人恋しくて 一人も好きで
INDEX過去の日記未来の日記


2004年08月31日(火) またまた。

後輩女子のAちゃんが
「本日付で会社を退職することになりました」
とわざわざ挨拶に来てくれました。


今の仕事よりもやりたいことが見つかったので、
と退職理由を話していたAちゃんに、
で、どうなの? 先のこと決まった? と尋ねたら、
「まだなんです〜。しばらくはのんびりして、でも家で専業主婦するのも
 耐えられないので、できるだけ早く就職します〜」
とニコニコしながら答えてくれました。



たしかAちゃんは今入社3年目か4年目くらいで、
ちょうどそのくらいの時期は
「私はこのまま今の会社で今の仕事を続けていて、いいのだろうか?」
なんて悩むことが多いものです。(これは女性に多い傾向かな?)


まぁ、昨年あたりから会社の組織や業務内容が大きく変わってきて
いるので、このあたりが辞め頃だとAちゃんが考えるのも
無理はないかもしれません。


でもやはり、理系女性の後輩が少なくなっていくのはさみしいなぁ。


2004年08月30日(月) 理系と文系

自分が理系向きか文系向きかがわかるのは、一体いつからなんでしょう?


多くの人が、高校生のときの進路分けで将来文系に進むのか
理系に進むのかを決めるように思います。
でも数学や英語などの得意不得意は、中学生あたりから決まったりするかな?



私の場合、理科(特に物理が)好きだったので、なーんにも考えずに
理系の道へ進むことを決めましたが、文系科目も結構好きでしたね。
成績は別として(笑)、世界史とか漢文とか。



そういえば、同級生の何名かは「数学が苦手だから文系にする」
なんて言っていたような気がします。
必ずしも「数学が苦手=文系」という訳ではないと思うんですけど。
経済学部などは数学が必須でしょうし、文学部某学科の友人などは
「授業でコンピュータをバリバリ使わなくてはならないの〜。しかもUNIX」
と嘆いていましたし。


理系進学を決めた高校の同級生でも、「英語が苦手だから理系」と
断言して憚らない人が多かったと思います。
しかしイマドキ、英語と無縁の仕事なんてないのでは?
つーか、理系職場にいる私ですら、首をくくりたくなるくらい英語三昧の
仕事をしているんですが。しくしくしく。





理系と文系の話になると、高校の1年先輩のYさんを思い出します。
Yさんと私は全く面識はなかったのですが、「めちゃくちゃ頭がいい人」と
学校中の評判になっている人でした。


そのYさんが高校一年のとき、物理Iだかの科目で10段階の9の成績を
とったそうです。(ちなみに、うちの高校は10段階の絶対評価で成績がつきました)
その成績表を見たYさんは

「ボクは理系に向いていない。将来は文系に進む!!」 (←ということは他の科目は全部評価10?)

と堅く決意し、当然某T大文Iに現役合格したとか。





まぁ、理系とか文系の区分なんて、一時期の嗜好だったり
能力の一部だったりするワケなので、そんなことに囚われるのはツマラナイこと。
自分の好きなことを勉強したり、やりたいことをやれることのほうが大切。


好きなこととやりたいことと自分に向いていることが、
ある程度一致しているらしい私なぞ
なかなかのシアワセモノに違いない。なんつって。



2004年08月29日(日) あれから一年

母が亡くなってから、今日でちょうど一年になります。




大学に入学したときからずっと実家を離れているので、
身近に母親がいない生活が当たり前となっています。
だから正直言って、まだ母の死が実感できていない気がします。
私の目の届かないところで、まだひっそりと生きているのでは?
という気持ちが心の隅に残っています。



父も母も、年金もろくにもらえない年齢で亡くなってしまいましたが、
やはり娘としては、どんな状態でももう少し生きていてほしかった。
今こうして、私が元気で充実した日々を送っている姿を見ていてほしかった。
ただ、両親ともに病気で苦しんでいた時間が短かったのが、
せめてもの救いです。






今日、スーパーマーケットで冬瓜を売っているのを見つけて、
そういえば子どもの頃はよく母親に冬瓜の味噌汁を作ってもらったっけ、
なんてことを思い出しました。
子どもの舌には冬瓜は少しもおいしくなくて、それでも食事を残すと
怒られるので、我慢して冬瓜を飲み込んでいました。



そんなことをつらつらと思い出しつつ、夕食に冬瓜のスープを作りました。
冬瓜料理を作ったのは初めてなので、母が作ったようにはうまく料理できません。
ほんの少しだけ、しょっぱかったです。







1年前、メッセージをくださった皆さん、
ネットの向こう側で心配してくださった皆さん、
改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

しんどいこともありますが、私はおおむね元気でやっています。


母の死が実感できていない、と書きましたが実際のところ
いつでもどこでも両親が私のことを見守っていてくれる、
そう信じているからかもしれません。

一年一年、人の記憶は薄れていくのかもしれませんが、
私はときどき、そっと両親の思い出を取り出して忘れないでいきます。


2004年08月28日(土) 好きなんだもん

買い物には、たいてい一人で出かける。



この性格はもういいかげん直したほうがいいと思っているのだが、
どうにも優柔不断で、買うモノをすぐにビシバシ決めることができない。
あちらこちらの店を廻れるだけ廻って、

「やっぱり最初に気に入ったモノが一番いいや」

ということになってしまうのだ。または、

「これだけ迷うんだったら、今日は何も買わないで帰ろう」

ということもよくある。本当に自分でもばかじゃないかと思う。
だから、友達を買い物に誘うなんてこと、申し訳なくてできない。
悩むだけ悩んでやっぱり買わない、なんて言われたら
友達に後ろから廻し蹴りされるんじゃないかとも思う。

というか、私だったらする(もちろん心の中で)。



こんなに迷うのも、できるだけ少ないお金で (安月給だから)
最大限の満足がいく買い物をしようと気負ってしまうからなのだが、
結局のところ、私は「あれこれ迷うのが好き」なのだと思う。

「これも欲しい、あれもステキ」といろいろな品物を選びながら
いや、似たようなものをすでに持っているだろう、とか
でもちょっと○○円は出せないな、とか
やっぱりこういうのがあると便利だしなぁ、とか
些細なことだからこそ安心して悩むことができるというか。


…つくづく小市民だなぁ。



他人に悩み事や愚痴をしょっちゅうこぼしているわりには
その解決に向かって努力しようとしない人がいるけれど、
そういう人は悩んだり愚痴を言ったりするのが好きなんだよね、きっと。






お昼はモスバーガーでナンタコスのセットを食べた。
たまーに食べるジャンクフードは結構おいしい。



2004年08月27日(金) ロールモデル

先日の日曜日、着付け教室の仲間や先生と会食をしたときに
全員で撮った集合写真を焼き増しして皆さんにお渡ししたら、
本日、Aさんからそのお礼状が届いた。


「写真代は別にいいですよ〜」と言っておいたんだけど
わざわざ「ほんの気持ちですが」とハンカチを買ってきて
一緒に送っていただいてしまって、なんだか申し訳ない。


このAさん、行動もテキパキしていて決断は早いし、
ちょっとした会話もすごく説得力があって頼もしい感じだし、
「きっと仕事ができる人なんだろうなぁ」
と想像していたら、定年まで小学校の校長先生を勤めた後、
現在は幼稚園の園長先生をなさっているんだそうだ。
やっぱり。



たしかAさんは私の母とほぼ同年代のはずなのだけど、
「こないだセネガルに旅行してきてね」という話をしたり、
なんとかという楽器(「千と千尋の神隠し」を歌っている人が弾いている
ハープのような楽器らしい)を10年くらい習っていたりと、
いろいろななことにチャレンジしているそうだ。
すごい人だと思う。





働く女性、とくにキャリア女性の悩みのひとつとして
「身の回りに『こんな人になりたい』と思えるような
 ロールモデルになる女性の先輩がいない」
ということをよく耳にする。


実際、自分のことを考えても、会社にはロールモデルとなるような
女性の先輩はいないと断言できる。
だけどAさんのように、幾つになっても仕事にも趣味にも力を尽くして
充実した日々を過ごしていける人になりたい、と思っている。



2004年08月26日(木) 勘です

昨日の鶴亀算の説明で、みなさんに納得してもらえたかどうか、
すごく心配になってしまいました。
よくわからない、という方、あなたのせいではありません。
私の説明が下手なせいです。申し訳ない。



何人の方から「私は数学が苦手だから」とご意見を戴きましたが
えーと多分、鶴亀算は数学でなくて算数です。


じゃぁ数学と算数はどこが違うの? と訊かないでくださいね。
私もよくわかりません(笑)。
思うに、xとかyとかの変数を使った方程式が出てきたら数学ではないかと。




いや〜、理系人間のハシクレとしては意地でも鶴亀算を解かねば!
とついムキになって計算してしまいました。


まぁ、理系稼業も長くなってくると、自分や他人がやっている計算を
ちょっと見ただけで、それが正しいのか正しくないのか、なんとなく
勘でわかってしまいます。で、改めて計算し直してみると、やはり
間違っていることに気が付くのですね。


…だったら最初から間違えるなよ、と自分にツッコミを入れたくなりますが。



今日も、ちょっと前に自分が作ったプログラムがなんとなくおかしい、
という予感を信じて必死で検算し直していたら、やはりひどい勘違いをしていた
ことがわかってしまい、トホホな気分で修正作業に取り組んでいました。



あぁ、勘はサテオキ、もっとミスの少ない人間になりたい。


2004年08月25日(水) つるかめつるかめ

8月24日のモヘジさんの日記で、鶴亀算のことが触れられていたので
ちょっとここでその問題を解いてみましょう。


<問題>

  「鶴と亀が合計80匹います。足の数の和が200本であったとき、
   鶴と亀はそれぞれ何匹いますか?」


<解答>


  鶴は1羽、2羽と数えるのではないのですか?


……ではなくて。


  鶴の足は2本、亀の足は4本、ですね。

  80匹全部が鶴だとすると、足の総数は 80×2=160本となります。
  実際は鶴と亀の足の合計は200本なので、その差は 200−160=40本。
  この余分の40本は、亀の足だと考えることができます。

  1匹あたりの鶴の足と亀の足の差は、4−2=2本 なので、
  亀の数を1匹ずつ増やしていくと、足の合計が2本ずつ増えます。
  そこで、40÷2=20 から、亀は20匹となります。
  80−20=60匹が、鶴の数です。

  念のため計算し直してみましょう。
   亀 20匹×4本=80本
   鶴 60匹×2本=120本
  80+120=200本となりますね。


これで、鶴亀算が計算できると思います。
同じように、タコイカ算も計算することができますよ。




さて、ここで問題です。



  「タコとイカが合計25匹います。足の数は合わせて210本です。
   さて、タコとイカはそれぞれ何匹ずついるでしょうか?」



ぜひぜひ計算してみて解答をお寄せください(笑)。


でも実際は、タコの足もイカの足もクネクネしているから
数えるのに相当難儀すると思います。


2004年08月24日(火) 突然訊かれたら、そりゃ迷うけど

職場で環境ISOについての勉強会をしていたときのこと。
隣の席の後輩くんが、そっと私に話し掛けてきた。
「あの〜、ゆうさん、




EUっていったい何のことですか?」





え、え、え!? えっと、それ


……マジですか!?



新聞も読まないしテレビも殆ど見ない私でも、さすがにEUが欧州連合のことだ、
ということくらい知っているぞ。ていうか、それは一般常識ではないのだろうか…?
後輩くんに訊かれて、いきなり不安になってしまった。


もごもごと「EUって、European Unionのことで…」と説明はしたけれど、
突然そんな質問をされてスラスラと答えられるほど物知りではない私。
ちょっと調べてみたらこんなペイジが見つかりました。
うーむ。2004年6月現在で25カ国加盟、なんてことも知らなかったですよ。



私も仕事が忙しいとか時間がないとか言っている場合じゃなくて、もう少し
世の中のことに関心を持ったほうがいいかも。…うむむ。



ちなみにその後輩くんは、もう30歳近い立派なオトナだし、国立大学の
大学院を卒業していてそれなりに仕事も出来る優秀なヤツなんだけどなぁ…。



で。みなさん、EUって説明できる?


2004年08月23日(月) で、結局誰が何位なの?

会社では周囲の人が「女子マラソンの中継を見ていたから眠い〜」などと
言っているけれど、昨夜は疲れて早々にベッドに入ってしまったので、
なんとかさんが女子マラソンで金メダルをとったことも朝まで全然知らなかった。
 ↑
(このあたりに興味のなさがうかがえる。笑)


朝はいつも、めざましテレビを流しているのだけれど、女子マラソンの
金メダル関連の報道ばかりしていて、他の日本人選手の成績はどうなったのよー、
と叫んでもさっぱりワケがわからない。


結局、駅で配っていた号外を貰って、男子ハンマー投げの室伏選手の
銀メダルも、他の女子マラソン選手の成績も知った次第。



ある程度は仕方ないかもしれないけれど、報道量にムラがありすぎるのは
カンベンしてほしいものです。



テレビをゆっくり見ている時間はないので、新聞を購読していれば
いいだけの話なのかもしれないけど。古新聞がたまり過ぎて、処分に
困ることが多いから新聞の購読を止めたからなぁ。



 ***


今日は会社帰りにこんな本を買って帰りました。
オススメ。




2004年08月22日(日) どこまでも登ります

今日は昼から外出する用事があったので、
よっしゃ、いっちょキモノでも着ていってみるか!
などと決心してみた。


8月なので絽の着物に鉄線が描かれた帯を締める。


と文章にすれば一行で済むところなのであるが、かれこれ1時間もあれば
着付けできるかと思っていたら、実際には1時間半もかかってしまった。
7月末以来キモノを着ていないので、すっかり二重太鼓の結び方を
忘れてしまったり、着物の裾丈がうまく決まらなかったり、途中で
ずるずる着崩れてきたりと、もう四苦八苦。


どうにかこうにかキモノをまとって和の鉄人の店に向かう。
着付け教室の仲間たちと久しぶりに会食でもしましょう、と約束していたのだ。
もちろん着付けの先生もお呼びして、和やかに歓談。
お料理もたいへん美味しうございました。メニューはこんな感じ。



    <夏の涼味膳>
   先付   玉蜀黍豆腐〜旨出汁餡 とび子 オリーブ
   一の膳  鱸の洗い 鮪 甘海老 烏賊 あしらい一式
   二の膳  玉子焼き 太刀魚身丈 合鴨味噌漬け
         沢蟹 丸十 焼きヤングコーン
         冷やし煮物 〜 冬瓜 木の葉南瓜 長芋 小芋 青味
   メイン  牛タンの柔らかステーキ
         〜鰹出汁と柚子胡椒のさっぱりソースで
   食事   鰻御飯 味噌汁 香の物
   デザート 本日のデザート
   飲み物  コーヒー又は紅茶



午後からはお茶のお稽古。夏らしく葉蓋のお手前をする。
今日はお休みの方が多くて、少々てんてこ舞い気味。
お稽古の途中で先生方に薄茶をお出しする役目があるのだけれど、
人手が足りないので一人でせっせとお茶を点てていた私。


着物でお茶のお稽古をするのは今日がはじめてだったのだが、
やはり立ったり座ったりするのがちと大変。
足捌きがどうもうまくいかないのだ。
今後は、も少し歩きやすいように着付けないといけないな。



今日は、着付け教室の仲間たちや着付けの先生や、お茶のお稽古仲間に
お茶の先生から「きれいに着物が着られているわね」とたくさん
褒められたので、ただひたすら嬉しい。へへ。



え、いいのいいの?
そんなにおだてられると、私いい気になっちゃうよ?
高い木があったら、どこまでも登っていっちゃうよ?



ということで、今度はどこにキモノを着て出かけようか
思案中のワタクシなのでありました。うひひ。



2004年08月21日(土) 美しい人はより美しく

少々思うところあって、パスポートを取得しようと決心した。



ということは、戸籍抄本と住民票と写真を準備しなくちゃね。
戸籍抄本と住民票は、市役所の出張窓口へ行けばいいだろう。
すると残る問題は写真だな。写真。


街中にある3分間スピード証明写真の機械で撮影してもいいけれど、
5年なり10年なり正式な証明書として使うモノなのだから、
やはりちゃんとした写真がほしいよなぁ、と思ったので
近所の写真スタジオに出向いて撮影してもらった。


撮影してくれたのは若い女性で (カメラマンと呼んでいいのだろうか…?)
レフ板をあちこち動かしたり、私の前髪を櫛でちょいちょいと直したり
毛先の流れ方向に拘っていたりといった撮影準備の後で、
「はーい、こっちを見てくださいね。背筋を伸ばしてー、少し
 前かがみになってー。笑ってくださーい。いいですねー」
なんて声をかけられながら何枚か写真を撮ってもらった。
私も少しだけスチールモデル気分(笑)。



写真は明日の午後に仕上がる予定。
しかも、高い撮影料金を払っただけあって修正付きなのだ(爆)。
どんなふうに写っているか楽しみだなぁ♪




話は変わるけれど、パスポート申請窓口って月曜から金曜しか
開いていないんですね。一般的なサラリードワーカーには
不便だぞ、これ。土曜日だけでいいから受け付けてほしいなぁ。


2004年08月20日(金) 目のつけどころが

オリンピック中継のテレビ番組はあまり見る時間がないけれど、
毎朝駅前で配られている号外は欠かさず受け取るようにしている(笑)。
実は水曜朝は貰いそびれたけれど、それ以外の日の号外は
ほぼ毎日ゲットしている私。えへ。



ところで、この号外を発行する基準は何だろう?
やはり日本人選手が金メダルをとった翌朝は、必ず号外を出す
ように決まっているのかしらん?
それから、いったい何万枚くらい印刷するんだろう?
それに原稿を完成させて、印刷し終わるまで何時間かかるの?


なんてことが本題のオリンピックの結果以上に気にかかってしまう
私は、他人とは目のつけどころがズレているような気がする…。



でも、ほら、スポーツ用品メーカが○○選手のために、高機能な
水着を開発したとか、ランニングシューズやウエアを開発したとか、
そういう話を見聞きするのって、すごーーーく面白いでしょ?
単に私が、機能が豊富なモノに弱いだけかもしれないけど(汗)。


選手自身の努力や才能や精神力にはもちろん感動するけれど、
彼ら/彼女らを支えている人々のことにも興味を覚えてしまう。
ひとりのトップアスリートを育て上げるのに、一体どれだけの人の
努力が積み重ねられてきたのだろう?
そんなことを考えながら選手たちの活躍を見ていると、
ますます感慨深いものがあるではないですか。



2004年08月19日(木) カリスマがいる会社

昨日会った、元後輩のMちゃんから彼女が今勤めている会社の話を聞いた。


某カリスマ経営者で有名なその会社では、毎朝朝礼を行っているそうだが
その際に某カリスマ経営者が書いた本を社員が順番に1ページずつ
読んでいるらしい。本も半強制的に買わされるとか。……それはすごい。


そういえば、また別の某カリスマ起業者で有名な某社に勤めている友人Fが、
毎日の夕礼のときに社員全員で社歌を歌うとか社訓を唱えるとか言っていた
ことも思い出した。


また、某カリスマ経営者で有名なその某社では、朝礼があるのでフレックス
勤務ができないし、有休をとるときも事前に書面で上司に申請しないと
いけないのでいろいろ面倒だ、という話もMちゃんから聞いた。



こういう他社の内輪話は、めったに聞くことがないのでなかなか興味深い。



うちの会社(というかうちの職場)は、月曜の午後に昼礼を行うだけだし
有休も上司に口頭やメールで申請すればすんなり休みがとれるので
楽といえば楽だし、ルーズといえばルーズなのだと思う。
前にいた職場なんて、昼礼でさえ2〜3ヶ月に1回しかやらなかったし。


でも朝礼だか昼礼だかをやっている時間があったら、目の前に
山積みになっている仕事を片付けたい!と思うのがフツーだよねぇ。



カリスマ社長とかオーナー社長の会社には、そんな会社が多かったり
するのだろうか。まぁ、社訓や社歌を忘れられない、という点では
いいかもしれないけれど、ちょっといろいろと面倒なことが多そうな
気がする。これって偏見!?




2004年08月18日(水) Congratulations!

ちょうど1年前に退職した後輩女子Mちゃんの結婚が10月に決まった、
ということで、今夜は女子社員有志でお祝いの飲み会。
また、その場で別の後輩女子のTちゃんも11月に結婚すると発表したため、
宴席は一気にお祝いムード一色。


もう何人も結婚する後輩を見送ったため、今更羨ましがる気にもなれず
今回も慈母のように温かい目で「おめでとう!」と声をかける私。
嗚呼、左手薬指に輝いている婚約指輪が眩しいぜ。



2次会のドレスはどうするとか、彼氏と身長差が4cmしかないけれど
やっぱり彼氏はシークレットブーツを履かなければダメだろうかとか、
出し物はどうしようとか、親戚の人たちは誰を呼ぶとか、そんな
華やかで楽しげな話題をよそに、隣では九九の話をしている人たちが。



…九九?



たとえば「4×8=32」はなんと読む?


これは「しはさんじゅうに」と読む人と「しわさんじゅうに」と読む人に
分かれるらしいのよねー、やっぱり九九を習った地域によって違うのかしら?
それとも年齢(!)の差!? などとしばし皆で悩む。
どこかで誰か調べてくれないかしらん。ちなみに私は「しはさんじゅうに」派。



まぁ、ともかくMちゃんもTちゃんもおめでとう!
お幸せに!



2004年08月17日(火) 誰かがどこかで

会社の顔見知りの田中さん(仮名)と、途中まで一緒に帰る。


田中さん(仮名)は、今ではもう見る影もなくなってしまったが(笑)、私が初々しい新入社員だった頃に隣の部にいた大先輩で、仕事上の接点も全くなかったので、実はまるで関係ないといえば関係ない人である。
ただ、当時から「あぁ、ゆうさん、今日も遅くまで頑張っているねぇ」などと気安く声をかけてもらったりしたので、それなりに親しく世間話をしてはいたのであった。



ちなみに、この田中さん(仮名)は一部で「ハンサム田中(仮名)」と呼ばれている。ものすごく格好いい方かと訊かれれば、普通のおじさんとしか答えようがないのだが、ただ頭が半分寒くなってい(以下自粛)。





閑話休題。


田中さん(仮名)と私の数少ない共通点は、当時担当していたプロジェクトが諸般の事情というヤツでなくなってしまい、現在は全く畑違いの仕事をしている、ということである。


「ボクも今の仕事に慣れるまでは何ヶ月もかかったよ。ゆうさんも○○の仕事からあの仕事に変わったのなら、かなり大変でしょう。でもそのうち××したり、△△できるようになるから、頑張って」と励まされた。


なかなか進歩のないアタマの悪い自分のことが、ときどきイヤになるけれど、こんな風に誰かがどこかで見守ってくれていたり、励ましてくれたりしてくれるのを感じるのは、とても嬉しい。うん、もう少しだけ頑張ってみよう。



そして願わくば、私も誰かに勇気を与えられる存在になりたい。


2004年08月16日(月) いけません

月曜早々から、会社でウィルスメール騒動発生。
「添付ファイルは実行しないでください」と社内放送が入るほど
一部の部署では大変だったらしい。あらら。
怪しそうな添付ファイルを実行してはいけませんよー。



仕事に関して、ちょっとした進展あり。
来月後半までは、もう少し気合をいれないといけないかも。
と、半ばうきうきした気分でアタマの中のTo Doリストに
やらなくてはならないことを書き留める。

ナマケモノだけど貧乏性の私は、ちょこまかと動き回るような
ややお忙し状態のほうが性にあっているようだ。




いつものようにサクサクと残業を終えてから家に帰る途中で
久しぶりに目眩が起きた。少し休んだ程度でなんとか復活したけれど、
おっかしいなぁ、そんなに疲れているつもりはないんだけどなぁ。

とはいえ、来月まではややアクセルを踏みこんだ状態で
しばし突っ走らねばなりませぬ。

もう少し体力つけないといけませんぞ>自分


2004年08月15日(日) 野望2

雨が降って、ひんやり涼しい日曜日。
あまり食欲がないので、お昼には熱々のポトフを食す。
はふはふ。




キモノの似合うアタマにするべく、最近少しづつ髪を伸ばしている。
今日はデパートで髪飾りを買ってきた。私にしては珍しいことである。


まだシャギーが入っていて、うまく髪をまとめることが出来ないけれど
いつかはあの、夜会巻きとかいう髪型にもチャレンジしたい。
そして髪には絶対簪 (かんざし) を刺すのだ。


で、いざというときには必殺仕事人 (←誰だっけ?) のように
髪から簪を取り出してぶすりと…。




……嘘ですってば。



しかし、私が簪の似合う小粋な姐さんになれるかどうかは
また別の問題なのである。嗚呼。


2004年08月14日(土) 気が付いたら

あぁ、そうか!!


最近、某レストランでギリシア料理フェアをやっていたり、
某百貨店でギリシアの蚤の市なるイベントをやっていたりするのは
アテネオリンピックが開催されるからなのですね!


いや、やっぱり新聞もテレビも目にしない生活をしていると
世間の動きにすっかりうとくなりますね。
web上でそれなりにニュースは追いかけているつもりなのですが。


知らない間に高校野球も始まっているようだし、
気が付いたらもうオリンピック初日だし、
えーと、プロ野球のオールスター戦とかいうシロモノは
もうとっくに終わっているんですよね?


もともとスポーツに対する関心が薄いうえに、
テレビを見られない体質がますます加速しているような気がする。
だいじょうぶか!?>オレ


2004年08月13日(金) 体を大切にね

夏休み明け早々、隣の席の後輩くんが
「海に泳ぎに行ったら、クラゲに刺されちゃいましたよ。あはは」
などとノンキに笑いながらクラゲの刺し傷を見せていたけれど、
今朝になって、「こんなになっちゃいました〜。すごくカユイです〜」
と半泣きの顔で話し掛けてきた。

よく見ると、後輩くんの腕が真っ赤に腫れ上がっている。
うわ〜、たしかにこれはカユくて辛かろう。

「今日は早く帰って、皮膚科に行ってきなさい!」と命令アドバイスすると、
「いやぁ、世の中には皮膚科なんていう医療機関があるんですね。
 ボク、全然知りませんでしたよ」などとトボけたことをほざく。
……全く、もっと自分の体を大切にしなくちゃダメだってば。





会社では、自分の健康に無頓着な男性をよく見かける。


どんなに体調が悪くても無理して会社に来る人とか、
残業の夜食にカップラーメンばかり食べている人とか、
はたまた「体を壊して入院するくらい働いてこそ一人前だ」
なんて言い出す上司とか。


正直言って私にも、病院に行く暇がないほど仕事が忙しいときも
あったし、ストレスで体調を崩したことも経験がある。
病院に行くのは面倒だったり気が重かったりする気持ちもわかる。


しかし、病状を悪化させれば長期間にわたって通院しなければ
ならなかったり、入院したりするような状況になってしまえば、
自分自身も辛いし、周囲の人にも迷惑をかけてしまう。
やはり、自分できちんと健康管理をしなくては、と思う。


そう言いながらもこの夏は、エアコンの使いすぎで夏風邪を引いたり
していたんですけどね、私も。


どうか、どうか、皆様もくれぐれもお体に気をつけて。


2004年08月12日(木) ご注意!!

最近、spamな書き込みがあまりにも多いので、BBSにIPアドレス拒否設定をしました。
もし「BBSに書き込もうとしたら失敗した」という方がいらしゃいましたら
メールなどでその旨お知らせくださいませ。対応いたしますので。



BBSだけでなくて、spamメールもかなーりたくさん届いています。
メールのほうはフィルタ設定をしたり、中身を開封することなく
手動で怪しそうなメールをサクサク削除したりしています。
念のため何通かは、内容を確認してから削除していますが、
迷惑メール判定率はほぼ100%ですよ。ほほほ。
これも怪しいモノにひっかからないよう、日々勘を鍛えつづけてきた
成果というものでしょうか(嘘)。


こういったspamというか迷惑メールや書き込みは、ひたすら無視するに限ります。
ちょっとでも相手をしたら、そこをつけこまれて次々と新しいメールや
書き込みをされてしまうようですから。
でも、


  今年で24歳になります。仕事はホームヘルパーをやっていて、
  今年で4年目なんですけど、普段おじいちゃんとばかりお話しを
  しているので、いろんな年代の男の人と話がしたいなって思ってて、
  そんな時に掲示版を見てメールをしてしまいました。
  よろしかったらお返事もらえませんか?

とか

  初めまして○子33歳です。
  サイトの掲示板で見たので近かったのでメールしてみました
  逆愛人契約を希望しています、(略) 貴方の時間と優しさをお金で買います。
  (略) 既婚未婚などは問いませんがこちらは真剣に探しています、
  容姿よりも継続力、暖かい雰囲気が貴方の文章から伝わりました。


とかいったメールがいきなり届いたら、普通怪しいと思いますよね?
(てか、継続力って何さ?)
しかし、ここのサイトを眺めていると、案外だまされる人って多いみたいです。
手口は巧妙になっているとはいえ、怪しさ満載だと思うけどなぁ。




基本的にこのテの書き込みやメールは、明らかに男性をターゲットに
しているから、私は客観的に見ることができるのかもしれません。

ということは、これから女性を対象にした怪しいメールが増えたりしたら
私もうっかりひっかかったりするのかな?

……疑い深い性格だから、多分ないだろうなぁ。


2004年08月11日(水) ふ。

ふ。

ふふふ。

ふふふふふふふ。

ふふふふふふふふふふふふふふ。




エンピツ日記3周年を記念して、キモノを買っちまいました♪


……嘘です(笑)。

単なる衝動買いです。
ネットの古着屋のサイトで縞の紬を見て、ポチッとな。
とついうっかり購入ボタンを押してしまいまして。
本日、畳紙に入った着物を受け取ったところであります。



でもこれは袷の着物なので、10月まで着ることができません。
(6月から9月までは単の着物や透ける素材の着物を着るのです)
ああー。この紬を早く着たい。期待。奇態? 着たい。着たい〜。 (←壊れてます)



「着物にハマると大変だよ」という声は、以前から何度か
聞いたことがありますが、ええ、まさに正解でした。
というか、自分がこれほどハマるとは思わなかった…。


次はこの着物に合わせる帯が欲しいとか、
今度は○○に着ていく△△な着物が欲しいとか、
欲望に切りはありませんねぇ。


ここ2〜3年ほど、アンティーク着物のブームが起きていることも
あって、1万円あれば帯や着物、小物まで揃ってしまうのですが、
やはりある程度の金額を出さないと、それなりにちゃんとしたモノは
手に入りませんね。かと言って、新品を買えるほど、お金が有り余って
いるワケでもなくて。


だからしばらくは、古着屋巡りをして気を紛らせようと思います。
掘り出し物を見つけたら、買うかどうかはご想像にお任せするということで。
ふっふー。



2004年08月10日(火) はっきりくっきり

新しいコンタクトレンズを使いはじめてから、
世の中がハッキリクッキリ明るく見えます。素晴らしい。
ただ、ハッキリ見えて欲しくないものも見えてしまうんですよね。

毛穴とかシミとかソバカスとか小ジワとか(笑)。



****


夏休み明けなので、今日もお土産のお菓子がいろいろ廻ってきます。
某後輩男子くんからも

「これ、お口に合うかわかりませんが…」

と、林檎煎餅を戴いてしまいました。
いえいえそんな。もちろんお口のほうをお菓子に合わせますよん。


それにしても「お口に合いますかどうか」なんて、20代男子の語彙じゃないよね。
と個人的には心の中でウケまくってました。
でも、ありがと。林檎煎餅、美味しかったよ!


****

明日8月11日で、エンピツで日記を書き始めてから丸3年経ったことになります。
いや、すごいやね。よく続いているね>自分


2004年08月09日(月) 旅行の思い出

世間ではそろそろお盆休みに入る人も多いようですが、私は本日から出勤。
早速処理しなければならない書類が山積みで、休みボケしているヒマも
ありゃしない。

休み明けの職場は、いつものように同僚たちと「どこかに行ってきた?」
などとお喋りしたり、お土産のお菓子をどっさり戴いたり。




ところでやはり、夏休みに家族旅行や帰省をする人は多いのだろうか?
私は物心ついたころから、殆ど家族旅行をしたことがないので、
休み=旅行、という感覚がまったくわからないのである。


小さいころは自宅が商売をしていて、1年365日、朝9時から夜9時まで
ずっと店を開けていたので、両親は私や妹をどこかに遊びに連れて行く
余裕がまったくなかったのだろう。むしろ休みの日は、店の手伝いに
駆りだされていたし。


隣に住んでいる幼馴染のお母さんが、自分の子どもたちと一緒に
私たち姉妹をあちこち連れ出してくれたので、それで満足していた
ような気がする。




おそらく私が小学校5年生くらいのころに、伊勢志摩に出かけたのが
最初で最後の家族旅行だったように思う。



思い出はひとつでも多いほうがいい。
行けるときに行きたいところに行くのがいい。


もう家族をどこにも旅行に連れて行ってあげられなくなって
しまってから、しみじみそんなことを実感する。



2004年08月08日(日) 褒められたり怒られたり

最近また「男らしい」だの「男前」だのと褒められた(?)。



何故だ。
ただただ、自分が生きやすいように日々過ごしているだけなのに。
ま、褒めてもらえたんなら別にいいか。 (←このあたりの割り切り方が原因か!?)



かと思えば、8月1日の日記でちらりと書いた友人に会ったときに
「どうなの? 最近ステキな男の人いた? …え、なに? 何もないの!?
 ダメじゃーーーん、そんなことじゃ!!!!」
と怒られたり。



おそらく男らしい私も女っぽい私も、私自身の中に同居しているのだ。
しかし、自分の中にクネクネした女らしい部分を見つけたときに
「うっひゃ〜。何やってんだよ、オレ!」と、後頭部のちょい斜め後ろ
あたりから、ついツッコミを入れてしまう自分もいるのだ。
たまに蹴りとか入れたりしてね(笑)。



「長い目で生暖かく見守っていてくれよぅ」と言い訳した後、
ずぅぅぅぅっっと、その友人の一方的なノロケ話を辛抱強く聞いていた私は
なかなかエライ奴だと思う。
誰か褒めてっ。



2004年08月07日(土) サッカーアジア杯のせい

ネットで知り合った友人たちが実際に会って、一緒に飲んだりするのがオフ会。
でも会う回数が2回3回と重なるにつれて、それは単なる友人たちとの飲み会と
なっていくのである。


今日はそんな友人たちとの飲み会。


下北沢のいつものお店で、まったりと他愛のない会話を肴に飲む。
ちょうど開催中のサッカーアジア杯の音声を聞きながら飲む。
(私たちの席からはテレビ画面が見えなかったので)
「3対1だーっ!」と他のお客さんと大喜びしながら飲む。



しばらくして、あぁ楽しかった、ずいぶんいろいろ喋ったねぇ、
とふと時計を見たらすでに終電の時間は過ぎていた。がーーん。ショック。



これはアレだよね。サッカーアジア杯の試合が終わったのが、遅い時間だった
せいだよね。通常のサッカーの試合は夜9時くらいに終わるはずだもんね。
まだまだ余裕だと勘違いしちゃうよね。


と言い訳しながら、下北沢の片隅で始発電車を待っていた夜なのでした。


2004年08月06日(金) 一番高いもの

数ヶ月前に作ったコンタクトレンズが、どうも合わないので
新しいレンズを注文しに眼科に行った。


私の場合、近視に乱視がはいっているので、お高いハードコンタクト
レンズでないと矯正できないのだ。目が悪いといろいろお金がかかって、
本当に困る。


これも子どものころ、布団の中に読みかけの本と電気スタンドを
引っ張り込んで、夜中まで読書に夢中になっていたツケというものだろうか。
でも、そんなことしても乱視には影響しないはずだしなぁ。


眼球のカーブを測ったり視力検査をしたりして、担当のお医者さまに
最適なレンズを選んでもらった。
あぁ、でもこれで福沢諭吉先生が何人も飛んでいってしまうのね。
外は暑いのに懐には木枯らしが吹き抜けるようである。泣ける。




前にどこかで、

「あなたが普段身に付けているもので、一番値段が高いものは何ですか?」

という質問を目にしたことがある。

めんどいからと腕時計もつけないし、ユニクロのTシャツとジーンズを
愛用している私の場合、さしずめいつも持ち歩いている携帯電話
(PHSだけど)が一番値段の高いものだろう。
でもこれからは、コンタクトレンズが身に付けているものの中で
一番高いものになりそうだ。


……いいのか!?
いいトシの人間なのに。


2004年08月05日(木) ちくちくちく

そういえばお裁縫小物を買いたかったんだっけ。
と思い出したので、手芸用品のお店ユザワヤへ行ってきました。



着物を着る人ならご存知でしょうが、通常の着物は襟が広襟に
なっていて、着付けるときには襟を半分に折るのですね。
(浴衣はバチ襟で襟幅が半分)
何故って理由は訊かないでね。私もよく知らないから。



今までは適当にエイヤと襟を折り曲げて着物を着ていたのですが、
せっかくだから襟にスナップを縫い付けてみようか、と思い立ち
服飾材料売り場に向かったのが運のつき。
そこには和柄のハギレの山が。


あれもこれもステキ♪ とあれこれ眺めているうちに
いつのまにか綿唐桟と紬のハギレをお買い上げてました。
さらに別のフロアでも和柄のバンダナを2枚購入。
さらに紐と10円の型紙も買いまして、この材料で
浴衣用の巾着袋を作ることを決心。


あ、もちろんお目当てのスナップとか手縫い糸とか
鯨尺つきの物差しも買いました。



大急ぎで家に帰って、ちくちくちく。
運針なんて言葉、久しぶりに思い出したよ。ちくちくちく。
これって、ぐし縫いっていうんだっけ? ちくちくちく。


かれこれ1時間半ほど針と糸と格闘の末、針で指を指すこと2回、
どうにかこうにか、手縫いの巾着袋が出来上がりました。
やったー!

しっかし、このガタガタの縫い目はヒドイ。
母親が生きていてこれを見たら、さぞ呆れることだろうて。



さて問題は、この巾着袋を持って出かける機会が
当分ないってことですかしらん。しょぼん。


2004年08月04日(水) 野望

今日こそは、ここ2〜3ヶ月ずっとあたため続けていた
とある野望を達成せんと決意した。


それは、日本橋三越の呉服売り場に足を踏み入れること。


多少は慣れたとはいえ、やはり呉服売り場は敷居が高い。
まして老舗中の老舗である日本橋三越ならばなおさらのこと。
ちょうど今は「100年に一度の売りつくし」セール期間中。
少しは気楽にいけるでしょう。


というワケで、はるばる日本橋三越まで遠征。
呉服売り場に足を向けると、うわっ、広い!
セールというだけあって、帯締めも帯揚げも山のように置いてある!


夏用の帯締めをひとつ買い足したかったけれど、予算の都合で断念。
うーん。うーん。も少し稼がないと、楽しいきものライフは送れない
のかもしれない。しょぼん。


反物のコーナーを見て廻る。
おっ! 1反1万円のものが幾つも置いてある!! すごーい。
いいなぁ紬。今度は欲しいなぁ紬。
と心の中でよだれをたらしつつ反物を物色していたけれど
こちらも気に入った色のものがなくて買わなかったけどね。
(いや、買っている場合じゃないだろう>自分)


それにしても、訪問着や袋帯の展示も素敵なこと。眼福、眼福。
と、野望を抱いていた割には、結局何も買わずに帰ってきて
しまった私なのでありました。


2004年08月03日(火) 今日ものんべんだらりと

せっかくの平日休みなのだから、ということで病院に行くことにした。
必死の思いで早起きして、電話で午前中の診察予約をとったら、
7時30分時点で受付番号が41番。
……みんなスタートダッシュが早過ぎ。


もう一度寝直して、診察開始時間を1時間ほど過ぎてから
ゆるりと病院に赴いたら、待ち時間が数分で診察してもらえた。
うむ。この予約システムはなかなか便利。




その後、みなとみらいに移動してお気に入りのお店でランチ。
何度か通っているうちに、フロア担当者の方に顔を覚えて
もらったので、今日も「こんにちは。お久しぶりですね」と
挨拶してもらった。ちなみに前回訪れたのは昨年末。
たしかにお久しぶりだ。


ここは食事もおいしいし、従業員の接客態度も感じがいいので、
ちょっとのんびりしたいときのとっておきのお店にしている。
今日のお魚ランチも大満足。




しばしウィンドゥショッピングした後、カフェで休憩。
ラテを飲みつつ、先日買った仕事の資料本を読み耽る。
……つもりだったのに、途中で眠気に襲われてしまい
おそらく30分ほど意識を失う。だめじゃん。
それでもなんとか「ここまでは」という箇所まで、
どうにかこうにか資料本を読み通す。


休み前に「夏休み中に少しでも仕事を進めておこう」と考えていたのに、
ついうっかり資料を持ち帰るのを忘れてしまったので
資料本くらいは読んでおかないとね。
いや、わざとじゃなくて、本当についうっかり忘れたんですから!




薄着で冷房のなかに長時間いたせいか、鼻がグスグスいう。
微熱も少々あるようだ。また夏風邪!?
早く治して残りの休みを遊び倒さないといけないのに!! (←遊ぶんかいっ)


2004年08月02日(月)

休みなので、気持ちいいくらいサクサクと読書がすすむ。


冷房代がもったいないから、と言って昼間は外出しているのだが、
カフェでアイスコーヒーなど飲みながら本を読んでいるので
明らかにこちらのほうがお金がかかっているのである。


でもいいの。
気分転換になるから。




しかし、街中を歩いていると、どうしてよく道を訊かれるんだろう。
今日も品のよさそうなおばあさまに「○○デパートに行きたいの
ですけど、どちらに行けばいいかしら?」と質問された。
たまたま行きたい場所と同じ方向だったので、道案内しましたが。


もう声かけられ体質についてはあきらめた。
多分このまま一生道を訊かれ続けるに違いない。
でも私、迷子体質なんですけど? 人選まちがってますよ(苦笑)。



八重洲ブックセンターで、お仕事関連の資料本2冊購入。
休み中に少し読んでおこう。


2004年08月01日(日) 花火大会の日に

今夜も花火大会があるせいか、朝っぱらから浴衣姿の若い子を
たくさん見かけた。


ところで、きものエッセイなどを読んでいるとしばしば
「お直しおばさん」なる人種がいて少々困る、という話が出てくる。


「お直しおばさん」というのは、着物を着ている人を見かけると
つつと近寄って、「あら、あなた帯が曲がっているわよ!」とか
言いながら、いきなり見ず知らずの他人の帯や着物を着付け直して
しまう人のことらしい。


私は、この「お直しおばさん」の気持ちが少しだけわかる。
今日も着崩れた浴衣姿の女の子を見るたびに
「あぁ〜、ちょっと私に直させてくれ〜!」と叫びたくなる
のを必死で我慢していたのだ。
ちなみに今日は、浴衣を左前に着ていた女の子を一人見かけた。


いや、それよりも浴衣のスゾをぺろんとめくり上げて、
階段を登っていた女の子たちを見たときのほうが衝撃が大きかった。
足が脛まで丸見えじゃないか〜。やめて〜。



夕方、友人の家に遊びに行くと、
「ごめんね〜。これから花火大会に行くのよ。ほら、例のカレとデ・エ・ト♪」
と言われてしまった。
「いやもう、私すっごい幸せ〜」とニコニコ顔で答える彼女から
ラブラブ光線を思いっきり浴びせられたせいで、脱力かつ撃沈。嗚呼。



ちぇっ。とか言いながら、我が家の玄関先で缶ビール飲みつつ
今夜はひとりで花火を堪能。
こんな感じで、なんとか我が家からも花火が見えるのですよ。
誰に見せるアテもないのに浴衣も着ました。 (←単に着たかっただけ)



マンションの隣の部屋の人と、
「案外、花火がよく見えますねぇ。きれいですねぇ」
なんて言いながら、夜空に咲く花に見とれていた夜でした。



あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

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