ハロプラで幸ヒヨ! |
ドリライ7千秋楽翌日の日記がボカロパロですみません、な時川です。 ボカロの有名曲「*ハロー、プラネット」を、幸ヒヨで妄想してしまいました。 最初は単に「これをテニパロでやるとしたら幸ヒヨだな〜」と、幸ヒヨPVとして妄想してただけなのですが、これを「どうして幸ヒヨはこうなったのか〜」な詳細ストーリーを気まぐれで始めてみたら、妄想力が爆発しました。というか、ドリライの幸村様が神過ぎて心奪われ過ぎました。 今は青年幸村×ショタ若が萌え燃え炎上中です。 今回のハロプラパロも『青年幸村×ショタ若』です。 妄想始めたら、どんどん「こうしよう、ああしよう」と思い浮かんで、概要だけにするつもりが中編小説並みの長さになりそうだったので、とりあえず概要を強制終了した所まで載せてみます。
■前提設定 ・世界中で戦争をしている時代。複数のコミュニティが、各々の無人兵器、ロボット兵士によって戦争している。
・幸村…20代(25歳くらい?)。とあるコミュニティの統治者で、若のご主人様。若からは「せーいちさん」と呼ばれている。 ・若…人間型ロボット。外見年齢と知能レベルは7〜9歳。体験学習型AIを持つ、最新型。
・立海レギュ、跡部、乾など…幸村のサポートをしているコミュニティのお偉いさん。
■素晴らしき原曲(別窓) *ハロー、プラネット。
アニメPVもオススメです。 →コチラ←
■あらすじ 若は人の子供の姿をしたロボットです。 若のご主人様は『せーいちさん』です。 若は『せーいちさん』が大好きです。 『せーいちさん』と一緒にうえきばちの花のお世話をする時間が大好きです。 『せーいちさん』にもたれかかって、『せーいちさん』の腕の中で、『せーいちさん』にお本を読んでもらう時間が大好きです。 『せーいちさん』の為にいろんなことを勉強して、『せーいちさん』のおてつだいをして、『せーいちさん』に誉めてもらうことが大好きです。
ある日、若は『せーいちさん』から小さなうえきばちをプレゼントされました。 若のうえきばち。若だけのうえきばち。 どんな花が咲くかは、咲いたときのお楽しみ。 若は嬉しくて嬉しくて、大切に大切にお世話をしました。
その少し後。 『せーいちさん』が帰ってこなくなりました。 「いい子で、お留守番してるんだよ」。 いつもの言葉を残してお仕事に出かけたきり、『せーいちさん』は帰ってきません。 それから間もなく、やさしい青空がおちてきて、誰もいなくなりました。
でも若は一人で『せーいちさん』の帰りを待っています。 「せーいちさん、早く帰ってこないかな」 「うえきばちの芽が出てきたら、せーいちさん帰ってくるかな」 たった一人、シェルターのおうちの中で、若は今日もうえきばちに水をあげます。
「せーいちさんと、たくさんお話したいなぁ…」
これは人を想うロボットが起こした、ちいさな "きせき" のものがたり。
■↑の後、設定固まってきて書いた概要(強制終了版) 世界中で戦争している時代。 無人兵器・ロボット兵器で戦争している時代。 けれど人の命令を聞くだけで柔軟な思考力を持たないロボットでは、いつまで経っても戦争は引き分けのまま。 だから幸村が治めるコミュニティは、人の心を持ったロボットを造ろうと考えました。 その為に体験学習型AIを搭載したロボットを14体、そのどれか1体でも人の心に限りなく近づいたものになってくれれば良いと、柳や乾たち研究者が、跡部たちに支援してもらって造りました。 その14体目として造られた機体が若でした。 幸村は責任者として、自らも教育係になると申し出ました。 そこで14体目には、特別に頑丈なボディと半永久的に稼働できるエネルギーシステムが組み込まれました。
『あなたが、おれの、ごしゅじんさまですか?』 『そうだよ、若』
幸村は若に、誰よりも深く愛情を注ぎました。 「若の優しい心が兵器になる前に、この戦争が終わればいい」と願いながら。 いつもいつも、時間の許す限り、幸村は若と一緒に過ごしました。 若の為に本を読んで、若と一緒に植物を育てて、若と一緒に掃除をして、若と一緒に洗濯をして、若と一緒にご飯を食べて、若と一緒にシャワーを浴びて、若と一緒にベッドに入って……。 幸村がどうしようもなく忙しい時、赤也は若の遊び相手をし、仁王は若にいたずらを授け、柳生は若に色んな本を持ってきて、真田は若に文字を教え、柳は若にコンピュータの使い方を伝え、ジャッカルは身の守り方を学ばせ、若にブン太は「せーいちさんにご飯を作ってあげたいです」という若に料理を指導しました。 でもどれだけ学んでも、若は『死』が理解できません。 幸村はどうしようかと悩んだ挙句、若に花を育てさせることにしました。 いつも一緒に育てている植物は、全て幸村が芽吹かせたもの。 だから、若がイチから育てる、若だけの花を育てさせようと思いました。 既に世界は滅びを待っていて、若が人の心を得ようが得まいが、関係なくなっていたとしても。
その数日後、幸村は凶弾に倒れました。 薄れゆく意識の中、幸村は若のことを考えていました。 愛しい若を独りにしてしまうこと。 愛しい若に別れを告げられないこと。 愛しい若に『死』を教えられなかったこと。 愛しい若と、もっともっと一緒にいたかったこと。 まだ『心』を得ていない若は、誰もいないシェルターの中で、何年も何百年も、 『いい子で、お留守番してるんだよ』 忠実に、幸村の言いつけを守っていくでしょう。 だから、幸村は柳に言いました。 「俺の墓を作って欲しい。そしてその位置を、俺の居場所としてデータに残して欲しい」 それだけで柳は全てを理解します。 精市は、自らの命をもって若に『死』を教えようとしているのだと。 幸村は言います。 「もし若が、俺の言いつけを破って俺を探しに出たら……その時、若はもう人間だ」 柳は幸村の手を取って、頷きました。 幸村は微笑み、 「若……」 ここにいない名前を呟き、 『せーいちさん』 『せーいちさん』 『せーいちさん』 (ごめん。……それから) 若との日々を思い起こし、 「愛してる……」 微笑んだまま、永遠の眠りにつきました。
幸村が目を閉じると、柳はすぐに幸村の我儘を叶えに走りました。 他の仲間も同様です。 あと三日ともたず、自分たちも死ぬことを、彼らは分かっていました。 間もなくこの星から命が消えさることを、彼らは分かっていました。 恐らくは、何も知らない若一人を、残して。
――そして、終末がやってきました――
何も知らない若は、今日も植木鉢に水をあげています。 「せーいちさん、お仕事いそがしいのかな」 「ちゃんといい子にしてるのになぁ」 「そうだ。せーいちさんが帰ってきたら、俺がこもりうたを歌ってあげよう」 「せーいちさんがゆっくり休んで元気になったら、たっくさんお話してもらうんだ」 「だから、早く芽をだそうな?」 毎日毎日、シェルターのおうちの中で、若は一人。 幸村が帰ってくる瞬間を待って、メモリの中の幸村に「おはようございます」と「おやすみなさい」を繰り返す日々。 『いい子で、お留守番してるんだよ』 若は今日も、幸村の言いつけを守ります。 どんなに会いたくても、お話したくても、若は言いつけを守ります。 昨日も今日も明日も明後日も、メモリの中の幸村に「おはようございます」と「おやすみなさい」。 毎日。 毎日。 毎日。 毎日。 だけど、毎日募っていく想い。 「せーいちさんに会いたい」 若は、柳に教わったやり方でおうちのこんぴゅーたを起動させました。 「せーいちさんの、いばしょは……っと」 こんぴゅーたは難しくて、知りたい答えはなかなか見つかりません。 でも若は毎日、幸村を探します。 毎日。 毎日。 毎日。 毎日。 そしてやっと見つけた答え。 「ここにせーいちさんがいるんだ。おうちからは……えっと、すこし、とおいのかな?」 若は幸村の居場所が分かって安心しました。 だからこんぴゅーたのスイッチを切って、以前と同じ毎日に戻りました。 けれど、会いたい想いは募る一方です。 会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。 でも、メモリの中の幸村は言います。 『いい子で、お留守番してるんだよ』 「でも、俺は……」 『いい子で、お留守番してるんだよ』 「だけど、せーいちさん……」 『いい子で、お留守番してるんだよ』 「せーいちさん……」 『いい子で、お留守番してr』 「せーいちさん、ごめんなさいっ!!」 理由が分からない回路の暴走に突き動かされて、若はうえきばちを抱き締めました。 機械の体はどこもおかしくないのに、何故か胸の回路が痛みます。 だってメモリの中の『せーいちさん』は、同じことしか言ってくれません。 「俺、せーいちさんをむかえにいきます!」 だから若は、おうちを飛び出しました。
■その他の妄想とか 最初は「におーさん」「やぎゅーさん」と名字呼びだったのですが、その内、柳がうつって「げんいちろーさん」「れんじさん」と名前呼びになったら楽しいなと、某方のおかげで思いました。
若はロボットなので、真田が手本を書くとそのままそっくり書いてしまって、真田はそれを見て「やはり機械なのだな…」と複雑な顔をするけど、幸村は「上手だね、若」と誇らしげな若の頭を撫でます。 でも若を誉めながらも、 「けどね、俺の字だって上手いよ」 「じゃあ、せーいちさんの字をお手本にしたほうがいいですか?」 「ううん。若はね、誰の字もお手本にしていいし、しなくてもいいんだ。若は、若だけの字を書いていいんだよ」 「俺だけの字…?」 「そう。若だけの字。俺とも真田とも違う、若にしか書けない字」 「それってどんな字でしょうか…?」 「さぁ、俺にも分からないな。でもね、ゆっくりでいいんだ。ゆっくり、若だけの字を見つけていけばいいんだよ」 「俺だけ……。う、うー……」 ……と諭す幸村、とか。
他には「若、今日もゲームしようぜ!」「はい、あかやさん!」「二十歳すぎても若と同レベルなんてのう」「いつまで経ってもガキだな」「ちょっ、違っ!違いますよ!俺はただ、若を全力で楽しませてやろうってだけでっ!」みたいな、戦争を忘れてのほのぼの時間とか。 まぁ、若は『せんそー』も知りませんが。
エンド後は、「会いたかったです、せーいちさぁんっ!」と若が幸村に泣きながら飛びついて、幸村の腕の中で泣きじゃくって、幸村がよしよしして。 「会いたかったんです。すごくすごく、せーいちさんに会いたかったんですっ」 「うん…うん…」 「せーいちさん、せーいちさんっ…」 「寂しい思いをさせてごめんね。だけど、これからはずっと一緒だよ」 「ほっ、本当ですか?」 「ああ、本当だ。ずっと一緒だ。俺はもう、どこにも行かないよ」 「でもっ、せーいちさん……お仕事は?」 「……いいんだ。いいんだよ、もう」 「じゃっ、じゃあっ、俺っ、せーいちさんと一緒におひるねしたいですっ!」 「ふふ、いいよ」 ――みたいな。 そこには幸村だけでなく、真田も柳も赤也も仁王も柳生もブン太もジャッカルもみんなみーんないますから。
ハッピーエンドだと思っています。
――というハロプラ妄想です。 本当はhtmまで作った「ワールドイズマイン -リョ若ver-」を…とも思ったのですが、ハロプラ萌えがとんでもないので。青年幸村×ショタ若がとんでもないので。 ショタ若の「せーいちさん」がもうもうヤッベェェェェェェッッッ!!!! っていう。 萌え燃えしました。
ショタ若と平仮名の組み合わせがとんでもないです。 「せーいちさん」「やぎゅーさん」「におーさん」「げんいちろーさん」「あかやさん」「じゃっかるさん」「ぶんたさん」「れんじさん」。これですよ。 ハロプラ妄想には多分出てきませんが、「ちょたろー」や「ゆーた」も萌える。 時代は『×ショタ若』か!?(違)
そんな訳で、何か急に青年幸村×ショタ若がたぎっている時川でした。
ドリライ効果か、「負けることの許されない王者(特に幸村様が歌い出す所)」「これでもう終わりかい?」「幸村のテニス」がリピートです。 ただこちらの幸村様は「世界が俺を中心にして回ることを、俺が許してやっている」な、全次元を統べる神・幸村様ですけどね。 お金ないけど、立海箱1買ってこようかなぁ。
|
2010年05月24日(月)
|
|