櫻井哲夫(b)、グレック・ハウ(g)、デニス・チェンバース(ds)、小野塚 晃(key)

新幹線で新横浜へ。乗り換えて馬車道駅で降りて、赤レンガ倉庫に到着。エレベータで３Fへ行くと、そこにはすでに20人位の人が並んでいました。私たちは2ndステージを見る予定ですが、早々と並びました。待ち時間は結構長く感じました。やっと、スタッフの方が順番に整理番号を渡し始めました。2ndステージ5番目入場の番号をもらって、みなとみらいを散策しました。

初めての会場なので、ちょっと心配しながら中へ。まずはトンネルをくぐって。
このツクリは面白いと思いました。トンネルの外と内では、世界が違う感じ。（笑）アミューズメントパークのような感覚です。
ドアの中は、ステージを中心に横に広い感じの長方形なハコです。私たちは、右寄りのテーブル席の真中あたりに座りました。

どの曲から始まったか忘れてしまいましたが、ジェントルハーツのアルバムの曲はほとんど演奏されてのではないでしょうか？
グレッグ・ハウさんの新しいアルバムからも2曲演奏しました。
音がかなり大きいと感じましたが、全くイヤではなく、とても心地よかったです。
私の座った位置からはちょうど、グレッグ･ハウさんがめちゃくちゃよく見えました。小野塚さんも、櫻井さんも背中側になっちゃって、でも、お二人が凄いのは何回か見せてもらっているので、今回は、グレッグさんに集中しました〜。（笑）

グレッグさんのギターは、CDで聞いていた時よりも凄く思いました。やっぱ、弾いてる所を見ながら、音が聴けるからでしょうか？櫻井さんはグレッグさんを紹介する時に「哀愁のギタリスト」っておっしゃってましたが、本当に音が綺麗でいい雰囲気を持ったギタリストです。もう、ベタ誉めです。（笑）
とても、軽やかに弾いているんだけど、凄く速いし、めっちゃ正確！さすが世界でやってる人はすごいなあと…。
すずしい顔して？すごいパワー＆歌心を感じました。
こんな音のギターのライブは初めて聴いた！という感想です。
ベースがメインの曲でも、そのサポート的なギターはよかったです。かなり弾いてるんだけど、メインのベースのメロディにマッチしていました〜。

アンコールは私の大好きな曲「ワンダーランド・イン・ザ・スカイ」でした。この曲、前回のライブではギターは矢堀さんがされていたのですが、カッコいい高音のところが今ひとつだったんです。しかし、今回はグレッグさんご本人なので、バッチリきけました。ストレスが吹き飛びました〜。矢堀さんごめんなさい。
グレッグさんのギターは音もわりとシンプルな感じで、いろんな機械的な技は組み込んでいないように思ったのですが、それがまた、いいんです。でも、彼の手にかかれば、っていうかもうギターと一緒になってるみたいなんですが、本当に綺麗なカッコいい音が出るんですね〜♪

櫻井さんのMCのなかで、「ジンサクを止めたときにはどうしようかと思った。」というような内容のお話がありました。ちょっと驚きました。そんなことをおっしゃるとは思っていなかったので、でも、「それがあって、今また素晴らしい出会いがあった。」とも。人生では、一見悪い事のように思える出来事も、後になってみればそれがあったから、今楽しくやってるんだ、って事。あります。うーん奥が深いなあ。

ライブが終わってからも「興奮さめやらず」って感じで、余韻にひたってました。
フルーツティーを飲みながら、ぼーっと、ああ、終わっちゃったねーって。

今回はグレッグさんは初来日ということで、彼を見に来た人も多かったのではないでしょうか。私達より、ずっと前方で並んでいた、パンクファッションの女性は1st、2ndともに、グレッグさんの目の前に座っていたようです。
演奏途中に、デニチェンさんの手からすり抜けたスティックは、一番前にすわっていらした女性2人組の方がもらっていました。この人達も両ステージ見たようです。
「ちょっと見せていただけませんか？」って聞いたら「見るだけですよ〜。」って笑いながらスティックを貸してくれました。この2人は櫻井さんのファンっぽいな、って思いました。ステキな感じの女性でした。

モーションブルー・ヨコハマもステキな場所でした。ライブが終わってからの、のんびりした空間が落ち着けました。インテリアもオシャレでした〜。

ああ、横浜まで来たかいがあった！すばらしいライブに出会えました♪

おまけの余談で、翌日宿泊先のホテルから出かける時に、偶然ホテルのエントランスでデニチェンさんと、グレッグさんのお2人を見ました♪ホテルに入ってくる人も「あれ、デニチェンじゃん」とか言ってました〜。ちょっとラッキーでした♪