日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2006年05月31日(水) ものは大切に。

わたしのiPodバカminiが、ついに壊れました。

アップルストアに持っていきましたが、店員さんに見せた瞬間、アー、、、と、悲しい表情をされました。
「落とされましたか?」

見ただけで、へこんだ角っこや、あまりのボロさに、やはりばれるのだなぁ。なので「はい、2、3度」と、正直に答えました。いや、本当は、2、3度どころじゃないかもしれません。

苦笑した店員さんは言いました。
「衝撃には、弱いですからねぇ。。。」

いろいろみてもらいましたが結局修理が必要で、落下による破損は保証が効かず、2万円ほどかかって新しいものと交換、と言われました。

なにそれ、新しいの買うのと同じじゃん!
。。。まぁ、しょうがないですけれど。

というかそれよりもこの子がバカになったのは、何度も落っことしたわたしのせいだということか!

バカ呼ばわりしてごめんなさい。

ものは、大切に扱わなきゃということを、強く思い知らされたのでした。
だいたい小学生の頃から、通知表の“ものを大切に扱うことができる”というところだけが、いつも△なのでした。
今でも平気で、大事なCDをふんづけて割ってしまったり、すぐにものをなくしたり、なにかとぐちゃぐちゃなので、そういうとこから、見直さなければならない気がします。

ほぼ一年よく働いてくれましたバカminiちゃん。
バカなわたしのもとで。いちばんのバカはわたしね。飼い主に似たのね。愛しい子でした。ううう。本当の名前はタンポポちゃんというのよ。あぁ!さようなら愛しい子!

そういうわけで昨日から、MDウォークマンが復活です。ボタンがうまく作動しないこいつもバカになっちゃっている子だけれど(バカになっちゃったからminiを買ったのでした)、でも、使えないことはない!
まだまだ今度こそ、大切に使うわ!


2006年05月28日(日) キムの日。それと、どうもわたしはてんとうむしに好かれているらしいこと。

あー。体中が、いたい。。。
昨日のライブで暴れすぎたので、筋肉痛なのです。
ゆっくり、ゆっくり、大股にしか歩けません。
しかも、よろよろ。
とほほ。

今日はキムカツを食べに行って、パルコのキム兄展へ行きました。
キムカツ、おいしいけど、高すぎます。そこまで出すほどのものでもないなぁというのが、わたしの感想です。
キム兄展は面白かった!

ところでてんとうむしは、わたしのことが好きなようです。

まだ春とは言いがたい寒い時期に、わたしの部屋にてんとうむしがいたということは、たしか日記にも書いた覚えがあるのですが、あれから、気付くとわたしにてんとうむしがくっついているということが何度かあるのです。

今日で4度目です。

今日は自転車をこいでいたら、いつのまにかいました。
そう、いつだっていつのまにかなのです彼らって。
今日のはちょっと小さめで、色がうすい子でした。


2006年05月27日(土) 今日のフラカン

今日のフラカンはすごかった。
いつもすごいと言っているけれど、はんぱなくすごかったのです。冗談抜きで、すごかったのです。

なにより、こんっな近くで、圭介氏を、見た!こんな、こんな、こーーーんなっ、こんな近くで!!!

アンコール、3回目の時でしょうか、圭介氏はステージを降りてこられたのです。で、お客の真ん中まで来て、輪になって座れと。しかしせまいので、かなりきゅうきゅうになってみんなで座り、わたしはラッキーなことに圭介氏のすぐうしろ。左ななめうしろ。これが、うわ〜〜〜〜、まーーーーーーじーーーーーーーーーーーでーーーーーーーーーーという近さだったのです。

圭介氏はそこで、悩み相談とかしゃべり場とかなんとかいって、ひととのコミュニケーションについて語り出したのですが、わたしはしばらく、そんな話の内容よりも、ここぞとばかりに圭介氏の顔を、まじまじまじと、見つめまくってしまいました。観察です。もう。まつげ、とか、ピアスの穴のふさがったあと、とか、歯とか、目とか、手とか、肌とか、すみません変態でした!あっはっは!だってもう、こんなことないでしょう。うふふふふふ。それくらい、かなりの至近距離だったわけです。圭介氏の視界に入る位置だったら、こうは見つめられなかったかも。でも、となりの男子、うらやましかったなぁ。わたしも話しかけられたかった〜。ふりむけー!と思っていたら、反対側のマエさんの方に振り向き、そのときもたれかかられたので、あひゃー!接触ー!もう、ほんとにごめんなさい変態日記で。バカバカ!

いや、そんなできごと抜きにしても、すごかった。ほんとにすごかったな。
1曲目が“フェイク”で、2曲目が“アイムオールライト”って、ふだん最後の方にたたみかけでやるような曲をしょっぱなから出してきたことに驚きましたし。興奮よ。次が“モンキー”だったかな。

中盤にやった新曲たちもすごく良かった。“パンクはうまく踊れない”、いいよねぇ!大好きだ!あと、すごい踊れるのもあったね、タイトルは忘れてしまいましたが。あいかわらずうまいよねーっ!と思わせられたのよ。かっこよかったなぁ。“友達100万人”も、ライブで聴きたいとおもっていたのさ!思っていたとおり、ミリオン!ミリオン!のかけ声が、可笑しかったなぁ。

“深夜高速”“東京タワー”はやはり名曲だ。

“くるったバナナ”だよ!!!!!これ大阪バナナホールでは必ずやっているということを聞きましたが、名古屋じゃちっともなんだよ!!!もう、暴れたよ。わーーーー。おれは〜暴力の機械!!

これも久しぶりといって何が始まるかと思ったら、“元気ですか”。実はけっこうこの曲の入っているアルバムをiPodで聴いているので、久しぶりという感覚はなかったのですが、ライブで聴くと、やはりね。詩が、詩なのでね、10年前など思ってね、涙が出たよ。

ごきげん圭介氏は、“スタンドバイミー”、また歌い出しちゃうしね。圭介のダーリンダーリンっ!が大好きなので、うれしかったなぁ。おもっきし一緒に、だーりんっだーりん!と叫びました。やはりみんなも叫んでましたねぇ。

そういえば圭介氏は新品の携帯を買ったって、我々フロアのお客を一枚撮って満足げでしたけど、わたし写ってるかなーーー。写ってますように!

最後の方の記憶がぐちゃぐちゃです。なにしろ踊ったのです。踊ってはねて、記憶がまざってしまったね。楽しすぎました。他のお客さんの、くるったようにくるくるはねている笑顔がまた素晴らしくてね。男子も女子も、みんな、自分の踊り方で、にっこにこして。嬉しくなってしまいました。わたしの回転もステップも、きっとかっこよかったはず。

アンコールは、4回?5回?4回か。しつこいしつこいライブでした。この場合、しつこいのは大歓迎です。
途中、ドラゴンズも逆転したってさ!

それにしても愛しい曲ばかりよ。早くアルバム聴きたいな。『脳内百景』てんですって。

以上、興奮冷めやらぬうちにと、思い付いたまま書いた日記でした。アイラブフラカン、わたしの耳は、10年前からやっぱり正しかったよ。


2006年05月25日(木) よしとくんと小鳥とカタリカタリ。

まうだちゃんが、小鳥美術館と、カタリカタリを観にいかない?と誘って下さりました。

カタリカタリ。ずーっと前から知ってるよ。ほら、このチラシ。




これ、いつのだろう。ETTとカタリカタリって、書いてある。かわいかったから、どこかでもらった。かわいいので、捨てられなかった。まさかこんな所で、ほら、って公開する日がくるとはね。これ、わたしのかわいいチラシコレクションのひとつなのです。
ETTだって、なんと読めばよいのかわらず、いーてぃーてぃー、と、読んでいました。えっと、と読むと知ったのは、わりとまだ最近のこと。

いーてぃーてぃーとかたりかたり。いーてぃーてぃーとかたりかたり。そういうふうに、わたしのあたまにはインプットされていたのだけど、昨年ついに、やっと、いーてぃーてぃー、つまりEttを見る機会があったのです。あぁこれがうわさの、と、思っていた以上にすてきで立派で驚いて、おもわずCDを買ってしまったのでした。
Ettがこんなにすてきなら、カタリカタリはどんなだろうと、やはりそこでも、思い出してはいたのです。

そういうわけで、カタリカタリ。今日、ついに、やっと。

思っていたようなのとは全然違いました。こじゃれてんのかと思ったよ。Ettも、ほら、ボーカルの女のひと、おしゃれさんだしさー。全然こじゃれてなかったよ。落ち着いた雰囲気の男の人が、ふたり。へぇ。と思っていたら始まって、わ、声、ちょっと、細野さんみたいだ!わー、なんだろう!すごいなぁ!大木のような、おおらかなおおらかな。そこにざわっと、風がふいたような。静かで、あたたかな、そんな音楽だと思いました。ちょっとすごかったのです。あー。すごいなぁ。こんなひとたちだったんだ!!シンプルなのに、とても深くて、本当に、言うなれば木のようだと思ったのだよ。あたたかな。

他に出演は、小鳥美術館と、鈴木義人くんでした。
とくに義人くんはわたしはすごく好きなので、久々に見れてうれしかったなぁ。おかしいんだよ、にやにやしてしまうよ、良かったなー、あいかわらずすばらしかったなぁ。
小鳥さんは、気持ち良くなってゆらゆらしていたら飼育係と目が合ったよ。みつめあって、にっこにこでうたったよ。ふふふ。かーわいいのだー。

本当にすごい3組、贅沢な夜でした。まうだちゃんに感謝。


2006年05月24日(水) きゅきゅさん展

我が愛するシャンパンブランチで5月に開催は、音楽、イラスト、ネイルにお花と、もりだくさんな素敵レディー、きゅきゅさんの展覧会です。

お名前だけはずっと前から知っていたけれど、先月のわたしの作品展中に、ばったりはじめてお会いして、その後も数回ぱたぱたと。今度ゆっくり!なんてうれしい言葉をかけて下さって、なんでも水曜はきゅきゅさんがお店にいるみたいよというので、行ってみました。

しかし、行く時間をまちがえた!
仕事帰りにふらっと寄ってはみたものの、きゅきゅさんは、いなかった!!!あれ〜、いりちゃん、きゅきゅさんまた夜くるって〜。会えないねー。って。。。失敗。。。
そしてシャンパンブランチは、何やらプチ改装中。。。展示されているはずの絵も、外されてる!!!。。。失敗。。。

でもみかちゃんがハグトングッズをいろいろくださったし(興奮!)、外してある絵も見せてもらえたし。

きゅきゅさんてば、やっぱり描く女の子はどのこもきゅきゅさんだと思ってしまいました。おもしろいなぁ。
いろんなことされているけど、どれもがきっと、好きで好きでしかたないことなのだなぁというのが、とても伝わってきました。あったかい作品展でした。
シャンパンさんはHugの名古屋会場にもなっていて、なぐぁさんのちょうちょスタンプも置いてあったので、それで遊んで、ひとりらくがき大会をして愉快な気分になったので帰りました(きゅきゅさんのメッセージ帳にねー。きゅきゅさんごめんねー。なぐぁさんも見てねー。いひひ)。

シャンパンブランチの改装も、できあがりがとても楽しみです。
そして4月にはなかった限定メニューも気になってしかたがないのでありました。


2006年05月21日(日) すてきなサンデー

今日は正しい女子の日曜日を過ごしました。やっぱりこういうのがいちばん好きだな。

まず、青空蚤の市へ。毎年、プードマルシェという名で開催されていたこのイベント、今回は場所も本山のミュシカへ移動とのこと。もちろんひとみちゃんと、わくわく、てくてく。

しかしあっつい。ピカピカに良いお天気に……、なりすぎです!!!
会場は、正しくは、ミュシカのあるパンションみつ晴というちいさなアパートの屋上、なのですが、出店側のみなさんが気の毒になるほど、暑かった。真夏のようだもの。わたしたちの行った時間帯が、ちょうどまっぴるまだったせいもあるかもしれませんが、それにしても、耐えられないなと思い、やや気力を失いました。
本当は、ロティカフェ特別メニューのベーグルサンドが今回いちばん楽しみだったりしたのだけど、食べる気になれず。。。だはは。

結局今日の収穫は、ミュシカで見つけた古本!やっぱり本が好きです。
さんざん迷ってお買い上げは、上の写真の、『ティファニーのテーブルマナー』です。表紙がすでに、かっこいいけど、中の挿絵も本当に素敵で!
この本はテーブルマナーについて書かれたものです。自然でわかりやすく、ユーモアもまじえつつでもピシッとしていて、とてもしゃれています。あのティファニーで宝石を買われた方に、記念にプレゼントされていたものなのだそうです。それを日本語に訳して出版されたのが、1969年!なんと!!良い本と巡り会えたと、満足、にやりでした。
店員のスウェーデン人の男性が、これまたすてきなのでした。

結局ミルでお茶。よみがえりました。
このときのおしゃべりがたまらなく楽しかった。
出てきた単語一例→カジくん、トラットリア、L←→R、嶺川貴子、風の谷のナウシカ、レコード屋さんになりたい、オザケン、あの赤い鼻つけたかったよね!!、花屋でさ〜、ちびっこがさ〜、かわいくてさ〜、赤いミニクーパーでトランクひとつでおひるごはんはサンドウィッチだけですませて〜に憧れた、そう、野宮真貴ていうかピチカート、いつもボーダーでハンチングをかぶっててすっごいおしゃれなの!etc,etc,etc,,,
コーヒーとスコーン、チーズケーキをそれぞれ与えられたわたしたちは、まるで水を得た魚、おしゃべりはとまらないのでした。

で、元気になって、本山といえばやっぱり寄らなきゃ帰れないショロンやらニームやらでますます英気を養い、かわいいもの、すてきなもので、心踊らせて、帰りました。

帰りはひとみちゃんと別れたので、そうだカジくんを聴こうと思って、iPod、“君のハートのナチュラル”は入れてなかったから、やっぱこれだよね、と『THE FREEWORKS CANDY & PUPPYDOG STORE』!
胸の中で、わたしたちのすてきな“Sunday”に拍手!しつつ、自転車をこぎました。


2006年05月20日(土) パンダのトランジスタ

覚王山にjaajaというひとたちの喫茶店ができたんだよとは聞いていて、そのうちそのうち、と思っていたのが、今日になりました。

小さくて暗くて、でもここは好きだなと思いました。

jaajaさんは、雑貨を作ったり、音楽をしたりしているんだよとは知っていて、雑貨は少しは見たことがあって、でも今日お店へ行ったら、どこの店で見るより、ここで見るのが、いちばん合うなと思いました。

へんな帽子の美人と、へんな丈のずぼんの男性、へんてこでかわいい、ひょろひょろの音楽が流れて、安野光雅や手塚治虫や谷川俊太郎なんかの古い本がいっぱい。レジのかわりに、巨大なまっくろな、そろばん。かべには、ちいさな木琴、おおきならっぱ、あ、らっぱ、ランプシェードにもなっている。

そんなへんなのが集まっているというのに、ちっともそわそわしない、この落ち着きと居心地良さはなんだ。

かっこよいカウンターで、ランチをしました。生ハムのクロックマダムとボルシチ。とてもおいしかった。

jaajaの雑貨の他に、ヨーロッパの雑貨なども置いてありました。
ふと目にとまったのが、あの高いとこに、パンダの形の、トランジスタラジオ。
あれ、聞けるんですか?
聞けますよ。
え!聞けるの?
聞きますか?

ということで、聞かせてもらいました。キュートなパンダちゃん。
チェコの、アンティーク。ぼろぼろです。
右目がチューナーで、左目がボリューム。おなかにスピーカー。
電波の届くとこで、目の玉を、くるくる、くるくる。ザザッ、ザザッと音がして、突如、どーんと鳴った!うわ!音はけして良くはありません。でもそれが逆に、いい感じに聞こえるよね〜と笑いました。

すっかり欲しくなったけれど、1万8千円。とっても、高かった。。。
最初、1800円かと思って、買います!と言いそうになりました。気付いてよかったです。けど、何度も値札を見てしまいました。

でも、たのしい気持ちで店を出ました。
またそのうち、手塚治虫を読み浸りに行こうかと思います。


2006年05月17日(水) BOaT

忘れられない“狂言メッセージ”。
色褪せないどころか、その強烈さ。
音源がなくたって、ずーっと耳に残っているのだから。
BOaTというバンドのこのうたのことは、前にも書いたことがあると思いますが、やっぱりやっぱり忘れられないのです。

つい最近、タワレコで、もうまったく売ってないと思っていたBOaTのCDが、まだ売られているのを見つけました。わぁ!と思って購入。“狂言メッセージ”は入ってないものだったけど、すごく好きで、最近こればかり聴いてしまいます。『フルーツ☆リー』というアルバムです。
なんだこのポップは!!気持ち良すぎます!!

そしてわたしは、ますます“狂言メッセージ”を聴きたくなってしまいました。想いはつのるばかり。ううう。
これが入っているアルバムは『LISTENING SUICIDAL』というの。アマゾンで検索してみたら、あった!!

でもたかい〜〜〜!!!なんだこりゃあ。中古で、5000円とか、8000円とか、しちゃうの?!

びっっっくり。。。

あああ、発売された頃、タワレコへ行くたびさんざん試聴していたくせに、どうして買わなかったのだろうかと、悔やまれて仕方ありません。

もう、買っちゃおうかな。5000円ので。
でもアマゾンで買い物をしたことがないから、またそこで緊張するのだな。アマゾンは、欲しいもの探せば大概あるから、足を踏み入れるのが恐ろしいのです。


2006年05月14日(日) また、ねむの木の展覧会へ。

今日は宮城まり子さんと、ねむの木のこどもたちが来館されるというので、行きました。

行くとすでにコーラスがはじまっていて、指揮をされるまり子さんの姿を見て、また少し涙が。
うたごえも、きれい。

成くんのペンダントをここぞとばかりしていったおかげで、まり子さんともお話できました。「成ちゃん、よろこぶわ。帰ったら伝えるわね。とてもよく似合う。今日のお洋服、黒だからあうわね」っておっしゃって下さりました。
まり子さんはなんだか、やさしい色をしていらっしゃいました。髪も、肌も、服も、あったかなピンク色でした。何ピンクといえばいちばんぴったりするのかわからないけど。桜色ではなくて、サーモンピンクでもなくて。あたたかでやさしくて甘くておおらかで、でもそんな中に、ピリッとした厳しさもあって。

少し前に徹子の部屋に出られた時と、ちょっと印象が違うな。でもどっちもまり子さんだなぁと、本当に思いました。そりゃ、徹子とお話するときと、ねむの木のおかあさんとしてのときでは、ちがうよね。

わたしは緊張して、情けないことにたいした会話はできませんでした。こういうとき、言葉は出てきません。

わたしの持っていた『としみつ』の本にサインをいただくことができたのが、本当にうれしかったです。
まり子さん、少し驚いた様子で「あなたこの本、持ってたの?」とおっしゃられました。とても古い本だから。

まり子さんのサインのとなりに、“としみつ 代り”、とまり子さんがとしみつくんのサインまでして、にっこりしてくださりました。

一緒に行ったお友達たちと、瑞浪駅前の甘露というお店でカレーを食べて帰りました。おいしかったけど、今度は辛くて、涙がじんわりしました。
アイちゃんは、そこの店主さんを、リリーフランキーだと言い張りましたが、わたしはもっと似てるひとが他にいるはずだと思いました。見たことあるけどリリーさんじゃなくて、ええーっと。。。あー。誰だろう?
あ!鉄人酒井シェフだ!!料理の鉄人の!!
どうりでカレーがうまいわけだ。ぷぷぷ。

今日、ご一緒して下さったみなさま、ありがとうございました。 楽しかったです。
時間とか、集合とか、そういうの企画したり声かけたりするの、つくづく苦手だなぁと実感しました。ご迷惑おかけしてばかりで、ごめんなさい。。。


2006年05月13日(土) わたし、音楽が大好き!イエーイ(Wピース)!!!

どうしてもアロウズのライブが見たくて、6/2のライブに行けないことが惜しくてしょうがなく、なんとかならんものかとHPをチェックしたら、なんだ、ライブあるじゃん。

というわけで今日、行くことに。

ZIP-FM主催のイベントで、昼間からあちこちの栄にあるライブハウスやクラブでたくさんのバンドが出るというもの。お目当てを見るため、会場を自由に行き来ができるのです。しかし見事に知らないバンドばかり。興味が持てない。

とりあえず2時からの音速ラインを見て、夜のアロウズ見れればいっか。
と、思っていたのですが、なんとなおみんが、招待券というすてきなものがあるから一緒に行こうと誘って下さりました。
なおみんはアロの前の、ビアンコネロと、アロの後の風味堂もいいんだよって、教えてくれました。そいじゃー見るか。

2時。まずは音速ライン。わたしが彼らの何に最初惹かれたかって、ばかばかしいけど実はアー写で(だってかわいかった。大事よ、そういうの)バンド名も知ってはいたので、気になるなぁという具合。予習も一応してみました。レンタル。あぁ、若者が好みそう、聴きやすいな〜という印象。メロディラインが、良いのです。一緒にオハナと馬の骨と高樹ソロと早川義夫を借りたのですが、これがいちばん聴いたもの。
で、今日のライブ。わかったことは、つまりわたしはあの顔が好きなんだなということ!あっはっは!よかったです!ライブ、よかった!なんだそりゃな感想ですみません!

しばし休憩。パルコ内うろついたり、お茶したりして時間を過ごす。

夜、クアトロへ戻り、まずはビアンコネロ。
これが予想以上におもしろかった!音は、ゆずを愛するなおみが好きだというのはとても頷けるものでした。プラス、へんなひとがひとりいらっしゃるのです。ヘルマンH.アンド・ザ・ペースメーカーズというバンドにはウルフという踊るだけのひとがいましたが、そのウルフ氏を彷佛とさせるかのような、このバンドのムードメーカー的存在。そのひとはピアニカ奏者ではあるのですが、音の面以外でもいるかいないかで大違いの、重要な人物でありました。
主にそのひとが、大いに盛り上げ、会場を沸かせて帰っていかれました。
あぁ〜、わはわは笑ってしまいました。顔も、いいんだよな。すばらしい顔!
音楽的にはそこまで好きということもないけれど、演奏もうたものせるのもうまいし、何よりあったかくて面白いというのが、みんなの心をとらえるにふさわしい、おにいちゃんたちでありました。
次のアロへと良い橋渡しだなぁという感じで、わたしは内心ニヤリ。

さあ!さあさあさあ!!!アロウズです。
わたし、踊りたいのよ。
なのになんだか窮屈なのよ。
と、うしろ振り向くと、なんだ!すごい数のお客さん!うしろまでいっっっぱい!!!窮屈だからと移動しようにも、逃げ場がありません。
デビュー前夜、今や名古屋期待の星、アロウズですもの。そう、もう音楽好きばかりが集まっているこのイベント、会場中が、期待と喜びと、だからもう見ておきたいのよ!という目ばかりなのです。すごい熱気。

しかしそんな視線もものともせず、今日のアロのダンスミュージックはすごかった。
というか、しばらく見てない間に、こんなすごいことになってたの!?これこそがメジャーへ行くひとたちの輝きなのね?!と思うほどの、キッラキラさなのでした。
アロウズは、ああもう、わたしたちのうただなぁと思うような、うっとくるものやドラマチックなのも、大大大好きだけれど、やはりこの異常なテンションのダンスミュージックが最高にすてきだって、この前のアルバムくらいから思うようになりました。まぁ、まんまと踊ってしまったわけですね。あのミラーボールの輝きの元で。

それに今日はとくに、ダンスミュージック攻めでしたものねぇ。
あ!でも“BGMの向こう側”うたったわ!
1曲ずつが長〜いので、曲数少なかったのがやはり無念。もう?!という早さで終わってしまいました。

あーでも、アロ見れてよかったなぁと、充実のわたし、隣のなおみも、あらいいお顔!
わたし、すでに満腹です。

でもまだトリがありました。
このキラキラのステージをどう継ぐのか風味堂というひとたちは。
と思っていましたが、これがまたすばらしくて!
すぐに、そんなこと考えてたなんて、わたしのバカバカ!と思いました。
すぐにこの、また新しいキッラキラのステージに圧倒されてしまったのでした。
音楽が好きだという幸せが、詰まっておりました。

やはりあのピアノだな。うたの熱くてまーっすぐな所も。いいなぁ。ほんとにいいなぁ。こんなふうに音楽でしかできない幸せになれる魔法が、最高につまっているバンドだと思いました。
というわけで、ぱんぱんに満足して帰りました。

なおみと一緒に行ってよかったなぁ。ひとりで行ってたら、アロで帰ってただろうからなぁ。
こういうイベントは、こんなふうに新しい感動と出会えるのが最高に楽しいですね。それに最近同じようなものばかり見に行っていたから、今日はいろいろ新鮮でした。

風味堂のとき、わたし、音楽が大好きなんだなぁ〜、と、大きな気持ちでいっぱいになれたのが、とても幸せでうれしかったのです。



風味堂のとき、わたし、音楽が大好きなんだなぁ〜、と、大きな気持ちでいっぱいになれたのが、とても幸せでうれしかったのです。


2006年05月12日(金) 鳥になるなら。

ツバメは、ひとりでくるくる旋回、旋回しています。しかも、猛スピードです。きっと、絶叫マシンなんてへっちゃらでしょう。

なのでわたし、鳥は好きだけれど、ツバメにはなれないなぁ。あのスピードは出せない。海を渡れない。落ちこぼれツバメになるでしょう。

セキレイちゃんくらいがいいな。ぴょん、ぴょん、ぴょん。チチッ、チチッ、チチッ。


2006年05月11日(木) o〜ha〜na〜

オハナを見てきました。魅惑のエメラルドツアーというタイトルだったのですが、もう、キラキラだったぜ。見事なショウを、見せてくれたぜ。へんな3人組、オハナ。あのアルバムはそんなに好きではないけれど、これで終わるのは、もったいないぜ。

今日のわたしは、また、ルフランルフランのTシャツでした。
これやっぱりかわいすぎで、大好き。
Tシャツはお気に入りほど何度も着て、その分、洗濯もいっぱいすることになるので、だめになるばかり。だからこれは、何枚も何枚も、一生分買っておいてもいいなと思うほど気にいっています。

家に帰ったらミカちゃんビールが届いていました。
わぁ!!!かわいい!!!
まんまと、あったかな気持ちに。
ヤルネ、さすがあのひとね!
これは母の日セットだけれど、家族みんなでいただきます。



2006年05月05日(金) 絶叫マシン

絶叫マシンに乗りに行きました。

平気だとばかり思っていましたが、すごく怖かったです。
乗り物に近付くにつれ、どんどん怖くなっていき、いやだよーって。
そんな自分にも驚きました。そんなはずではなかったのになぁ。

でも乗ったら楽しいかも!と、どこまでも前向きなわたしです。
乗りました。
ダメでした。
ぐるぐる回りながら、ぎゃあああーっと落ちていくやつで、目が回ってふらんふらんになり、気持ちが悪くなって、ばたり。

ごめんみどりさん、つき合うつき合う〜と、かるく言ってたけど、ぱたり。

その後、また行きたい!とずっと思っていた串カツとおでんのおいしいお店に行って、わーい!ほーい!ぱくぱく!ビール、ごくごく!元気になりました。
でも今度はみどりさんが、お酒でぱたり。ちょっとしか飲んでないのに、ぱたり。ひえ〜、大丈夫〜!?あわわわわ!

でも、こどもの日にふさわしい、たのしい一日でした。


2006年05月03日(水) ねむの木の子どもたちと、まり子さん

ゴールデンウィークですねぇ。




アイちゃんが、瑞浪芸術館というところで、ねむの木学園の展覧会をやっているので、行かなぁい?と誘って下さり、もちろん!と言って、出かけました。

瑞浪は初めて行きます。電車代が名古屋から950円もするので、どんなに遠いのかと思いましたが、おしゃべりをしていたらすぐで、一駅乗り過ごしてしまいました。

初めての町はわくわくするもので、見事な晴天ということもあり、ついふらふらと歩き回り、駅を離れ、よし、このまま芸術館まで歩いて行ってしまえということに。

しかし、それは、とても無謀なことでした。
芸術館のHPには、駅から車で10分とありますが、車を運転しないわたしたちは、さほど深く考えていませんでした。

なので、しばらくはのんきに、てくてく。

あぁ、気持ちの良い天気。ひとも、車もゆっくり。
いい町だね。
そうだね。




わぁ!すごい!これ、藤の花?! 
てんこもりだよ!
香りあまーい!ぷんぷんだねぇ!

なんて、言ってるうちは良かったのです。
アイちゃんは常に前向きだし、わたしは常に深く考えないので、ずいぶん歩きました。

それにしても、進まない。地図のようには、すすまない。
やっと、これは無理だと気付きました。
タクシーを呼びました。

ぶいーん。タクシーのおじさんは言いました。
「普通は歩かないよ!」
あははは!そうなんだ〜!

小さな山のなか、タクシーであっというま、快適に到着!

わぁ!ほんとに茅葺き屋根!

すごいね!!
すてきなところ!!




えへへ。記念撮影です。
これ、まり子さんが書いたのね!





あぁ、静かな、うつくしい所です。
やさしい光。

建物の中へ入ると、そこにはもっと、やさしいやさしい、ねむの木のこどもたちの絵と、まり子さんのガラスの作品が、わたしたちをおだやかに迎え入れて下さいました。

子どもたちの絵は以前からとても好きなのですが、まり子さんのガラスは、はじめてみました。

その中に“モナコの海”という作品がありました。
色とりどりの、たくさんの色がおだやかな波のように輝いています。
ほんとにほんとに、すいこまれるようにきれいで、少し前に『淳之介さんのこと』を読んだばかりのわたしは、これは、淳之介さんと見た海なのかなと思ったら、涙がいっぱい出てきました。

そのあと他の子どもたちの絵を見ても、あまりのやさしさに、涙が止まりません。
ウワーン、
涙は出だすと、けっこうノンストップです。
やばい、これは、前にジブリ美術館へ行ったときと、同じ傾向だと思ったわたしは、深呼吸をし、アイちゃんに見つかる前に泣くのを我慢するのに成功しました。

子どもたちの絵は、どれもが全部、それぞれにかわいく、ユーモアがあり、たのしいです。あとは、なんといっても、ていねいな線、目を見張る色使い。

わたしは、これらの絵のどれもに、ひとりひとりの大きな意志や、生きることへのまっすぐな力、それから、やさしさを感じます。それが、すごく強くて、胸がいっぱいになるのです。

描いている本人は、たいしたことをしているふうでもなく、さらりとしたものですよ、だそうです(学園の職員さんが、他のお客さんに話してらっしゃるのを、得意の横聞き。ははは)が、ほんものって、そういうものなのでしょう。あんまり考え込まれたものほど、つよさは薄れてしまうものです。
そうでなくて、あるがままの、素直な思い。
素直な思いの、強さ。

あぁ、こんなふうに、わたしも描きたい。こんなふうでありたい。ほんとうに。ほんとうの。

かわいいまるい、ペンダントを見つけました。
成くんの、ペンダント。



うわぁ。

成くんは絵が描けないのだけど、このペンダントを、一生懸命作っているのだそうです。何度もけずって、やすりをかけて、ていねいにていねいに、色を塗って。

わたしも、アイちゃんも、このペンダントにすっかり夢中になってしまいました。どれにしようこれにしようって、アイちゃんは、きいろ。わたしは赤いのと、どうしても選べなくて、きいろも。どっちもつやつやとして、ほんとうにかわいくて、おいしそうなのです。
他にも、ポストカードもさんざん迷って、あと画集も買いました。

ペンダントは、待ちきれないといわんばかりに、すぐ胸にさげました。ぶらぶら。
来ていた知らないお客さんに、とってもステキよ、よくにあってる、ってにこにこ声をかけられてしまった。成くんの手作りで、ぜんぶ、すごくすてきで、迷ってしまいました、と、お話しました。



外でコーヒーも飲めるのです。
こんなにいいお天気なら、飲まないわけにいけません。





買ったばかりの図録を開いて。



あっ、ほらほら、アイちゃんのきいろのペンダント。すてきでしょう?

空には、ぴーひょろろろ、と、高くぐるぐる、トンビ。

本当に気持ちの良い一日でした。

帰りはなんと、芸術館のスタッフの方が、駅まで送って下さりました。
ありがとうございました。

みんな、やさしい方ばかりでした。
成くんのペンダントも、本当は館内、写真撮ってはいけないのに、ばかなわたしが無理を言って撮らせて頂きました。ごめんなさい。
でも、こうして残しておけるなんて、ほんとにうれしいです。ありがとうございました。


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