車へ急ぐ間に完全に冷えてしまった
その手を両手で温めてくれた
大きな手に包まれるのって
なんてしあわせな気分

あなたに口紅の色が移らないか心配しながらのキス
昼間逢う時は
夜のデートよりも少し濃くつけているから

今日は雨の鎌倉へ

大きな水たまりを飛び越さなければならなかったとき
先を歩いていたあなたが
すっと手を差し伸べてくれた
これってうれしい瞬間ね
私のことを考えていてくれるってことだもの

いつか笑ったことがあったよね
でこぼこした土手を苦労して登る私のこと
振りかえりはしたものの眺めてただけのあなたのことを
まだ手をつなげなかった頃だから
仕方ないと言えばそうなんだけど

「普通は手差し出すよね」って笑いあった
その日から実際手をつないだ日まで
どのくらいあったのだろう

あなたの横顔を
こんなにしみじみ眺めたのは久しぶり
逢うようになってしばらくの間見ていた横顔
(というか私が照れて横顔しか見られなかった、が正解かな)
今見るのは
薄暗いライトに照らされた、正面の顔
やっと見られるようになったんだよ、私




昼間のデートを終えてから来るこのギャップ
ものすごいものがある
初めはそのギャップがイヤだと思っていたけれど
その違いもまたいいものなのかなと
考え方が変わった


また連れていってね





2001年12月05日(水)
今頃なぜ?



突然メールなんてよこさないで

半年前にサヨナラしたはずでしょ?
それも一方的なあなたの言葉で

携帯の番号もアドレスも何もかも消した
なのにまたメル友に?

あなたが消えて心に空いた穴
それを埋めてくれる人と今
お付き合いしているのよ
間に入って来ないで

皮肉を言えば
あなたに感謝しなきゃ
あなたとのサヨナラのおかげで
彼にめぐり合えたんだから
チャットの楽しさを知ったのだから




もう何もしないで





2001年12月04日(火)
ずっとそばにいて。



おととい逢ったばかりだけど
まだ満たされない私
逢いたくて逢いたくて

そんなわがままに付き合ってくれてありがとう

あなたの匂い
唇の感触や柔らかさ
あなたが好きと
心から思う瞬間でもある

きつく抱きしめてくれる手の感触が好きだと言うと
「だってそうしてないと
すみれがどこかへ行っちゃいそうだったから」
そうよ
しっかり捕まえておいてね


好き
ホントに好き
大好き

こんなに
苦しいくらい人を好きになるなんてこと
今までなかった
夫と付き合っているとき
ここまで強く思っていただろうか

夫は私の初めて付き合った人
その人からプロポーズされたんだから
うれしさでいっぱいだった
でも家どうしのもめごとなど
結婚前も後も不満がたくさんあった

もっとたくさんの人と付き合っていればよかった
そう思い始めた

そして
何気ない
ホントに何気いないメール交換から
共感することがたくさんあることに気付き
お互いにひかれ合ったのが
彼だ

彼にもし家庭があったなら
ここまではひかれ合わなかったのかもね

ずっとずっとそばにいて





2001年12月03日(月)
デートひとつで上向く気持ち。



単純・・・ってこと?(笑)
でも今日の私はホントに顔がゆるみっぱなし
昨夜のデートを思い出しては微笑み
同じ曲をかけては微笑み
とても良い気分

調子に乗って(?)
あなたに逢いたくなってメールしたけど
なんでも「気絶注意報発令中」とかで
お断りになられました

昨夜は興奮して明け方まで眠れず
今日はボーッとしてたとか
だから今は大変眠くて
そんな状態でデートしたらまた寝ちゃうから
それが気絶注意報なんだって
(次のメールでは警報に変わってだけど)

よってメールもなし
ちょっと残念











土日とも風邪でダウン中のJ
今日はどうかな
会社に行ったのかな
夕方電話が来た

「サラリーマンは休めないねェ」
そう言って笑っていた








デートもないしメールも来ないし
チャットもお休みだから
早く寝ようかな・・・と思ったところへ
なんとSからの1ヶ月ぶりのメール

「どうしてますか
 時々思い出してくれていますか?
 いつまでも私はあなたの先生です」

久々にメールを打つ
とりあえず近況報告
彼のこともJのこともさらりとは話してあるけど
彼が「シングル」とあるということだけは言っていない

でもあなたとはもう
以前のようなことは出来ないと思う






2001年12月02日(日)
9日ぶりだったなんて。



前回からそんなに経っていたんだね

「ホンモノ?」
車に乗り込んだ私を見てあなたがいった
私もそう思ったよ

だから挨拶のキスに
ありったけの気持ちをこめたふたり
しばらく止まらなかったふたり
あなたの気持ちがたくさん伝わってきた




ラストで
私がヒザを抱えて余韻に浸っていたら
後ろから抱きしめてくれた
このことこそ
私を愛しく思ってくれている証拠なのかな
勝手に解釈


「ずっと好きでいて」

この言葉にたくさんこもっていた私の気持ち
わかってくれた?

この先ずっとずっと
私を好きでいて







2001年12月01日(土)
強くなんかないよ。



ブルーになっても
どんなに泣いて泣き尽くしても
朝は来る
わたしの気分など関係なしに
1日が始まる
それでも朝の家事のために
頭の中と手だけは働かせなければならない

昨夜の電話で彼にそう言った
ブルーの原因には触れないようにして

「・・・強いよね」

     「どこがよ
      自分の弱さが情けないのに」

「切り替えられるところがさ」

これを強いと言うのだろうか
だって切り換えないとやっていけないのよ
朝食やお弁当の用意など
しなければならないことがあるんだもの
これがあたしひとりだったら
きっと布団から出られない


強くなりたい