ひみつ日記
脳内漂流日誌もっと前もっと後


2012年07月31日(火) なんてったってアイリーンさま

一人がけのソファの上に長い足を両方持ち上げてすっぽり収まる体育座りのポーズは正典から連綿と続くホームズのお約束萌えショットですが、現代版ではその膝にノートパソコンが抱えられるという粋なアレンジにひとりテレビの前でスタンディングオベーションです。
こんばんは。出だしからもう語る気満々ですいません。

そんなこんなでシーズン2ep1の感想ですが、もうさあなんかいろいろありすぎてどっから突っ込んだらいいのかわかんない!
まず「あの女性」ことアイリーンがガッツガツの肉食系だったのに度肝を抜かれました…なんてったって女王様(職業)。
ハリウッド版のときと同じでこんなんアイリーンちゃうわ!って思うことは思うんですけど、もうぶっとびすぎててだんだん面白くなってきたので最終的にどうでもよくなった。
その女王様なアイリーンさまがネットにアップされたホームズ画像を舌なめずりせんばかりに眺め回してるのを見て、やばいシャーロック(現代版はこの呼称で統一していきたい)がやられちゃう(性的な意味で)…!と真剣にガクガクしました…だってあんな百戦錬磨なお姉さまにかかったら性的には無菌培養で生きてきたみたいなシャーロックなど頭からがぶっといかれてそのまま噛まずにおいしくごっくんされてしまうに決まっている…。
とか思っていたら後半あたりでアイリーンおねえさまとジョンとによる心温まる会話「僕はゲイじゃない」「私はそうよ」があったので、それではケータイでシャーロックの画像見てじゅるりしていたあれは萌えというやつなのだな…と納得しました…萌えならば…いたしかたない…。
萌えから始まる恋…これはいままでにない新解釈といえるでしょう…(メモメモ)
そのシャーロックはといえばパンツもはかずにシーツ一枚にくるまった状態でバッキンガム宮殿に連行されとるし…画面が萌えの灼熱地獄で気が狂うかと思いました…あげくシーツの裾踏んづけて我らが萌えっ子探偵をあわやオールヌードにしかけたマイクロフト兄さんの所業…兄弟という立場をおおいに生かしたおおっぴらな無体に生唾ごくりですよ…きょうだいって…すごいな…(うつろな目で)。

あと今回、アイリーンさまとシャーロックの絡みに対するジョン(ワトスンもこの呼称で統一します)の態度も終始一貫しておかしくね。
暗号といてるシャーロックの耳元に口付けんばかりにじりじり接近するアイリーンさまの光景を見つめるあの息詰まる感じとかおかしくね。そこでマグカップ机に乱暴に戻す感じの描写とかおかしくね。しかもスローモーションとかほんとおかしくね。
こういう一連の反応を見る限り、これむしろジョンがゲイだったほうが話は通りやすかったのではないですか…しかして「僕はゲイじゃない」とか強硬に主張するから謎が謎を呼んでしまうじゃないか…じゃあいったいこういうもろもろをどう説明つけるつもりなのか。
これがマイクロフト兄さん(保護者)であるというのならまだ言い分はわからなくもないのですが。

アイリーンさまに追い詰められながらも9回裏ツーアウトから逆転ホームランを華麗にかっとばしたみたいなシャーロックの勝ち方でしたが、最後の最後のアレはほんとに余計だったと思います…。
あれは…やりすぎ…。
シャーロック・ホームズという人物はヒーローでも、ましてスーパーマンでもないし、またそうある必要もまったくないと思っています…。


2012年07月27日(金) プロフェッサー残念

「SHERLOCK」を3話まで観終わったんですけど、教授…あれは…どうなの…。
あのキャラは斜め上なのか斜め下なのかどっち?どっちなんだ!
判断に苦しみます…。

ネタバレぽくてたいへん申し訳ないんですが、ワトスンがわが身を省みずホームズを守ろうと教授を羽交い絞めにしたあとのホームズの感想が「君の…あの…さっきの…すごかった…」とかで、小学生か!と突っ込みつつぐるぐる悶えました…あほかわいいー。
そんでちょっといい雰囲気になったとこで一度は立ち去った教授がなーんちゃって!とかいうノリで戻ってきたのには、心底うっぜええええ!と笑い死にしそうになりました…空気読んでよ教授!
いや読んだからこその所業かもしれないですけども。イッツジェラス。
だが萌えづらい!なんだこれ!
あれか…もうあからさまに変態ぽいのがまずいのか…惜しすぎるです教授…。

作中、ワトスンのやってるブログという名のホームズ・レポートのせいで、おふたりの仲に関するいろんな誤解が着々と世間に広まっているらしく、いま勝利の凱歌を高らかに歌い上げたい…ヴィクトリア朝と違って現代だといかがわしい噂もネットを通して一瞬で世界に広がるのでほんとに大変ですね!(満面の笑顔で)


回復呪文ありがとうございます…!(お返事大変遅くなり申し訳ないです…!)

●シャーロックネタの方

いつもいいネタをありがとうございます…!心の栄養です…。じゅるり。
スノーホワイトは白雪姫がいつ女王様より綺麗になったんだかそういえばよくわかりませんでした…なんかあちこち前提に頼りすぎで説明不足だった感が否めないと思いました…。三部作なんですかこれ…それならこんな中途半端な作りにしないで最初から三作それぞれを白雪視点・女王視点・狩人視点と徹底したらよかったのでは…。
上のほうでもちょっと書かせてもらってますが、「SHERLOCK」なかなか楽しいですよ…舞台を現代にもってきたところが勝因かもしれません…多少キャラに問題があっても「まあ現代っ子だから…」で自分の脳を納得させられます…。
あと、ホームズとワトスンがお互いをファーストネームで呼び合ってるのもいい方に作用してますね…原作やグラナダとは「別人」として捉えやすいです。
あいたたたな作品もやはり実際に観て初めて本気で文句を言う資格が持てると思うので、そういう意味でもハリウッド版、一度ご覧いただくことをお勧めいたします…その後、思いのたけを吐き出す際にはどうぞこのサイトのメルフォをご活用ください…心よりお待ち申し上げております…。
デビルマンと肩を並べうる「カムイ外伝」にも俄然興味がわいてきました…機会があったらぜひ借りて観てみようと思います…マイナスの期待に胸が高鳴ります。
お言葉、どうもありがとうございました!


2012年07月22日(日) もしかしたらもしかしたらそうなのかしら

フォーゼはここんとこずっとDVD-Rに焼き付けながら4回分くらいがーっとまとめて観るというのを繰り返しているため、今ようやく今回分まで見終わったとこなんですが、やはり…やはりそうなのか…。

賢吾が最終兵器彼女なのか…。
歌星賢吾は改造人間である!なのか…。

この大詰めに来て消去法でいったとしてももはやそう考えるほかはないような…むしろいまさら別の人がコアスイッチ持ってましたとかいうオチだったら逆にびっくりするわ…展開が読めないにもほどがあるっていうかその場合はもう場当たり的に話を作っているとしか…視聴者の裏をかくとみせかけてその裏をかくとみせかけてまた裏…とかだったらもういいからお前そのままひとりでくるくる回ってろよって思う…。

まあそんなことはいいんです。
めくるめくユウキ回のはずなのに相変わらずびっくりするぐらいユウキがヒロインぽくないとかでもちょっと理事長さまと黒ユウキの関係にモエッとしたとか予告でランって誰だっけと思ってしまったこともどうでもいいんです。よくないだろう。(セルフノリツッコミ)
すいません年々痴呆が進行していて。

あと流星と友ちゃんはこのままいくと最終回かVシネで結婚しそうな勢いですね。
公式とノマカプの好みが一致することがめったにないだけに、流友はわたしにしては今回珍しいパターンに属するので、そうなった暁にはお赤飯炊いてシャンパンをあけようと今から若干前のめりです(和洋折衷)


2012年07月21日(土) 部屋の中でくらい好きなだけ喫ったらいいじゃない

今週の月曜日に友人から「BSで3夜連続で『SHERLOCK』やるよー」と情報もらってウキウキと録画したら機器上の事情でDVD-Rに焼き付けられないという落とし穴…くっそう!くっそう!
まあそれはともかく一話目だけ観てみました『SHERLOCK』…イギリスBBCによる公式現代パロ…やはりホームズ萌えの本場はやることが一味違うぜ…!

かつてのグラナダのジェレミー演じるホームズではついに製作されることのなかった「緋色の研究」を下敷きにした(つうかパロった)「ピンク色の研究」…内容からは何がピンク色なんだかまったくわからんのですが、タイトルから遊んでる感満載なのがいいと思います…。
ホームズはどの時代にいても確実に変な人だけど(しかし舞台が現代のほうが価値観の多様化のおかげで変な人感は薄れてる気がする…)、ワトスンだってうまく擬態はしてるもののじつは相当変な人(やばい人)だよね!というキャラ設計のもっていきかたに好感をおぼえました…。
それぞれのキャラとかふたりの関係は微妙にハリウッド版入ってる感じしましたが、まあふたりともまだ若いからね!で流せる程度です…いまのところは…。
なんにしてもすべて比較論でしかありませんけども…グラナダは永遠に別格中の別格…。

それにしても一話目にしてすでにこの二人があちこちで勝手にホモ認定されてる描写が出てくるのに吹きました…ハドスン夫人(かわいい!)にまで「私は理解のあるほうですから」とか言われちゃってるし…まあいい年した男が部屋をシェアしてれば現代ではそういう解釈をされてもしかたないということなのだな…。
パブ的なとこで食事しながら(ここでも恋人同士と誤解されてる)ワトスンがホームズに彼女はいるのか?いない?じゃあ彼氏(…)は?いないの?そうかお互い一人身かーみたいなこと聞いてニヨニヨしたときにホームズがちょっと沈黙して

ホム:「…あの…僕は仕事と結婚したと思ってるから…君と暮らせるのは嬉しいと思うけ」
ワト:「いや口説いてねーから!」

みたいな反応が傑作だったと思います。おまえもか!みたいな。

追記:あとで見直したらその後「君がなんであっても(ゲイである可能性も含む)ぼくはかまわないんだ」みたいなこと言ってておいおいおいちょっと待て…てなりました…まじか…いいんか…それ…。


マイクロフト兄さまのご登場にもウキウキしました。あのキャラ設計すてきすぎるう…!(ワクワク)
兄弟仲があんまりよろしくなさそうだったのもなにやら新鮮でした…。


2012年07月16日(月) 銀のロマンティックわはは

K也さんにおさそいいただいて(ありがとうございます)フィギュアのアイスショーを見てきました。
初めて観たんですけどすごく華やかでかっこよかったです。
そして会場はたいへん涼しかったです。足元は涼しい通り越して真冬の冷え込みでしたけども。(席がリンクに近かった)
終わったあとほんとに会場から出たくなかったです。猛暑日とか忘れていたかったです。現実はいつもわたしにやさしくない。

たかはしだいすけ選手はあんなに実力あって有名なひとなのに律儀なまでに気さくにファンの声援にこたえていていい人だなあと思いました…。
はにゅう選手は近くで見るとほんとぴっちぴちなので目の保養でした…彼もまた若いのにファンサービスというものをきっちり心得ていて立派だなあと思います…。
あらかわしずか選手はすごく…おうつくしかったです…。
プルシェンコ選手は大ファンのK也さんいわく「今日は荒ぶってた」とのことでした。


遅くなりましたが回復呪文のお返事させていただきます!ありがとうございます…!

●メフィスト先生、ラーメン屋さんでラーメンすすってませんでしたか?の方

残念ながらせつら関連のシリーズしか読んでないのでそちらのシーンは未見なのですが、ちょいちょいタンメン好きの設定は出てきますね…。
最初はたしかラーメン屋でタンメン注文して他の客をのけぞらせてた気がします…でもこの時は単に「タンメン」は店主との情報のやりとりに使う合言葉だったはずなんですが、その後他の話でせつらがメフィストのことを「タンメン好きの知り合いの医者」と表現したりしてたので、意外と本当にタンメン好きなのかもしれません…。
そういえばせつらも仕事の途中でいそいでハンバーガーをコーラで流し込んで隣に座ってた見知らぬ女の子に泣かれてたような覚えがあります。美形って大変ですね!

●ホイミ!メフィスト先生より、なんとなく人形娘を応援したくなるの方

あっ人形娘かわいいですよね人形娘!わたしもだいすきです。
でも人形娘は応援しなくてもメフィスト先生よりはるかに有利なので(笑)
一方でメフィスト先生を応援したところで彼の不利はけっして覆らない気がします…負け戦か。
個人的にメフィスト先生に関してはその(せつらに対する)イカレっぷりが突き抜けすぎてもはやギャグみたいになってる「双貌鬼」がけっこうお気に入りです…。


2012年07月10日(火) 世界は彼で回っている

アメイジング・スパイダーマンを観てきました。
主人公がいつも持ってるスケボーはどこで(武器的なものとして)活用するんだろうと思ってたら、とくに最後までなにもしなかったので拍子抜けしました。スパイダーマンの力を手に入れてヒャッハー!ってするためだけにあのスケボーの設定は出てきてたんだろうか…いやいいんですけど。
ふつうにおもしろかったです。

そんなことよりも回復呪文から魔界都市シリーズに関してコメントいただいたのでのっかっていこうと思います。ありがとうございます。

>魔王伝のせつらさんとメフィスト先生はまた別の世界観なんですかね?

そうか、ジャンルでいけば「魔王伝」というくくりになるんですね…失念してました…短編集の「魔界都市ブルース」のほうがどっちかというと好きなもので…。
世界観としては地続きのものだと思うんですが、「魔王伝」は初期作だけあって、せつらも今よりももう少しワイルドでしゃっきりした印象です…。

あとメフィスト先生のせつらへのアプローチも今よりももっと積極的だった気がします…せつらの意識があるときに後ろから首筋にキスしようとした(しかし寸止め)のなんかあれが最初で最後じゃないですかね…寝てるときにキスしようとする(やはり寸止め)描写はその後何回かありましたけども…。
後に行くほどふたりの接触率が少なくなっていくというか、メフィスト先生の恋心がものすごい男の純情みたいな感じになってるのが面白すぎます…。
ぜんぜん関係ないですが「魔震戦線」で出てきたメフィスト先生のゲイ・バーに対する見解が「報われることを知らぬ、可憐な精神の持ち主が集う場所だ」というのと、それに対するせつらのリアクション「おえ」がセットで個人的にたいへんツボでした…。

>幻十さんが「どうぞ」ってうつぶせになってメフィスト先生に据え膳、的な描写があった気がするのですが・・・

ありましたありました!手術代を身体でお支払い、てやつでしたね確か。
暗転オチでしたけど、あの後、幻十(美形)がメフィストに「僕たちはもう…」的な特別な関係を匂わせるようなこと言ってたので、あれはもう間違いなくやっちゃってますよね…ドクターったらもう…(それに関して後でせつらに嫌味言われて「貞操観念の固い男に焦らされているからな」みたいなことも言ってた気が)
あと「夜叉姫伝」では夜香(これも美形)にも手を出してたような…ドクターったら…。

いつまでも焦らし続けてるとこの先もせつらに関わる(せつらに惹かれている)美形がどんどんメフィスト先生に喰い荒らされていくことになると思うので、被害を拡大させないためにも、せつらにはそろそろ一度くらいは新しい世界へ一歩踏み出す覚悟を決めてもらいたいものです。


ほか、レス不要でコメントくださったかた、どうもありがとうございました!
吉報をお待ちしております…!


2012年07月07日(土) やはり末弥せんせいの絵が落ち着きますね

本棚の整理をしてる途中でうっかり手にとってしまった魔界都市シリーズを再読中です。掃除すすまない。

秋せつらとメフィスト先生の関係を昔はわりと単純に楽しんで読んでたと思うんですけど、今読むとなんとなくメフィスト先生に憐憫の情を覚えるようになってしまったのはわたしも年をとったということなんでしょうか…。
いやでも「青春鬼」でふたりが出会ったのがせつらが高校生の頃と判明して以降、じゃあメフィスト先生は一体何年越しの片思いやってんだよと思うと、本棚にずらっと並んだ魔界都市シリーズを眺めるにつけ胸が痛くなるというかね…。

だいたいせつらもぼんやりかわいいふりしていつでもやってることはえげつないというか、メフィスト先生の性癖というか自分に向ける感情を知っていて、ふだんは嫌がる態度を隠さないくせに、ここぞという時には思わせぶりな表情やら言葉やらあげくは「一晩かぎりのお付き合い」を提言したりしてなんとかメフィスト先生に協力させようとするから、ほんと性質わるい男だと思います…さしあたって冷たい台詞を吐きつつも最終的には協力してしまうメフィスト先生に本当にそれでいいのか!と机を叩きながら物申したい…。
というかきくち先生に物申したい…そろそろ一度くらいはメフィスト先生にいい目を見させてあげてもいいんじゃないですか…シリーズ最初の頃、せつらは男とは寝ないですよと抗弁しておられたが、このシリーズに出てくるめぼしい男性レギュラー陣の過半数がなんらかの男性経験がある(というかほぼメフィスト先生に喰われている)今、その発言の効力もそろそろ薄らいできたころではないですかね…。
つうか問題はせつらがホモかそうじゃないかではなく、単純にメフィスト先生がせつらの好みじゃないというだけのことかもしれないという絶望的な推測も口にしてみる…。
あいつ劉貴とかゼンとかああいうがっつり武士タイプな男(むしろ漢)にはすごく好意的だからな…。

そんなわけなので(どこからつながるのか)せつらの恋物語を書いたらしい「闇の恋歌」だけはまだ未購入かつ未読です…せつらへの片恋をかかえつづけて幾星霜のメフィスト先生に対するきくち先生の今になってのこのひどい仕打ちにささやかにしかし全力で反抗の意を表明する…。


(魔界都市シリーズを知らない方向けざっくばらんな説明)

魔界都市新宿…大地震による地割れで他の区から切り離された新宿区。魑魅魍魎が跋扈して治安は極端に悪化してる。でもそれなりにみんな普通に暮らしてます。

秋せつら…西新宿のせんべい屋の主人。副業で人探しもやっている。とんでもない美形。
戦ったら鬼のように強い。武器は糸。「僕」の人格と「私」の人格を持っている。ふだんはおっとりぼんやり(僕)だけど怒らせるととてもこわい(私)。

メフィスト…メフィスト病院の院長。死者以外なら何でも治す。ほぼチート。とんでもない美形。
生命を尊しとする医者の鑑のような男ですが彼の患者に危害を加えようとすれば確実に殺される(矛盾)
女嫌い。せつらに想いをよせている。どちらもほぼ新宿じゅうの了解事項ぽい。当初「私」の人格のせつらの方が好きみたいなこと言ってた気がするけど今やそのへんかなり曖昧。


2012年07月01日(日) シシガミさま的なものがおられた気がする

見よう見ようと思いつつずるずる引き延ばしになっていたスノーホワイトをようやく見れました…。吹き替えだけど…。
悪くはなかったんですけどなんか…なんかな…。
いろんなとこがぼんやりしてた気がするな…。

悪い継母の過去とか心情にスポットあてたのはいい着眼点と思うのですが、それならそれでもっと徹底的にやってほしかったというか…過去にいろいろ酷い目にあったらしいことはなんとなくわかるんですが、そのあたりこそ台詞だけじゃなくて映像でもっと説得力もたせてほしかったというか…それともそこは妄想で補完してくれということなのか…。

あと主役である白雪姫サイドの色恋沙汰もよくわからんかった…え…結局、白雪姫からの矢印は狩人とウィリアムとどっちを向いてたの…わたしふつうに狩人×白雪姫なんだろうと思って見てたんですけど、途中とつぜん姫からウィリアム(継母偽装)にせまるようなシーンとかあるし…そのわりにウィリアムがキスしても姫の目は覚めなかったし…狩人がキスしたら目を覚ましたけど狩人は前の奥さんをまだ愛してるようだったしよくわからない…なぜ姫は目を覚ましたの…?
このへんの有耶無耶かげんは狩人のほうが男としてはセクシーでかっこいいけど現実として結婚するなら将来も安定していてそこそこ扱いやすそうなウィリアムですよね、という女性心理を代弁したものということでしょうか…。
はっきりさせずぼんやりしたままにしといたほうがよい真実というものもけっこう世の中にはありますものね…。


フォーゼは最終話近くなるごとに賢吾の立ち位置がヒロインに近づいてる気がしてハラハラします…まさかユウキまで他の部員たちとひとくくりで一時退場してしまうとは…残ったのがげんたろうと流星と賢吾っていう構成だとライダー(ヒーロー)の椅子はふたつとも埋まっちゃってるから残ってるのヒロインの椅子しかないよみたいな…椅子取りゲーム的な…。
なにをいっているのかじぶんでもよくわかりません。
ささやかな流星→友子ちゃん描写にちょっとほっこりしました。いやほっこりしてる事態とちがうんですけど。
そして流星は自分とはまったく関係ないとこでのいろんな思惑にまきこまれて誕生した2号ライダーだったのだな…なんか前にもいませんでしたっけそんな2号…。
でもべつにそこで流星が怒るようなことでもないよね…だって別にタチバナさんとしてバルゴが言ってたことは嘘じゃなかったじゃん…少なくとも流星が本来の目的としてた二郎の復活方法に関しては…べつにむこうだってボランティアで流星を2号ライダーにしたわけじゃないだろうしどういう目的があるにせよ二郎復活のためにそのへんは全部不問にしてやってきたのがそもそもの流星のスタンスじゃなかったの…。
たしかに敵は倒してたけどそれはアリエス探しのついでみたいな感じだったじゃん…アリエスさえ見つかればゾディアーツとか学園の陰謀とかあとはもう関係ないねって感じだったじゃん…。
それがいまさら相手が敵方だったから「騙したな!」って怒り出すとかちょっと筋が違いませんか…ちょっと冷静になれお前…なにを最初から仮面ライダー部サイドで戦ってたみたいな顔してんのかと…。

こういうキャラのブレにいちいちひっかかってしまう…フォーゼに関してはYASUKO作品を見た直後のシリーズなのでよけいにハードルが高くなっている気がする…子供番組子供番組…(このところの毎週日曜朝8:00直前の恒例の呪文)


津島 |MAIL