連載小説
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2010年10月30日(土) 書き分け?

そんなに上手くないので、キャラがたくさん出てくるようになると、書き分けに困ったりします。
絵でも、美形が3人も出てくると、もうバリエーション無くなっちゃうから。
黒髪にしたり、トーン貼ったり、くせ毛にしたり、細かいバリエーションでしのぐことになるわけですが。
小説だと文章のみなので、絵より更にかき分けに悩みます。

最初くらいは容姿の特徴を書くけど。
でもそいつが登場する度に容姿の特徴をズラズラ書く訳じゃないですからね。
(黒羽みたいに特殊な美形だと、それなりにひんぱんに書くけど。香澄とかは、寝ぐせみたいな髪の毛、とかそれくらいしか書いてないんじゃないだろうか)
というわけで、基本的に登場人物が少なめな私の作品なんですけど。(^_^;
小説キャラだと、やっぱりセリフである程度の書き分けって事になるんですかね。
シロートなんで、他の人がどうやっているのか、あまりよく解っていませんけど。

たとえば一人称の違いとか。
黒羽は「僕」だし香澄は「オレ」
香澄の場合は漢字の「俺」じゃなくて、あくまで「オレ」
俺よりオレのほうがなんとなく軽そうかな〜、と思ってそうしたんですけど。
どうなんだろ、私以外の人の印象だと。
俺だと、オレより男臭い印象があるんですよ。
香澄は精神的にはかなり「男」のつもりなのですが。
言葉遣いは、そんなに男っぽくない。

正義の味方では、香澄と海里がどことなく似てる、という方向性書いてますが。
香澄の方が、言葉遣いが柔らかい。
「だよ」とか「だよね」とか、語尾に「ね」を普通につけたりします。
海里は、「だぜ」「だよな」という方向性。
香澄にあえて少しワイルド風味にしたいときだけ、「だぜ」とやったりしますが。
通常だと「だよ」ですな、やっぱり。
これが黒羽だと、語尾をブツッと切る。
「そうだ」とか。
「だよね」みたいに人に同意を求めるときは、「そう思わないか?」みたいに質問形式になったりするので、「だよな」のバリエーションは無い感じです。

細かい違いなんですけど。
ホントそれくらいしか、キャラの書き分けが出来なくて。
他の人は、どんなところに注意して書いているのかなあ。
時々、聞きたくなります。

ここ読んでいる人、少ないかもしれないけど。
もし、自分はこう云うところを気をつけて書いている
もしくは
こう云うところに注目して読んでいる。
などありましたら、よかったら教えてやってください。(^.^)


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2010年10月20日(水) エロとラブ

タイトルだけ読むとエロっぽいけど。
絶対たいしたこと書かないから、一瞬でも期待した方はごめんなさい。(^_^;
いやね、先ほどネットで

「エロは足りてるんだがラブが足りてないと萌えない」

という文章を読んで。
うおおおーっ。なんかすげー納得した。
とか思ってしまったもんで。思わず書き込みに。

前に友人から、おおきく振りかぶってのアベミハ(この辺で解らない人ゴメンなさい)の小説同人誌を借りて読んだんです。
この小説本、すげー分厚くて読みごたえ満点っぽい。
友人に聞いたら、さすがに値段もよろしくて。
うーん、いくらだったかな。2000円とか2500円とか。そんなくらいだったかと。
それを友人ったら、サークルの事も、中身も確かめずに買ったらしいんですわ。(金持ちめ)
理由を聞いたら。

確かに賭けだとは思ったんだけど。なんか結構人が並んでてね、その人達がなんの躊躇いもなく次々と、その本を購入していくからさ。
これだけの人から一定の高い評価を得ている本なんだな。と思ったわけ。
だったら、まあ賭けてもいいかもしれない。
と思って買ったのよ。

という話でした。
「へええ〜。で、読んでどうだった?」
「あああ〜……んん……。悪くはないんだけど。でも私はそんなに…」
とか言葉を濁すんですよ。賭に負けたのかよっ!!(笑)
とりあえず読んで自分で判断して。と言われたので、借りて読んでみました。
読んだ感想。彼女と一緒。

いやあ。文章の良し悪しは、私あまりよく解らないのですが。
たぶん上手いです。少なくとも、下手だとは微塵も思わなかった。
物語の造りも、結構たくみで。
出会った二人が結局結ばれるまで、ガッチリキッチリ書ききっていました。
そういう意味では実力があって、さすが並んで買うサークルって事なんでしょう。
でも…。なぜだろう。萌えないよ。

エロは結構あったんですよ。
分厚い本の中で、セックスシーンは何回もあって。
エロシーンもしっかり書き込んであって。(そういう意味でも、人が並んで買いたい本にはなっている)
でも。なんだろう。何かが足りない。私には。

その時私が連想したのは
「私の正義の味方の、冬馬と黒羽のセックスシーンみたいだ」
でした。

えーと、高校生なのに(おおきく振りかぶっては高校一年生の話です)熟練オヤジかよ、みたいにセックスに手慣れてる。
って意味もあるのですが。
なんつーか、印象が「プレイ」っぽい。
愛しあうから結ばれた。というより、プレイとしてのセックスみたいな感じがする。
その分、色々なテクを描写しているので、エロシーンは濃くなるかもしれないのですが。
でも、そこがきっとしっくり来ないんだろうな。

私も、何やら濃いプレイは、冬馬と黒羽の方が書きやすいです。
道具も使えるし、体位も変わったこと出来て、言葉責めとかもできちゃう。
でも、やってることがマンネリになりがちではあるんだけど、書いてて「愛」だよね、と思うのは、香澄と黒羽のほうなわけです。
プレイを楽しむ感じなのが(黒羽はあまり楽しんでないけど)冬馬で
文字通り愛しあうってのが香澄の方。

で、そんな感想を抱きながら、ずっとなぜ私はその小説には萌えなかったのか。
を頭の隅で考え続けていたのですが。
今日、とっても簡潔な言葉でそれが説明されたわけです。

「エロは足りてるんだがラブが足りてないと萌えない」

そう、そうなんだよ。
その一言だったんだよ、私が感じていたのは。
なんて簡潔にその時感じた気持ちを表してくれたのかしら。

その作者さんは、もしかしたら、恋愛でも最初から、お道具使ったり、言葉責めしてプレイみたいにいじめてみたり。
そういうのにもラブを感じているのかもしれないけど。
たぶん私は、そうじゃないんでしょう。
エロエロだとは思ったけど、私には何か足りなくて萌えない。と思った理由は。
私にはそのセックスに、「ラブ」があまり感じられなかったんでしょう。

まあ、その小説と私の感性がたまたま上手く合わなかっただけで。
別に、その小説にはラブが足りないのよっ。というつもりはありません。
でも、男性向けって、エロだけでもオッケー、な作品がたくさんあるじゃないですか。
身体だけ。愛なんて「処理」には邪魔邪魔。みたいなヤツ。
でも、女性向けは、エロはサービスシーンとして欲しい、と言う感じだけど。
「愛」は必須だよね。と思う私です。

ラブは足りてるんだけど、エロが足りないと物足りない。
と思うことはあっても、愛が足りていれば、少なくとも萌えるよなー。
絶対。うん。


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