さよならはいつだって はじまりの言葉
新しい出逢いが 生まれるその場所へ
近づいていくのは 怖くなんか無いんだよ
またいつか必ず 巡り逢える絆を信じて
黒色と戯れる華のように 相応しい生き方をしたい
たとえ前が見えなくても 進んでいける 小さな灯りを抱いて 歩んでいける
漆黒の強さをくれたのは 君の涙と大きな温もり
律なる想いこの手に
近くで何かが目覚めて心音 カモフラージュに醒めない擬音
麗らかな 刹那の萌葱を見初めて 摘み取り歩いていくのは
伸びた背筋に手を添えて 君の後ろをしゃなりと歩けば 肩越しに広がる世界
平行線の地球を飛び出す瞬間
大切なモノだけは いつも離さないで 傍に置いておいてよ 心が泣き出す前に
あの星に届くよ 君と交わした約束 いつまでも変わらない 永遠のラヴレター
粉々に飛び散った破片が 瞳を潰してしまっても 僕には見えるよ 鮮明な君の姿が
月を一欠けら ぽつりと食べ続けて 僕らはまたひとつ 大切なモノを失った
三日月を彩る匂いとか 反射する想いだとか 壊されたくないモノは全て 食べて隠してしまえばいい
たとえ 大事な心と引き換えにしても
2003年12月26日(金) |
ori no naka |
奇麗事の世の中 捨ててしまいたい 想いを抱えて生きる
なんであたしじゃない? 傲慢にも程がある カナリヤの啼く頃には もう夜明けも見えるというのに
いつまで経っても変わらないのは 心の檻が閉ざされているから
2003年12月23日(火) |
Party Night |
弾ける笑顔の先にある 揺らめく影も今日だけは 綺麗に忘れて円系囲んで
輪になる 心と手と身体 輪になれ 今と明日と未来
繋がった過去が明日を作る そんな夜は産声上げて 小さなきらめき抱き締め眠ろう
並んで浮かべた枯葉のように 崩れて沈む想いだから そっと手を離してみても 同じように時は過ぎ行くから
言の葉に確かさを求めないで 偶像に重ねる理想だけが 其処にある全てを物語るから
くつろいだ空間に 鬩ぎ合う轟音
溢れ出そうとするのは 歩き出そうとするのは 小さな一歩で 大きな進展
考えれば考えるほど 深みにハマっていくのなら 今日はただ静かに 朦朧とした月を追いかけよう
2003年12月20日(土) |
Believe in the sky |
祈り続けていれば いつかは叶うはずだと
信じ続けて 何処までも
それが今唯一 あたしに出来るコト
届けたい震える想いはいつだって この胸の中 潜んでいるのに
2003年12月18日(木) |
Never Ending Stories |
漆黒の海で洗われて 身も心も
全て捧げて 波動の彼方に投げて
さすれば 夢の続きもあの虹と共に 儚い煌きを見せるだろう
さよならをはじめよう
もし君が居なくなったなら 僕はもうどうしようもなくて それでもきっと明日になれば 涙は止まってしまうから
さよならの次は待たずに 貝殻の記憶を耳にして
さよならをはじめよう
愛する元へ辿り着けぬなら 澱んだ雲の流れに飛び移ろう
濁流の彼方 あたしを呼ぶ声がする
今 確かな光となって 暗雲を片手で成敗する 余った片手はあたしの腕を 掴んで二度と離さない
天竺へと続く道 さあ歩き出そう あなたと共に 誰も許さない 二人だけの契りを胸に
穏やかな海になりたかった なのに
抉られた恐怖と虚無の世界が 静かに時の流れを告げる 凹凸も無く繰り返される 全てが異世界の出来事で 私は今何処に居るのか
安定という名の不安定
背中から襲い来るのは霹靂の序章
脈打ち裂ける暗雲を込めて 臨んでいた記憶較べの夜
無残にも散りばめられた羽の 薄氷に浮かぶ窒息の琥珀
だから唯 ねぇ 今 抱き締めて
流れ着いた先に見たのは 大きな海の広がる景色
きらめく波の音を見て 寄せる光を初めて聞く
こんなにも世界が美しいなら きっとあなたが居なくても 生きていける
いつも隣に居るはずだった 大きな影に恋をしている
空と海の青さに挟まれ わたしは今日も息を吸い込む
2003年12月09日(火) |
Out of Bounds |
さめざめ さめざめ
零れ落ちる禁断の宝飾
わたしを置いてゆかないで
蜃気楼の匂いを手繰り寄せる
ひとりぼっちはもう嫌なんだ
空に貼られた絵空事でも
だからお願い 返事をして
切り取れない景色 焼き付け続けて 夥しい量が重なり合う
そこから生まれる 「あたし」という たったひとつのリアル
広い宇宙の小さな穴に 芽生えた偶然の息吹
中に入り込んでしまえば 何処へだって行けるのに
その存在を否定する訳じゃ無い ただ時折襲ってくる 現実離れした心術の波動が ゆるりと噛り付き痛むだけ
僕らは 誰に許して貰いたくて この世を彷徨い続けるのだろう
cry for you tonight
踏み荒らされた
endless labyrinth
出口の見えない 旅は続く
i'm looking for...
誰かのせいにしてた
通りすがり 消えていく人の波を ただ ただ眺めているだけで
小さな茂みに迷い込んで 膝を抱え 誰かが来るのを待ち続ける
好きで迷ったわけじゃない だけど 怖くて目が開けない 帰り道が判らない
こんなあたしを見つめていたのは ひとりぽっちの満月だけ
2003年12月03日(水) |
illuminated world |
凍えそう 都会の海には何もない ただ広がった ネオンの光が
こんなにも綺麗だなんて 嘘でしょう? 探しているのは星空の影
月明かり遠くに 響いて落ちてくる 冷たい海に沈んで消える
難しい言葉並べて臨戦態勢 緊迫圧迫浮かぶ三日月 鋭い眼球欺き笑う 吠え落つ惑星 彼の地にも
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