快賊日記「funnyface」

2004年10月31日(日) トリック・オア・トリート

早いもので今日で10月も終わり。
本当に毎日が早くて困ってしまいます。
気ばかり焦ってしまって。
目まぐるしく動いていて、気づかないうちに
今月も終わりを迎えてました。
町中のかぼちゃに今日の日を教えてもらったような
そんな現状です。
それでもふと目を外に向ければ、季節の流れは
簡単に感じ取る事が出来る。
空は高く高くなって雲が少し早く流れ出す。
花は脳を刺激して、気まぐれにその香りを残して行く。
季節は巡っているのだなと、その全てが教えてくれている。
早く早く。置いていかれないように。
はき慣れた靴の紐をしっかり結んで。
早く早く。自分に急かされて今日も歩き出す。



2004年10月28日(木) 熱風

気持ちがくたくたになる時があります。
どうしても納得いかなくて。だからちゃんと
伝えようと思って。なのに、いざ言ってしまうと
そのそばから後悔があふれてく。
でもやっぱり言ってよかったんだ。だって絶対
納得行かなかった。いや、でも…ぐるぐるぐるぐる。
ほんと小さな事なのに繰り返し私の頭を悩ませる。
言葉が足りないのは、今じゃなくてこれまでの結果。
いきなり互いの意見・主張・価値観が重なりあうはずもない。
それは互いの甘えでしかなくて。
結局一日通して互いに嫌な思いと後悔を残しただけ。
それでも和解が出来るのであれば、一歩進んだ事になるのかな。
人の思いって様様で。気を配ればその分全てが返って来るなんて
おこがましいし、それが逆に遠ざける結果になる事だってある。
人と生きる為のルールなんて難しいし、面倒くさい。
けど、合う合わないはこの際おいて置いて、
冷静になって辺りを見回せばそう悪い事ばかりじゃないし、
悪意ばかりがあるわけでもない。
人を信じるのは難しいけど、足りないのは勇気なのか
それとも見栄を張りすぎて気持ちを張りすぎる自分の
幼稚さが邪魔なのか。
とても簡単に片付けられる時がある分、
結構面倒くさい自分がいるなぁと改めて認識。
煮詰まったりするのは本当に面倒でくだらないけど
助けてくれる人もいる。
少し肩の力を抜かなきゃいけない時もある。
例えばそれに気づけるなら
涙だって無駄じゃないのかもしれない。



2004年10月26日(火) 寝坊の日。

久しぶりに寝坊した。
もう全然起きれない。毎日毎日同じ時間に
起きなくちゃいけないんだから、体も少しは
慣れてくれればいいのに、全く慣れない。
もう毎日眠い。慢性の睡眠不足です。
今ずーっと寝てていいって言われたら
何時間…いや、何十時間くらい寝つづけるだろう。
今日は全く起きれなくて、途中で諦めました。
もうすっかりきっぱり諦めて。
現実逃避の如く一日自由に使っちゃいました。
はい、サボりです。
せっかくサボったのに、一日ずっと動いてた。
普段出来ない事、後回しにしてた事。全部片付けて
しまえと、一気に走り回りました。
突然サボってきっと凄く迷惑かけてると思うんだけど、
何だか勝手に一日充実してしまいました。
たまにはこういう自分へのご褒美もいいかなと。
そのうち海外旅行とかのご褒美が自分から頂きたいです。
働かざるもの食うべからずと昔聞きましたが、
今日の自分は自分の為によく働いたので、
少し優雅にお食事もしました。
明日からまた頑張ります。



2004年10月22日(金) WILL

日本は高齢大国だと言われてますね。
このままどんどん高齢化が進むと、
8年後には年金の何とかが現在の倍に…
なんて、ニュースでやってました。
8年後。まだ老後には程遠い歳ですが、
8年後、自分は何をやっているだろう。
いや、やってる事は全然想像つくんですけど。
今一緒にやってる仲間はどうなってるかな。
どれだけの人がその時も一緒にいられるだろう。
8年後は、大病にかかり生死をさまよう事になると
言われた歳です。ま、手相の話ですが。
本当にそうだったら凄いな。
8年なんて到底想像つかない、未来の話。
でもその日は毎日一日ずつ近づいている。
本当はきっと今とだいぶ変わっちゃっている事を知っている。
そばにいる人は少ないだろうとも思う。
でもそれでも皆笑ってればいいなと思う。
今の自分達を振り返る日が必ず来るはずだから。
その時共に闘った仲間が今日の日を思い出して
また元気になるような。そんな今を生きていたら
どんなにいいだろうと思う。
8年後、いい大人になって。
それでも今日の日を思い出して、また皆でやりたいね
なんて笑って。そういうのがいいと思う。
そうなるように。



2004年10月18日(月) 徒然なるままに

最近台風が多いですね。
今年は台風の当たり年なんでしょうか。
こんな季節にまだ来るんですからね。
しかも来る度過去最大級って…そんなバカな。
毎回最大級でどうするの?何でそんな勢力もって
日本列島に降り立っちゃうわけ?
何だかもう大変ですよね。そりゃ台風来たら仕事
サボれるかなぁなんて、相変わらずの事は考えますが。
忙しい毎日の中でそんな他愛もない話で盛り上がり。
その場を離れれば一つのことばかり考えて。
忙しくて疲れて万年寝不足万年風邪気味の私は
相変わらず元気に日々を過ごしている。
冷たい雨に打たれながら、そういう日々も悪くないと思ってる。
充実しているというのかもしれない。
それこそ過ぎた日々は次々過去になっていってしまって、
たどり着かなきゃいけない場所を思えばそう笑っても
いられないものだけど。それでも今突き進んでいる。
そしてこんなにハードで大丈夫かななんて思いながら、
やっぱり健康でよかったと毎度のように思ったりする。
もっともっと健康に。体も心も健康でいたい。
やがて来る灼熱の日々の為。そして過ぎた過去を
懐かしむであろう寒く厳しい日々の為。
今日も強くあれと願っている。



2004年10月10日(日) 凍る

人の役に立つ人間になりたい。
小さい頃の夢です。それは今ももちろん
変わる事なく。だから自分の知らない所で
必死で人の為だけに生きている人をみると
自分はこんな所で何をしているのだろうと思って
しまいます。もちろん自分は自分で一生懸命
生きていて、何かの誰かの役に立つ為の方法が
違うだけだという事も分かってはいるけれど。
先ずは、という気持ちがある。
先ずは何かを出来る人間にならなくては。
そうでなければ人を救う事なんて出来ないと思うから。
でも自分が成長しながら人を助ける事も本当は出来るはず。
人はとても小さくて孤独な存在です。
一人一人はあまりに小さく自分が被害者だなんて気づけない
程に。終わらない悲しみがある。終わらせてはいけない
痛みがある。歴史と言う名に埋もれさせてはいけない
事実がある。いつまでその悲しみを引きずって生きて
いくのだろう。人が生きる道は悲しみで一杯なのだろう。
それはもちろん自分だってそうなんだ。
だからいつか思い出した時涙が出て止まらないんだろう。
長い年月悲しむことも忘れるほどの年月生きて
なお思い出せば涙が出るなんて、人は悲しい生き物だと思う。
そうやって生きて思いを繋ぐ人がいる。
その事実を忘れてはいけないと思う。
いつか後悔ばかりにならないように。
その痛みや悲しみを深く深く心に焼き付けて。
そうして誰かの為に何かが出来る人になれるように。



2004年10月08日(金) 雨音。

台風です。ずぶ濡れで帰って来ました。
子供の頃は台風が楽しくて仕方なかった。
関東は昔からあまり直撃しない気がします。
地方の方ばっかりで、ずるいなって思ってた。
直撃されたほうはたまったもんじゃないでしょうが、
子供はそういうのわからないですからね。
ただ単純に学校休みになるんだろうなとか、
激しい雨に打たれるのって気持ちいいよなとか
そんな事ばっかり思っていた。
今はもう大人で、天災の迷惑さをよく知っているので
両手放しで大喜びしたりしないけど。
だって明日出かけるのにずぶ濡れは嫌だなとか、
出かけるのさえ億劫になるなとか、
でも子供じゃないんだから台風理由に休めないなとか、
いろいろ考えなきゃいけないから。
でも、それでももし明日台風のせいで電車が止まったら…
そりゃもう大変迷惑ですって人たくさんいると思うけど。
でもでも、もし台風のせいで止まっちゃったらそれは
ずる休みじゃないし、仕方ないよね。
そうしたらきっと家から外を眺めて、きっとワクワクする。
窓を伝うしずくの大きさと速さにドキドキする。
何だか違う世界みたいな窓の外の普段の風景を眺めて
きっと子供に帰った気になったりするんだ。
子供の頃背の高い窓から見た風景が、今目の前に広がる。
手をついて額をつけて覗き込んだ窓の外。
明日はきっといつものように眠たげな目で出かけて行くのだろう。



2004年10月07日(木) 再読

初対面の印象と言うのはとても大事だと思う。
とはいえ、私の初対面の印象はあまり役に立たず。
嫌な奴だなと思う人が結構いい人だったり、
逆だったりする事が多々あったりする。
また嫌な人だと思っても付き合っていくうちに
いい所も見えて来たりして、初対面の印象を修正したり。
なんだか大事だけどあてにならないなと思う。
何が気に入らなくて拒絶してしまったのか分からなくなる
くらいなら最初からそうしなければいいのに。
後からいい所とか合う所見つけて、ごめんねなんて
心の中で謝っちゃったりする事もあって。
相手にしたら迷惑な話だと。何か気まぐれな人だなと
思うだろうな。
ちょっとばっかり許せないような態度をずっと気にしてて
それでうまく話せないままでいる事もある。
でも普段のその人を見てると結構まともで。
その時たまたま虫の居所が悪かっただけかもしれない。
たまたまその人の唯一の欠点を見てしまっただけかもしれない。
そんな事に今更ながら気づいて気持ちを改めると、
何だかほっとした表情の相手にぶつかる。
ようやく頑固で潔癖な自分に反省をする。
まだまだ修行が足りない。足元を見落とさず、
もっともっとちゃんと人を見れるようになりたい。



2004年10月05日(火) リサイクル

人と人の出会いは一期一会。
たとえどんなささいな出会いでも大事にしたいと
思うのが本心だけど、自分と同じ常識や感覚を
持った人と出会うのはそう多くない。
だから、泣かされる。どうでもいい事だと思っても
何だかこだわってしまったり。
光が強すぎると目を伏せてしまうように、
眩しすぎるものにはいらだちさえ覚えるものなのか。
どうしたって人は自分の枠の中でだけ物事を
捕らえがちだ。
互いが存在するのだから互いにそうしてれば
交わるはずもなく。
どちらが悪いなんてこの際どうでもよい。
結局痛みを知る側とそれを過去のものに出来る側に
分かれるだけ。不公平だという気持ちはおいておいて。
結構面倒くさい自分に辟易したり、もてあましたりするし。
だったら最初から無理をしなければいいのに、思ったより
反射神経のいい脳が先にそうするべきだと指令をだして
しまうので。かくしていつも同じ失敗を繰り返す。
いくつになっても自分を守る術も知らず。
不必要な愛想と間違った気の使い方に自分自身が振り回される。
それでもそれでいいのだと。間違っていないのだといってくれる
人がいるうちは何度でも強くなれる気がする。
それが普通に生きる人の正直な真っ直ぐな心遣いだろうと、
感受性が今だ強すぎる己を笑ってくれる人がいる間は、
何度も同じ失敗を繰り返しながら、出来れば他人にあまり傷が
つかないようにと泣きはらした目で考えたりしていくのだろう。



2004年10月04日(月) 守るもの

自分の知らないところで、誰かがいろんな事を思い
一生懸命生きているというのは当たり前の事なんだけど、
ちょっと不思議な感じがします。
この地球上には億の人が生きていて、それぞれ主役で
自分の人生をただ真っ直ぐひたすらに生きている。
そんな当然の事が不思議に感じる事がある。
知らない人ならしょうがないけど、よく知ってる人の
普段の生活さえも自分には分からないんだ。
どんなに好きでもずっと一緒にいられる訳でもないし、
毎秒を見ることは出来なくて。
私も私の毎日を生活しながら、その人にもその人の暮らしがある。
だから後で顔見て今日こんな事があったんだって話したりする。
全てを知れるわけはないけど、例えば辛い思いをしたのだと
後で知るととても悲しくなる。どうしてそんな時にそばに
いられないのだろうと。どうして人は皆それぞれに
生きていなくちゃいけないのだろうと、子供のような事を
思ってしまう。生きてるととてもたくさんの人を傷つけてしまう。
もちろん逆もまた然りなんだけど。普段の言動の中で起こる事には
責任も持てるし反省も出来るけど、おろそかにする事で
つけてしまった傷の深さはどうにもならず。
傷ついて許せない心の人も悲しくて、そうしてしまった人の
心も後悔という気持ちで傷ついている。
そんな時やっぱり自分は何も出来なくて、話を聞いて
抱きしめてあげたりするくらいで。そばにいるくらい。
いつかその心が溶ける日が来るかもしれない。
その時が来たらきっと私も一緒に何でもするから、
そう思ってそう誓って。
皆そんな風に大事な人の心を守っていくのかもしれない。



2004年10月02日(土) 51。

今日は大感動!!
いやぁ、イチロー凄いですね?本当に素晴らしい。
あのメジャーで日本人が記録を出す事自体凄い
事なのに新記録ですよ。そして記録更新中ですよ!
もう、本当に凄い。ため息しか出ないですね。
彼は最初から全然違う所を見据えて
プロ選手として生きている。命を謳歌して生きている。
そんな感じです。ありきたりな言葉しか出てこないけど、
まさに天才。そして天才の素晴らしさを改めて感じさせて
もらった気がします。天才が努力したら誰も敵わない
ですからね。84年ぶりのこの記録は当分破られる事は
ないんでしょうか。倍かかるかな。
もしかしたらあっさり抜かれるかも。もしそんな人が
いたらそれはきっとイチロー本人でしかありえない気がする。
世界中で活躍する日本人を見ていると、嬉しくなるし
日本に生まれた事を誇りに思える。そして自分もその高みへと
真っ直ぐ迷う事無く上り詰めて行きたいと思う。
もっともっと頑張ろうと素直に思う。
今日はいつもよりビールが美味しい日でした。



2004年10月01日(金)

朝があまりに天気がよく暑いので、夏のような
格好で家を出てしまいました。
これで秋とは思えないと思って。
10月なのに残暑かよ、とか思って。
でも夕方から少しずつ涼しくなって、夜にはすっかり
寒いねって笑い合っていた。
そういえば気づかぬうちに日も短くなっていて。
ああ、日がずいぶん短くなったね、なんて言ってた日も
あったけど。そういった日も結構前だから、やっぱり気づかない
うちに秋が来たって感じてしまう。
本当に季節と言うのは自然に当たり前のように
やってくるんだなと改めて思う。
今日少し寒かったけど、その風がとても気持ちよくて。
残暑が厳しい年は冬が寒い、って寒さに弱い子が
渋い顔していうから思わず笑ってしまった。
そしてその寒くなるであろう季節を思ったら、少し熱くなりました。
これから来る季節はきっとあっという間。
寒さを感じる暇もないくら忙しく過ぎて行くのだろう。
そうしてあっという間に静寂の鐘を聞く事になる。
寒い日本の始まりの今日。元気な自分でよかったなと思った。


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