2001年10月31日(水)
今夜の彼は。



そりゃあ感謝しています
仕事を終えて
デートしてくれる彼に対してね

今日だってあなたは
仕事で遠くまで出かけて
いつもより少し帰りが遅かったのに
それでもデートしてくれた
ありがとさんです

でも・・・
居眠りはしないで欲しいなぁ


デートの翌日なのに
あまりすっきりしない
昨夜は逢わなければよかったかな とさえ
思っちゃうよ

帰り際の
車を降りてのキス
私の腰に回すあなたの手が暖かい
何度唇を重ねてもキリがない
彼の首に巻きつけた腕を
泣く泣くほどく私

もうキスの魔法は解けた気がしていたけど
さよならのキスは
また別モノなんだ


「好き」

         「ずっとね」

「またいっぱいキスしようね」

           「うん」

すっきりしない、なんて書いておいて
こうやって思い出すと
やっぱりまた
逢いたくなった


クリスマスのことを彼は
「1年の中でいちばん憂鬱な時期
でも今年は違うのかな」

違うでしょう今年は!
なんてったってハッピークリスマスだよ

あまり長い時間一緒にいることは出来ないけれど
それでも楽しいイベント
考えたいね

ハロウィンのカード
ありがとう





2001年10月30日(火)
現実逃避。



今日はクラスの母たちの懇親会
「私には彼がいるの」
爆弾発言したらみんなどんな顔をするだろう
もしかして
同じようなことをしてる母が
この中にいたりして

考えたらおかしくってね


昼間のデートを断った
元々予定があったから

昼間に逢うと
自分自身の切り換えがうまくいかない

逢ってる時間は楽しいけど
帰る時間を気にしながらだし
この後には苦痛に近い生活が待っている


彼やJに救いを求める理由がもうひとつあった
それは

「現実逃避」

コドモに対して
ほとほと手を焼いたときに
彼に逢いたくなる
Jと話がしたくなる

ドラマのセリフのように
「すべてを忘れさせて」
そんな気持ち

夫からも常に現実をつきつけられる
だから救いを求める先が
他に行くんだ きっと

逃げてはいけないことがある
首が回らない自分がいる
助けてくれる人がいる

その人にPowerをもらって
逃げてはいけないことに
少しづつ立ち向かってみようと
今は思い始めている

見守っていてね
いつまでも





2001年10月29日(月)
「さみしがりや」なので。



「他の誰よりも
あなたといちばん会話をしていると思う」
チャットで伝えると
Jが言った
「どさくさに紛れてすみれがボクのことを好きになっちゃえばいいのに」

「すみれが好き」
「いつかすみれからもそう言って欲しい」
チャットのたびにJは言う
でもJはわかっている
彼がいるから自分には好きとは言わない私のことを

「まだボクとは逢えない?」
そう聞かれるたびに
なんて答えたらよいのか
ホントに困るんだよ

それでも毎晩PCの前で待っているJ


元々さみしがりやの私
真夜中のひとりの時間は
誰かを感じていたいと思ってしまう

彼とJにそれを埋めてもらっている
かなり前には「広く浅く」メル友の幅を広げたこともあったけど
それは大変疲れることだった

Sと彼に絞りこんだのが今年の初夏のこと
いちばんの「古株」を選んだのは
話題と波長が合っていたから

「他の人とも話してみたら?」
Sの言葉と同じくらいの時期に
Jが登場
これでオールキャスト

そのSも消えつつある

「彼がいるのになぜJとチャットを?」
Sが言う
そのとおりだ

彼を想う私の気持ちを知っていながら
それでも相手をしてくれるから
頼っている
甘えている

今夜もJとの会話が始まる






2001年10月28日(日)
「愛してる」は禁句、なのかな。



今夜は雷雨
そのBGMのおかげで
かなりよい雰囲気になれた
もともと雨音が好きなんだ

あなたを「向こうの世界」に
いかせてあげた
ふにゃ〜っとしたあの表情
見てるだけで
何してあげようか考えるのが
最近とても楽しい

ふと
「愛してる」と言いそうになった
言ってはいけないような気がして
声にするのをやめた

でも「愛しい」とは
よくふたりで言うんだから
同じことか


これでもまだ
Hには突入しないふたり

時々思う
彼は・・・したことがあるのか?

今夜も彼自身が反応してなかった
でもキスするよ
「感じる」って彼が言うよ

カラダを求めるようになるまでには
きっとかなりの時間がかかる


でもね
Hが目的ではないんだ
そりゃいずれは出来ればいいと思うよ
Hにまで発展してしまったら
そこが「最終地点」のような気がする
だから急がないで・・・が本音


Sとの目的はHだった
私の知らないことを教えてくれた
でも
Sは私に対して
好きという感情はなかった

「いつも頭の中にある存在」
とは言っても
「好き」とは違っていた

彼と「両思い」になってわかったことは
「私が欲しかったのはこう想える人の存在」
ということ
いつも気にかけてくれて
想っていてくれて

でも
彼はシングルということを
常に頭に置かないといけないけど

それがツライよね






2001年10月27日(土)
逢いたくてもガマンしてみた。



髪を少し切った

美容院で髪を触られると
彼が私の目の前を飛び始めたりして
なんか変な感じ

触ってほしいのは悪いけどあなたじゃない・・・
美容師さんに心で文句を言う私

だからとても逢いたかったけど
昨日逢ったばかりで
もらったパワーものこってるし
で、ガマンしてみました

今週彼は結構忙しかったから
ここで気を使ってあげなきゃね
ボロボロの彼を見たくはないし

逢うと疲れが吹き飛ぶ、と彼は言う
精神的な疲れは確かに癒されるかもしれない
でも体力的なものはね
睡眠とらないと

デートしてもしなくても
私の寝る時間はいつも2時3時
日付が変わらないうちに寝たことなんて
この2ヶ月ほどは
一度もないんじゃないかな

明日は私の都合がつけば
逢うことになっている日

逢えますように・・・





2001年10月26日(金)
3日ぶりだね。



3日位じゃ
逢えなくたってどうってことないはずだけど
今夜のデートは
何だか久々の気がしたね

今夜はちょっとわたしから
責めてみました
お気に召していただけたようで

とろ〜んとしたあなたの顔
大好きよ
わたしだけのもの
わたしにだけ見せる顔

「逢ってる時はすみれのことしか考えてないから安心して」

「大切にするよ 世界でたったひとりのすみれを」

よく言えるよね〜
でもうれしいよ

その言葉を思い出しながら
いやな家事も気苦労の多い子育ても
何とかやっていける

あなたを想うと
しあわせな気分になれる

大切な人





2001年10月25日(木)
恋愛体質。



Jが言う
「少なくともボクたちは恋愛体質だよ」と

いつでも恋愛出来るようスタンバっていることを
そう言うんだって

昨夜のチャットで
「独身の頃にもっと恋愛しておけばよかったなぁ」
お互いに後悔しきり
おかしなふたりだった

「本来のパートナーに求めるはずの安らぎを
私達はなぜ他に求める?」

「結婚前に、考え方が違うきざしは見えていた
結婚してからその違いがこんなにウェイトを占めるなんて・・・」

こんな話を午前2時半まで
熱く語るふたり


恋愛か・・・

彼とは恋愛してるって言えると思う
Jとは?
「すみれが好き」とは言ってくれるけど
私の方は「好き」っていうんじゃないんだよね
何ていうのかなぁ
見守ってくれる人・・・かな

じゃあSは?
「こういうHもあるんだよ」と教えてくれた人
確かに気持ちよいものだったけど
私から「してあげること」は
苦痛になっていた

でもそれをしないと
Sは満足しない
(あたりまえか するばっかりじゃね)
だから仕方なしに・・・だった

そのSともそろそろ終わる
彼とJの存在を報告したから

「なかなかショッキングなメールをありがと」
と始まったメールには
Sなりの疑問や
「オレがJさんなら、他の男に目が向いている相手とのチャットは
絶対やめるけどね」
という意見が書いてあった

最後に
「ここまで聞いてしまうと、すみれと逢ったとしても
割りきれるかどうか・・・」
そりゃそうよね
それこそ他の男に目が・・・だもんね


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼とのデートは彼の都合でお休み中
前回は月曜日だったから
今日で3日あいた

依存する気持ちが薄れてきたから
気がラクになったとはいえ
ちょっとぽっかりあいたカンジ
昨夜のメールも忙しいらしくお休みだった
今夜もきっと届かない

かなりJが接近してきているよ
さっきも電話くれたし

しっかり抱きしめていてくれないと
わたし
おいでおいでしてくれる人の元へ
飛んで行っちゃうよ

なんたって
恋愛体質なんだから







2001年10月24日(水)
役に立ちたい。



これは
相手を想っての言葉よね

いつだったか
イヤなことがあって
メールで彼に泣きついたとき

「この胸だったらいつでも貸すよ」

まだ手もつないでなかった頃なのに
胸に飛び込んだら
あなたはその手をどうするの?
まさか・・・直立不動?
そう思って笑ったなぁ



「すみれの役に立ちたいんだよ」

彼も
Jも
そう言ってくれる

だから甘えてしまうオンナが
ここにいる








2001年10月23日(火)
Jの気持ちは。



ここのところ
気がラクだ
彼を好きでいる自分を好きになろうと
思うようになれたから

携帯を目に付かないところに
置くようにしただけで
こんなに気楽になれるんだ
今までいかに依存していたかがわかる





昨夜のチャットでJが言う

「そろそろ逢いたい」

私が彼のことを好きと知っていて言う
それでも逢いたいなんて

「申し訳ないけど今は逢えない」

そうストレートに言いたいけど言えず
考えていたら

「ゴメン、またすみれを悩ませちゃったね」

JはJで
私を支えていてくれる
会話の数ではきっと
彼を軽く超えてる
それだけチャットが続いている



生理が今月2度来た
デートのない日はチャット という毎日
ほぼ4時間睡眠
そのせいかな





2001年10月22日(月)
かなわない願い。



今夜のように
「月曜日に逢えたら逢おうね」
という決め方は
1日気が気でないから
よくないなぁ

夫の帰宅時間によっては
デートできないし

だから「デート成立」のときは
ホントにうれしいけどね


でも今夜は
明日早起きしなきゃならない彼のために
短時間のデート
あっけなかったよね
でも密度は濃かったのがわかった


「どうしてほしい?」
初めてそう聞かれて
何て言ったらいいのか考えちゃったよ

「満足そうな顔しちゃって」
笑いながら言う
すみませんね 正直者なのですよ


「次のデートまでこの感触が持つ?」

          「うん・・・・たぶんね」

こう言うふたり
持たなくなったから逢いたいよって
いつでも言って欲しい


「毎日逢いたい」
「毎日キスしたい」
かなえたい願いを声にして
ふたりでうなずいて



それがかなわないから
逢ったときに
それまで逢えなかった想いをぶつけ合う

「こんなに逢いたかったんだよ」

ってね





2001年10月21日(日)
メリハリ。



ホントはデートしようと思った今日
夫の誕生日だ

デートするにしたって
きちんと夕食を作り
子供たちを寝かせてから
出かける
特に夫に負担はかけてないはず

でも彼の都合で
今日のデートはなし
結果的にはこれでよかったのかも

ビールをついでくれるときに
「今日はお出かけ?」と
ひとこと確認
それだけ常習化してるってことね




今日のメールには
「メリハリが大事だよね」
とあった

この頃のあたし
メリハリなさすぎ
その結果が彼に依存という形に出る

「その方が気分転換になるから」
おっしゃるとおりです

何だか目が覚めました
今後は気分転換がわりに
あなたとデートいたします





シングルと既婚

なんだもんね





2001年10月20日(土)
モノは考えようによる。



やりたいことがたくさんある彼に
逢えないときがある
今夜のデートのときに
「それが悔しい」と伝えると

「モノに嫉妬してるの?
 だってモノはキスしてくれないんだよ」

そんなものに嫉妬してどうするの?と
驚いた表情
私だって自分のこと
どうしちゃったのよ・・・そう思ってる


「(それらとは)同列ではないからね」
うん
それはわかってる
わかってるんだけど
私を優先して欲しいと言うわがままが出てくる
彼しか見ていない
彼しか目に入っていないからだ


彼も
そしてJも
「相手を好きと思える自分が好き」
と言う

そっか
モノは考えようだ
「相手のことしか考えられずに情けない」
ではなく
「こんな風に相手を想える自分もいいよね」
と考えればよいのだ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「(ボクを)もっと好きになって」

          「誰が何と言おうと好き
           もうどうしていいかわからないくらい」

「わからないままで・・・いいんじゃないかな」

          「あなたはどんな風に好き?」

「好きなものは好き  それだけ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「あのね  
           あたしはあなたの感触を思い出すために逢うのではなく
           もっとあなたを感じたいから逢うの」

「そっか・・・さすが!」

水曜日
復活したあなたに久々逢ったとき
忘れかけていた感触を
埋めることは出来たけど
上乗せ分がなかったんだよ

だから余計に早く逢いたかった
キスしたかった
急ぎすぎちゃったせいで
モノに嫉妬 という情けなさにつながったけどね

今夜でたっぷりといただきましたので
しばらくは在庫あり かな


30半ばのオンナに
「かわいい・・・」と言って抱きしめる
うっとりしている私を見て
「しあわせそうな顔しちゃって」と笑う
それはあなただってそうよ






2001年10月19日(金)
依存。



「ひとりの人間として
きちんとひとりで立てるようになればいい」

これはCに言われた言葉
私のことを
「すみれは寂しがりやだから」と
あっさり見抜いた人

「哀しい思いはさせたくないから
シングルはやめておけ」
私はCからそう忠告されたはず

それを聞いて
一度は思いとどまったはずの私なのに




「今夜逢える?」
昼間のデートで尋ねたら
あなたは考えていたよね
結局あなたは
昨日買ったゲームソフトがやりたくて
それを選んだ

「うん、逢いたい」
期待してた言葉が
帰ってこなかった

私はゲームに負けたのか・・・


私は思いっきり依存してしまう方だ
ひとすじ、とまではいかないけど
それに近くなる
メールを期待し
その内容で一喜一憂するのはあたりまえ

そういう自分が
また今日も顔を出した
情けない


彼にはやりたいことがたくさんある
ゲームや読書、ツーリング・・・
私はその中のひとつなんだね
きっと

私のやりたいことは?
手芸とかだったけど
最近全くやる気なし
それがますます依存してしまう原因だと
わかっていても
その気が起きない

「何か趣味を見つけなきゃだめだよ」
ともCに言われた
そうなんだけど・・・



Sとの「全盛期時代」もそうだった
Sだけしか見えなかった
メールにそれが出てきてしまい
Sが少し引くのがわかった
慌てて軌道修正したっけ

そのSから久々のメール
「先週ボクからメールしなかったのは
すみれの気持ちに整理がつくまで
待っていたからです
ホントは水・木あたりなら逢えたんだけど」

私が逢う気なら逢ってくれるS
「そういうこと」もしてくれると言う
されながら私は
彼のことを思い出さずに
Sと楽しめるのだろうか



今夜もいつものように
彼からメールが来ている
でも返信する気がない
たまには「無視」と言う
コズルイ手でも使ってみる?






あんたって情けないオンナ





2001年10月18日(木)
ガマンを重ねて。



「逢いたかったぁ〜」

昨日の昼間
車に向かって歩く私を見つけ
狙い撃ちするかのように指をさし
乗りこんだ私の顔を見たとき
あなたがそう言った


今までの逢えなかったツラさ
逢いたくても逢えなかった切なさが
一瞬で吹き飛んだ
逢いたいのをガマンしていたのは
私だけじゃなかったんだ


でも昼間は
手を握っただけで
ふたりともガマンしていた
もたれかかったり
抱きしめたりしたかったけど
一度してしまったら
歯止めがきかなくなるでしょ


「イヤにあっさり帰るなぁ」と
思ったって?
だってあのときは
半分「母」だったもん
お迎えの時間も気になってたし


そのかわり・・・ではないけれど
昨夜の挨拶のキスは
熱い熱いキスをくれたね
あなたの気持ちがたくさん入っていたこと
わかったよ











ときどきね
好きでいてくれるのかが
不安になるんだ
だから確かめたくなるんだよ





2001年10月17日(水)
この香り、この感触。



今夜のデート
5日ぶりだったね
風邪、良くなってよかったよ
でも終わりの方
ちょっとつらかった?


抱きしめられたときの感触と暖かさ
唇の柔らかさ
そう、これなんだぁ・・・
心からそう思った


初めは
確認しているような気になった
でも二人とも
まだどこかに照れを隠してるような
そんなムード


お休みだったあなたと
昼間逢えたこと
ホントすごい偶然よね
電話をしてきたあなたの行き先と
私の行き先が同じだったなんて


そっか
今日は2度逢ったことになるんだ


風邪、ぶり返さないといいね






2001年10月16日(火)
いろんなことが重なって。



もしも
私にPCがなかったら
あのメル友サイトに登録しなかったら

あなたがたくさんの女性の中から
私を選ばなかったら
そして私が
届いたいくつかの「メル友になりませんか?」の中から
あなたに返信しなかったら

あなた宛の返信に
行き詰まるようになったために
一度は終わらせたメル友を
私が再開させなかったら
それを
あなたが快く受け入れてくれなかったら

こんなに共感することがなかったら
こんなに考え方が似ていなかったら
あなたがバイクに乗っていなかったら
私がバイクに興味がなかったら

あなたのバイクが見たくて
あなたに逢わなかったら






”現在”は なかった





「運命って言葉は好きじゃなかったけど
いまなら
運命に逆らわずにのる、っていうのも
いいんじゃないかな、と思う」


ずっと前に見たドラマのセリフを思い出した
「運命は信じないことにしてるの
だって運命って自分で切り開くものでしょう?」
困難に立ち向かう女性役だった


運命・・・
そのまま流されるのはラクだけど
やろうと思えば
自分で造れるものなの?





2001年10月15日(月)
よくない3拍子。



土日は夫が家に「帰っている状態」だから
比較的出やすい
先々週あたりから
その土日のどちらかは
デートしていた

だからおととい・昨日と
家にいたのは
久しぶりだったんだ

「あれ?今夜はお出かけじゃないんですかぁ?」

ふざけた調子で言う夫

えっ?・・・
じゃあ私が出かけることを
あなたはそんなに不満には思ってないのね?

それを土曜の夜に言われたものだから
逢えるのに逢えないツラさに
拍車がかかった



「この切なさは
抱きしめないと伝わらないだろうなぁ」

と彼
切なさ・もどかしさ・はがゆさって
心にとってはあまりよくないかもね








2001年10月14日(日)
逢えるのに逢えない日。



私だけでは
彼に逢う時間は作れない
夫が早く帰って来る日でなければ
家を出られないから

かといって
泊まりでの出張だと
逢えるのに逢えないという
非常にもどかしい状況になる

だから
逢える日に逢っておくように
なりつつあったこの頃


今夜は前者
でも彼が今ダウンしているから
別の意味で今夜は
逢えるのに逢えない



今まで私が家を出られるときに
逢えないということはなかった
それだけ彼は
私の申し出に快く引き受けてくれる

だから
このイレギュラーな状況を
私はものすごくブルーな出来事として
とらえてしまった

こんなことでブルーになる自分が
情けない
バカみたいだ

電話で彼にそう言ったら
笑っていたけど




でもね
よい戒めになったと思うの

「いつも自分の思いどおりにはいかないよ」

確かに今まで
自分が逢いたいときに逢えていたから
錯覚していたんだ
思いどおりになるものだって



こんな夜に
夫が求めてきた
何日ぶり?
ううん、何週間ぶり?


でも
私に「心」はない
空っぽの身体だけ

心は
さっきまで話していた
彼のもとに
飛んで行った









2001年10月13日(土)
好きだから出来ること。



ミッドナイトデートが
今週だけで3回
これ以上は逢いたくても逢えないなぁ


どうしてこんなに逢える?
それは彼がシングルだから

Sのような既婚者だったら
平日夜に逢うことは出来ないから
お互いの休日になる

メールで細かな打ち合わせをして
月1度逢えるかどうかだった
(今週Sからのメール1通もなし
 このまま自然消滅・・・かな)

でも彼とは夕方になってからでも
「今夜逢える?」
という言い方が出来てしまう
だからこんなに何回も逢える
それも深夜に

確実に
睡眠不足が私の肌に出ている

22時ごろ待ち合わせて
帰宅は平均午前2時半前後
ふとんに入るのが3時ごろ
そして起きるのは6時半
時々起きても朦朧としてる
それでも逢いたい

「シングルはやめておけ」
声があちこちから聞こえそう
もう止まらない・・・とは思ってないつもりよ
これでもね


自信過剰な言い方だけど
彼の 私に対する想いは
私以上にある
彼自身もそう言っていた

「ボクの想いは すみれと同じか
それ以上」


昨夜もそれを感じた
「離したくない」目が叫んでる
その目を私は
じっと見ることが出来た
いつもは照れて見られないのに

甘えた声を出すようになった彼
その声は
私にだけ囁く声だ

彼はどんどん進歩していく
だから私が
ブレーキ役にならないとね
これでもまだ歯止めはかけているつもり


Sがよく言っていた
「好きな相手のすべてがほしくなる」と

私の指を口に含んだ彼
「思いつき」だって

「大好きな人の指だから
食べてみたくなった」

何とも言えない感触だった
すかさずお返し
彼も同じ反応

こうやって
気持ちのいい部分を
探し合うんだね
きっと

そう考えると
付き合っている頃から
夫からはそんなことひとつもされなかった
好きだから何か違うことをする ということが
全くなかった

私にもその気持ちがなかったから
人のことは言えないけどね

結婚して数年たってから
こうしてほしいと要求しても
到底無理な話だった
哀しかったけどね



今週は
Jとのチャットを全くやる気がない
毎晩待たれている
「今日はどうしたの?」
メールが来ている

彼とキスするようになってから
Jとは距離を置きたくなった


今は彼だけを見つめていたい

いつもの生活をしながら
彼のことを考えていたい

その いつもの生活を
壊さないようにしなくては
それが「ルール」だもの





2001年10月12日(金)
風邪にもめげず。



「今夜はキスができません
 なぜなら風邪引いたから」


キスなしのデートか・・・
今の私にはつらすぎるぞ

真夜中の
いつもの時間にやってきた彼
車に乗り
抱きしめてはくれたけど
キスは?


・・・しました
やっぱりガマンできなかったふたり
まぁわかっていたことだけどさ




気づいて笑ったことがある
初めてキスをした日から
まだ1週間たってないってこと
正確に言えば明日で1週間

まだそれだけしかたってなかった?
その間に
いったい何千回したことか

彼も大笑いしていた



今日も何回したのだろう
「キスなし」
「うん、ガマンする」
なんて言っときながら
あっさり撤回

でも今夜は早めにお開き
体が大事

お約束となった
車の外での
「また逢おうね」のキスが
いつもよりつらかった

別れるのが1時間早いだけで
こんなに切ないのか・・・


向こうからバイクが近づくのがわかる
身体を離そうとする私
「かまうもんか」と彼


離れられない

離したくない

愛しい


逢うたび実感するこれらの言葉
別れ際がホントに切ない







2001年10月11日(木)
逢えない日に想うことは。



あなたに教えてもらったことが
きっとたくさんある

Sからも
Jからも
そして夫からも教わったことのないもの


相手をいたわる気持ち
心から逢いたくなる気持ち
重ねた唇の感触
もっとキス”したい”という欲望
気持ちよくしてあげたいという情熱

そして
やさしい言葉

  「逢うたびにどんどんきれいになるね」

  「どうしてこんなに好きになったかって?
   答えはひとつだけある
   それは”すみれ”だから」

あなたの目も
逢うたびにやさしくなってるし
もちろん逢うたび素敵になっていく


ふと
あなたの香りがすることがある
コロンなど使ってないあなたの
自然な香りが

ちょっと煙草くさくて
男っぽい香り・・・っていうのかな


昨夜しみついたんだね


今夜は
逢えない想いを溜めておく日



「もっと熱いキスがほしい」

届いたメールに書いてあった
私がリードするときのキスは
触れるか触れないかくらいのものを
何度も何度もする

「じらされてる」

笑いながら彼が言う
自分ではそんなつもりはないのに
でもそう聞いちゃったら
ますますじらしてあげよう・・・
意地悪になれる


でも次回
なるべくがんばって
熱いキス試みてみます





いま携帯が鳴った
あなたの名前だ
1時間のラブコール


声が聞きたかったのは
私だけではなかったのね
ありがとう






2001年10月10日(水)
キスの魔法。



昨日逢ったばかりの今日
どうしても逢いたくなった
彼もきっと同じと確信し
メールをする


車の中で
磁石のように引きつけられて
お互いが近付く


何も言わなくても
伝わってくる
キスしたい気持ちが
前に出てくる


「キスの魔法」って
きっとある
ふたりはカンタンにかかってしまった


腕を組んだ木曜日

手をつないだ日曜日

あたなの心音を確かめた月曜日

私の心音を聞かせた金曜日

そして

初めてキスをした土曜日


この日から
抱きしめることや
髪を撫でられることが
霞んでしまった


ひとこと言ってキスをして

またひとこと言ってキスをして

少し顔を離して目を見てキスをして

あっという間に時が過ぎて行く




昨夜初めて
車の外で
立ったままでのキス
してねって私が言ったから


そして
今日はあなたから
これが別れ際のお約束になりそう


耳にキスされたとき
身体中を電流が走った
今日あなたにお返ししてあげたら

「理性吹っ飛んじゃいそう」

そっか
耳に感じて
思わず私の声が出ても
理性があるから
あなたはそれ以上求めてはこないんだね


押さえてる
ふたりとも
もっと先へ進みたいけど
押さえてる









「反省はしても後悔はしちゃだめだよ」

うん、大丈夫
後悔はしてないから






2001年10月09日(火)
早過ぎる時間。



昨日のメールの最後にこうあった

「すみれの明日の予定は?」




彼からデートの申込み?
これって初めて・・・じゃないかな


実際問題
私から申し出ないとデートは成り立たない
夫が帰ってくる時間がわからないうちは
デートの可否もわからない
ドキドキしながら夜を待つ

めでたく成立



昨日1日のブランクをおいた
久々長いメールも書けた
そしてまた今夜逢えるんだ




初めのうちは
相手に悟られないように
お互いキスのガマンくらべ

そのうち私の顔寸前で止まった彼の顔に
私からキスをした
よって・・・引き分け〜!




時計を見るたびに
時間の早さに驚く

「時計の神様にいじわるされているのかな?」

かわいいこと言うね




しかしホントにあっという間


逢っているときだけは
時の進み方が遅くなる方法が知りたい






2001年10月07日(日)
初心者マークのキス。



今夜で3日連続のデート

家を出られる理由
例えば 打ち上げなどと言う
立派なものがあれば
家族には迷わずそれを使い
友達にはキャンセルのTELをし
彼との待ち合わせ場所へ向かう



お互い苦手だったはずのキス
不思議だね
らくらくクリアできたもの


いくらキスしてもし足りないなんて
初めてよ
もうしないではいられない
体勢を変えて
唇の重ね方に強弱をつけて
何度も
何度も



彼が甘えているのがわかる
会社での立場が
とても気を使うポジションだと言う
判断を任され
部下を動かす

気を抜く方法が
今までなかったと



私もそうだ
娘の教育方針を夫に聞かれ
その答えが大不満らしい
だったらあなたが「主夫」になって
子育てしてみてよ
この大変さを感じてみてよ
投げ出したくなるのをわかってよ






「なぜこんなに好きになっちゃったんだろ」

「ふたり溶け合ってひとつになってる」

発展することが
あれだけ怖かったはずなのに
いざ1歩進んでみたら
とても心地よい
守ってくれる人がここにいる
何があっても見ていてくれる人は
この人なのだ

それを確認するかのように
キスをする



「キスってこんなに気持ちのいいものだったんだね」

ふたりが思ってる
キスを苦手としていたふたりが

そのキスにはきっと
初心者マークがついてるよ




初めてキスをしたその日
これまた初めてわたしは「正装」で逢った
それまではたいていジーンズ
その私が
スカートに6cmヒールの靴

「その変化がうれしい」だって



キスされたとき
わたしは一瞬硬直したらしい
自分では全く意識してなかったけど


だから「ゴメン」と言ったんだって




普段の生活に戻っても
それほどボーっとせずに
逆に
思い出すたびに元気になれる


「すみれの気持ちの ひとかけらをもらったよ」
こんなこと言っちゃうんだね
好きという気持ちを
前面に出してくれている彼



多少戸惑いながらも
受け入れるわたし






2001年10月06日(土)
キスまでの距離。



「恋愛慣れしてない」と
自分のことをそう言う彼には
色っぽいことはしない
そんなことにはならない
私は思っていた


おとといのデート
彼は私の心音が聞きたいと
胸に頭を置いた


そして昨日のデート
キス
まさかキスが出来るなんて


そこまで行くには
もっともっと時間がかかると思ってた


先週の公園で
腕を組んだあのときから
彼は
「安心感」というものを
知った、と言う


更に安心したい彼が
逢うたびに少しずつ
無理じゃない変化をするのがわかった



「逢うたび好きになっていくんですけど」
と言って彼は笑う
わかってたよ
態度に
背中に回す手に
その気持ちがしっかりのっていたから


はじめて正面で抱き合った昨夜
キスのあと
彼は
「ゴメン」

わたしは
「謝らないで」



離れられなくなった



抱きしめられているだけで満足だった
彼もきっとそうだと思った

あなたも普通の人々と同じように
キスをする人だったのね・・・
ヘンな言い方だよね
だけどホントにそう思ったの



車を降りるとき
彼は
「もう1回だけキスしてもいい?」



だいぶ恋愛に慣れてきたんだね





2001年10月03日(水)
再びSが。



いつもは夜に書く彼あてのメール
送った後は寝るだけ
1日の締めくくりみたいなものね


今日はそれを昼間に書いた
そしたら
何だかやたらに逢いたくなっちゃって
気持ちを押さえるのに大変




そんなときにSからTEL
「卒業させられた」と思っていたのに
そうではなかった



昨夜
長いメールを送った
「でも自分の気持ちをうまく言えないんだよ」
そう言うとSは
「わかってるよ、すみれの言おうとしていることはわかるから」




「いい相手がいても
ボクとの時はそれに集中して
楽しんでくれるんなら
それ以上のことは何も言わないよ」



sには
彼がシングルであることが言えなかった
言ったらきっと
「やめておけ!」
だと思うから



「相談にはのるけど
ボクの見識で意見を言うからね」
大人のS
うらやましいほど落ち着いて
行動もスマートなS
そこに憧れている



彼のこともJのことも言えたら
もっと相談できるのに
100%ホントのことが
今日は言えなかった



Sをキープしているのか?
何かあったときのために?

それはとてもズルイことなんじゃないの?


Sもきっと
そう思っただろうな



・・・・・・・・・・・




ケータイメールとともに
彼が電話してきた


「好きだよ」


いつもは「だい」がつくのにね〜
つけてもつけなくても
特に何も違いはないのでは?
と言うことに落ち着いたっけね
それでも言うのは「大好き」



何だかとても新鮮でした







2001年10月02日(火)
今夜の月は。



「今夜22:49に
満月になるんだよ
この時間
お互いのベランダで
空を見ようよ」



「22:49ね、OK!
同じ空を見て
相手のことを想って・・・
なんか幸せ」





こんなこと言うようになったんだなぁ・・・
23時過ぎに来た電話で
そう言ったら

「すみれの力だよ」

ほら、それ!
そんなことまで言うようになって
ビックリだわ


今までこんな気持ちで
月を見上げたことなんて
一度もなかった



今頃月を見上げてるかなぁ
熱心に見る人だから
ジャマしちゃいけないから
電話やめておこっかな・・・


迷っていたところへ
あなたから


「毎日逢いたい」
お互い想うことは一緒
でもそれが出来ないから
交換日記のようにメールするんだよね





2001年10月01日(月)
変化。



あなたがどんどん変わっていく

それは
自分でも言ってるよね
「自分が変わっていくのがわかる」って


こんなこと言う人じゃなかったのに・・・って
笑いながら読んでるよ
最近のメールをね



昨日1日デートして
今夜また逢えたことで
さらに「近付いた」よね
あなたの心音を聞くことが出来るなんて


あなたが
わたしの髪を撫でて
頭に頬擦りをする

その感触に
なんとも言えない気持ちが
入っていたよ

私が言うのも恥ずかしいけど
あなたの手と頬には
「愛しさ」が詰まっていた


「離れたくなかった」
私も同じ


「このままずっと一緒にいられたらいいのに」
ホントにそうだね


今までのデートは
ドライブの時間が主だったけど
これからは
止まってる車の中の時間が
増えるかな

くっついている時間が
増えるかな