快賊日記「funnyface」

2006年02月27日(月) pass

人が生きる道というのは、長いようで短く
短いようで長いものなのでしょう。
そしてその時その時ぶつかる何かはある。
求めるものが大きければ大きいほど、
越えなくてはいけない壁もある。
自分を超える事。自分の何を越えるのか。
一番の敵は己の弱さだというけれど、
そう容易く越える事が出来るのなら、
一番の敵なんてものには挙げられないのだろう。
もしかしたらそこに気づかず、難なくクリアして
いく人もいるのだろうし。
弱さとは何をさして言うのだろう。
すぐ泣く事が弱さなのか。
すぐ諦めてしまう事?すぐ投げ出してしまう事?
そして囚われてる過去がある事?
よく思い出す大事な思い出ではなく、
自分の踏み出せない要因を作っている
こだわっているだけの過去。
既に薄れているそれが、それでもどこかで
自分の枷になっているのも確かで。
自分から開くようになった言葉とは裏腹に
引出しを更に探られると、瞬間怯えをいまだに
感じるのも事実。それを、越える事。
それは勇気を持つ事。足りないのはそれだけで、
今あるのはきっかけで。そこをもし踏み越えたら、
たどり着く未来があるだろうか。



2006年02月24日(金) 戒め

人と人、言葉があったとしても
なかなか分かり合えるものでもありません。
身内でも難しい時もある。それなら赤の他人なんて
以ての外。そこにお互いに対する不信感や痛みや思いが
あったらなおの事。言葉一つが難しいのに、
顔を見ず、声でだけなんてどう伝えていいのかも
分からない。それでも自分に嘘はつかないようにと
思う。都合が悪い時や逃げたいような現実に
ぶつかる時。それが自分だけの問題ならそれこそ
どうでもよかったりするけど。他人が絡んで来ると
少々ヘビー。互いに思惑なんて持ってしまったら、
伝わらない話が、全く意味のない話に摩り替わって
しまうから。どう足掻いても逃げれない時。
否、逃げたくないと思う時。私は逃げたいと
自分が思ってしまわないように自分を戒める。
もしここで目を背けてしまったら、きっと私は
卑怯者になってしまうんだと、そう自分に言う。
真っ直ぐに生きてる両親に恥じる事のないように、
真っ直ぐに生き続けようと自分に言う。
そうすると本当に前を向けるから。
誠実に誠実に生きて行こう。せめて愛する人に
恥じる事のないように。



2006年02月19日(日) カルマ

人生最悪の日というのは、そう何回も
訪れない物で。
私も何度も最悪だ…という日や瞬間を乗り越えて
来ましたが、こういうのを人生最悪の日と
いうのだなと改めて身にしみたのがこの日。
当然朝から事故が発生します。
そりゃもう今までに見なかったような人間模様も
目の当たりにします。
もう大概いい大人なんだからそれくらいのものは
経験しているだろうと自分自身思うのですが、
やはりギリギリのラインに立たされた人間の行動は
経験では計り知れないものがあるのです。
そしてどういう形にしろ、自分が関係して
人を傷つけるというのはとても怖いと思った。
心の傷ももちろん怖いけれど、目に見えて
もしかして生死に関わるんじゃないかと
悪い考えが浮かぶ傷はとても怖い。
代わりに自分がなればよかったと簡単に思う。
その人のそれまでの人生を知らなくても勝手に思い、
それをこの手で止めてしまうとしたら何て怖い事なんだろうと
悪循環の思考を止められない。
だから落ち着かないし、悪い日はとことん悪く、
当然その後に事件も起こる。
そして一日の終わりに待っているのは
我慢であり辛抱であり、肉体的疲労であったりする。
お正月に連続4回凶を出した新記録を軽視してました。
常に無鉄砲に生きるのも、少々今年は堪えなさいと
神のお導きがあったのかもしれない。
それでも私には最近よく見る見てはいけないものの
方が、よっぽど警告に近かったのかと感じてたりして。
不幸中の幸いという言葉もあります。
やっぱり人に救われ助けられ許され生きている。
最悪の日をそこまでで止められた事に感謝して
まだまだ真面目にしっかり頑張らねばと思う今日この頃です。



2006年02月15日(水) no。

人間が持っている暴力性というものは
どうやったら抑制する事が出来るのだろう。
人間には誰にも理性があって、それがいけない
事だと理解する能力は絶対にあるはず。
それでも残虐な事件は後を絶たない。
例えば人間の人間としての生まれながらの優しさ同様に
残虐性・暴力性を持っていたとしても、
それを抑える事が出来るから人間であり知的生命体で
あるのだと思う。それが欠落して生まれてしまう
人もいるだろう。では、そうではなく善悪の判断が出来る
のに、それを止めようとしない人間とは何なんだろう。
ましてやそれを自分より小さい動物にぶつける人の
思考回路はどうなっているんだろう。
理解したいとも思わないと思っていたけれど、
今は理解してその上でそれがどれだけ醜い事かを
それこそ酷い言葉で罵って後悔させてやりたくなる。
私はかねがね思ってました。動物虐待するような奴は
自分がした虐待とピッタリ同じ事をされればいいと。
罪と罰は存在する。そして必ず罪には罰が下されるはず。
ならばそういう人間達にする罰は、己のはいた唾を
己の顔で受けるような罰にすればいい。
そうして知ればいい。口の利けないものの痛みを。
どんなに苛めがはびこっても、それでも人間は口を利ける。
どんなに痛くても苦しくても動物は決して口が利けないんだ。
小さい動物はそこから逃げる事も出来ないんだ。
それを分かっていてする人間はどうにでもなってしまえ。
私のこの手を使ってでも罰してやりたいと思ってしまう。
そして私のこの行き過ぎた思考もやっぱり暴力的だ。
自分を嫌悪したくなる程暴力的な考えだ。
また一つ人間の罪を知り、見ても無い映像を浮かべ
ただただ懺悔をしたくなる。痛い心はきっと私への罰なんだ。
どうか優しくなるように。世界中の人間が優しくなれるように。
どうか優しい子供を育てるように。その手は傷つけるために
あるのではなく、撫でる為にあるのだと教えてあげれるように。
大人はきっと傷ついてばかりではいけないのだろう。



2006年02月14日(火) バレンタインズレディオ。

今日はとっても暖かかった。
3月並みの陽気だったらしいですね。
バレンタインという日を考えれば、
暖かい日で何よりでした。
もうすぐ春がやって来る。後もうちょっと
寒さに堪えれば暖かい春がやって来る。
花が一斉に咲き誇り、空は少し近くなる。
緑が目にまぶしくなって、風はきっと凪。
穏やかな季節だけど、何かを運んで来る季節。
少し早すぎたかなと思いながらも
買ってしまった春用のサンダルとブラウス。
今日みたいな日はもうすぐ来る春のために
予行練習をしてしまう。
浮かれるような甘い一日。
心も空気も温かいこんな日は、
すぐに訪れる春が待ち遠しくなる。
もう少しもう少し。新しい季節を待ち望む。



2006年02月07日(火) 色んな気持ち

皆色んな気持ちを抱えて生きている。
私もたくさんの思いを抱えている。
些細な事で落ち込んだりもする。
一人で生きているわけじゃないから、
誰かの優しさに泣かされたりもする。
悲しい時や辛い時にとても切なくなる。
でも凄く嬉しい時や幸せな時もやっぱり切なくて。
たくさんの思いを抱えて、たくさんの気持ちをもらって
皆前へと進んで行くんだと思う。
人の気持ちに答えたいと思う。
誰かの期待に答えたいと思う。
そんな思いを知ってる私はきっと幸せなのだろう。
空を見上げれば必ず思い出す記憶がある。
最後の青はどんな色をしていたのだろう。
貴方が飛び込んだ空はどんなだったのだろう。
思えば苦しくて、胸にかかる青い飾りを握り締めて
しまう。その時、貴方の思いはどこにあったのだろう。
私は貴方が飛んだ空を越えて大人になる。
貴方が望んだであろう大人に一歩ずつ近づいて
行こうと頑張っている。どうか見ていて欲しい。
その空をいつかきっと越えるから。
貴方の空を飛び越えて、先へ先へと進んで行く。



2006年02月04日(土) 春が立つ日。

今日はとっても寒い一日でした。
風が冷たく強く。外に出た瞬間
くじけそうになりました。
それでも空を見上げれば真っ青で綺麗な空。
太陽の光に照らされた雲の白は目を見張る程
綺麗で。まだまだ高い冬の空だったけど、
それでも日差し自体は暖かく。
少しずつ春に向かっているんだなと感じました。
そう、今日は立春ですからね。
といって、今年一番の冷え込みだったらしいですが。
春が立つ日が一番の冷え込み。そういう矛盾が面白い。
そろそろ梅の花が見られる季節。
例年よりだいぶ遅いらしいですが。
やっぱり今年はとても寒かったんですね。
遅れてくる春は、でも逆に待ち遠しくて嬉しい気がする。
巡る季節に何かを感じずにはいられない私は、
日本に生まれた人間だなとつくづく思う。
そしてそれは嬉しい事だと。もうすぐ暖かい季節がやって来る。
乗り越えるようにその日を待っている花たち。
私も巡る季節に一つずつ何かを乗り越えて生きていきたい。


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