Gavotte(J.S.バッハ) 第1回

12/27のレッスンで今年のレッスンは最後。
6月から始めて7ヶ月。
こんなにフルートを好きになるとは思ってなかった。
そりゃもちろん好きで始めたわけだけど、触れたことのない楽器でもしかしたら相性が悪くて途中でイヤになるかもな、という思いも多少合っただけにこのハマりかたが何だか信じられない。
尻込みしないで扉を叩いたことを良かったと本当に思う。

さて、昨日はバッハのガヴォット第1回。
早い指使いに若干心配はあったものの、思ったよりうまくいった。
低音のCは、やはり出にくくかすれてしまったが、音は出てくれたので今のところはOKということにしておく。(満足はしてないけどね。)
一応予習はしてあったし、それなりに有名な曲でメロディーに聴き覚えがあったので私的には指使いとCさえなんとかすればそんなに難しい曲ではないと思っていた。
しかし、先生はそうとは考えていなかったらしく、私の演奏が予想以上に出来ていたので驚いたようだ。
メロディーラインがとりにくくて曲としてノリにくい曲だから少し時間がかかるだろうと思っていた、と言われた。
で、褒められた。嬉しい。

先生とデュエットして言われたことは、「相手の音を良く聴いてメロディーのポイントを押さえる」ということだ。
確かにまだ目で音譜を追い、息づかいに気を取られ運指もおぼつかない状態なので、先生の音にまで気をつかうことが出来ていなかったなあと振り返った。
せっかくのデュエット。
一人じゃ味わえないメロディーの重なりあいを楽しめるチャンス。
レッスンといえどこの楽しい時間をもっと楽しくすごすために、耳をもっと働かせて音色を美しく仕上げたいものだ。

さて、昨日はレッスン修了後に先生と雑談をする時間があった。
その雑談のなかで、先生の師匠の事について聞いてみたら、某交響楽団の団員であると教えてくれた。
その方の話をする先生は楽しそうな顔をしていて、良い師匠に巡り会えて良かったですね、とこちらまで楽しくなってしまった。
よく考えれば間接的に私もその師匠の教えを授けてもらってるようなものだよね。
うん、幸運だ。
この先、ずっと同じ先生に習っていられれば幸せだけど、おそらくそれは出来ないだろう。
明るくてポジティブだし、性格がいい。
落ち込んでもなんとかなるって思わせてくれる。
始めて習ったフルートの先生が彼女でほんと、良かった。
また来年も頑張るからね!
発奮!!
2005年12月28日(水)

野ばら 最終回

あえて言わせて頂くと、絶好調です。
スランプを乗り切ってからアホみたいに上り調子。
高音のCも音が出る確率が確実に上がってきている。
音色も悲鳴じゃなくなってるし。
幸せです。
そして、幸せすぎて、コワイ・・・・。
次はどんな苦難がやってくるのかと思うといてもたってもいられない。
また音が出なくなるんじゃないかとか、これはきっと油断させた落とし穴なんだ、とか。
わたしはマゾですか?
幸せだと落ち着かないって・・・・!
助けて神様!

馬鹿な話はこれくらいにして。
一応「野ばら」が終了しました。
先生とデュエットして終わり。
うまくいったので先生はすこぶる上機嫌でした。
次回より、「ガヴォット」です。
最低音のCが初めて曲の中に出てきます。
キーに小指が届きにくいし、薬指は天の邪鬼だしそれ以前に音が出にくいしで前途多難ではありますが、徐々に曲らしい曲を吹けるようになって来ているのは嬉しいことです。
がんばろう。

あと教則本では、「複合拍子」というものの練習でした。
6/8拍子とか。
改めて「複合拍子」と言われるとビビリますが、実際に吹いてみるとそんなに苦ではなかったのでOKです。
複雑な拍子ならエレクトーンの方が激しかったので、その点楽させてもらってます。
あと、ことのほか役立つことに気がついたのが、ベース(足の動き)の経験。
メロディーを頭で追うときはどうしてもいまだに鍵盤が基本に出てくるので、その鍵盤を指で弾くイメージより、足で押さえているイメージでやると非常にわかりやすい。
でも気をつけないといけないのは、そのとき足が勝手に動いてしまうということ。
見た目変だからね。
片足でステップ刻んでるみたいだからね。
うまくこの技をつかっていきましょう。
2005年12月24日(土)

練習のペース

自分で言うのもなんだが、よくやってると思うよ。
練習を。
毎日毎日きちんと家に帰ってプーピーとね。
どうしてこんなに真剣になっているのかがちょっと疑問になってきたくらい。
大いなる野望は確かにある。
しかしあくまでも趣味の範疇のはずなのに、仕事より真剣に悩んだりして困ったモンだ。
ちょっと前のスランプの時なんて、のめり込みすぎて存在の自己否定までいっちゃった。
もうちょっとリラックスしようねー。自分。
Cの音が綺麗に出ないからと言って死にゃしないぞ。
酸欠で脳細胞は死んでると思うけどねー(笑)

音大受けるわけじゃなし、フルート吹いてお金を儲けるわけでもなし。
人生の彩りとしてのフルートであり、ストレス解消手段の銀ちゃんなんだから、楽しんでいきましょう。
練習も根を詰めすぎずに出来るペースでやろう。
銀ちゃんを習い始めた頃の嬉しい気持ちを思い出そうね。
2005年12月21日(水)

野ばら 第3回

「あとちょっとなんですよ〜」と言われ続けて早幾月。
いつになったら加線2本のCを美しく出せるようになるのやら。
今年もあと数日で終わろうとしております。
そんな年の瀬、未だにリッププレートのあたり具合が定まらず、あーだこーだと決めかねているのです。
『野ばら』の楽譜で終わり近くに中音域〜高音域に向けての「ソラシド〜〜」という部分があり、苦手克服にはうってつけの音の並びになっていて、そこを使ってリッププレートの位置と音の具合を確かめて、この辺で手を打とうという場所を決めた。
その当たり感覚を忘れないようにしないとね・・・・。

そして、教則本初級編下巻の初日。
「きもちわるいから」という理由で練習曲の1〜3曲目までをぶっ飛ばされ(先生の体調が悪いという意味ではない。単にメロディーが気に入らないらしい。)、4曲目からのスタートとなった。
予習ギリギリセーフだったぜ。
やはりFis moll、Cis mollは苦手だよ。
♯いっぱいは嫌いだ!!
2005年12月19日(月)

祝 初級上巻終了

パチパチパチ〜。
昨日、教則本が1冊終わりましたー。
最後の練習曲は、先生曰く「今までで一番良い音で吹けていました。有終の美を飾りましたね!」とのことだ。
うれしいねえ。
だが浮かれてばかりも居られない。
次回から初級編下巻になるのだが、これがまた、急に難しい。
変拍子、臨時記号、複合音符、等々。
初級だよね?下巻だけど初級だよね???ってくらいだ。
思えば確かに上巻はとても簡単だった。
基礎コースの基礎。
ピアノやエレクトーンに例えるなら、その前のオルガンなみに簡単だった。
楽譜的に見れば、ね。
銀ちゃんを持てあましている身から言えば、それでも一杯いっぱいだったが(^^;
家に帰ってからさらっと吹いてみたが、楽譜に頭がついていかないこと!
なにかしら?
Des?って、ああCisか。みたいな。
本当はこういう覚え方はいけないので、音符と音がストレートに繋がるよう修行しなさい。

どうも音楽理論も避けて通れなくなって来たみたいだ。
昔から理論が嫌いでよく逃げていたな、と今思い出した。
エレクトーン教室でもちゃんとそういう勉強もしてたのね。
まったく忘れていたよ。
一から理解出来るよう学びましょう。
2005年12月15日(木)

野ばら 第一回

先回、曲のアニーローリーを終了させて、今回から『野ばら』になった。
この曲は音の並びが比較的簡単なので初見でもいける。
それにしても、いつになったら加線2本のCが綺麗に出せるようになるのだろうか?
スランプらしきものは何とか抜け出したようだが、この音は相変わらず上手に出せない。
悲鳴のような音しか鳴らない。
中音Aまでは柔らかい感じで音が出るようになったらしい。
何がいけないんだろうねえ。
先生にアドバイスはもらうが、目に見えない部分が多いため、どうもうまくいかない。
スランプのどつぼにハマっていたとき、「落ちる所まで落ちきってみるのが一番です!」と力説もされた。
しかしどこが落ちきった“底”かわからんのだから、どうせいっちゅーの。ねえ。
とにもかくにも、今回のスランプ脱出の糸口になったのは、プロのフルーティストのCDを聴いたことだと思っている。
工藤重典さんのCDだった。
きれいで優しくて張りのある音だった。
「いいなーいいなあ。こんな風に吹きたいなあ。」と思いながら銀ちゃんを吹き始めたら、少しだけ音が柔らかくなったみたいだった。
先生にも「明らかに音色が変わった」と言ってもらえた。
イメージって大切なのねー。
それにしても、C!
あとは君だけだよ!
出て下さい!
2005年12月13日(火)

特訓

昨日の日記に書いたように、右手の薬指特訓中なのだが、もう一本特訓の必要性のある指が発覚した。
同じく右手で中指だ。
他の音から低音Cへ移るとき、薬指の動きにつられて中指もキーが押さえられなくなっている。

低音Cはキーに小指がギリギリなんとか届く程度。
通常の吹きやすいポジショニングだとどうしても度数の離れた音から移るとき、右手の動きが大きくなる。
そんな時の中指は気持ちではちゃんと押さえているつもりなので、どうして音がでないのか?と不思議だったのだが、鏡を見てようやくわかった。
浮いている。中指が。
そう気づいて吹いてみると、小指キーに気を取られ、さらに薬指の不器用さにつられて中指までおかしな動きをしてしまうらしいことが判明。

これを改善すべく昨日から指のファーストポジション(?)を低音のCであわせ、右手に位置を覚え込ませてから本来の音の運指に戻して吹き始めることにしてみた。

右手指がキツイです。
これでうまくいってくれればいいんだけど。
むくわれるかな?
2005年12月07日(水)

ふるさと

このごろの不甲斐なさを慰めるために初めて習った曲を吹いてみた。
それが『ふるさと』ね。
大丈夫、大丈夫吹けてるよ。
私は大丈夫なんだーーー!と自己暗示をかけております。

音出しがダメダメの今、出来ることからコツコツとやる。
CisからDに音が移るとき、楽器がぶれるという状況を打破すべく原因を考えた。
どうやら右手薬指のポジションが悪いらしいと判明。
もともと扱いづらい指なうえ、右手は関節が硬いからなおさら思い通りに指がキーに乗らない。
負けてられないので特訓中です。
2005年12月06日(火)

シシリアーナ

タイトル、私の練習曲ではない。
先回(11/30)のレッスンで、スランプに突入してしまったため、まったく吹けなくなってしまった。
体調もかんばしくなかったと思う。
息が吸い込めないし、楽器が安定して支えられない。
泣き言しか出なくなってしまい泥沼になった。
なのでレッスンは中断して先生が一曲披露してくれたわけ。
その曲が『シシリアーナ』だった。
偶然開いたページの曲だったらしい。
でも、いつか吹けるようになりたい目標の曲だったので、先生が吹いてくれて嬉しいというよりは今の自分の状況が切なくて、よりいっそう落ち込んでしまった。

今まで練習してきて何とか出来るようになったこともただの偶然で、本当は全部間違っているんじゃないかと疑心暗鬼になっている。
呼吸にしても何か先生と決定的に違う気がする。
以前からおぼろげに違うような気がしていたが、今回のスランプでそれがハッキリ見えた。
どーすればいいのでしょう!?
現在混乱中。
2005年12月02日(金)

Solfeggio〜レッスンで感じたことを。 / ちるるん。

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