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書くほどのこともない日常
日記とか、更新とか。

2004年06月23日(水) 今日の出来事

病院にリハビリに行く前に、古本屋に寄った。

「そうですねぇ。ジャンプ系で、他の作品はともかく、そのふたつは、いつ頃入ってくるか…………」

文庫本を物色している傍で、女性の店員が他の客と、「ヒカルの碁」や「テニスの王子様」の入荷状況を語っていた。
そして、突如、脈絡もなく、

「殺すぞ、ガキ!」


その瞬間、小学生くらいのガキが目の前を通り過ぎて、店から出て行った。

唖然として、店員を見た。
彼女は今まで話してた客に向かって、

「ああいう子供には、大人としてこれくらい言っておかないと。後々のためにも」

あの子がなにをやらかしたのかは見てなかったが、驚いた。
なにより、そのまますぐにジャンプ連載作品の話に戻って行った客にも驚いた。


リハビリ後、今度は普通の書店に入ったら、牛の着ぐるみを着たスキンヘッドに顎髭を生やしたお兄さんが立ち読みしていた。
罰ゲームか?

結局、捜していた本は見つからず、夕食の買い物をした後、家の前の駐輪場に自転車を停めていると、若い女性が、その辺のゴミを蹴飛ばしつつ、ひとりなにか絶叫していた。


……今日は一体、なんの日だ?



2004年06月22日(火) メイドさんを愛でる心

アリアが、メイドさんコスプレをしているらしい。

実は、わたしはメイドさんの格好をしたことがある。
無論、趣味ではない。
販売員や、ウェイトレスのバイトをしたときの制服であった。
若き日のことであるので御寛恕願いたい。
いや、だれに許してもらう必要もないのだろうが、なんとなく。

さて、メイドさんという存在が、如何に男性諸氏に愛される存在であるかというのは、Googleのイメージ検索で「メイドさん」を検索してみれば、明らかであろう(注:18禁多数)。


先日、アリアと電話で話していて、アリアの日記の話になったとき、お互いに、「メイドさん」が大好きであったということが判明した。
長いつきあいの中で、嗜好を共有することは多々あったが、メイドさんについて語ることなど一度もなかったというのに。


1.我々の愛でるメイドさんは、ドジではない。

2.我々の愛でるメイドさんは、露出狂ではない。

3.我々の愛でるメイドさんは、馬鹿ではない。

4.我々の愛でるメイドさんは、淫乱ではない。


話し合いの結果、前提条件として、上記四項目を満たすメイドさんキャラが好きだということで意見の一致を見た。
くどいようだが、メイドさんについて語るのははじめてである。

真昼間から、えらい濃い話をしたものである。

愛らしい少女は勿論、理知的な秘書の如きオールドミスの家政婦長も悪くない。
何故に、メイドさんが好きなのか。
あのシックな黒いワンピースに、白いエプロン、カチューシャのスタイルがよいのだろう、ということになった。
「赤毛のアン」や、「大草原の小さな家」では、少女趣味すぎる。

「メイドさん」は、勤勉に働く有能な女性であり、彼女たちがヒロインとなる物語では、しばしばシンデレラになる。


「バジル氏の優雅な生活」に出て来るメイドさんは、その典型である。
人間不信で女性不信で、引き篭もりになってしまった御主人様と、ひとことの言葉も交わさず恋をし、御主人様の気難しい心を溶かし、結末はハッピーエンドだった。

わたしは、この話がとても好きである。

物語の中で、メイドさんは、富裕を象徴する背景であり、母であり、姉であり、妹であり、教師であり、ときに不遇な囚われ人であり、共犯者にもなりえる。

やっぱ、メイドさんは良い。



2004年06月14日(月) 七転八倒

昨晩、夕食用に買ったメバルがあったのだが、わたしが猛烈な眠気に耐え切れず、夕方の半端な時間から寝てしまったため、ランディはスーパーでお弁当を買ってきてしまった。
で、昨晩は、それを食べた。

朝飯に尾頭付きは豪華すぎるかもしれないが、新鮮なうちに食べるべきだろう。
と、いうことで、御飯、味噌汁、魚の朝食を作る。
二尾のメバルを、ランディは塩焼きなら食べると言ったが、わたしは煮魚で食べたい。
えーい、両方作ってしまえ。

ランディは、魚を出すと、絶対半分しか食べない。
それを見越して、自分の分の御飯は少な目に盛った。
ランディを玄関まで見送り、ランディが残した塩焼きを食べる。

おお。煮魚も良かったが、これもなかなか……

とか思っていると、喉に、ちくりと痛みが。
骨が、喉の奥に刺さったのである。
吐き出すか、飲み込むか、一瞬迷って、後者を選択。
それが間違いだった。
ちくり、程度だった痛みが、ずきっ!に変わり、のたうちまわる。
味噌汁を飲んでも痛い。
そうだ、こういうときは、御飯を丸呑みとよく言うではないか。
試してみたら、更に深く刺さったようである。
いたいー!と叫ぶこともできず、転げ回る。

ああ、よりによってランディがいないときに……いや、やっぱり、いなくて良かった。どうせ役には立たない。
更に御飯を丸呑みしようにも、朝食にしては多すぎるほどの量を喰ってしまった後である。
なんとか死地は脱したようで、呼吸を整え、ネットに繋いだ。

「魚の骨」「喉」「刺さった」で検索をかけてみると、同じ目に遭遇した人たちの多いこと。

「御飯丸呑みはやめた方がいい」

と、あちこちに書いてある。
更に奥深く刺さることが多い模様。

……脱力。

では、どう対処しろというのだ、と、更に検索すると、間違いなさそうなのは、

「耳鼻咽喉科に行く」

……やはり。

まだ病院は開いてない。
その間、応急処置的なことはなにかできんのか、と更に調べる。
「うがいする」という割と常識的なものは試したが、「割り箸に脱脂綿巻きつけて喉の奥に突っ込んでぐりぐり拭う」というリバースしそうな技は流石にやめた。
ふと、思い立って、「ツボ」というキーワードを足して検索をかけると、魚の骨が喉に刺さったときに圧すツボというのがあるのを発見。
まさかあるとは思わなかった。
藁をも掴む気分でやってみた。

……効いたよ、おい。

腕の内側の、肘と手首の間の、真ん中あたりをぐりぐりやると、喉の痛みがすーっと引いた。
どうやら、骨が刺さった痛みは残っていたが、骨自体は飲み下していたらしい。
このツボ、『ゲキ門』と称し、嘔吐や、喉の炎症のときにも良いそうな。

今はもう殆ど痛くない。
良かった。
魚の骨で耳鼻咽喉科に行って、ピンセットで取ってもらえればいいが、ややこしい場所に刺さっていて、内視鏡とか特別な器具使って取ってもらうことになると、えらい高くつくことがある、とあったので、その意味でも良かった。


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