毎日高齢者に囲まれて やれ美人だ綺麗だかわいいだ色が白いだ頭がいいだ物知りだ などと地上から足が浮きそうな美辞麗句をもらっている
異性からの褒め言葉よりもそれは威力がある 何かをしてもらいたいとか何かしたいという下心のない褒め言葉だから
けど、あまりこれに囲まれていては ずっと一人だろうな、とふと思う初夏のころ
会議の後久しぶりに実家へ行った ガラクタにまみれた住まいからお宝探しをするつもりで しかし、、、、、 あれだけ物に固執していた母は断捨離しまくっていてかつてないほど物がなかった 父の専門工具もなかった そして、、、 おいといてと言っていた一枚の絵画も処分されていた
それは東京で働いていた時に誕生日に頂いたもの 婦人画報に掲載されていたもの セルシオが買えるくらいのお値段のもの 絵柄がとても気に入っていて、いつかはそれに見合うような人間になろうと思っていた だから、大事に倉庫に置いていたんだけど、、 わざわざ業者にお金を支払って片づけたそうだった
・・・・・ それがなくなったとて日常生活には別段支障はない けれどそれは 小さな悪夢
あなたのためという魔法の言葉
悪意がなければ結果が悪くなってしまっても何も責任がないという事なのか 人の気持ちを考えず 己は安全な場所に居て相手に主張する親切は未来を変えようと願う事ではない 相手を変えようとする行為ようは暴力でとも呼べる支配欲のようなもの 人をコントロールして優越感にひたろうとするもの 自己中心に物事を考え、自分の欲望を満たそうとしただけ
親切という名の悪意と支配欲
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