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書くほどのこともない日常
日記とか、更新とか。

2004年07月29日(木) 大騒ぎ

リハビリに出かけようと思ったら、雨が降っていた。
雨雲があるのは、わたしが住んでいる街の上空だけらしく、四方には青空が出ている。
狐の嫁入りだ。

こないだ、足裏のマッサージに行ったら、左足の方は気持ちよかったのだが、右足のツボを押さえて貰うと、のたうち回るほど痛かった。
「浮腫んでますねー。このくるぶしの内側が痛いようなら婦人病も心配ですから、よく歩いてあげて下さいね」と言われた。
「歩いてあげる」という、その言い回しが正しいのかどうかはともかくとして、アドバイスに従って、出来る限り歩くことを心がけている。

リハビリが済んだ後、電車に乗った。
近所の書店では見つからない本を探しに行ったのだが、やはり大型書店でも見つけられなかった。
神田あたりまで行くか、注文するしかないか。
帰りがけ、いつも入るゲームセンターがある。
必ずしもゲームをするわけではなく、一旦その店に入り、反対側の入り口から出て行くとショートカット出来るし、店内は冷房が効いてて涼しいからである。
いつもなら、本当に通り過ぎるだけなのだが、今日は、たまたま、気が向いて、ゲーム機の前に座り、300円分遊んだ。

店を出て、少し歩くと、サイレンが聞こえ、消防車が団体でやって来た。

「あ!煙!」という声が聞こえる。
振り返ると、今まで遊んでいたゲーセンの前に消防車が止まり、消防隊員がホースとか準備しはじめている。
「KEEP OUT」の黄色いテープの外側で中を窺ったが、火は見えない。
煙と、その臭いはあるが、小火であるようだ。
消防隊員が、すぐにホースを畳んで仕舞った。
その辺にいた警備員のおじさんに尋ねると、空調機から煙が出たらしい、ということだった。
たいしたことはないらしいが、それでも、サイレン鳴らして消防車が来て、消防隊員が駆け込んで来てるのに、ゲームしてる人がいたのには驚いた。



2004年07月26日(月) ああ、ちゃんと系統立てて聞いておくべきだった

最近、大正から昭和初期にかけての日本や中国に興味が出て、その手の本を読んでいる。

上坂冬子著「男装の麗人・川島芳子伝」
は、随分前に読んだがまた本棚の奥から引っ張り出して来た。

愛新覚羅浩著「流転の王妃の昭和史」
山口淑子・藤原作弥著「李香蘭・私の半生」
あたりをとりあえず斜め読みながらも読破した。

愛新書覚羅溥儀著「我が半生」は、まだ読み始めたばかりで、角田房子著「甘粕大尉」はまだ手もつけてない。

安かったので、その時代あたりの「週刊20世紀」を古本屋で買い、写真や年表を見てみた。
面白い。
祖父が生きていたら、懐かしがっただろう。
教科書には出て来ないが、祖父の話で聞いたことのある人物の名がたくさん出て来る。
そういえば、祖父は、かつて、まさに、わたしが今興味を持っているその時代に、下っ端の一兵士として、満州にいたはずだった。
面白軍隊話は、いろいろ聞いた覚えがあるが、何年頃に陸軍に志願し、大陸でどんな任務を負い、何処で終戦の報を聞き、何年に日本に帰って来たのか、その辺を全然聞いてない。
あああああ、ちゃんと聞いておくんだった。
祖父は、最晩年まで記憶も言語も明瞭だったのに。

軍歌を歌いながら、地平線の見える荒野を行軍した話や、特に媚びたわけでも手柄を立てたわけでもないのに上官に気に入られ、可愛がってもらったことなんかを、遊びに行く度に、祖父は楽しそうに語ってくれた。

せめて、それくらいは覚えておこう。



2004年07月20日(火) LUPIN THE BEST! THE PUNCH THE ORIGINAL

わたしの携帯の着メロは、「ルパン三世のテーマ」である。

此処暫く、二時間のスペシャル版として放映される「ルパン三世」がいまひとつに思えるのが古くから観ているものとして、ちと残念である。
こないだやった「盗まれたルパン」も、見損なってしまった。
だからと言って、残念とも余り思えないことの方が寂しい。
物凄く面白かった時代なら、見逃すこともなかったし、見逃してしまったら、「あああああああああ!」と頭を抱えて叫んだだろう。

さて、タイトルのアルバムをレンタルショップで借りてきた。
とても良い。

PART1のオープニンテーマの「ルパン・ルパン・ルパン……」と、延々連呼する曲からはじまる。
一番有名な「ルパン三世のテーマ」は、歌あり、歌なし含めて4ヴァージョンが収録されている。
ルパン三世関連のアルバムはたくさんある中で、これを選んだのは次元や五右衛門のテーマが入っていたからである。

PCに向かいながら、聴いていたら、「LOVE SQUALL」を増山江威子氏が歌ってるヴァージョンがあって驚いた。
正直、声優さんの中には、歌わない方がいい人が結構多くいて、ブルーになることがあるのだが、これは幻滅することがなかった。
いや、上手いとか下手とか超えて、「不二子が歌ってる!!!」というのがいいのかもしれない。
ワンコーラスなのが悲しい。作中で不二子が歌うシーンからカットしたのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。
ちなみに、このアルバムでは、山田康雄氏の歌声も聴ける。
これも、「ルパンが歌ってる!!!」曲で素敵だった。
やはり、山田氏の死は早すぎた。

先日、テレビで、アニメキャラの人気投票をやっているのを観たが、ルパンが一位、次元、五右衛門、不二子、銭形というおなじみの面々も、揃って上位にいた。
「ルパン三世」は、やはり多くの人に支持されている。
ストーリーや、キャラクターに魅力があるのは勿論だが、音楽もかなりウェイトを占めているのではないかと、このアルバムを聴いて思った。
銭形のピンクのトレンチコートのせい(いや、それだけではないのだろうけど)で、物凄く評判の悪いテレビシリーズのPART3も、オープニングとエンディング(※このアルバムに収録されてない)はちゃんと覚えてるし、結構好きだったもんなぁ。

ちなみに、最高傑作と言われている劇場版「カリオストロの城」は、わたしにとっては、宮崎駿作品の最高傑作であり、ルパンシリーズの中では最高ではないと思っている。
一緒に連れて行ってというクラリスを突き放すあの名シーンにおいてのルパンの美学は非常に好きだった。
が、不二子を差し置いて小娘に心を奪われ、不二子に対して偉そうな口をきくルパンはルパンではない。

ちなみに、増山江威子の「LOVE SQUALL」について検索してるうちに、こんな同盟を発見。
どうやら、「次元と不二子」、「五右衛門と不二子」という組み合わせを愛する人たちもいるらしい。
うーん。そういうのも悪くない。決して悪くない。いや、寧ろ、それはそれで、とても良い。

と、いうことで、「ルパン三世」に耽溺するネットの旅に出る。






追記:見逃したと思っていたが、検索してみたら、「盗まれたルパン」は7月30日放映予定の模様。観よう。



2004年07月16日(金) 微かにパニック

頭痛がひどかったので、横になって昼寝していたら、夕方、物凄い雷鳴で目覚めた。
基本的に、わたしは、雷や台風が嫌いではない。
寧ろ、血が騒ぐ。
が、だからといって、危険を感じないわけではない。

余りに凄い音だったので、念のために、PCのコンセントを抜いた。
テレビで気象情報をチェックしている最中、一瞬だけ停電したらしく、映像が途切れたが、すぐに元に戻った。
雷の音も、少しずつ遠ざかって行きつつあるように思ったので、大丈夫だろうと判断し、丁度いい時間だし、夕食でも作ろうと思ったら、水が出ない。
風呂場も、洗面台も、水道が止まっている。
試しに、コンロをつけてみる。ガスは来ている。

暫く待ってみても、復旧しない。

困った。
雷がおさまっても、水が出ない。
ネットに繋いで県や水道局のサイトに行って見るも、断水しているというような情報は出ていない。
役所に問い合わせようと思って電話したら、「業務時間外のため、おつなぎできません」。

おい。

しかし、その後、一時間以上、ニュースでも出ないし、広報車も回って来る様子がない。

……もしや、うちだけか?

止められる覚えはないぞ。料金は払ってる。
とにかく、どちらにしろ、水が無いと困るので、念のため、宅配専門の酒屋に電話して、ペットボトルの水を六本と、ジュースを注文する。
幸い、ぎりぎり今日中に配達してもらえる時間だった。

注文したものが届いた後、水が出るようになった。
どうやら、一瞬の停電のせいで、我が家含めた同じ建物全体の水道が止まっただけらしい。
べつに、飲みものが余分にあって困るものではないのだが、その復旧のタイミングがムカつく。



2004年07月15日(木) 「イリスのアトリエ―エターナル・マナ」プレイ中

タイトルが発表されたとき、発売前の情報をゲーム雑誌で読んだとき、嫌な予感がした。

杞憂となってほしかったのだが……予感的中。

だれが、アトリエシリーズを、「世界を救って」「今度はあそこ行って」「次はこのアイテム取って来て」と指図されっぱなしのおつかいRPGにしてしまったんだ?
かっこいいヒーロー、白い翼を持つ可愛いヒロイン、謎めいた剣士、女好きで軽口ばかり叩くけどやるときはやる男、猫耳猫尻尾娘と冒険の旅になんか出たくなかった……
アイテム作りに熱中したい。
随分前から、男の子の主人公でアトリエシリーズをプレイしてみたいと思っていた。
が、さしたる理由も無いのに可愛い女の子たちにモテモテになってあちらを立てればこちらが立たず――なんてうれし恥ずかし展開は、他のジャンルのゲームで間に合っている。
アトリエシリーズなら、工房に引き篭もらせてくれ。

やりはじめたからには最後までプレイしたいが、是非とも、この不完全燃焼感をエンディングで払拭させてほしい。



2004年07月14日(水) 文句を言えば自己嫌悪、言わなければ治るまでムカムカしっぱなし

相変わらず、リハビリ中。
病院の前に自転車を停めようとしたら、病院から出てきて、帰ろうとしていた男性が、わたしの方にバイクを倒した。
幸い、下敷きにはならなかったが、スタンドの出っ張った部分で右足を抉るような状態になり、

「いったああああああああ!」

と叫んでしまった。
男性は謝りもせず、必死でバイクを起こしている。
真剣に痛かったので、「なにをする。痛いだろうが。自分で支えられないようなバイクに乗るな!」というような意味の文句を関西弁で言おうとした。が、明らかに故意でしたことではないし、顔を見ると、勢い余って「クソジジイ」とか言うと洒落にならないお年寄りに見えたので、飲み込んだ。

「大丈夫?」

と、漸く訊いてきた口調が半笑いなのにもムカついた。
が、お年寄りを罵倒したり、謝らせたりすると、後々自己嫌悪に陥りそうなので堪えた。
が、「大丈夫です。お気をつけて」などと笑顔で言う気にはどーーーーーっしてもなれず、無言で睨みつけただけで病院に入った。

帰ったら縦長の痣が出来ていた。
事故で痛む肩や腰のために病院で貰った湿布を貼っている。



2004年07月01日(木) 秘密の重さ

ランディのお母さんが、この時期いつも、桜桃をくれる。
二日前に電話をくれてあったので、出かけて行った。
ついでに銀行と郵便局に寄って……と思っていたのだが、銀行の手続きに必要な印鑑を忘れ、郵便局に行く時間はなくなってしまった。
我ながら、実に使えない。


別件だが。
まだ、だれにも話さないでね、と言われた場合。
それが、重大な事柄だった場合には、自分が試されているような気になる。

信頼に足る人物でありたいがゆえに、沈黙を守ろう。


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