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2003年08月31日(日) 夏風邪


喉が先週からつらいなぁと思っていたら、
頭痛がしてきました。
最悪な状態です。

家事も程々にて
早々就寝しました。

風邪も早く治さなくちゃね。
心も少々辛いし、元気にならないと。


2003年08月30日(土) 操を立てる


体だけのお付き合いするなら
尚のこと信頼が必要ですが
その信頼が揺らぎだすと
もう心も届かないようなのです。

好きな人もしくは
信頼できる人ではないと
セックスは出来ません。
そういう「操を立てて」しまう私は
人として駄目なのでしょうか。


2003年08月29日(金) 声を掛ければ良かったかな?


暑さが厳しくなったせいか、
ランチに冷やし中華が食べたくなりました。
しかしそこの中華店は
思ったより美味しくなくって
お金払ったのが悔しい気持ちのまま
駐輪所へ向かいました。

支払機の前に差し掛かったところ、
高校生の学生さんが肩を落として
自分の自転車であろうところで座っていたのです。
それも日が燦燦と当たるところで。

視線が合ったのですが、彼の方が逸らしてしまいました。
財布を持ったまま、立ち尽くしているようでした。
清算しないと前の車輪のロックが
外せないようになっています。

お金がなかったのか、
紙幣でお金が崩せなかったのか、
鍵を無くしたのか、聞けぬまま立ち去ってしまった私。
彼の背中が頭から離れませんでした。


2003年08月28日(木) 初めての秋


東吾と過ごす初めての秋が近づきつつ
今年は暖かな秋を迎えられそうで
とても嬉しい限りです。

満月に恋を願い、
君を思い、
君に包まれ、
できれば眠りたい

一緒に秋の季節を感じましょう。


2003年08月27日(水) 涙を分ける


嬉しい事や楽しい事は
一杯分け合いたいのに
悲しいことや辛いことを分けるのは
とても勇気がいるのは私だけでしょうか。

ともに苦しむことを恐れないで
痛みを分けたことで
心地よく前へ進もうとする気持ちを
大事にしたいという
君の気持ちが頼もしく感じる。


2003年08月26日(火) 小さな思い出


子供の頃に、父と毎週日曜日には
公園へ行ってひと遊びし、
帰りはパン屋さんで食パンをスライスしてもらい、
アイスクリームを買う習慣があった。

父に遊んでもらったという記憶はないのに、
そこにいらっしゃったお店のお婆ちゃんの笑顔と
食パンを切るスライサーの音
そのお店の面影が忘れられない。



ある日保育園帰りの息子と踏み切りのところで
電車が通り過ぎるのを待っていた。
自転車の前に乗っていた息子を覗いて
知らないおお婆ちゃんに声掛けられた。

「これから夕飯かい? いいねぇ、ぼく」
と息子の頭を撫でた。
息子は恥ずかしそうに夕焼け空を見上げ、
それを見て、私も苦笑いをした。

ふと見るとそのお婆ちゃんは
跡形もなく居ない。
遮断機が上がって、
線路の上を家路につく人々だけが
私の自転車の両脇を通り過ぎた。

「違う踏切へ行こうよ」
息子は笑顔でそう言った。


2003年08月25日(月) 下着を纏う姿 


東吾と携帯カメラで
写して送付したりすることに
快感を得るのがとても楽しい一時です。

彼が女性の何にエクスタシーを
感じるかというと
女性性器よりも
下着を着ている姿に感じるようです。

以前から伺っていましたが
どんな下着がいいのだろうとあれやこれや
考えたのですが
逢うときに着るような下着の方がいいかなと
ブラジャーは外して
紺の薄地に水色の薔薇の刺繍の入った、
スリットにパンティを纏って
セルフフォトして送付してみました。

スリットが見れないので
少し屈んだ横からのポーズや
肩紐落としてみたり
気持ちが高まっているときには
何を考えているのかわかりませんね(笑)

今朝自分の姿をみて削除したのは言うまでもありません。
彼は夜の為に保存したようですけれど。


2003年08月24日(日) セックスの後の笑顔


セックスした後余裕がありませんでした。

体の体力はまだまだだったのに、
精神的にくたくたに
なっていたように思えます。
放心状態は精神から来ていた様に思われます。
「なぜもっとしないのかな」
「もっと愛しているのに」

30代に入って、
体力は落ちたものの、
精神的に余裕が出来、
多少のことも受け止められるようになりました。
いや見てみぬ振りも多少は
出来るようになったのかもしれません。
肩に力は要らず、
そして自分のお願いしたいことも
言える様になりました。

そういった意味では
セックスした後はやわらかな笑顔で
キスしている気がします。


2003年08月23日(土) 処暑


日々の生活を送りながら、
密の味の恋愛を
君へのメールに託して育んでいる生活は、
何も無ければ平穏な毎日を送り続けていくものです。

家族と仲良くして欲しいという気持ちがある一方
仲良くしている姿を少なからずも嫉妬するのは
正直な気持ちと受け止めています。

刃として受け止めることではなく、
それを包んだ気持ちで
君に返して差し上げましょう。
君も同じ事をしてくれると思います。

君の生活を脅かすことは考えたことはないけれども
何かの拍子で互いの家族にばれてしまうという爆弾も
上手に扱わなければいけない「同志」ということ
お互いの肝に銘じなければいけない事だと思っています。

そんな気持を胸にお互い毎日ちゃんと生きているから
何もない平穏な日々が迎えられており、
君があっての私の言葉と
これから巡る君との季節を大切にしていきましょう。

季節の節目のある今日、君はお互いの恋の熱さを
少々落ち着いた感じを受けるかも知れません。

それは君への想いが確実に「実」になっているからだと思います。


2003年08月22日(金) listen to the radio


今朝保育園のお迎えの帰りがけ
車の中ではラジオがかかっています。

私「あ、織田裕二の曲がかかってるよ」
夫「この前の映画のだよ」
私「タイトルちゃんと言える?」
夫「えーなんだっけ?」
私「映画の出演した斉藤(暁)さんがさ、
  クイズ番組に回答した答が忘れられなくって」
夫「LOVE なんとかでしょ?」
私「ネバネバ(NEVER NEVER)の歌だってさ」

一呼吸おいて
主人大爆笑してましてあまりに受けているので
握っているハンドル大丈夫かと心配しました。


私達のデートも車から始まっていました。
何枚かCD等を持参はしているものの、
タイムリーなradioに変えると
新たな風を吹き込んでくれます。
沈黙していた車内も、
radioの話題で弾んだりします。

映像がないから
音や声が耳に残り、そこから想像が膨らむのでしょうか、
母の通信販売暦はradioから始まっています。
「テレビの方が物がわかるでしょう?」というと
「radioの方が物が良いように思えるのよね」

そういう母の通販の歴史が
我が家の食器の一部だったり、
母の趣味のトレッキンググッズに生かされているようです。

テレビを消して
冷房を扇風機に変えて
ラジオに耳を傾けましょう。
さてお昼までに
仕事をもうひと頑張り、しましょうか。


2003年08月21日(木) 手入れ


メールを頂いた散文の中に

君に逢う日は
綺麗に爪を
切り揃えているから

と書き添えてありました。

爪を切るというのは、
きっと愛撫の際に傷つけては
いけないという配慮からでしょう。

長い爪の分だけ
逢っていない時間の長さの証なのです。

爪を切ることは
私にとっても逢瀬の前の身支度と
そして他に
流されていく生活の中での欲求前の
手慰支度にも必要な事柄です。

逢瀬の前には
爪切り、剃毛、
心身の調子を整えるという事に
手を抜きません。


2003年08月20日(水) かすり声


やってしまった、声。
冷房で喉をやられてしまったらしい。
喉の奥がイガイガする感じである。

連日電話をかける仕事をしていた。
午前中は様子見しなければならない。
苛立ちもクールダウンである。

ジャスチャーが理解できない子供は、
お絵かきコミュニケーションと
口パクで母の唇を一生懸命見ては
的外れな言葉が返ってきた。
ため息ひとつ、ついた。

かすり声までなると少々助かるのだが
営業の仕事にはならないだろうな、と
苦笑いしつつ、午前のコーヒーブレイクである。


2003年08月19日(火) 帰心


夏期休暇を終えて
恋人ががいつもの街に帰ってくる、
そう思うと居ても立ってもいられないというのが
心情というものでしょう。

傍に帰ってくると
いうことではないのですよ。
けれど距離感がより近く感じられるのです。

「帰るよー!
これから帰路に着きます」

そういうメールの気持ちが
とても私の近くに行くよ、
待っていてね、
そう聞こえてくるのです。

帰省も家へ帰るということなのでしょうけれど、
いつもの生活に戻るのも
「帰る」ということなのでしょう。
あまり普段の生活には
戻りたくない人が多いでしょうけれどね。


2003年08月18日(月) 最初でありたい男性、最後に行き着く女性


「あなたのような人は初めて」と言われたい

そういわれてふと
「初めの人になりたがるのは男性、
 女性は最後の人になりたがる」と
そんな科白を思い出しました。

「初め」「終わり」の意味は何の意味を表しているのだろうかと
考えた時に人でも男と女の生き物は異なるものと
改めて認識したものでした。

遺伝子を残すという無意識なものから
とも思われますけれど、
きっとそう簡単なものではなさそうですね。

「こんな事をしたのは初めて!」というと
驚きの表情を浮かべて
即座に笑顔になる男性が
多いような気がします。

逆に女性は、あちらこちらへ出かける男性が
最後にいきつくところは私のところだわ、という
そういう「母性」を感じ取れる節もあります。

もうそんなのは古いわよ、とおっしゃる方も
中にはいらっしゃるのでしょうけれど、
ひたすら彼を待つ女性には
「最後の女」を感じてしまうのです。

「今までいろんな女性と逢ったけれど、
 君が一番素敵だ。」
そんな言葉も
最後の女性になるかもしれないと思う私は
先を読みすぎているのかもしれません。


2003年08月17日(日) アドルフに告ぐ


実家へ行くと気になる漫画本があります。
父はあまり本は読まなかった人で、
美術本しか買わなかったのに
たったひとつ手塚治さんの
「アドルフに告ぐ」という漫画本は
実家の本棚に並べられております。

オリジナルハード本4冊はとても存在感があるのですが、
今や文庫本で5冊になっているそうです。

内容は、
アドルフ・ヒットラーと
ドイツ人の父と日本の母をもつアドルフと
ユダヤ人の血を持つアドルフの
話は3人のアドルフの男たちの物語で、
手塚治さんの作品です。

アドルフ・ヒトラーが
実はユダヤ人だったというフィクション、
そしてゾルゲ事件、戦争など織り交ぜての
人間模様を描いたものなのです。

一度連載が終わったものの、
ハード本になるときに4冊目の内容は、
書き加えられたと、あとがきに書かれておりました。
手塚さんの熱い想いがこの物語に加わっているのです。

隠れて読んでいたのは、
父のものという本だったということ、
内容も週刊文春(だった記憶なのですが
間違っていたらごめんなさい)連載でしたから
大人向け漫画ということもあり
子供としては後ろめたさもあったから。

大人になってこの本について
父と語ることはしなかったのは
後悔の念が残りました。
素直に面白かったよって父に言えばよかった、と。

戦争反対という事より、
正義を翳した男がどのようになっていくのか、が
子供のときの記憶に残っており
実家へ行くと読みたくなるのです。

実家の本棚に置いてあり
子供心に帰れる場所である本。
そういう理由でも
「アドルフに告ぐ」が好きなのかもしれません。


2003年08月16日(土) メンタルバランス


来週は
メンタルバランスの取り方がポイントと
ご贔屓の占いメールマガジンが
着信しておりました。

今週が
私のメンタルバランスが
危ういピークだったような気がしました。
来週に皺寄せがくるということなんだろうかと
不安が少々よぎってしまいました。

好きと言う気持ちには自信があるものの、
好かれているという気持ちには
相手の気持ちがあること。

でもいつだったか言われました。

「もっと好かれているということに
 自信持ったほうがいいよ」

私の心の源、なのでしょう。

そんな言葉思い出すと
君への想いが益々溢れて
そして私が強く生きて歩いていける
そんな気がしてなりません。


2003年08月15日(金)


この時期は、
人がいなくなる時期ですね。
お正月と同じように
民族大移動が始まります。

我が家のお盆は7月で終わってしまった為、
8月のお盆はありませんし、
お休みも無いに等しいのです。

車も人も
街から消えてしまったように
静かです。

子供の保育園も今日は人がまばらで
子供の笑い声が少なくて
なんだか元気ないように思えます。

帰り道の傍にある公園の蝉が
夏を知らせるように
より遠くまで鳴いておりました。


2003年08月14日(木) 感染


ニュースで賑わう記事の内容が
知人にも被害が及んだらしい。

昨日打合せの話でメールのやり取りを
午後、その彼としていた最中だった。

ふとみたら彼の送信元は、乱雑な記号の羅列だった。
彼の直前着信した主人のメールは普通であって、
問題はなかったのに。

「そちらのメールの送信元おかしいですよ」

と即その旨をメールで送信した。
後にも先にも彼のメールだけが
そのような反応だった。
送付したのは夕刻、彼からメールがきたのは今朝だ。

「瑠唯さんから来たメールに
 変な記号がついてました。
 感染したようです。」

私ではなく、彼が「MSブラスト」に感染したらしい。

今のところ、こちらは
新聞やニュースで流れている症状はでておらず、
通常通り稼動している。
感染してしまえば、家庭内LANだから全滅である。
主人も泣くに泣けない状態だ。

「稼動しましたら、ご連絡下さい」
と連絡を入れてみたものの、彼の返信は未だに無い。


2003年08月13日(水) 異例の戦略


朝の芸能コーナーで
映画「マトリックス」が
11月22日から
前倒しの11月5日平日日本公開とのことです。
通常土曜日公開はありますが、
水曜日公開というのも異例のようです。
監督の強い意向で決定したようですね。

目新しい事をやろうという気持ちは
また世間の注目を浴びる事になるのでしょう。
ファンは益々ヒートアップしそうですね。

恋もたまにはいつもの角度と
違う角度から攻めて見るのもいいかと思います。
自分勝手でなければ、
相手も喜んでくれるのではないでしょうか。
思いもより強いメッセージとなるでしょう。

好きな人の笑顔が益々輝くように考えるのは、
自分の笑顔にも繋がります。
逢えない時間、寂しい想いをするより
未来の二人の笑顔になる戦略を企ててみましょうよ。


2003年08月12日(火) 留守の番人


子供の頃から留守番が好きでした。
買い物へ母と一緒に行くよりも、
家で留守を預かっていた方が
自分の好きなことも出来た上に、
なんとなく大役を預かったようで嬉しかったのです。

先日というか1ヶ月前から
事前連絡で東吾からお盆休みを告げられていました。
その間はメールの連絡はいつもより出来なくなるから
ということなのです。

東吾の留守の間、
二人の気持ちを預けられたような気がして
なりませんでした。
あと少しで
いつもと違う日々が始まろうとしています。


2003年08月11日(月) 実感


東吾に実際お会いしてから
だいぶ時間が経過してしまいました。

「逢った直後が一番火傷の跡が痛むんだよね」
などと言い合っていたのですが、
それも今のところ無く、過ごしています。

逢った日の出来事を
夜な夜な思い出すのは、
彼の体の温もりや、声の響きが
自慰へと導かれてしまうのも事実です。

それよりも
逢った時の数時間というのが
お互いの存在を確かめ合えたこと
お互いの気持ちを理解できたこと
それが一番良かったと感じております。

好きがまたひとつ増える事
好きと感じてくれる事

逢いたい気持ちは嘘ではないけれど
次の逢瀬までの時間を
しっかりとした絆にしたい気持ちが
二人の間でまた強くなるのを感じています。


2003年08月10日(日) タイミング


海外出張からの帰国そろそろかなと
携帯電話をかけたら、
「どうしてわかったの?」
と携帯の向こうの主人の明るい声でした。
「おかえり、到着したら連絡お願い」
と留守電にと思ったのに生の声はぐっとタイミングです。

そういえばタイミングは合えば合う程、
接近または親しみがでるのは
ご存じでしょうか?

今朝も東吾と同じ内容の出来事をメールしたら
「これ今書いていたよ」と返信がありました。
そういう気持ちは自分と似てる、
同じという共感を生むのです。
それによって
相手に好意を多少なりとも抱く事ができるのです。

以心伝心は1日にしてならずですよ、
いかがでしょうか?


2003年08月09日(土) ケイタイコミュニケイト


普段昼間などに恋人に
お互い一言メールを送りあっています。

主人が出張にて明日帰ってくるという夜
珍しく子供も早く寝付いてしまいました。

そういえば今日は出張夜の最後の日か、、、。
最後の夜と思ったら、
東吾に寛ぎのポーズを携帯カメラで送付してみました。
白のTシャツにホットパンツ、
ソファの上で寛ぎポーズをとって上半身だけの写真。
体育座りを崩し左足だけ伸ばして。

暫くしてメール着信音が部屋中なり響きました。
愛しい言葉と画像添付ファイル。
開けてみるとなんと、東吾はベットの上に一糸纏わぬお姿。
左半分のみ。大事な部分は太腿で隠れてました。
「胸が熱くなる夜です」

携帯の写真の画像は、四角の枠内ですし(私のは古いんです)、
撮るのは自分で自分を写すのでどうも拘ってしまうのか
送るのに時間がかかります。携帯カメラ使いこなしていないのが
東吾にばれてしまっています。

それでもなんだか思ったより楽しめました。
人がそういうのを送りあっているというのを聴くと
「そんなの恥ずかしいよ」と心のうちでは思っていたのですが、
やってみたら「産むがやすし」で
今の私というものを表現して
タイムリーにお互いの気持ちが確かめ合えた事が
面白く、そしていとおしさが募っていくのですね。

それにお会いしたときの時間が甦ってしまって
その後どのくらいやり取りしてしまったのでしょうか。

「フェラしてるイメージで・・・
 声がききたくなってきちゃうよ」と着信が来たので
すかさず「私も」と返信したら、
東吾から呼び出し音が鳴りました。
「瑠唯の声、とても聴きたかったんだ
 「好き」って言ってくれる?」

次の日の朝、携帯のやり取りの後味は
不思議とありませんでした。
やりとりした写真は言葉は昨夜のうち
心の中で浄化されてしまったようです。
彼への欲求が解消されたせいでしょうか。


2003年08月08日(金) 立秋


暦の上では秋なのです。
私は四季の中で秋がとても好きです。

「赤とんぼ」
実父の田舎にはお盆に行く機会が多かったですね。
実父は東北の農家の出身です。
近くの山へ登ると赤とんぼの団体に会いました。
夕焼け空にまた映えて小さくなっていきます。

「お月様」
月が出始めると、子供が私の手を引っ張って、窓際へ連れてくれます。
必ず「綺麗だね」とつぶやいて、二人で見られてよかったねですって。
彼の窓際の観察は続きます。
秋に近づくと段々輝きが増すようになります。

「夕立」
空にグレーの雲が一面、雷ゴロゴロなってきたら
遊びは中断、急いでうちへ帰ります。
窓のガラス越しに雨を見るのは好きです。
また多少雨が降ってもへっちゃらです。
まだまだ急いで洗濯すれば、乾くのは早いですからね。
濡れている体もシャワーしてしまいましょう。

「プール」
中学生の時は夏だけ水泳部でした。
誰も居ないプールに一番乗りが好きで
準備体操し、一番に飛込みすると
しばしプールは私だけのものです。
背泳ぎをし、動きをやめると
惰性で浮かびながら進んでいくのです。
空を眺めながら、涼しい風にあたるのが好きでした。
これも日々段々風の涼しさで秋を感じます。

「残暑」
立秋以降の暑さを残暑といい、
もうお手紙には「暑中見舞い」とは
手紙がかけなくなってしまいますね。
秋に近づきつつあること、改めて感じます。

少々でも涼しくなりましたでしょうか?

というわけで、いつも読んでいて下さる皆様へ
残暑見舞い申し上げます。


2003年08月07日(木) Letter


出張へ出かけている主人に
メールで日常のことを朝方メールしています。
いってらっしゃいの意味合いも兼ね備えています。
子供の様子を彼は知りたがっているので
メールはとても便利なものです。

私の手紙を書くのは
幼少の頃から始まりました。
お友達、祖父母、親戚宛てに書くものが主でした。
挿絵も自分で書いてまして、
母が私に挿絵を描いてという場面もよくありました。

季節ごとに送る「挨拶」
明けましておめでとう、今年は暑いですね、
寒くなりました、などは定型文ですね。

目上の人はそうもいかず、
桜が満開で低学年の子供がはしゃいでます、とか
プールで水着の後がうっすらつきました、
毎回文章の出だしを異なるように
かんがえるとかそんな感じです。

お祝いやお年玉をもらった「お礼」
お礼の気持ちは、頂いたお礼をどう使うか
もしくは自分の抱負など、学生の頃は書いてましたね。
ちょっと「義理」がたい感じですね。

今何してるの?「近状報告」
授業つまんなーい、彼とうまくいってる?
私達の授業中のヒマは手紙のやりとりでした。
形はフリー、文字もいろいろ試しました。
勿論手書きよ、手書きです。

心を伝える「ラブレター」、またはその返事
ゴミ箱行が増えること増えること。
なのに内容はあまりかけませんでした。

おつきあいには欠かせない「手紙」
媒体が変わっても
伝えようとする心は変わらないでしょう。


2003年08月06日(水) EPISODE 1 〜 番外編


「君と会うときは”二人の世界”に
 どっぷり浸かりますから 覚悟してくださいね」
そうメールで書かれていました。

初逢瀬の証は多いものでした。

手文字の言葉、瞳、
デジカメの中の恋人、
接触、情、MERODY

「ありがとう、の声がかわいい」
「好きが増えた?」
そんな言葉が帰り支度する頭の中で
まわっているのです。捕らわれているのでしょうか。

駅の近くまで、手を繋いで堂々とあるく彼に
知り合いの誰かに見られたら大変という気持ちと
嬉しい気持ちが入り混じってしまいます。

「今度逢う日は、この日!」を何度も繰り返していったり、
「お酒飲めるといいね」と夕涼みの二人を想像したり
帰り道も捨てたものではないのですね。

帰りはいつも離れるのが辛い時間なのに
何故か明るく気持ちよく感じられたのは
右隣の誰かさんのせいなのでしょうか。

お別れ間際、夕方の人の行き交う駅のホームで
また今度ねというキスをされてしまいました。
不意打ちでヤラレタって思いました。
時間にしては短かったんですが、
世界の時が止まったように感じられました。


2003年08月05日(火) EPISODE 1 〜 肌逢瀬 


”二人の部屋”のある建物に着きました。
東吾が住んでいる生活空間ではなく
二人でゆっくり過ごせる貸切の部屋です。
以前使ってみてここのお部屋は気に入っていて、
行ってみましょう、と提案して頂いたのです。

4階のあるお部屋は、何しろお部屋が広いことは吃驚しました。
明るい色調で、玄関入って左のトイレ、右のバスルーム、
トイレの隣は洗面台、間仕切りがあって小さなテーブルと
カウチソファ、奥に存在感のあるベットです。
ダブルベットもお部屋を圧迫せずに置かれていました。
窓の横には、冷蔵庫、食器などが収納されていました。

荷物を置いて、買って頂いたアイスコーヒーを飲む為
カウチソファに腰を下ろしました。忘れないうちに
先程言われた指定席、東吾の左隣に座ります。

目の前には正方形のガラスのタイルが並べられた壁
つまりバスルームがある空間です。
光の加減で中の様子は見えるようで見えなくなっています。

初逢瀬の記念にとデジカメで写真を何枚か撮り
カウチソファで初めて唇を重ねました。

「唇柔らかいね」唇を離した途端、東吾がそう話してくれました。
彼の唇も柔らかかったのとディープキスなのに、しつこくなく
一つのキスはもう一つキスをしたくなる。
何度も何度も唇を合わせてしまいました。

シャワーを浴びずに肌に触れたくなったのは、
時間が経過したせいでしょうか。
上気した東吾の体はとても熱を帯びていました。
二人の熱はそのままベットの上に持ち寄りました。

以前のメールで
音の無い、声の無いセックスは
気持ちが盛り上がらないと
おっしゃっていたのが頭の隅に残っていました。

口と涎の混ざる音、肌と肌がぶつかる音、
そして東吾の声。低くて優しい口調。
音は耳からではなく皮膚にも記憶される事を
改めて知りました。

初めての東吾からの私の秘部への愛情は
とても歓喜してしまいました。
こういう愛情表現がとても好きです。
彼の舌の動きは、目に見えないものですから
どうしても目を瞑って感触を味わってしまいます。
独り言のように私の秘めたる部分を見て「綺麗」といったのは
東吾が女性の形に重視するからでしょうか。

彼が仰向けに横たわっている右側からの
東吾への愛情を初めて舌で注いで見ます。
そそり立つ彼のを口に含んで
どのへんが彼の性感帯なのか
舌で探して彼の反応をみました。
愛撫しながら薄目を開けると私の目には東吾の足先が見えます。

「静電気が走っているようだよ」
後ほどそう表現した彼の口から
時折ため息がでて
右手が無意識に小さく動いていました。

「入れたくなってしまった」と口にした彼。
そんな彼がとてもいとおしくて、体を繋ぎ合いました。

顔を見合わせるような体位より、
男性が後ろから羽交い絞めのような
体位の方が「繋がり感度」は上がるようです。

東吾はどちらが感じるのだろう、ふとそう思いました。

私の背中に東吾がいて、
私の中に彼の男性の存在を感じること、
両足は絡み合い、両手はお互いの手が
しっかり握られています。
「奥まで入ったよ、感じる?」そう低い声が聞こえました。
彼が動くと子宮のどこかの部分にあたった気がしました。

文字と文字の繋がりではなく
実際の繋がりがとても幸福に包まれていました。

「君は一番ではないけれど
僕の中でトップクラスの女性になると思う」
今の彼の正直な思いなのでしょう。
誰が一番なのだろう、
野暮な事は今の東吾には尋ねられません。

ただ
今の私にとって東吾を一番に思えることを
ありがとうの一言を添えて。


2003年08月04日(月) EPISODE 1 〜 初顔逢わせ


文字出会うのと実際に会うのでは
ギャップが生じる、とよく聞いております。
よく思っていたのに、
逢うと幻滅してしまうなどですね。

これまでに私と彼とのメールは2ヶ月近くの間に
200通になるのは時間の問題になる勢いで
お互い言葉を交わしています。

今まではそういう出会いに不安がつきまとっていました。
待ち合わせにいるかどうか、間近会うのはやめようと思うかも、
などそんな心配は今回要らぬもののようです。
彼と会うのはとても気を楽にできそうで、
眠りの底へ静かに落ちていき、気が付いたら会う朝になっていました。

待ち合わせの場所のショッピングモールの入り口は
「close」の札がかかっておりました。
私は白の丸首半袖シャツとライトブラウンのパンツスタイルで
立っていました。(この姿で分かるかしら、まだ10分あるから。)
様子を見回して、想像だけの彼を探してみることにしました。
ん?色んな人がいらっしゃるのに一人だけはっきり見えました。

濃いグレーのズボンに黒い靴、
白いタンクトップの上に細かい白紺チェック
のダウンシャツ、背中に茶色いデイバッグ
とメールには書かれてありました。

焦点はピタリと合いました。
七夕の日に初逢瀬の日取りを決めて
今日、目の前に東吾がいる。
視線があったので無言で頭を下げると、
男性は気がついてこちらに近づいてきました。

空模様は曇り、雨はなんとか持ちそうです。
変わった時計台のもと、彼に会うことが出来ました。
「おはよう、早かったね」とメールと同じような初めの挨拶。
少し気持ちも楽になりました。

開店同時に入り口近くの喫茶店へ二人で入って
差し向かいでお茶を飲むことにし
オーダーを店員さんにお願いしてきました。
ショーケースのブルーベリーのタルトは、
今にもこぼれそうなくらいにブルーベリーがのっていました。

他愛も無くお話し笑顔で対応できたように思えました。
「写真より実際の方が良かった」といってくれたのは、
最初に送った免許のぼけている写真のこと。

お昼買い込みをして、駅から離れて町から離れた方へ
並んで歩いていきます。
「こっちに歩いてもらっていい?」
東吾の右側で歩いていたのですが、
左側に歩いてくれとのこと。
右側にいるとどうも落ち着かない様子です。
二人で逢うときはこの位置が私の居場所になりそうです。

公園の横を通りすぎて、ふと東吾が私の右手と
繋いでくれました。
心臓は勢いにのってドクドクと流れていくように
感じられました。

あともう少しだよと、
繋いでいる手の感触が強くなります。
到着先となる”二人の部屋”の場所への距離が
近いことを感じさせてくれたのです。


2003年08月03日(日) いよいよ


人生を変えるかもしれない人が
明日会えるとしたら
あなたは緊張しますか?


2003年08月02日(土) 一人寝 / 祭


来週から主人の出張が5日程、スケジュールが入っており、
限定の母子家庭です。

「ひとり寝ですね」
とメールで頂いたのですが、
寂しいというより心細いものがあります。

普段子供と添い寝して早々と眠ってしまうのですが、
夜主人がいるから安心して眠りにつくことが出来るのです。
子供と2人ですと、何度も何度も確認してしまう、
心配性な私がいるのです。

心細い気持ちは
逢えないという気持ちからより、
逢えたらどんな話をしよう、
どんな料理にしようかと
あれこれ考えているうちに
気持ちが落ち着かせてくれるようです。

体の火照りは
充実した時間を思い起こす他
おさまらない気も致します。

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20030802■祭
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8月の梅雨明けは何年振りと
ニュースで繰り返し流れていて、
何年という、数字が聴きとれにくい。
自分の頭の中でもそんなことより、
梅雨明けの吉報が嬉しかったのであろう。

本日はデパートの仕事で冷房はとてもいいのだが、
室内ばかりだと体が重く感じてしまう。
入り口でビラでも配布してこようと思い、
室内はもう一人の担当に任せて、私は移動をした。

デパートの入り口では、青紫の浴衣、黄色い帯、
長い髪を一つにまとめた若い女性がひとり、
広告つきの団扇を配布していた。
かなりの仕事量と想像したのは、
彼女の足元には大きなダンボール2箱があったからだ。

デパートの目の前の信号が変わると
お客さんも暑さの中デパートに入り込んでくるサイクルで、
配布担当の女性はその時ばかりは
目が回るほどの忙しさで、履きなれていない草履が辛そうである。

「今日お祭りがあると聴いていたんですけれど、明日みたいですね」
と人の波が切れたときに
笑顔でその女性が私に話しかけてくれた。

デパートを一歩でも出ると、
空には沢山の提灯が揺れていて、その下で
彼女が配布した向日葵の絵の団扇を持っている人々が
信号待ちしていた。

その風景をデパートの入り口のガラス越しに見た瞬間、
神輿や花火を待つ人々に見えたのは
夏の暑さのせいだろうか。


2003年08月01日(金) ***3rd 〜 好きがもう一つ増えた8月


初めて東吾に逢ったのはこの8月の暑い日でした。
手紙を200通近く交わした後の逢瀬は
とても感慨深いものとなりました。

初めて繋いだ手から彼に伝わりそうな心臓の鼓動。
二人っきりの広いお部屋。
写真を撮り、初めてのキスをしましたが、
好きがまた一つ増えるような
柔らかいものでした。
そしてもっと愛したくなる、温かいセックス。

二人の世界にゆっくり浸かりました。
お別れ際のキスは世界が止まった様でした。


携帯のカメラの写真を送り合う事もありました。
送りあっている途中声が聞きたくなって
「瑠唯の声、とても聴きたくなったんだ。
 「好き」って言ってくれる?」


東吾が夏休みで留守になりました。
初めてのこと。帰る頃にはそわそわしていました。
自分の元に帰って来る訳ではないのですが
「帰るよ。これから帰路につきます」
そういう手紙を送ってくれるだけでも嬉しい。


嬉しい事楽しい事だけ分かち合うのではなく
共に苦しむことを恐れず
痛みを分けたことで
心地よく前へ進もうとする気持ちを
大事にしたいという
東吾が改めて頼もしく感じた夏でした。


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