よるの迷走日記
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2003年01月28日(火) 雪は降る 待ち人は来ない

寒波のため台所の水が凍って出なくなりました。
んでピザを頼んだらば届いたのは二時間後。
同様の家庭が多かったものと思われます。


2003年01月26日(日) 大根美人

『バカボンド』は天才バカボンの方言かと思っていた
私には今回の大河ドラマはなじみの薄い素材です。
それもあるにしろ、今回は私にとって初めて一場面も
見たくない大河ドラマ、と言えるでありましょう。
やや大げさな言い方になりますが。
理由は非常に感情的です。去年、中島みゆきの
出演シーンに間に合わなかった私の目に
最も印象的に映った人物=熱唱するサブちゃんを
死ぬほど白けた目で見てる女優。
が出ているから、それだけ。
見ていた人によると最初からぶすーっと
していたらしいので、元々好きじゃなかったけど
大嫌いになることに決めました。
体調が悪かったのかもしれない、
着付けが苦しかったのかもしれない、
自分がスポットライトの中心にいないことが
つまらなかったのかもしれませんが
カメラが回ってる限りはもうちょっと
愛想がいい演技をして欲しいものです。


2003年01月24日(金) 窮鼠爪を噛む

先日
「選択を次々と迫られる場面になると最悪の選択を
次々重ねて最悪の事態にしてしまう」
みたいなことを延期さんが言った時、
「あーそれは一人殺すと目撃者やら脅迫者が次々現れて
いつの間にやら連続殺人犯になってしまう二時間ドラマの
犯人みたいだねー。」
のようなことを言ったのは私です。我ながら
友達甲斐のない奴。
しかしそれなら自分は
「お金持ちの家に空き巣に入ったつもりが
家人がいて居直ろうとして人質立てこもり犯になり、
その家の主人が猟友会メンバーであったために
猟銃なんか手にしてしまいしかも暴発、
自分が怪我した血を返り血と間違われて強行突破の
機動隊の銃撃を受けて死亡する間抜け。」
みたいだ、と今日はちょっと思いました。
相変わらずくまはひどく、化粧はしてみても
消えるものでもなく、精神的に切羽詰った私は
考え付いたのです。ぐっすり眠るためには…
死んだように眠り込むためには……。
そうか、寝なきゃいいじゃん!(←あ痛痛痛…。)

結論から言うとこの方法をとった後の就寝は
待ち焦がれるようなものになります。
本当によーく眠れました。
しかしそれを凌駕する疲労が蓄積されること請け合い。


2003年01月22日(水) どこかで冷静

WOWOW(しつこいほどCM放映)
に洗脳された母と「黄泉がえり」を観てきました。
3週間限定公開と言うことできっと予算も少ない
だろうとさほど期待はしていなかったのですが、
意外に面白かったです。
主演の二人のいかにも幼なじみらしいやりとりが
かわいかった。憎まれ口叩いたり言いたいだけ言って
電話がちゃんと切っちゃうシーンとか。

わりと群像劇っぽいのですがそれぞれのドラマが
中途半端になってなくて良かった。
特に田中邦衛は好演だと思いました。
最初に画面に出てきた時に結婚指輪していたのが
すごく印象的で、何だかドキドキしました。
あの独特の不器用で朴訥な印象を与える語り口を封印、
あるいは逆利用してしまう設定に彼を配置した人は偉い。

あとおいしいのが歌姫RUIこと柴咲コウ。
せりふは私の覚えている限り一言ですが、
その代わり3曲も劇中で歌ってます。
ファンに熱狂して迎えられる歌姫、
という役を無理なくできているのはすごい。

そしてそんな歌姫の緊急野外ライブで待ち合わせ
と言うのはどうだ、主人公。
人ごみの中で逢えるわけないじゃん、厚生労働省の
お役人とも思えないおばかっぷり。
しかも待ってる方もせめて入り口にいりゃいいのに
会場に入っちゃって
人ごみを押しのけて前方に進み(迷惑)
大声で携帯電話使用(大迷惑)
さらに人ごみを押しのけて会場を後に(本当にファンか?)

……この場面だけはもうちょっと何とかならなかっただろうか。
これがなかったら「感動的でした!」と言えたのに。


2003年01月20日(月) 真っ黒。

常連のお客様が
「店長、スキー行った?」
「いいえ?」
わざわざ転びに行くために冬山まで行くなんて
学校行事を最後に十年は行ってません。
同行していた娘さんも怪訝そう。
「でも目の周りが…。ゴーグルが…。」
「どこが?ほら、帰るよー。」
お客様を送り出しながらこの時私が思ったのはもしかして、
眼鏡跡か?ということでした。夏なんか眼鏡の場所だけ
反射して日焼けしてない子どもとか、いるよね。
最近ろくに化粧もしてないし、ヤバイ?

その後鏡を見た私の目に飛び込んできたのは、
誰このパンダ、もといくま女は。
これじゃーゴーグル跡じゃなくてゴーグルだ!
どうしてかなぁ、睡眠は1日2回もしっかり
取ってるのに。愚痴る私に職場のお姉さまは一言、
「つもりでいるだけで眠れてないんじゃないですか?」
……あーなるほどねーー。
寒かったり電話かかってきたり時間が気になったり
言われてみりゃ一度寝て目覚めるまで起きなかった
ことのほうが少ないわ、確かに。
それにしてもくま…すごいくま。
思いっきり素顔で化粧道具も手元になし。
自分の顔見てこんなに気分が悪くなったのは
さすがに初めてです。
ああいかにせむ。


2003年01月19日(日) 初カラオケは難破船(本当です)

根が暗い私は哀しい歌が好き。
カラオケで顰蹙を買うこともしばしば。
で、世の中の暗い歌と言うのは大概
失恋とか不倫ネタが多いのですね。
嫌だなぁ、潜在的な略奪愛願望でもあるのかしら。
これ以上他人様に迷惑かける人生歩みたくないぞー。

しかし今日になってはたと、
土日は逢えないとか出逢うのが遅すぎたとか
一緒に街を歩けないとか、
本気で恋に溺れつつも
所詮奥さんにはかなわない
              ←*超重要
不幸極まりない女性に美を感じるのであって、
実際妻子を捨てて愛人の元に走った男、
歌い手で言うとMのS氏やGのT氏は
どんな名曲を持っていてももれなく嫌いになり、
あまつさえTVでぬけぬけと愛の歌を
歌っていようものなら顔面に蹴りをいれて
やりたくなる、という事実に気づいて一安心(笑)。
私の審美眼は歪んでいるかもしれないが
倫理観は間違っていなかった(爆)。


2003年01月18日(土) 家事労働力ゼロ

母が風邪でダウン。役に立たない娘で
すみません。


2003年01月17日(金) 公約

今年のサイト目標は読書日記の目次を作ること。
こら、そこで笑ってる鬼、今年の目標だってば!


2003年01月15日(水) 二重生活

ここ一月、私は二重生活を送ってます。
昼は少女夜は娼婦、みたいなことだったら
笑えますが、本当に文字通りの二重、
つまり24時間の中で2回寝て2回起きて
2回働きに行って2回帰ってくるのです。
食事の回数は2倍とは行きませんが1.5倍くらいは
あるかもしれない。
深夜の労働時間は前より減っているのですが、
人間楽にはすぐ慣れるものでその翌朝が
辛い。で、帰ってきてから足りない分を補うと
今度は昼寝の分夜寝付けない。で、朝辛く…の繰り返し。
悪循環と思いつつこれがなかなか断ち切れません。
倍の速度で老化しそうで怖い。


2003年01月14日(火) 勉強会

同業者の集まる勉強会に行ってきました。
午前中だけとは言え会場が寒くて辛かったです。
おまけに30人ほどの受講者の平均年齢を
私1人で1歳ほど若くしているようなのも
居心地悪かった。特に休憩時間。


2003年01月11日(土) 湯豆腐と帽子の夜

前に延期さんと約束した湯豆腐を食べに行きました。
相変わらずお洒落な佇まいのお店、
アポなしで飛び込んだら(←私のせい)やっぱり満席。
1時間半ほどで空くというのでそれまで側の
ショッピングセンターでバーゲンを見ることに。
女の子は(←まだ言うか)やっぱりたまに
こういうことをしなきゃダメね!
何か内側から保湿成分が分泌された気がいたしましたわ。
延期さんのアドバイスもあって
「これは買いでしょう!」
というのをレジに持っていったら、前は子供服を山ほど
購入している主婦の方。おいおい多すぎないか?
子供はすぐ育つぞ〜と見ていたら、レジの人と
「うち、双子なのよ〜〜。」
――失礼致しました!

豆腐、期待通りおいしかったです。
次は春あたりランチも試そうね♪(←私信)
二人でどきどきしながらお銚子を一合熱燗で
頼んだのですが、一口目の顔がお互い
撮影しときたいくらいすごかった(笑)。
お酒弱い同士なので今まで一緒に飲んだこと
ほとんどないのですよ。
あと、妙に嬉しかったのが最後に単品で
デザートを頼んだのですが、持ってきたお兄さんが
「単品ですのでセットメニューより
少し大きくなっております。」
と言ったこと。別にいいのに…。

酔い覚ましは映画。織田雄二の新作を早速観てきました。
日中韓のイイ男が一度に拝めて眼福ですわ〜〜。
皆母国語を話している時が一番自信に満ち溢れてて
素敵だったっす。それと帽子。いつから
廃れちゃったんですかねー?帽子はいいよー保温効果で
予防になるし禿げたら隠せるし。
スーツの三つ揃いも素敵ー。熱狂的希望旧スタイル復活。
軍服にマントもいいですな。何か帝都物語思い出しましたが。
しかしあの格好を撮影所内とは言え中国大陸で撮ったのか。
いいのかなぁー。エキストラの兵隊さんは中国の方
みたいだったのでやや安心でしたが。

ハリウッドに負けないスケールや面白さを
常に目指す織田君ですが、一点だけ常に避けてる
部分があるような気がいたします。
それは、「ラブシーン」
過去のヒット作を観てみると、
『踊る大捜査線』
(事件を現場で追っててそれどころじゃない)
『ホワイトアウト』
(テロリストと冬山で闘っててそれどころじゃない)
そして今回も、(渡辺謙と頭脳戦を繰り広げてて
それどころじゃない)
となってしまってるのですねー。いかんよ君。
『ターミネーター』を観たまえ、シュワちゃんに
追っかけられても子作りは外さない(←ロコツ)。
そろそろ軽くラブコメみたいのやっとかないと、
「織田雄二って、もしかして…。」
とか言われちゃうよ、ってもう私が言ってるけど。


2003年01月10日(金)

昼寝から目が覚めたら(最近日課(^_^;))
黒澤監督の『乱』をやってたので途中から鑑賞。
男優さんはわりとわかるんだけど女優さんは眉剃って
描く昔メイクなのでぱっと見じゃ全然わからない。
コツは声を聞くことだとわかりました。
誰か判明すると顔もその人にちゃんと見えて面白いぞ。
野村万斎氏が本名で出てる…おお。
あと、ピーターが演じてるのはいわゆる
『リア王』の道化と言うよりはお抱え役者、
それも子供の頃から仕えてるって言ってたから
もともとお稚児さんってことなんですかねー。
戦国時代だし。
途中からだからはっきりしないんですが。
そうすると狂った主君をなかなか見捨てられない
心理がわかる気がするのよ、忠誠心って態度じゃないし。


2003年01月08日(水) 電気アンカ

今まで使用上の注意を無視して布団乾燥機と
同衾していた私ですが、スイッチ入れてると
熱いし切るとすぐ寒くなって夜中に何度も
目が覚めるので電気アンカを購入。
しかし実のところ冷え性と言うよりは運動不足と
むくみが原因なんでしょうね、
いい加減何とかしなきゃな。


2003年01月07日(火) 絶叫通勤

さすがに一度にこれだけ降ってしまうと
行政も対応できないらしく、
ここ数日はかなり大きい道でも除雪されないまま
車に踏み固められ、夜の寒さで凍結した雪で
ぼこぼこになってます。
ジェットコースター好きな人は皆一度
日本海側に住んでみたらいいと思うわ。
かつてないスリルをただで味わえる上、
スリップしても急ブレーキ不可(死にます)。

皆様、よるは今日も生きてます(笑)。


2003年01月05日(日) 空から降る百億の雪

大雪です。辺り一面すっぽり雪で埋もれてます。
除雪で筋肉痛バリバリ。
そ言えば去年の今頃もこんなだったな〜。
今年は誰も怪我しないといいね(笑)。


2003年01月04日(土) 尖山温泉冒険記

構え構えと小2男児のようにごねて延期さんを捕獲。
そのままデートする。うまいネパール宮廷カレーと
今まで飲んだ中で一番スパイシーなチャイを味わい、
雄山神社に詣で、目的の温泉に行ったらあまりに
混んでいたので気後れする。ま、確かに人気スポットなので
土日ならこんなもんかなーと思ってたのですが、
初めての延期さんは驚かれたよう。

ここで予定を変えて私も行ったことないUFO温泉に行く。
何か胡散臭いと思っていたら湯豊(ゆうほう)の駄洒落
だったと知った時の我らの落胆を君は知るまい。
しかし、実際行ってみるとさっきと共通料金で入れる筈なのに
ちっとも車がとまってない。アヤシイ。最近リニューアル
したと聞いていたのに建物は古ぼけている。アヤシイ。
恐る恐る近づいていってみると!営業中であった。
そして内装はとてもきれいであり、受付のおじさんも
なかなか親切そうであった。脱衣所も浴室もそう広くは
ないが清潔に設えてあり、お湯も良かった。
そう、浴室が狭い分暖かい空気が逃げないようだ。
急速に暖まった私たちは温泉をはしごせずとも十分に
満足できたのであった。ここはジジババしか来ないらしく
わりと静かで穴場と言えよう。でもまあ600円で2か所
入れるならお徳だしあっちにはサウナや露天風呂もあるから
今度は絶対両方入ろうねと(私が一方的に)誓って
二人はほかほかと温泉を後にした、のである。


2003年01月03日(金) ネイティブ・スピーカー

接客をしていて常々不思議に思っていたのが、
同世代と比較した場合、金髪剃りこみ眉細な建築とか
土木関係の若いあんちゃんほど訛ってる、という事実です。
でも最近自分を冷静に見つめていたら判ってきた…。
私が今よくおしゃべりするのは親、職場の人、お客さん
と年上の人が圧倒的に多い(友達とはメール)。
大学の頃なんかはなるべく気をつけて話していたので、
「えー、富山なの?関西とかそれっぽいと思ってた(結局
←標準語ではなかったらしい)!」
と言われたりもしていたのですが、ずっと大人と一緒に
喋ってるともう富山弁全開。
最近では長年使ってなかった
「はがやしい(はがゆい、いらいらする、ムカツク)」とか
「ちが(語尾につけて強調を表す ex.違うちが)」
まで復活してしまいました。…ああ……。

ちなみにここまでを富山弁で書き換えるとこんな感じ↓

接客しとって常々不思議に思っとったんが
同世代と比較した場合、金髪剃りこみ眉細な建築とか
土木関係の若いあんちゃんほど訛っとる、という事実なが。
でも最近自分を冷静に見つめとったら判ってきた…。
私が今よくおしゃべりすんがは親、職場の人、お客さん
と年上の人が圧倒的に多い(友達とはメール)。
大学の頃なんかはなるべく気ぃつけて話しとったから
「えー、富山なの?関西とかそれっぽいと思ってた(結局
←標準語ではなかったらしい)!」
と言われたりもしとったがですが、ずっと大人と一緒に
喋っとるともう富山弁全開。
最近では長年使っとらんかった
「はがやしい(はがゆい、いらいらする、ムカツク)」とか
「ちが(語尾につけて強調を表す ex.違うちが)」
まで復活してしもたちゃ。…ああ……。


2003年01月02日(木) 初仕事

年末年始は出勤前のお客様が見込めないので
朝はお休み。楽だなぁー。
うとうとしながら箱根駅伝視聴。極楽ー。
夕方から出勤して、21時近い頃妙に寒い。
キャー、エアコンエラー出てる!
慌ててコールセンターにかけたら、
お姉さんがにこやかに
「すみません、お急ぎですかぁ?」
――私も客商売だから、自分がお客の時は
なるべくキツイ言い方は避けるとか、必ず
「ありがとう」と言い添えるようにしています。
わかる、わかるよ。お正月だもんね。
エンジニアの人だってお休みだよね。
連絡して迷惑がられるの貴女だしね。
「そうですねー、(言葉を捜してる間)
今室温五度位なんで……ちょっと寒いですねー。」
5分後にちょっとだけ不機嫌そうなおじさんが
電話してきて、ブレーカーのリセットで
エアコンは復旧。
正月早々、人間って面白いなぁ。ふっ。



2003年01月01日(水) 初詣

久々に24時間まるまるお休み。正月から幸先いいな。
深夜に近所の神社に出かけ、始終ご縁を祈願し
午後からは懐かしい友人達と再会。
元旦からショッピングセンターが開店する時代になったのね。
道路はめちゃめちゃ好いてたのに駐車場手前で渋滞、
さすが娯楽のない田舎は違うぜ。
おやつを購入し、一緒に神社に参拝。
お、御守が売ってるー。おおっ!
「すみません、この白肌御守って何の御守ですか。」
「ああ、これは家内安全とか、交通安全とか、
オールマイティーな御守です。」
むっちゃにこやかな巫女さん。
「あー……。美白の御守なのかと思いました。
じゃ、そのオールマイティーなの一つ下さい。」
これで今年の私はオールマイティーに幸せな筈。
御神籤もわりと良かったし。

このあとやたら混んでるショッピングセンター内で
やたら空いてる“おせちも良いけど”インドカレーを食べ、
楽しい一日を過ごせました。
しかし……皆何とまぁ過激な労働条件に耐えてるんでしょう、
忙しすぎ。呆れていたら君が筆頭だよと突っ込まれた、
そりゃそうか。


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