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書くほどのこともない日常
日記とか、更新とか。

2004年04月29日(木) なんでこんなときまでネタ満載

今日の午前中、事故に遭った。

自転車で横断歩道を青信号で渡ろうとしてるとき、後ろから来た原付に追突された――模様。
突然、腰に、がんっ!となにかがぶちあたり、よろけつつなんとか横断歩道を渡り切り、街路樹に掴まって座り込んだ。

近くの花屋さんが電話の子機を持って駆けつけてくれて、救急車を呼んでくれたあと、

「警察って何番でしたっけ?」

別の人が、

「……110番じゃないですか?」

「あ、そうだったー」

こういうときには、当事者でない人たちも、取り乱すらしい。



救急車に乗って、瞳孔、体温、血圧なんかを計ってくれた救急隊員さんが、

「あれ?以前、御主人と一緒に救急車に乗りませんでしたか?」

以前、ランディが倒れたときにお世話になった隊員さんが、随分前のことなのに、覚えていてくれたらしい。

病院に着いたら、看護士さんが、人が腰押さえて横になってる枕元で、

「なんかー、鼠に噛まれたって人から電話がー」

「鼠ー?」

「ペットの鼠に噛まれたって人から電話が。回しちゃっていいですかー?」

「あー、なんでもいいやー。診療時間だし、回しちゃえ回しちゃえー」

「お待たせしましたー。今すぐ来られます?今まだ午前中の診察してますので、とにかくいらっしゃってください」


問診の後、念のためにレントゲンを撮ろうということになり、放射線科に。
スモックを渡され、

「上着は脱いで、ブラジャー外して、ズボン脱いでこれを着て下さい」

「……上も全部ですか?」

「Tシャツはいいですよー」

「……えー……と……」

「他になにか着てますか?」

「…………腹巻……」

「とりあえず、外して下さい」

よく考えてみれば、このぬくいのに腹巻しなきゃならないほどの冷え性を暴露しなくても、なにも言わずに上着に包んで脱衣籠に入れりゃ良かった。

怪我自体はたいしたことはなく、レントゲンでも異常なしで、湿布貰って帰って来た。



2004年04月28日(水) いろいろ盛り沢山の日

数日前、ランディがタイのインスタントラーメンを持って帰って来た。
香草の匂いが強くて、酸っぱ辛くて、味の素の味がする。

所用があって、ランディの先輩の奥様と逢う。
地元のハウスメーカーに建築士として勤務してらっしゃる人である。
夫婦喧嘩すると、「離婚して。お金も子供もあなたにあげるから」と迫る女傑で、旦那さまは彼女のことを「猛獣嫁」と呼ぶそうな。
逢うのは三度目だが、とても丁寧な口調の穏やかな人である。

彼女と別れた後、出かけた中華街で、何故か中国人に片言の日本語で道を尋ねられた。
そして、こんなに頻繁に通ってるのに答えられない自分。
小腹が空いたので、その辺で売ってる肉まんを買って食べながら歩こうとしたら、中が冷たかった。
店に戻って苦情を言うと、かっこいいお兄ちゃんが、「すみません」と代金を返してくれた。
取り替えて欲しかったのだが、相手が片言だったので、説明するのが面倒で、そのまま200円受け取った。
古着屋さんで、母の日のプレゼントをゲット。
躾糸のついた新品の紗の着物。
元から安いのを、更に値切ったのを見て、居合わせた観光客が唖然としていた。
実はわたしは、デパートで値切りに成功したことがある。
そして、またしても、こんなにお茶ばっかどうするんだって、自分。



2004年04月25日(日) まだ物語にしてはいけない。

歌舞伎の演目の多くは、かつて、実際に起きた事件が元になっているらしい。
耳目を集める事件があれば、すぐさまそれを「きわもの」と呼ばれる芝居にし、それは人口に膾炙したのだという。
現代に生きる我々は芸術に昇華されたそれを観る。


「コンクリート」という映画(公式サイトがあるがリンクしたくない)が、近々公開されるのだという。
『女子高生監禁殺人事件』を元にした映画であるらしい。
「事実を元にしたフィクション」なのだそうだ。
フィクションだから、抗議は受け付けません、と言うつもりなのだろうか。

ネットのあちこちで非難の声があがり、わたしがブックマークしているサイトの幾つかでも、烈火の如き、或いは絶対零度の罵倒が繰り広げられている。

わたしも言いたい。

この映画に出資した奴、企画・制作した奴、出演した奴、上映しようとしてる奴、観に行く奴、みんなまとめて恥を知れ。

あらゆる出来事は、記録となり、記憶となる。
どんな戦争であろうと、悲劇であろうと、凄惨な事件であろうと、時を経れば、削ぎ落とされ、装飾され、『物語』となる。
しかし、あの事件を「お話」にすべきではないと思う。
十五年も経ったとは思えないほど、あの事件の衝撃は鮮明である。



2004年04月24日(土) つい。

最近、ランディと、味覚が変わって来た、という話をすることが多くなった。
以前のランディは、鶏の唐揚やハンバーグやウィンナがあれば御機嫌だった。
無論、今でもそういういわゆる子供向けメニューは大好きだが、最近は、以前は嫌いだった野菜や魚を身体が要求するのだという。

で、以前好きだった炭酸飲料も、最近は余り飲まなくなり、アミノ酸系やスポーツドリンクを愛飲するようになっていた。(実はその手の飲み物もカロリーが相当高いのは承知している)

なのだが、今日は、つい、コーラ500mlを四本も買ってしまった。
理由は、ボトルキャップについているおまけゆえである。
精巧で小さいルパン三世レギュラー陣がついていたのである。
よそう、やめよう、と思ったのだが、五右衛門が積み上げたコーラの箱の前で座っているのを見て、つい籠に入れてしまった。
全種類買って帰りたいのを我慢して、次元とルパンを買って帰った。



2004年04月17日(土) 観劇気分

オフ。

カップル二組と食事の予定なので、ランディも一緒に行っていい?と事前に尋ねておいたのだが、ランディは都合がつかず、結局ひとりで、あてられに行く。
待ち合わせは劇場の前。
ミュージカルを観た帰りに、わたしが合流。
いつもの楽な格好で行こうと思ったが、大きな劇場が集まるあたりだし、観劇ともなれば、皆、おめかししてる可能性もあるし、ひとり浮き上がるのは切ないと思い、黒のスーツに茶のスカーフ、久々に踵のある靴で出かけた。
男性ふたりはお疲れ気味で無口だったが、女三人は喋る喋る。
舞台の感想を聞かせてもらい、自分も観に行った気分になった。



2004年04月11日(日) ネーミングセンス

ランディが、会社が主催する一日陶芸教室に参加した。
手びねりで、自分の好きなものを作れるというので、わたしは、

「紅茶や中国茶を入れるときに使う湯こぼしみたいなのが欲しい」

とリクエストした。

「湯こぼし???」

「カップやポットを温めたお湯を捨てる入れ物」

「どんな形してるんだ?それって??」

「べつに、どんな形でも。丼みたいなのでもいいし、深めのスープ皿みたいなのでもいいし」


で、それが仕上がって来た。
なんか、焼いたら縮んだそうで、湯こぼしには小さい。
茶菓子用にしよう。





ちなみに、銘は「マタギ」というそうだ。
由来は謎だが、武骨な雰囲気には合ってるような、合ってないような……



2004年04月06日(火) ものには限度が

ランディは歌が上手い。

妻の欲目でないことは、一度でも彼の歌を聴いたことがある人は判っていただけると思う。

だからと言って、ふたりで居酒屋行った後、夜が明けるまで四時間もカラオケボックスに居つづけ、早い人はそろそろ出勤時間というときに、更に別の24時間営業のカラオケボックスに行こう!というのは勘弁してほしい。

「声嗄れたんなら、おまえは拍手してろ」

いやじゃ。
と、いうことで、引きずって帰ったら、三十時間ほど起きやがらない。
時ならぬ四連休の二日を消費してしまった。
こら。
一泊旅行にでも行こうか、ってのはどうなったんだおい。


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