ひみつ日記
脳内漂流日誌|もっと前|もっと後
ごぶさたしてます。 うっかりしてたらまたさらさらと日数が経過してしまった…なんとかこの日記も週記のレベルでとどめたいものです…。
ところで今、日本文壇に凝っています。 ついになまもの萌えもいきつくところまでいってしまったかと遠い目になりながらもせっせと文豪たちの(わりとどろどろの)人間関係を調べて邪推しています。
きっかけは旅行先に持っていった寺山修司のエッセイ集的な本なんですけど、あの、たぶん相性が悪いか私の頭が悪いせいかだとは思いますが、正直この本、わたしには9割がた理解できなくてですね…それでもなんとか理解可能だったのが太宰治に関する寺山の評価と、担当編集者が書いたあとがきっていう…まあともかく前者で寺山が「太宰さん、あなたが生きてても私は友達にはなりたくない」て書いてたのに「ちょwww頼んでねーしwwww」って思ったのと、後者の担当編集者による寺山という人物像の忌憚ない描写(…)がすごいおもしろかったので、そこからちょっとこう…ずるずると…。
でも、「友達になりたくない」って言われて、わたしは「太宰だってそんなん言われてもwww」て思うだけだけど、太宰本人は(実現可能かどうかはおいといても)ひっそり傷つきそうな気がする…なんかふつうの人が舌打ちで済ませるところをあの人けっこう深刻に受け止めそうなイメージ…で、防衛本能で「ぼ、ぼくだってきらいだもん!君なんか●×▲■(豊かな表現力)って感じでいけすかないしほんとどうでもいいし!興味ないし!ふん!」って誌面上で反撃してくるイメージ…でも紙の上では自分の気持ちを表現できても口下手なので現実ではうまいことその語彙力と表現力が発揮されない…そういうイメージ…。 ようするに太宰ってめんどくさい萌えっ子ですよね、というのが今のところの着地点です。
| 2012年11月14日(水) |
棚上に放置もなんなので |
ざっくり009とギャバンと黄金の感想いっとこうかと思います…。 ネタバレらしいネタバレはあんまりしてないと思うんですが自信ないので詳細はいっさい知りたくないというかたはご覧にならないでください…。
009…アニメーションの技術がすごいということはよくわかる(音楽も)んですが、なにか…なにかが惜しいとしかいいようが…なんか…なんか無理にオリジナルな話にしなくてよかったんじゃないの…原作のエピソードを忠実にやるとかでよかったんじゃないか…それでも自分の脳を騙し騙しなんとか後半までついていったんですが、最後の20分くらいで完全に置いてきぼりにされた…いやジョーのミサイルの上での演説ね…たしかに原作でもあんなんあったような気がするけどなにもそんなとこだけ原作に忠実にしなくていいんじゃないの…。 サイボーグのみなさんについてはピュンマの扱いが不憫すぎる点と、フランソワーズが高校生にせまる女教師みたいになっていた点が気にかかりました。 あと、わたしの知っているジェットは出演してませんでした。
ギャバン…「あばよ涙」「よろしく勇気」を台詞として無理くり組み込んでこないだけ前回(ゴーカイコラボ)よりまともかもしれない(と自分に言い聞かせる)…しかし脚本があまりにもベッタベタすぎてまったく感情移入できないのは正直しんどかった…そして中盤あたりのマクー空間でのふたりの無駄にラブいやりとりにイラッとした…マベのときはシンプルに嫉妬しただけだったけど、今回はなんかすごいイラッとした…なんか…なんかー!
黄金…これに関してはもうどう感想言ったらいいのかわからんです…自分自身思い入れがありすぎるというより原作を読み込みすぎてて、映画見ててもこれでうまく話がつながってるのかどうかが判断できない…けっこうあちこちのエピソードをはしょってうまくまとめてある感じはするんですが(自分では見ながら脳内で勝手に原作のエピソードを追加あるいは前提として見てたりするので途中でよくわからなくなって混乱する)…でもこれで初めて見る人とかは意味がわかるのかとかこの作品の抱える深さみたいなものを感じることができるのかとかはちょっとよくわからないです…。 下手したらただ金塊強盗の計画から実行までの流れを淡々と追っているだけのやたら人がばたばた死ぬ映画になっていないだろうか…。 この映画に関してはちょっともうフラットな視点で見て評価することができそうにないので、そのあたりかなり残念な気持ちです…原作を知らない状態で見たかったなとも思いますが、まあ原作知らなきゃ見てないだろうし所詮ないものねだりですね…。 でもそんな私にも確実にひとつだけ言えることがあります…モモ子さんのシーンは別に入れる必要なかったんじゃないか…変装する前よりも目立つ(言い換えれば不自然な)変装になんの意味があるっていうんだ…わたし幸田モモですけどこの構成なら女装いらねーわってふつうに思う…。 そしてまさか雑誌版準拠とはね…このマニアックさ…監督に対して同じファンとしての共感を覚えざるをえない…。
(追記)黄金の映画についてしっくりくる言葉をようやく思いついたので追記しにきました…PVだ…プロモーションビデオ(いちおう言い直す)…いっそミュートで話つながってるか不自然じゃないかとかそういう問題一切とっぱらって見たらあれはもう「黄金を抱いて翔べ」という作品以外のなにものでもないと思う…それくらいあの作品の空気感はよく表現されてたと思います…。 あとは話自体の流れが不自然な感じしなければほんとに完璧なんだがそこは何度も言いますように私じゃ判断できないんで…誰か(あまり原作を知らずに)見た方いたらぜひ感想をお聞かせください…切実…!
回復呪文ありがとうございます!
●りんこさま
009、ご覧になったんですね〜!わたしも言いたいことはおおよそ上のほうで言ってしまったんですが、フランソワーズの変貌ぶりったら衝撃的でしたね!あのかつての清楚なフランちゃんはどこにログアウトしてしまったんだ!それとも何年もひとりだけで年取ってれば女も変わるのか! ジョーはジョーで爆弾テロ見ながら開口一番「先を越されちゃったな…」で、こわっ!となりました…後で誰かに操られてたみたいな展開がきたのでそのせいか…とも思いかけたんですが、その後も安定した得体の知れないこわさだったので、単にもともとの性格だったようです…。 シャーロックは(いつか覚悟が決まって)ご覧になられた後にはぜひとも感想お聞かせください…。 お言葉、どうもありがとうございました!
| 2012年11月04日(日) |
金券ショップで前売り買った |
週末に009とギャバンと黄金を見てきました。 自分でもまとめて見るには挑戦的なラインナップにすぎたと感じています。 もう…もうな…どれからつっこんでいいのかわからんわ!(酒を呷りながら)
わからんので感想と行き場のないこの感情はとりあえず一旦棚の上に放り投げておきたいと思います。
そんな葛藤はともかく、回復呪文をどうもありがとうございます!
●グラナダラブ、シャーロックスキーさま
初めまして!すばらしい動画情報、どうもありがとうございました! もう絶対こうなりますよね…むしろこうでなきゃ許されないですよね…と深く納得しつつ爆笑させていただきました…。ボコられる合間にいっしょうけんめい説明(言い訳)してるシャーロックが馬鹿健気(馬鹿みたいに健気の略、ではない)です…そしてオチの表情の秀逸なことよ…。 世の中にはやっていいことと悪いことがある、ということを、ぜひこの高機能社会不適合者の身体に叩き込んでやってほしいですね…お願いしますジョン様(調教師) お言葉、ありがとうございました!
●りんこさま
こんばんは!ヤン提督、憂国騎士団相手にゆうかんにたちむかっていました、けっこうつよくてすごくかっこよかったです(文脈のあまりの不自然さに全てひらがなになる現象) キルヒが踊る件に関しましてはあまりの違和感の強さに集団で踊っていてもどうしてもキルヒに目が釘付けになってしまうというより深刻なダメージを負う事態に…そんなこんなで周辺から事前に聞かされていた「まず原作は一旦忘れろ」というアドバイスの正しさを鑑賞中ずっと噛み締めていました…。 シャーロックはS2のep3はまだ未見とか…わかりますそのお気持ち…痛いほどに…私も一度見たきり見返せていません…多分再び見れるのはS3が公開されてからになるともはや確信しています…。 でもS2のep1は繰り返し何度も見ています…アイリーンさまはジョンシャロと信じてやみません…そしてバッキンガムのシーンでそんな愉快なことが…現場でそのシーンを見ることができたスタッフがうらやましすぎて真剣に歯軋りです…ずるい!ずるい!(そう言われても) ドジっ子属性なシャーロックもあいらしいですね…というかもうこの際ホームズはすべての萌え属性を網羅すればいいと思います…いくとこまでいってしまえよ…! お言葉、どうもありがとうございました…!
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