葉月始まり |
ハンバーグとカレーとケーキが食べたくて堪らない時川です。 まだ夏なのにいきなり食欲全開、しかしダイエット中というこのジレンマ。 カレーは、近くのカレーバイキングが少しお気に入り。質素で少しわびしい感じで、路地裏にある所為かお客さんも……な感じなのですが、レギュラーメニューのチキンカレーが素敵なのです。 チキンがごろっごろしてるのです。具が大きいどころじゃないのです。ほろほろ柔らかい、大きいチキンがごろっごろ。バイキングだから注ぎ放題。挙句に焼きたてナンが噛めば噛むほど甘みが広がって、まぁ、美味い。辛いカレーと一緒に食べると幸せになれます。 メニューはライス&ナン以外にはサラダ&カレー三種と少ない感じなのですが、カレーバイキングというよりカレーセットと思うと良い感じ。880円ですしね。 本当は新宿まで行けば、似たような値段でもっと種類多くて軽食やデザート付きのカレーバイキング店があるのですが、わざわざ新宿まで行く気力とお金がないのです。 マンスリースイーツと龍君へのプレゼントを求めて、来週末は池袋へ行く予定故に(我儘)。 しかし、いくら路地裏の簡素な店だからって、女が一人でバイキング……。寂し過ぎるっちゅーねん!!(涙)でも、流石に池袋の焼肉バイキングには一人で入る勇気がないのです。ふぅ。 どなたか!90分1,680円の焼肉バイキング!ご一緒しませんか!in池袋です!!(必死)
って、何の話だこれは。 あと、そうだ。サイレンの夢を見ました。サイレン知識がある状態で、サイレン世界に巻き込まれた時川家族他。私は何とかして家族を守ろうと、自身は屍人の攻撃を受け、もう二度と元の世界へ戻れない覚悟を固め、必死で屍人を倒しまくってました。 夢の中とはいえ、視界ジャックも経験できましたよ。 大量の屍人が、私たちが隠れている体育館に迫ってきたので、急いで地下へ避難した所で夢終了。どうも私たちの場所が分かったと言うより、その場所が屍人の巣建設地に選ばれたって感じでしたが。
……って、だから何の話だこれは。 とにかく時川さんは、一緒に池袋で焼肉バイキングしてくれる方を募集中です(ぇー)。11月にテニミュ氷帝の当日券狙いで池袋行きますから、その時とかどうですか?(コラ) 本当、もう一回、龍君若を見たかったよぅ…!
――と、無駄にぐだぐだしてきたところで今日のネタ。 夏の終わりに初夏っぽいネタ第二弾。キリヒヨ小話です。たまにはツンクールな若さん。
☆Ice Game
「暑い゛ー死ぬ゛ー死ぬなら若の胸で死ぬ゛ー」 「…………」 「暑い゛ー死ぬ゛ー死ぬなら若の胸で死ぬ゛ー」 「…………」 「暑い゛ー死」 「煩い!」 ピシャリ、若が隣をかろうじて歩く赤也へ怒鳴る。 赤也は呆けきった顔をして、だら〜んと腕も肩も垂らしていた。 足取りもふらふらとだらけきっている。 「外にいる間ずっとそれ繰り返す気か、お前」 「だって暑いんだもんよー」 「夏は暑いものだ」 「限度があるっての。ほら、えっと、あれ。いじょーきしょー」 「習いたての言葉を嬉々として使う子供か、お前は」 ふぅ……と若は呆れて息を吐く。 若も暑いことは暑いのだが、赤也を見ていると暑がる気も失せてしまう。 「とにかく暑いんだよ。暑くて許されるのは、若を抱き枕に出来た夜だぎゃっ!」 パシンと若の手の甲が赤也の額を打つ。 「うーーー」 「ったく。……少し待ってろ。待て、だ。待て。分かるな?」 「それ位は分かる…」 「なら大人しく待ってろ」 「?」 それから若はその場を離れると、近くにあったコンビニへと入って行った。 赤也が大人しく待っていると、前言通り、すぐに若が戻ってくる。 「どしたの、若?」 「口開けろ」 「え?」 「口開けて顔上げろ」 「注文増えてるし」 ペリペリと、音が聞こえる。 若が何かを開ける所作をしている。 「若…?」 背を曲げたまま、しかしだるい頭を持ち上げて、何をしているのかと若を見上げる。 直後、 「うぬむっ」 だらしなく開けっ放しにされていた口に、何かが突っ込まれる。 口内に甘い果汁と、心地よい冷気が広がっていく。 スイカ味のアイスキャンディ。 「……んあ」 「多少はマシになったか?」 伺う若の目を見返しながら、口に突っ込まれたアイスキャンディに舌を這わす。 「……こふぇ、おれのひゃめに?」 「ずっと隣で呆けられても困るからな」 「……つめひゃい」 「でなければ何の為のアイスだ」 「ん…」 アイスキャンディを根本から舌で舐め上ると、赤也が一旦、それから口を離す。 舌と顔の動きに伴って、曲がっていた背筋も伸びる。 いささか蘇ったようだ。 「若も舐めねぇの?」 言いつつ、赤也は舌先でペロペロとアイスキャンディを舐める。 若は汁が自らの手へ垂れてこないよう、注意を払って棒を握る。 「要らない。さっさと食え」 「良いじゃん。若も一緒に舐めようぜ」 赤也は、若から目を離さないまま上機嫌に笑う。 「大丈夫だって。一本のアイスを一緒に舐めてる内に偶然二人の唇が触れ合って、そこから互いを貪り合うようにディープキスして、アイスが手から落ちて、でもキスは止まんなくて、アイスはこの後、アリさんが美味しく頂きました〜な、真田副部長的オヤジ発想を狙ったりはしねぇから」 「お前、真田さんに斬られるぞ」 若が呆れても、赤也はへへっと笑うばかりだ。 それでも汁が若の手を汚さないよう、器用に無駄なくアイスキャンディを舐めていく。 「あー、やっぱ若に食わせてもらうアイスキャンディって最っっ高!」 「やっぱりも何も、初めてだ」 「若なら何でも良いんだよ」 「随分と安いな」 「誉めてんのに」 「…くだらない」 また、若が息をつく。 しかし赤也を見つめることも、赤也へ差し出したアイスキャンディを引っ込めることもしない。 若は赤也が幸せそうにアイスキャンディを舐めていくのを見守るだけだ。 「ん?やっぱ食いたい?」 「違う」 「んじゃあ、アイスを舐めるみたいに自分を舐めて欲しいとか?主に夜うぐぐぅんっ」 ただし、赤也のセクハラ発言には手を押し込むことでやり返す。 堪らず赤也は身を引いた。 「冗談なのに」 「日ごろの行いが悪い所為だ」 「俺、いっつも全力で若愛してんじゃん」 「それとこれとは話が違う」 「ちぇー」 ぼやきつつ、赤也が再びアイスキャンディに舌を這わす。 ペロペロペロと心地良さそうに、赤也はどんどんアイスキャンディを溶かしていく。 もうすぐ、棒に達するだろう。 「……餌付けみたいだ」 「何?若、俺を若のモンにしてくれんの?」 若の目をじっと覗いて、赤也が訊く。 若は静かに答える。 「単なる感想だ」 赤也が返す。 「俺は若のモンになっても良いよ。つぅか、若のペットなら大歓迎」 ぱくりと、赤也がアイスキャンディを咥える。 最後の一滴まで取り込もうとするように。 「お前が俺のペットか。躾に苦労しそうだ」 「まさか。ご主人様に尽くしまくるぜ」 「やりたいようにやるに決まっている」 「俺がやりたいようにやることが、若に尽くしまくるってことなんだよ」 「…………くだらない」 「の割に、少し考えた」 「フン」 若が、赤也から手を引く。 「立ち話は終わりだ。さっさと行くぞ」 若が手にするのは、既にただの棒。 若はくるりと体の向きを変え、ダストボックスへ向かおうとした。 ともすれば、赤也の追及をかわすようにも見える動作。 けれど、 「待った」 「なっ」 棒を摘まんでいた方の若の手首を、赤也が両手で捕える。 己の肩越しに、若は赤也の顔を見た。 にっこりと、幸せそうに意地悪そうに、満面に赤也は笑顔を浮かべていた。 若の目が感情で揺らぐ。
「これ、当たり」 「ッ……」
to the round 2...
ラブっぽいのか、素っ気ないのか分からないキリヒヨ。 赤也が所々セクハラ発言かましてますが、何だかんだでその後の夜に、若はそのセクハラ通りの事をやられてそうで怖くもあり、楽しくもあり。 2本目のアイスキャンディは、果たして誰の体内に溶けていくのか。 第2ラウンドなので、赤也が再び舐めても良し、今度は若が食べさせてもらうも良しです。 とにかく、たまにはこんな距離感のキリヒヨも良いなぁと。というかツンクールな若も良いなぁと。 ツンデレだけが若じゃないぜ!みたいな。
S若が挑発するような目つきと舌使いで、ほぼ長太郎サイズのアイスミルクキャンディを舐めてくれても良いですが。 しかもその足が、若お気に入りのM奴隷へと伸ばされていたら、もう堪らんです。 自分は誘い、挑発するようにアイスミルクキャンディを舐めながら、足でM奴隷を愛でるS若様。 エロイ絵だ〜〜〜!!燃える!!!!
そんな感じで。 ではでは睡魔が襲ってきたので失礼します。
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2008年09月01日(月)
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