ぼのっぴの日記
交換日記です。

2001年11月29日(木) なまこ

ぼのこ

何日か前のけろこの日記にあったんだけど、
けろこと一緒にお食事にいったお話よ。
遠くまで行ったのよ。
正直に言えば、ぼのこの親戚のおうちに行ったのよ。
おじさんがご飯をご馳走してくれたの。
それがまあ、まだ若い私たちは決して行こうと思わない…
いえいえ、行けないような、小料理屋だったのよ。
美味しんぼに出てきそうな雰囲気のお店だったわね。
若い板前が一人でお店をやっているの。
お客は3組だったと思うわ。
一品ずつお料理が出てくるのよ。
量もちょっぴり。
ちょっとづつ食べたけど、
はっきり言って一口で終わってしまうような量よ。
それが、20分おきくらいに出されるの。
私もけろこもお酒はあんまり…なくち。
飲む人にはいいのかもしれないけど、おなかがすいているのに
あれはつらかったわ…。
しかも出てくるものが、なまこ、とか、しらこ、とか…
はっきり言って食べたくないようなものばかりなのよー。
白身のお刺身は細く切ってあって、大葉が絡めてあるの。
よけいなお世話なのよー。大葉なんかないほうがいいのよー。
美味しいのかもしれないけど、私達の口には合わなかったわ。
おじさんが席をはずす度にね「帰りにラーメン屋寄ろうか?」
なんて話していたのよ。
でも、結局最後の料理が出てきたのが10時半!
7時の予約で店に入ったのよ!?
しかも、最後は「電車がなくなっちゃう!」なんて言いながら、
大急ぎでかっ込んだのよ。
ラーメン屋も閉まってしまったわ。
ああー、まいったわね。
電車の中でなんとかぼのママと合流して、ケーキをほおばったの。
あのけろこの日記には、こんな悲しい裏事情も隠されていたのよ。



2001年11月28日(水) 帰れ有楽町へ

ぼのこ

こーんーばーんーはー。
最近ちょっと日記の更新が遅かったり、
100の質問がいつまでも100にならなかったりしたのは、
冬コミ用(落ちたけど…)の新刊をやっていたからなのよ。
昨日からはシュラバに突入していたの。
ところで、「シュラバ」って同人誌の世界を知らない、
一般の方々にも通じる言葉なのかしら?
分からないわ。
でも面倒だから説明しないわ。
要するに大変なのよ。
でもなんとかメドがついたわ。
こうやって日記を書いているのが、何よりの証拠ね。
今回はつらかったわ。
今までで最高につらいシュラバだったわ。
でもおかげで、76ページ、という今までで一番厚い本になったわ。
そのうち詳しく紹介するので、是非ご覧になってくださいね!

さて、そろそろおやすみするわ。
この何日か、ろくに寝ていないのよ。
ごきげんよう。



2001年11月26日(月) 電車で・・・

けろこ

こないだ、ぼのこちゃんと出かけたの。
帰りは11時近くて、東武東上線の上り電車だったの。
その時はぼのこママも一緒だったわね。
だから、人があんまり乗ってなくて
はずかし気もなく印刷所のパンフを開いて
表紙の紙とか決めちゃった。
それと車内でケーキも食べちゃったー。
ぼのこママもいいわよーって言ってくれたし、
保護者(おいおい・・・)のオッケーも出たということで。
でも、まだ嫁入り前の2人なんだから、
もっと慎ましく生きなくちゃ駄目ね。
反省だわ。

そういえば業平に池田理代子さんが来ていたわ。
どこに座ったのか分からなかったけど、
きっとこういう人は最前列で
見れちゃったりするのよ・・・
羨ましいわ。



2001年11月23日(金) きのうの夢

ぼのこ

きのう、久々に自分がジェンヌになっている夢を見たのよ。
でも少し悲しい夢だったの。
夢の中の私は、無駄に上級生になってしまった、
いてもいなくてもいいようなジェンヌだったんですもの。
バウの正塚作品に出演しているんだけど、
出番はほとんどないの。
でも無駄に上級生だから、楽屋は広いの。
衣装もたいしてないくせに、
主役級の下級生よりも大きなロッカーを使っているの。
なんだか虚しい夢だったわ。

だいたい楽屋にロッカーなんてあるのかしら?



2001年11月21日(水) はやいもので・・・

けろこ

今日、仕事先で来月のシフトの話になりました。
そしたら来月末って、もう年末なんですねえ。
びっくりしちゃった。
そりゃ、今が11月なんだから次は12月なんだけど
大晦日がどうとか、お正月がどうとか
そんな話、まだピンときませんよねー。

けろこは仕事の関係でここ2年まともに実家に帰っていないので
今年こそは帰ろうと思ってます。
でも親元を離れた生活が長いと、
たまに親が来たりすると
ご飯とか作ってくれて楽な反面、うるさく思う時もあったりして。
これもけろこが大人になっている証拠なのね。

そう言えば、ぼのっぴの周辺の人々は一人暮らしの経験のある人が少ないみたいだわ。
何か、想像できないわねえ。
けろこの母親は基本的にやさしいけど、
それはけろことたまに会うからかもしれないし・・・
一緒に暮らしてたら鬼ババだったりして。

あまりのことに、よく分からなくなってきたわ・・・
じゃあね。
(語り逃げ)



2001年11月18日(日) しし座流星群&けろこレス

ぼのこ

夜中にちょっと目が覚めたら、丁度3時頃だったから、
ちょっと外に出てみた。
うちは都心じゃないけど、都会なので、
夜と言ってもかなり明るいの。
しかも東側には大きな道路があって、自動車ブンブン。
ちょっと薄く曇っていたし…。
こりゃ見えそうにないぞ〜と思いつつ、
空を見上げてしばらく歩き回ってたのよ。
でもさー周りはマンションや家ばっかりじゃない?
空を見上げるって事は、
必然的に家やマンションを見上げていることになるの。
今夜のぼのこ、ちょっと不審者。
でもちょっとだけ見えたよ、流れ星。
5分くらいしか外にいなったけど、5個くらい見えたの。
それで満足して帰ってきたの。
はぁ、あっぱれあっぱれ。


けろこ
私も見たー!!
家の前で見たの。
パジャマの上に長いコートを着てたわ。
そして原稿中だったので、
前髪や横の髪がたれてくるとうざいので、
すごいみじめにデコ全開よ。
神奈川地方は雲がとても多かったけど
それでも雲の切れ間から見えたわ。



2001年11月17日(土) 陰陽師

けろこ

再録本の入稿を終え、
とっとと遊びに行ったけろこです。
「陰陽師」見たかったのよねー。
夢枕さんの原作がナカナカに面白くて。

実はけろこは原作を知って映画を見に行って
「わーお、すごいはまってるー」
と思ったことはあまりないんです。
だから映画を文章で読むならノベライズが好き。
この「陰陽師」はねー、最初は違和感あったのよ。
安倍清明役の野村万斎さんは
芝居やたたずまいも普通の役者さんとは違う空気があって、
それは最初から飄々とした清明に合ってたと思います。
ただ、容姿的にはけろこのイメージと少々違ってて・・・
でも、徐々にこれでいいんだ・・・と思えるようになっていきました。
声も素晴らしいですしね。
博雅も最初は違和感、だんだん納得・・・という感じでしたね。

最初からうおお!と思ったのは敵役の真田広之さん。
存在感があってかっこいい!!
良い意味での時代劇の大芝居が出来てて、素敵でした。

女性ではキョンキョンが良かった。
人魚の肉を食べて150年もある定めを帯びて生きている人
という役で、ミステリアスな雰囲気が出てました。
蜜虫は嫌い。
もっと雰囲気の出る人が上手に演じて欲しかった。
すごく今時の若い子みたいなんだもの。

で、1つ入稿すると、全部が終わったような気になってるけど
違うのよねー。
新刊の方はマジ大変だわ。
わりと頭の中では出来上がってても、
実際出来てるのは殆どないの。
間に合うのかしら。
うふっ。



2001年11月15日(木) 再び有楽町で会いましょう

ぼのこ

今日再版本「再び有楽町で会いましょう」を入稿したのよ。
でも、これ、題名に偽りがあって、「再び」なんて付いているくせに、
「有楽町で会いましょう」からの再録はないの。
強いて言えば、表紙のデザインが再録なのよ。
再録内容は以下の通り。

炭酸乙女餅(コピー誌)より
「ケロッピの主張」
宝塚1000days激情より
「演出家の真実」
宝塚1000days激情2より
「ゴーマニズム宣言<皇帝ネロ>」
有楽町レジスタンスより
「ファイナルファンタジーX」

今回、書下ろしはほとんどないけど、かなり前の本からの再録だから、
持っている人はかなり少ないと思うの。
それにコピー誌なんて10部程度しか作らなかったから、
見た人のほうが貴重なのよ。
表紙は演出家たち…。
演出家サークル、なんて言っているわりに、
表紙にオヤジどもを持ってきたのは実は初めて。
(でも植田紳爾は裏表紙に2回も登場しているわ。)
かなり冒険ね…。

今回は冬コミ新刊(落ちたけど…)と一緒に通販を受け付ける予定だから、
興味のある人はよろしくお願いします。
通販方法や、本の細かい内容については、また後日。
特別コンテンツを作って解説するから待っててね。

言い訳。
そんなわけだから、「今月の特集」のアップが遅れているわ…。
もうちょっと待ってて…。



2001年11月13日(火) Jフォン

ぼのこ

もう、ホント困ってるのよ!!
なんとかして頂戴!Jフォン!
メールが届かないのよ、メールが!!!
迷惑メール対策だか何だか知らないけれど、
必要なメールが届かないなら、迷惑メールが来た方がマシなのよ!!
ホント困るわよっ!!!!!!

Jフォン同士のメールは大丈夫みたいなの。
けろこのメールもちゃんと来るから、多分ドコモも大丈夫よ。
今はね、現時点ではね。
この間、ドコモ使用の友達とメールをしていてひどい目にあったわ。
「待ち合わせに遅れる」
「分かった。OK」
のメールがリアルタイムで届かなかったのよ。
これってどういう結果になったかお分かり?
一人が待ち合わせ場所で待ちぼうけよ。
遅れていったほうは、そんな事とは知らずに、超普通に
「はろー!」
よ。友情にひびが入るところだったわよ。
まったく困ったもんよ。

今困っているのは、相手がパソから送る場合よ。
私の観察によると、3〜4通に1通くらいはまともに届いているみたい。
平気で3日前のメールが届いたりするわよ。
今までの最長は4日だったわ。
今回、それを上回ったものが出てきたわ!
私に届くはずのメールが、相手に返ってしまったのよ!!
5日間待ちで届かないから削除されるんですって!!
どういう事よ、それっっ!!
届かないって言うのも、ごく親しい友達だから、判明するけど、
そうじゃなかったら、どうなっちゃうの?
相手は出した。
でも、私は相手が出したことすら知らない。
人間関係ひび割れまくりよ。
Jフォンに抗議のメールも出したけど、
「迷惑メールが多くて…」って言うばかりなのよ!
それをなんとかするのが、あなた達のお仕事でしょうっっ!!!
だって、ここ2〜3日の話じゃないのよ。
もう、かれこれ、1ヶ月くらいは続いているわよ。
以前のドコモ状態なのかしら。
いっそ携帯を替えたいくらいだけど、それも面倒だし、
Jフォンはメール受信料がかからないから、気に入っているのよ。
せっかく宝塚サイトも見られるようになったのだし。
早急になんとかしてほしいわっっ!!!!!!



2001年11月12日(月) 夜型人間&ぼのこレス

けろこ

そうなの。
けろこは完璧な夜型人間なの。
今は冬に出す本の原稿をせこせことやる時期でしょう。
それはどうしたって夜中にやってしまうのよ。
そうすると翌日の仕事がぼっけぼけでしょう。
そして帰宅してご飯を食べた後にちょいと居眠りしてしまうのよ。
で、又夜中に原稿を描く・・・

これではいかん!と思い、
原稿もなにもかもかなぐり捨てて9時頃に布団に入ってみたの。
そしたら翌朝の爽快だったこと・・・
やはり人間の基本は早寝早起きよ。

でも昨夜は又遅くなってしまったの。
今日は夕方にちょっと用事があるだけの日で、
いつもなら昼まで寝ているのよ。
でも、早寝早起きをマイブームにしようと
無理して早起きしたの。
そうしたら、今日1日中頭痛がひどくて死んだわ。

いくら早寝早起きが良くても、
遅寝早起きは体に毒なのよ。

睡眠はたいせつね。
しみじみ・・・


ぼのこ

そうなの。ぼのこも超夜型人間なの。
遅寝遅起きも体に毒よ。
睡眠はたくさんとりましょうね…。
しみじみ・・・



2001年11月09日(金) ミケランジェロ

けろこ

昨日、ミケランジェロ/VIVA!の最後の観劇でした。
千秋楽まであと数日ということで
客席のノリはすばらしく、
出演者の皆様も、うわー疲れてそう・・・と思う所も多々見受けられましたが
テンションは高く、ずばーって感じでしたね。
ショーなんか棒もとても早くて
ロケットの足上げは間に合うのかとか
余計な心配をしてしまいました。
ナイト&デイのダンスシーンで
ジュリさんが相手役さんをリフトせずに登場したのも、
体でも壊したか???と気になりました。

で、私の観た最後のタモちゃんは
声がボロボロのようでした。
ミケランジェロが最後の役で、
とても熱演してらいらっしゃるので
そうなるのも仕方がないかと思いますが、
ちょっとかわいそうでした。

私は本当にずーっと花組ファンで、
タモちゃんは初舞台から知っているし、
そして、私が1番熱心に花組を観てる時にグングンのぼってきた
スターさんでもあるので、
すごく「ああ、やめるんだ・・・」と、ずしーんと来ました。

雪組のイシちゃんもなんか分からないことになっちゃうし、
本当に宝塚の1時代が終わるって感じがします。

愛華さん、これからの舞台も頑張って下さいね。
と、千秋楽には早いけど、
私の「ミケランジェロ」の幕は下りたので書いてみました。



2001年11月07日(水) 血と砂

ぼのこ

月曜日のことなんだけど、「血と砂」を観てきたわ。
なかなか面白かったですわ。
ああいう作品を描く先生がいるんだから、
もう谷先生とか石田先生とか植田先生には引退してもらわないと。
監修に柴田先生が付いているだけあって、柴田臭さが漂っているのが、
とてもよかったです。
ただ、最近の若い先生に共通して言えることなんだけど、
セリフに頼りすぎているところが多々あったのが残念。
舞台っていろんなことで表現できるんだから、あまりセリフに
頼り過ぎてほしくないです。特にココロの声が多用されすぎているような
気がします。あれは必要最小限にしてほしいと思いです。
だって、ココロの声をセリフで言うなんて、反則っぽいです。
でも、久しぶりに宝塚が楽しめた作品でした。
斉藤先生にはどんどん頑張ってほしいと思います。
期待大。
そして「血と砂」の公演評は、今度の新刊に入れようと思っているので
詳しく書かない、セコイ私…。






2001年11月05日(月) スタジオパーク

けろこ

今日のスタジオパークにノルさん(稔幸)が出演されましたね。
ビデオで見ました。
まだやめて間もないのに
結婚もされて、わりと一般人の空気になってたような印象でした。
色々なことに切り替えの早そうなノルさんだから、
宝塚スターをやめて
今は一般人を楽しんでるのでしょうねー。
でも、まだサインを書いたり、退団の後始末におわれているようですけれど。
トップを極めて結婚する、
やっぱりそれが一番の理想のような気がします。

ところで「油汚れに〜ジョイ!」のCMに出てるのは
以前雪組にいらした翠花果さんでしょうか。
キューピーちゃんみたいにかわいらしいお顔の。



2001年11月04日(日) ガイズ&ドールズ

ぼのこ

ちょっと前だけど、「ガイズ〜」の配役が発表になりましたわねぇ。
見たときには「ややや!」なんて不安の残るキャスティングもありましたけど、
よく考えれば、結構良いような気がします。
不安が残ったキャスティング、
それは、ズバリ、大和悠河ですわ!
だってネイサンと言えば、以前は剣幸がやった役ですもの!
あの芸達者なウタコさんが…。
それを実力的に不安の残る大和悠河…。
ちょっと心配。決して嫌いなわけではないんですけれども。
でも、よく考えたら、結構良いかもしれないわ!
何って根拠は別段ないんですけれど!
アデレイドが霧矢大夢なのも面白いと思います。
なかなか、尻に敷かれてそうなカップルでいい感じです。
いろいろ楽しみな作品です。
うふふ。



2001年11月01日(木) ミケランジェロ

ぼのこ

やっぱりなんか書かないとなー、と思って、
パソコンに向かったのは良いんですけれども、
恐るべきことに、もう、あまり覚えていませんの。
あんなにくだらないものを残しておくような余地は、
私の頭にはないのですわ。
先日会った友人が、
「おととい、ミケランジェロ観てきたよ」
と言いましたの。
私が
「どうでした?」
とお聞きすると、
「なんか、よく覚えてない」
とおっしゃいましたわ。
そのときは、なんじゃそりゃ?と思いましたけれど、
まったくその通りでした。
あまりにも意味がなく、ストーリーもないようなもので、
覚えていられないのです。
本当にどうしょうもない作品です。
いえ、作品なんて呼べません。
スターの魅力を引き出すのが演出家ってモノじゃないですか。
スターがどう頑張っても魅力的に見えない、そんなモノを作って
恥ずかしくないんでしょうか。
それとも、あれがいい作品だと思ってしまうほどに、谷先生の頭は
くさってしまっているのでしょうか。
今回も、無意味にいろんな人が死にましたね。
訳の分らない愛が横行していましたね。
ご自分の芸術論は、飲み屋ででも語ってください。
あんなものを上演してしまう歌劇団もどうかしています。
あんなものを、タモちゃんはよく、くさらないでやっていると思います。
えらいです。
タモちゃんもみどりちゃんも、みんなえらいです。
そんなけなげな花組生たちを見てると泣けてきます。
本当にどうしょうもない作品です。


その分、ショーは楽しみました。
なんだか、客席全体が、
「芝居がつまらない分、ショーで楽しむぞー」
という意気込みに充ちていましたわ。
芝居がつまらない時のショーって必要以上に盛りがるわよね!
プロローグの衣装にはちょっと引いたけど、
楽しいショーだったわ。
でも、芝居があまりにもくだらなかったから、
脳が麻痺してしまって、正確な判断が下せないの。
多分、面白かったと思うわ。
少なくとも、面白いと思ったわ。


 < 過去  もくじ  未来 >


ぼのっぴ [HOMEPAGE]