幸せ記録帳
涼香



 買い物

買い物は、私にとって気分転換の方法のひとつです。
別に買わなくてもいいの。新しい物を見てるだけで、満足しちゃいます。

散歩とはちょっと違う。
そこにはキラキラした新しいものがあって、誰かの手が触れるのを待っていて。
そんなことを考えると、楽しくなる。

アクセサリーとかも、並んで売っているのを見るのが好き。
買うのはもっと好き。けど、本当に好きなものしか買えない。
本もそう。
読みたいなぁと思っても、買うまではすごく時間がかかる。
そんなだから、買っておけばよかった〜! って後悔することも多いけど、それはそれで、縁がなかったと思うようにしてる。そうじゃないと、ズルズルと引きづって酷いときは落ち込んじゃうから(笑)

ひとりの買い物もいいけど、友達との買い物の方が、いまは好きかもしれないなぁ。
ついついテンションが高くなるからお財布の紐がゆるくなるんだよね。
幸せをありがとう★

2001年10月31日(水)



 SPEED

中学時代、憧れた彼女たちの姿は、今でも心に焼き付いて離れない。
ファン、と呼べるほど知ってるわけじゃないし(アルバムだけしか入ってない曲とかは全然わからないし・爆)コンサートにも行ったことがないけど、それでも、彼女たちに与えられた影響は少なからずあると思う。

4人をはじめて見たのは、まだ「SPEED」と名前が決まる前。
ヒッパレを見ていて、自分と似たような年の子が、なんか歌って踊って。
ああ、この子たちは、これからアイドルになっていくんだなぁとか、ちょっと考えていた気がする。
「SPEED」と名前が決まった放送も見て、そのときは、いいグループ名だなぁと思った記憶がある(そのくせ、芸能関係は今でも弱いと自他とともに認められるような奴なので、誰が誰かは区別がつかなかった^^;)

けど、CDが出て、それがトップテンに入るようになって、曲をいつでも聴くようになって。すごく輝いてるな、羨ましいなってずっと思ってた。
いつも笑顔で、楽しそうで、すごく、本当にものすごく憧れた。
SPEEDの曲を聴くと、いつもその曲を聴いていたときのことを思い出す。
カラオケで、歌ったこととか。放課後新曲を歌いながら帰った帰り道とか。

そんなSPEED解散のニュースを、私は学校から帰るラジオで聞いた。
最初は、なにかの冗談かなぁと思いながら家に帰ると、ワイドショーでも騒いでる。
最初に思ったことは、どうして? だった。いろいろな噂は流れてたけど、そのうち、なんていうか、彼女たちはまたいろいろな道を進んでいくんだな、それって、なんかいいなって思った。
けど、憧れや、ドキドキした思いをくれた彼女たちは本当に夢をくれた気がする。
幸せをありがとう★

2001年10月30日(火)



 散歩

自転車でも、自動車でもなく、人の歩く速さでの散歩は、とても気持ち良い。
そして、いままで、見えなかったものが目に入ってくる。
例えば、ありきたりだけど、道端の花とか、鳥たちとか。

晴れた日の散歩は、ニコニコしながら、いろんなところを巡る。
誰も行かないような小道に入ってみたり、(行き止まりで逆戻りすることしばしば)
歩道にある花を眺めてみたり、
いつもよりも遠回りをしてある場所までいってみたり(方向オンチのくせにこんなことばかりする←そして案の定道に迷う^^;)
立ち止まって空を見上げたり、風を感じたり。
雨の日の散歩は、お気に入りの傘を持って可愛い長靴を履いて、これまたいろんなところを巡る。
雨の叩くリズムにのって、誰もいないことを確認してから(笑)小さな声で歌を歌ってみたり、
水溜りのそばに来るとわずかにスピードを落としてくれる車に嬉しくなったり、
その水溜りでバチャバチャ遊ぶ子どもたちをみたり、
草木の上を流れる水をじっと見つめたり。

散歩は、いつもは忘れてしまいそうなことを私に思い出させてくれる。
幸せをありがとう★

2001年10月21日(日)



 山口美由紀さん

好きなマンガを教えて、と聞かれたら、答えられる本はいっぱいあるけど、優しいマンがを教えて、と聞かれたら、私は一番に山口美由紀さんの本をあげると思う。

そもそも、私が山口先生の話を読んだのは、小学校4年生のとき。
そのとき風邪をこじらせては良くお世話になっていた病院に『タッジー・マッジー』という話を連載していた『花とゆめ』があって、パラパラ…と熱があるにもかかわらず読んでいたのがはじまり。
おとぎの国、カントリーいっぱいの家、夢のようなふんわりとしたファンタジー。
それから、病院に行くのが楽しみになった(笑)

それから約2年後の小6のとき。
私は子どもバザーの古本屋(一人5冊までで、一冊10円という安さ!)で、その『タッジー・マッジー』の前の話『フィーメンニンは謳う』という本を全巻見つけて、これは買うしかない! と他の本には目もくれずおばさんに50円玉を渡した覚えもある。

イライラしたとき、ちょっと淋しいときに紅茶やクッキーを用意して読みたい、そんな話を描いている素敵な人です。
幸せをありがとう★

2001年10月20日(土)



 コンサート

発表会でも、ライブでも、なんでもいいんだけどひとつのまとまった空間にいられるのはすごく好き。

幼い頃から、エレクトーンやピアノの発表会が年に1回あったので、大きな舞台で演奏するのも好きだったし、合唱関係のコンサートチケットをもらって聴きに行くのも好きだった。
こういうコンサートは、どちらかっていうと、舞台の人たちに、自分が引き込まれていく気分になる。
その人の演奏している世界をのぞかせてもらってるというか、共有させてもたえてるような感じ。
自分がゆっくりしたときとか、落ち着きたいときは、こういうコンサートがすごく心地よい。

でも、やっぱりコンサートといえば、ライブでガンガン騒ぐのも良い。
ライブでガンガン! とか言いながら、私が言ったことのあるコンサートは、知念里奈さんのコンサートしかないのだけど(しかも、行こう! と誘われて、ファンというわけでもなかったのに^^;)はじめてあの空間にたったとき、数十メートル前に、本物の本人がいることが、なんだか自分の気持ちをすごくハイにさせて、帰るときには足が棒になるくらい騒いでた。
後は、マリ姉のコンサートも大好きだった(1回しかいったことがないけど)
ガンガン騒ぐのは同じなんだけど、静かな曲になると、自然に座らせてくれたり、おしゃべりも楽しかったし、なにより、本人を中心にして、聴きに来ているみんながひとつになっていく感じがした。
終わって帰るときに、全然知らないファンの子たちと、「お疲れさま〜♪」とか言い合ったり、人見知りの激しい(?)私が、はしゃいで騒いだコンサートだった。
他には……普通のライブも、ストレス発散で騒げていいと思う。耳がいたくなったり、足を踏まれたり薄暗い空間で怖いイメージ(私の中で)もあるけどでもあの中にも、なにかを一つにさせる力があるような気がする。
幸せをありがとう★

2001年10月19日(金)



 西脇唯さん

西脇唯さんの曲は、有名なのかな??
昔『クニさん家の魔女』(←何年前のドラマ?^^;知ってる人少なそう)の主題歌とか、後はアニメの『H2』とか『金田一少年の事件簿』のOPとか歌ってた人らしいのですが(他にも、もっと有名なのがあるのかな?)
何故、らしいという言葉がつくのかというと、私自身、西脇さんの曲は一枚しか聞いたことがないんです。

そのアルバムを手に取ったのは、ほんの偶然。
よくやるタイトルに惹かれてのことでした。
その名も
『いちばんやさしい風はあなたがもっている』
なんっていいタイトルなんだ! と思ってカウンターで借りて(ええ、図書館のレンタルで、無料だったんです。だから、ポンポン借りちゃうのです)早速家で聞くと。

(この曲、すごく好きかも)

背中をポンと押してもらえる歌詞とか。
切ない片思いの曲とか。
両思いで幸せいっぱいのやさしいメロディーとか。
懐かしさを感じたときの歌とか。
数年前にカセットに録音してから、今でも時々聴く本当に好きな歌です。
幸せをありがとう★

2001年10月18日(木)



 おしゃべり

友達とのおしゃべりほど、私に笑いを与えてくれるものはないなぁと思う。
何か笑い話を思い出すときに、必ずそばにいるのは、友人たちだったりするし。
ストレスが溜まってて、もう嫌。学校なんか行きたくない。帰りたい。
とか思ってても、結局足が向かっちゃったり、最後まで居たりするのは、私が話してたいのと話を聞きたいのがあるからだと思う。

人だから、会話の中で「あ、この発言は絶対傷つけた」とか「……痛いところをつくてくるなぁ」とか思うことはあるけど。
それを考えてもプラスマイナス=プラスで終われるおしゃべりは、私にとって大好きな時間のひとつ。

中学校のときの文集に書いたことがあるのだけれど、
「学校が終わって、掃除も終わって、部活もないのに、家に帰らないで教室に残ってしまうのは、私がこのおしゃべりタイムが好きだから」
みたいなことを書いていて、読み返したときに、なかなか家に帰りたくなかった中学を思い出しました。

そういえば、高校の頃のおしゃべりタイムは放課後じゃなくて、お昼休みだったなぁ。お弁当広げながらワイワイ騒ぐのがとっても好きでした。
話はあまり上手い方じゃないけど、どちらかといえば、苦手だったりもするのだけど。
でも本当に、人と話ができるのはすごく楽しいです。
幸せをありがとう★

2001年10月15日(月)



 合唱

合唱を始めるまで、私は合奏のほうが好きな人間だった。
もちろん、歌うのは格別に好きだったんだけど、みんなでやるなら合唱より合奏だよなぁ…って思ってて、音楽祭とか音楽朝会とかで歌うときも、みんなで歌うのを楽しみましょうv というよりはただ単に自分が歌えることが楽しい感覚のほうが強くて。

そんな私が合唱をはじめて聞いたのは(それまで合唱を聞いたことがなかったわけじゃないんだけど、合唱としてはじめて聞いたのは)中学校の部活紹介のとき、先輩たちが歌たっていた『マイバラード』という曲だと思う。
部活紹介をやっていたとき、緊張してたのか、私はあまり気分がよくなくて、体育館から抜け出したりしてて、部活紹介とかあんまりみてなかったんだけど、先輩たちのあの歌声だけは、耳にすごく残っていた。

それから、私が合唱部に入るまでは、いろいろとあったんだけど(あの頃は、いろいろなことがたくさんあったので)入部してからは、合唱はもう生活の一部になっていて。
高校に入ったときも絶対合唱以外のことをするぞ! とか決めてたのに、結局3年間合唱やってたし。

合唱はスポーツと違って個人競技、チームプレーとか一切なくて、自分と周りがうまくいかないと成功しない難しいもの。
そんな合唱のイメージっていうのは、私のなかで、魔法をかける行為の一種として捕らえられている。
『合わせて(呪文を)唱える』=合唱。
それは心が通い合う…までとはいかなくても、同じ空間を分け合える人たちとじゃないとうまくいかない小さな魔法。
幸せをありがとう★

2001年10月08日(月)



 お金

「お金が好きですv 幸せをありがとうv」
……なんて書くと、イメージ的にお金さえあればなんでも解決できる悪役イメージを持たれるかもしれないけど。
私が言ってるお金が好き。っていうのはお金が一番大切とはいわないけど、お金があることで、幸せを感じることはあるよな。ってこと。

例えば(というか半分実話)買いたい本があって、それを買うために、コツコツ貯金をしてたとしましょう。
数ヶ月経って、本を買えるだけのお金が貯金箱にたまりました。
となったときに、貯金箱からとりだしたお金を見ただけで幸せになってしまう。
そういうこと。

これはもしかしたらお金が好きっていうよりも、何かが買えるということが好きってことなのかもしれないけど、でも巡り巡ってやっぱりお金がなきゃ始まらないことでもあるし(書いててわけがわからなくなってきた^^;)

要するに、お金がわんさかあっても、全然幸せじゃないけど、
何か幸せなことをするためのお金がわんさかあったら幸せ。
「結局お金がたくさんあればいいんでしょ?」
そういわれれば、それまでだけど、お金があることだけが幸せとは思ってないし(だって、お金がなくても幸せだって思うことはたくさんあるもの)けど、やっぱりお金でしか味わえない幸せも私のなかにはあるわけで(バイト代をはじめてもらうとか)
すっごく微妙な気もするけど、とりあえず!
幸せをありがとう★

2001年10月07日(日)
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