かえるの日記&雑談

2004年02月29日(日) NORTH〜ちいさな旅人

さてようやく自宅に戻る。カレンダー破っとかなきゃと思ったら今年はうるう年だった。
荷物を片付けたあと、天気も悪いしとTVを観ていたら、CSの一六タルトチャンネルでアカデミー賞直前スペシャルをやっていた。そーいえば明日発表だったなーと思いつつ更にボンヤリ観ていると、その次はイライジャ・ウッド主演の1994年映画だった。
へー10年前のイライジャってどんなんかな〜と思えば、あの眼だけ残してほんとに子供っぽい体形でえらいかわいい。でも眼だけは10年前から変わらない、ということはこれから10年経ってもあんなんかなきっと。(マッカラムさんがあの調子なんだから、50年経っても同じかもv)
全体にコミカルなお子様映画だったが、いろんな通りすがりさんの役で出てくるブルース・ウィリスが面白く、特に最初のピンクのウサギの着ぐるみがえらいキュートで顔とチグハグでたまらん。
それに『理想の両親を探すため』に世界中の里親候補の家庭を回るなんて、考えて見れば相当に精神的プレッシャーのきつい仕事であって、フロドの中の人はやっぱりこういう気苦労が板についている人なんだろうかしらとちょっと混乱したことを考えた。

キャストは見事なまでに一切ノミネートされてないけど、アカデミー作品賞取れるといいな。



2004年02月28日(土) おのれ卑怯な

水曜日に映画館でパンフを買ったら、次回上映のチラシと「クィール」のシールが一緒に入っていた。シールは二枚あったので母に一枚あげた。
ほとんど子犬の頃のクーちゃんばかりで*異様に*可愛い。そういえば困ったことに、Rotk観にいって、一番ダイレクトに涙腺を刺激されたのが「クィール」の予告編だったのだっけ。
だって瀕死の小林薫が、病室でクィールに弱々しく手を上げて別れを告げるシーンなんてあるんだもの。死にそうなオヤジと犬を持ってくるなんて卑怯すぎる〜〜。

フロドとサムのグッとくるシーンは原作でさんざんグッと来たあとなので、そういう意味では割合冷静だったかもしらん。(それにセリフの順番がなー。折角のフロドの台詞「この最後の時にお前と一緒で良かった」の前にサムが「ロージーとケッコンしたかったー」って言うのはどうかと思うぞ…)

ほとんどネタバレのような予告でボロボロ泣いてしまったし、もしかして原作タイトルに「一生」とあるからにはわんこが死ぬところまで話が続いていると嫌なので、「クィール」はきっと観にいかないと思う。



2004年02月27日(金) 私の人形はよい人形

そろそろ自宅へ帰るつもりだったが、今夜は父が近所の店でフグを奢ってくれるというので、女中奉公もう一日。
人手のあるうちにということで、母と二人で納屋からお雛様を出して飾り付けをした。うちのお雛様は明治時代から3代分ぐらいの寄せ集めなので、それぞれ顔立ちや衣装がビミョーに違う。
母は官女さんの顔の覆いを取りながら「ほんとに京都の公家さんっぽい、<
B>底意地の悪そうな顔よねえ〜〜」と面と向かってしみじみ言っていた。
お人形が怒って夜中に枕元に立たれると私まで怖いので「いやあでもこの面長で、きりりっとしたとこがお雛様っぽくて美人だよ!今売ってるのなんて丸っちい童顔でいまひとつ深みがないっていうか!!」とフォローを入れておく。お世辞じゃなくてほんとにそう思ってるんだけど。

私の…といいながら実は大方祖母の姉か伯母さんの代に揃えたもので、私の時に買ったのは別誂えのいちま人形だけらしい。





2004年02月26日(木) 今日は母の誕生日

昨日せっかくRotk観に行ったのに映画館でスタンプ押し忘れ、帰りに明治屋で買い物したら買い物ぶくろをカウンターに置き忘れた。本来父に高島屋の買い物券貰ったので、四条で買い物して帰る予定がそれも忘れた。
どうも呆然としていて色々と忘れてたらしい。そして明治屋は、電話で尋ねたらなんと自宅まで届けてくれた。

今日は母の誕生日なので(2.26なので憶えやすい)英語きょうしつで一度自宅に戻ったついでにこちらでケーキと上等のトリ肉を買って帰る。
買ったのはロールケーキだが、バースデー用だとチョコのプレートにメッセージを入れてくれる。せっかくだから「Happy birthday to KI●KOと入れて下さい」と言ったら、なんでか名前だけひらがなにされてしまった。
だったらちゃん付けにした方がかわいかったなーと思いつつ夕食後に出すと「名前入りのケーキなんて初めてだ」と結構喜んでくれた。もしかしてうちではあまりポピュラーな習慣ではなかったかな??(私自身もあまり記憶にない…)



2004年02月25日(水) ようやく『王の帰還』

さんざん自分予定を延期してようやく見にいけた〜〜。

開始時間の一時間前に行ったのに、それから20分ほど並んで取れたのは前から3列目やや中央。映画はわりと前の方で観るのが好きなのだが、3時間上を向きっぱなしは流石にきつかった。その上全体に乱戦シーンが多いので、目の前いっぱいに石がゴロンゴロンしてたり兵がドカドカ走ってたりで相当眼が疲れた。そういう意味ではフロサムシーンになるとホッとしたりして……。

TTTまで観た時点で、このあと大量に残った話をどうまとめるつもりなのだろうかと思っていたが、どうにかこうにか大急ぎに感じさせない程度にまとまっていたのにまず感心する。個人的にはサルマン様が全カットされてたのが残念だし、更に個人的にはレゴギムさん達のその後がなかったのも大変残念だが、まあそれはDVDに期待をつないでおくことに。
それよりTTTのSEEでも嫌な予感がしてたのだが、デネソールが全くイイトコなしで「ぷちっ」という感じで死んじゃったのがなあ。(といいつつデネソールを後からいきなりボカスカ殴り倒すガンダルフのシーンは全編通して屈指のお気に入りシーン♪)

LG的には最初から多くを望んでいなかったので、その割にはずいぶんと気を使ってくれたかなあという感じ。(超ありがちですが特に「友達の横なら?」とかですねやっぱり。そして英語ではfriendと単数形であることを激しく希望…)

実際観にいくまでは、ああもー早くみたいけどそうしたら話が終わってしまうのが寂しいし〜とさんざん困っていたのだが、このあと何回か観に行くだろうし、またSEEで大幅に追加してくれそうなので、良くも悪くもRotkはまだ終わってないんだな〜と思い直しつつ、映画のパンフとかろうじて売れ残っていたハンギングファイルを買って帰る。



2004年02月24日(火) べたー・がじぇっと本番

父が朝から病院に検査に行くので、戻って来たら店番交替してもらって昼からRotk見に行く、予定だったのが父の帰りが午後にずれ込み、今から行っても小さい方のスクリーンでしか見られないようなので今日もお流れ。
だってせっかく初回観るなら大スクリーンで見たいし、と自分に言い訳をしながら、何を勿体ぶってるのかなーと不思議にも思った。そんなに完結するのが嫌なのか私。(そうかも)

で、今日は昨夜からちみちみやってる本番の翻訳。この回はほんとーにやってるだけの回なので、途中で素に戻ったりしないようイケイケどんどんで進めてみた。
BBSでも書いたけど初めてがトイレの鏡の前というのも大概だが、攻が初めて受にinsertして大感激、まではよくある話だがそのあと「早くボクもカレに同じ事をして貰うぞ〜!」と内心で誓いを立てる攻なんて、日本人初めて読みました。
これぞ海外slashの醍醐味。

帰った父に「それはすまなんだなー。で、何の映画に行くつもりやったんや」と聞かれたので「ろーどおぶざりんぐ」と答えた。よく分からなかったようなので更に「指輪物語の…」と付け加えると「あーそうか。じゃあ指輪のリングで、ボクシングのリングとは違うんやな」と言われる。
それは全くその通りなんだが、もしかしてうちの父はLotrを「ロッキー」みたいなチャンピオンロード(道)を走る若者の映画とかそういう類のものを想像したのかと思うと怖くなってきて、これ以上確認するのはやめておくことにしる。



2004年02月23日(月) 五大力祭

今日は伯母さんと上醍醐寺に登り、帰りに餅上げ競べを少しだけ見物して帰る。
上醍醐は実家から車で少し行けば着いてしまうお寺なのだが、上まで登ったのは多分初めてのような気がする。
ハイキングコースとしても適当な距離だし、上の堂宇はどれも立派で思った以上にいい寺だった。不動堂の中にある五大明王像がなかなかカッコ良く、後の壁画と合わせるとジオラマっぽくて面白い。

午後から別に用があったので朝9時から山登りしたのだが、この時間に来ているのはほとんどがシニアの山歩き同好会とか、8割方60代前後の女の人ばかりで、それがスピードこそないが確かな足取りで山道を登っていく。
こーいうの見てると20代ソコソコの世の若造が、のんびり生きようとか癒しだのゆとりだのと寝言をゆってはイカンと思う。ここで暴言を吐くが、私は相田み○をとかあのたぐいの、甘ちゃんがさらに癒されたがって有難がってるようなフレーズを書き連ねた作品がでー嫌いだ。

ちょっとだけ見た餅上げ比べは女子の部で、テコの原理で支えるとは言え重ねたお餅の台は90kgあるという。そーすると同人誌が一杯詰まったミカン箱三つ分ぐらい。そりゃあちょっと私には無理、と10秒で計算して諦める。
後で夕方のニュースを見ると今年は7分台の新記録を出した方がそのまま優勝したそうだ。(年によっては1秒で優勝という表示もあった)
やっぱりこの日に向けてたゆまぬ鍛錬をしてるのか、もともと地力のある方なのか。力持ちの女性ってちょっと憧れてしまうなあ。



2004年02月22日(日) 先を越される。

今日は出かけるぞーと思っていたのに、とーさんがうっかり予約を入れていたとかで朝早くからゴルフに行かれてしまった。
にしても海外から帰ってすぐゴルフなんてよくそんな元気があるもんだ。私ならいつも旅行帰りは2,3日なるべく何もせずにぐーたらしてるのに。一体何をそんなに生き急いでいるんだろうか…と留守番に残されてぶーたれているうち、ふとそういうことを考えた。

仕方ないので今日は昼から友達に借りた「シカゴ」のDVDを見ていた。別に特典とかは要らないが、やはり何度見ても面白いのでそのうち自分でもソフト買うかも。
リチャード・ギアのご愛嬌タップダンスに合わせてTVの前で踊っていたら、結局16ホールあたりで脚の筋を違えて途中で戻ってきた父に目撃されてしまう。
だってヒマだったんだよほっといてーー。



2004年02月21日(土) カエルのカバン

今日は早起きして北山のパイプオルガンコンサートに…行くつもりが思い切り寝坊してしまったので、夕方からてろてろ烏丸の大丸に行った。
主目的はYSLで無料スキンケアとメイクをしてもらって試供品貰って帰ることだったのだが、少し時間があるのでそのへんをうろついてたらなかなかにおされなカエル模様のバッグのシリーズを見つけ、そうそうこれって冬コミの帰りに隣のカエラーなお嬢さんが持っていて(このカバンに更にカエルのマスコット三つほどつけてた)このあいだお友達にも「こんなんあったよー」と情報を貰った例のアレだ!と思い、突発的に購入してしまう。
お値段的にカエルがついてなければもう少し冷静に、手持ちのバッグとの兼ね合いとか色々考えたと思うんだが、もうこれは趣味の領域なので仕方がない。

そのあと丁寧にケアとメイクしてもらい、しかしこのまま帰っては誰にも自慢できなくて侘しいので、駅を降りておばーちゃんと伯母さんのお宅に寄って帰る。夜11時過ぎにはおとーさんがマニラから戻って来たのだが、そのころには顔洗って洗い流してしまった。
今日してもらったような丁寧なスキンケアは、もしフルセット揃えたとしても多分無理。きっと無理。



2004年02月20日(金) キリングフィールド

CSでまた放映があったので、とーさんのサッカー予約の隙を見て今日ようやく録画成功。もうVDでは落としてあるんだけどDVDでも欲しかったのv。
そう私はもう相当に、この20年前の戦争映画が好きなのであった。

政治的なことやら人種的なことやらであれこれクレームがついているようだが、私は純粋に(ちっとばかり行き過ぎた?)男同士の友情映画としてこの話が大好き。ディット・プランがカンボジアに居残ったのは白いマスターにご奉仕するためではなく、自分自身の記者としてのプライド、ここで仕事を投げ出してはいかんという義務感と義侠心、そしてシドニー個人への深い愛情にあるのだとワタシは思っている。

それにもうプランが健気でかわいくて!…ってこれじゃKRのキットと一緒だけども、とにかくサム・ニョールの演技と言うかストイックな演技がたまらない。ラストシーンの邂逅シーンは、チョト乙女チック過ぎるかなあと思いつつもやっぱり毎回じーんと来ている。
確かに車から降り立った白人男性(ヒゲ)にたたたと駆けよってぴょんと首に飛びついて抱擁しあって、その場でしばらくうっとりチークを踊っていた小柄なカンボジア人のおっちゃんに対し、タイの難民キャンプの方々がどー思ったか聞いてみたい気はするけど。



2004年02月19日(木) るんたった♪

今日もRotk見に行けなかった上、英会話きょうしつもお休みしてしまった。おとーさん早く帰ってきてーー。

仕方がないのでまたムーミンでも見て心を癒そうとしたら、いつのまにかオープニングの曲がトワ・エ・モアの女の人(確か)のちょっとセンチメンタルでドリーミングなものから(笑)メイン声優陣『ピンポロ隊?」が歌うピンポンパン体操みたいな歌に変わっていた。ラストのフレーズなんか「あなたもわたしも♪るんたった〜♪るんるんたった♪るんるんたった♪るんたった♪」だったりする。
なんだこれはー!!と昼から激しく頭が痛くなったが、まあもともと児童番組なので仕方がない。タンゴを踊るパパとママはかっこいいし。

なおかつ大変悔しかったのが「なんだこりゃー」と思った新OPの♪おひーさまからこんにちーわっ♪という曲が結局一日中頭の中でリフレインされていたこと。



2004年02月18日(水) いんぽっしぶるどりーむ

また同人誌絡みのおかしな夢をみて、自分だけ面白かったのでここに記録。

今回は今から新刊の入稿に行く!と原稿を揃えているところから始まった。どうやら自分の原稿は小説の打ち出しのみのようだったが他にも漫画のゲストが数名いて、原稿はちゃんと揃ったんだけど切り張りがあれこれまだまだ残っている模様。その上インサツヤさんには入稿と同時に現金で一括前払いせねばならず、残りの作業やら銀行にお金を下ろしに行ったりする手間を考えれば仕事帰りに行ってては間に合わなくて困ったな、と私は大層悩んでいた。

なんですかこの妙にリアルな夢は(面白くねー!)?

でも夢ならではのフィクションとしては、表紙の次に折りこみカラーの口絵原稿が、それも二枚も入ることになっていたこと。もちろん絵を描いたのは私では無い。
今まで恥ずかしながらフルカラーだっていっぺんしか出した事がないのに、一体私はどういう流行りジャンルのアンソロ?本を出すつもりだったのだろう。



2004年02月17日(火) Needs

Rotkなかなか見に行けないので、憂さバラシにMFU-Slashの話〜〜

数年前のZineに収録されてたものを、Clareさんのサイトで作者Janeさんの許可取って再録していた作品。店番しながらずーっと読んでた。
スラッシュに捕まって全裸で(わー)縛られて監禁されて、このままでは拷問のあげくにご無体されて殺されてしまう!寸前のナポレオンが(ナポレオンなのでした)すんでのところでエイプリルに(エイプリルなのよ)救出され、結果的には軽傷で済んだのに、そのトラウマに悩んで女の子とデートも出来なくなっちゃって…という話で、てっきりナポさんが御無体な目にあったものだと勘違いしたエイプリルちゃんが「自信がなくなったのなら私で試してみて」と友情から(友情です)申し出るというくだりがある。
しかしこれはslashなので当然ナポさんは「いや僕はヤラれてないんだよ」と説明して彼女の誤解を解き、最終的に彼の悪夢を救ってくれるのはイリヤちゃんなのだが、その彼が話の半分過ぎるまでこれっぽっちも出てこないのが不満というか淋しいというか。そらまあ色んな登場人物が動くのもいいけど、そしてこれじゃあありがちではあるけど、「(僕の)ナポレオンが男にヤラれちゃったーー!!」と一人で煮詰まって悩むのはやっぱりイリヤの方がファンとしては(?)嬉しかったな。

ゆわばKINKYな話ではあるけども、ナポレオンのニーズがあくまでもフィジカルな、bondageやrapeへの密かな渇望とそれへの畏怖だったのに、イリヤちゃんはあくまで愛情で彼を助けてあげようとした、という展開は801的でたいへんよろしい。
それにしてもナポさんが本当にご無体される話って、国内どころか海外フィクにも全く無いのだろうか??<何度となく言ってる気がする。
いや別に私だってすんごい読みたいわけじゃないけど(基本的にレ○プネタは苦手)対するイリヤが余りにアレだから不公平じゃんみたいな。



2004年02月16日(月) 風呂の修理は月末までお預け

昨日は早起きしたうえに長距離を歩いて、1時間かけて風呂で揉み解したのでさぞよく眠れるだろうと思ったら妙に全身が活性化されてて火照ったようになって、かえって寝つきが悪かった。
普段ほとんど運動なんぞしないから体がびっくりしたのか、それとも運動する人間でもちゃんとクールダウンしないとそーいうことになるのか分らないが、とにかく朝起きるのが辛かった。そしてやっぱり脚はしっかり筋肉痛。

今日から実家お手伝い週間なので、昨日ひーこら歩いた道筋を今日は車でぶっぶーとすっ飛ばして通った。なんだか虚しい……



2004年02月15日(日) 鳥羽伏見ウォーキング

昨日から友人二人が新撰組&幕末史跡巡りに来ているので、今日は一日お付き合い。まず円山公園で竜馬と中垣慎太郎の銅像見た後、護国寺博物館の新撰組特別展示見て、観光客なのでハッピ借りて写真撮って(^-^;;)戊辰戦争戦没者の墓碑にお参りする。
ここは千円払うと五十センチ角の人造大理石に寄せ書きやら祈願文やら書かせて貰えるのだが、道沿いに何に使うでもない石版がごたごた置いてあって、中には同人漫画絵の竜馬サマv??のイラストなんかもあって(しかもPNのサイン入りだ)ちょっとイタタタタな感じ。

円山公園まで戻って湯豆腐会席食べて、今度は寺田屋と伏見奉行所跡を見て(思いっきり実家の近所なんですが…)城南宮周辺から鴨川〜桂川河畔をえんえんえんえん淀までウォーキング。
途中から足腰の鍛錬のためーとか、これで温泉太りのぶんが解消になるかもーとか、ローハン縦断のことを思えばこれぐらいーとか次々自分を励ます言い訳を考えつつノンストップで三時間は歩いたろうか。途中でいくつか鳥羽伏見・戊辰戦争の慰霊碑が立っており、ゴールの淀競馬場の外れ(線路挟んだ向こう)には、埋骨塔があって菊の花が備えてあった。
京都というのは「この前の戦争で焼けてしもたんどす」というと応仁の乱のことになってしまうぐらい戦争の影のないとこだと思ってたのだが、ウチの実家の周辺は、つい150年前には川沿いに死体がごろごろしていて、それも同国人(という意識があったかは別として)が殺しあったあとなんだよなーと今更ながらに気がつく。

それにしても脚が、ここ数年ないぐらいに(ずいぶん前ならコミケにヒール靴履いていって全館歩き回った時ぐらい)張ってる〜〜とヨタヨタおうちに帰ったら、まるで図った様に風呂が壊れていた。
平時なら一日我慢するかシャワーで済ませるところだが、明日歩けなくなると困るのでチャリで近くの銭湯まで行く。ああホンマに疲れた。



2004年02月14日(土) 今日は城崎〜出石

チェックインの時フロントで「朝食は7時からですが早めにお立ちの団体さんがいるので、後から来られた方がゆっくりお食事できると思います」と言われたもので、朝は8時に起きて朝ブロに浸かって、9時から朝食時間が終わる9時半までのんびりコーヒーのお代わりなどしながら粘っていた。

特に見物に寄る場所もないけど久しぶりにソバ食べて帰りましょうかと出石市に寄る。ここもしばらく来ないうちにえらい観光都市化していた。
目下大河で出演中の、桂小五郎が滞在してたと言う商家跡の石碑が通り掛かりにあって、『市内数カ所に居を移しつつ9ヶ月潜伏していた』と謂れが書いてあった。
もしかして長い事居候されるとめーわくなので町内の皆さんが、回り地蔵のようにあっちへ預けこっちへ預けしてたのかなあと空想。
でもそれだけなので流石に(まだ?)新撰組ポスターとか関連グッズは見かけませんでした。

さておうちに帰って、今から映画見に行けない時間ではないのだが、風呂につかってふにゃふにゃになってるのでそのままコタツでうたた寝してたらば、目を覚ますともう夜中だった。



2004年02月13日(金) 今日は城崎

母が行きしな車で拾ってくれるというので、物凄く珍しいことに約束の時間30分前に朝食も荷造りも身支度も部屋の片付けも済ませて待ってたら…30分以上遅れて来た。(ありがち)
ここしばらく暖かい日が続いたせいか道路脇の雪はほとんど溶けて、日陰の林の間や枯れ田の上に残っている程度。しかし日本海側まで来るとさすがに風が冷たい。予約してた宿は中心街から離れたところにあり、結構な大浴場や露天風呂もついてるのだが、送迎バスがあるというので折角だから内湯巡りにゴー。
しかし夕食の時間もあるので、ぎりぎり三軒でタイムアウトとなり、三軒目から歩いて帰ろうとしたら男物の下駄がえらい歩きにくかった。やっぱり「サムライジャック」でジャック君がゲタ履いて長距離走したり飛んだり跳ねたりするのって無理だよ、と兎に角鼻緒が食い込んで痛いものでくだらない事を考えて気を紛らわせる。

もうしばらくカニは結構です〜といいたくなるような晩ゴハンのあと、ホテルのお風呂に行ったら(考えてみれば当たり前だが)こっちのがよっぽど広いし設備も充実していた。
結構ギリギリに申し込んだので予定よりちっと高い目の宿を取ってしまったのだが、結果的にはそれで良かったかもと思ったり。



2004年02月12日(木) 明日は城崎

「王の帰還」公開までとうとうあと2日〜でも明日から1泊2日で母と温泉に行くし、日曜は友達の京都新撰組ツアーに同行するのだ。とゆうことは月曜以降までお預けか。いや帰宅時間によれば、土曜に戻ってから近所のシネコンへ見に行けんこともない。でもそうまで必死こいて初日に…そりゃあすんごい見たいんだけど、見たらもうそれで完結しちゃうんだしちょっとしょんぼり、、、と頭の中が大変忙しい。

今日は英会話きょうしつの後でもう一人のくらすめいととゴハンを食べて帰った。去年の秋から一緒になって初めて色々話したのだが、この英会話教室の他に先生として子供に英語を教えて、また日本語教師としての学校にも行ってて、今は実践練習を兼ねてボランティアで市民教室で日本語を教えているそうだ。
うーむなんて勉強熱心で活動的。こういう自分のキャリアアップに勤めつつ人の為に働く!ことをしていれば、私も実家の食堂でslashの翻訳を打ち込んでても、かーさんに不審な目で見られずに済むかしら。
ああダメだ。ものすごく志が低い……。



2004年02月11日(水) びとんびとん。

布団で酒飲みながら本読んでて、寝て起きたら昼だった。あららー。

そしてついに朝のこども劇場がキッズステーションに追いついてしまったので、しつこくムーミンネタを続けると、アレに出てくる『スティンキー:stinky』もまんま意味は『くさいの』になるわけ(指輪の原書は読んでないので名称そのまんまかどうかは不明ですが)で、フロドがサムに「相手が傷つく呼び方だ」といさめていた『臭い奴』をムーミンでは誰も彼もがニコヤカ〜に使ってるわけだ。
嫌われ者で家なしで黒くて臭くて汚くて盗癖があって…と特徴を挙げていくとおそらくヨーロッパ圏におけるアノ人たちが(作者の頭の中での)モデルなのではないかしらと推量できなくもないが、それは言うだけヤボなので黙って?おく。
とにかくキャラの黒い度はホビット庄<ムーミン谷住人で決まり!ってそれは最初から分かってた気がするけども。

そのへん多少考慮してあるのか、90年代ムーミンに出てくるスティンキーはわりあい軽妙で憎めないキャラになっている。きっと70年代のいかにも『くさいの』な彼を出してしまうと、幼児の間でバイキ○マンどころじゃないイジメネタに使われるからだろう。



2004年02月10日(火) 夏コミ申し込み。

結局締切当日ギリギリに書類記入して振込みして投函。はーやれやれ間に合った〜〜。

当選ジンクスというほどではないものの、いつもコミケ申し込み専用封筒にはパワーのありそうな記念切手を貼って出してるのだが、今回慌てていて郵便局に持っていく前に切手を貼るのを忘れていた。
当日消印に間に合うとはいえわざわざ持って帰るのもマヌケだし、しょーがない窓口で証紙を、と思ったら1/23発売のスーパージェッター(と他にいろいろ)の記念切手をまだ売っていた。
えらいでっかいジェッターのアップのイラストで、正直普通に使うのはチト恥ずかしい気がしないでもないが、コミケの申し込みに使うには丁度いいや!と1シート購入。
そして局前のポストに投函。がんばれ私のスーパージェッター!<テーマソングのサビのところ(しか知らない)を歌いつつ…。



2004年02月09日(月) フィッシャー・キング

録画しとくつもりがまーたまたうっかりディスク間違えて途中で切れてしまった。それにしてもロビン・ウィリアムスはこういう役をやらせたら、素でやってるみたいに上手いなあ。
そしていかにもずんぐりむっくりに見えるのに結構下腹の引き締まったイイ身体をしていることが判明。夜中の公園で自然にブラブラさせてるだけなんだから、アメリカのビデオ買ったら無修正でロビン・ウィリアムスの○●○が拝めるかしら?

いや別にわざわざ男の○●○なんて拝みたいと思ったことはないんだけど、折角のロビンウィリアムスだから〜〜。

封切り時に映画館で見にいって以来だが、もう一度観てみるとどのシーンも印象深く、やっぱり録画しときゃよかったなーと今後悔中。まあそのうちCSでもまたやるでしょう<と思うのであえてレンタルには行かない吝嗇な自分。



2004年02月08日(日) ハマリモノ鑑賞会後編

上映会場になったHみさんちは、おっきいにゃんこが3匹いて、DVD観ながらお菓子食べたりお茶飲んだりするほかに猫触り放題というオプションがついてくるのがお得(?)な感じであった。

2日目はサムライジャックとバットマン・ビヨンドを中心に観て、あいまにアイシールド21の単行本など読ませてもらった。
ちなみにビヨンドはなるべくじじい/テリー度の高い話をピックアップし、時間があったのでそうでもない話も見せたが、「ブルース出て来ないと物足りないね〜」と言われた。しめしめ(♪)
まーどこまで好きになってくれたかは謎ですが(Xレボは相当イイとこまで行ったか?)(そのまえに『イイトコ』って具体的にどのへんだろう)これでナポさんやイリヤやカートや…の話をしても「わからん〜」で片付けられずに済むでしょう。

にゃんこ3匹にお邪魔さまの挨拶をして(相当邪魔だったはず)駅前でバンゴハンを食べてから解散。座りっぱなしの尻は痛いけど充実した週末であった。

あと、かねがね世間?で噂には聞きながらぜーんぜん読んでなかった「アイシールド」も結構面白かった。私はわりとふつーにヒル魔が気にいったかも(^^



2004年02月07日(土) ハマリモノ鑑賞会前編

お友達の家に3人集まって、一泊二日ハマリモノ鑑賞会を開く。
私が持参したのはナポソロとバットマンビヨンドとX-menレボリューション。当然全部観せるのは無理なので選り抜きで持っていったが、これがなかなかむつかしい。友達は昔からの同人屋仲間で801もバッチオッケーなので、せっかくだから(?)そーいう方面でも気に入って欲しいという下心もある。
とゆうわけで、まずナポソロ全DVDから観てもらったのが順番に、
1.平和が丘分譲住宅(いきなり)
2.パリの夜ダイヤを追う
3.裏には裏をかけ
4.追跡特急
…えーと他にもあったっけ?(ああくそ午前0時3分を入れるの忘れた)
二人とも割と面白がってくれたようで良かった、というか「なんかすごい露骨やねー」と言われてしまった。ちょ、ちょっと目的があからさますぎたかしら(^^;
そしてU.N.C.L.E.とTHRUSHのやってることが「大して変わらんみたいにみえるー」というので、いやそれは違う、一般人を任務に巻き込んでめーわくかける方がU.N.C.L.E.で、つぐみちゃんは基本的に選民思想のグループだからパンピーは相手にせえへんねん、と説明した。こ、これもまずかったかしら(^^;;

ある程度予想はしていたのだが、実はX-menレボリューションの方が食いつきがよかった。まー私も横で「カートかわいいよねえ〜〜v」と出るたびに念仏みたいに唱えていたのでこれは仕方がない。や、ほんと久々にまとめて観たらやっぱりすっごいカートがカワイイ!

ナポさんやイリヤだと他に色々言うことがあるんだけど、カートはとにかく「かわいい」と言う以外に表現のしようがないのよ……。



2004年02月06日(金) ちょっと中毒ぎみ

TV大阪『朝のこども劇場』のムーミンは平日2話ずつなので、そろそろCSの放映分に追いつき追い越しつつある。
一日3ムーミンが2ムーミンになってしまって、やがて終わってしまったら私は毎日何を楽しみにすればいいのだろう。原作の残り二冊もすぐ読んでしまいそうだし、あとマンガとか人形アニメとかあるようだけど。
しかし今なんとなく、原作者ヤンソンさんが猛烈に抗議したという初代ムーミンのビデオが観たくなっている。レンタルで探せばあるかしらん。

声とかOPやEDの歌とかスナフキンのギターのメロディとかはきっちり憶えてるのに、一体どんな話だったかほとんど記憶になくて、おぼろげに『よくケンカしたり辛い目にあったりしていた、なんとなく怖いばんぐみ』という印象がある。
それは当時の自分がちっちゃすぎて、怖がりで小心者だったからではないかと今推測しているので、ムーミン切れを起こしたらとりあえず近所のレンタル屋から探してみよう。



2004年02月05日(木) ニモ字幕版

というわけでようやく強引に観にいって来たぞニモ字幕版。(そのかわりTTTのSEE版には行けなくなったが、まあしょうがない)
二度目なのでゆっくり画面のはしばしに目をやりながら観ているとやっぱり映像がとってもとっても綺麗。いきなり自分ちにホームシアターが欲しいなあとか考えてしまった。
吹替えキャストにも全く文句はないが、英語ニモの声優はほんとの子供だそうで、慌ててドモったりつっかえたりするのも演技なのか自然体なのか、とにかく舌足らずの英語がすんごいかわいい。ウィレム・デフォー声のギルが更にガラ悪くてかっこいい。ああもー早くDVD出して!

密かにお気に入りヒトデのピーチの声が低く男性声みたいで、しかし字幕のセリフは女言葉だし、ひょっとしてピーチさんって実はオカマキャラなのか!?いやそういうのも大いにアリだ!そーいやーピンクの星でそのまんまじゃん!(『ベント』参照のこと)うっわーやるなあ流石ピクサー…と途中一人で大いに盛り上がってたのだが、おうちに帰ってパンフを確認したらCASTはれっきとした女性だった。
うーん残念〜〜お母さんのように面倒見のいい歯科治療マニアのQueerなんて素晴らしくイカしたキャラだと思ったのに、ってそもそもヒトデに雌雄ってないんだったっけ…??



2004年02月04日(水) Lonely Mountain

1日3ムーミンを続けているうち、それでも摂取量が足りなく思えてきて閉館間際の市立図書館に駆け込み、児童室で原作本をまとめて借りてきた。
「夏祭り」と「十一月」を除く6冊で、もちろん何度も読んだことがあるし「楽しいムーミン一家」はセリフやら暗記できるほど繰り返して読んだもの。

ひさびさにまとめて読み直してみると、あれだけ「外人だな〜」と思っていたアニメムーミンもやっぱりまだまだ外人度が足りない…と思えるようになってきた。
それと大昔うちにあった本の中では、じゃこうねずみが「わしはあんたのべとべとしたおくさんの上にしりもちをついた」と言うセリフが確かに、絶対にあったと思うのだが、文庫版で今回読んだら「べとべとしたケーキの上に…」となっていた。(『楽しい』より)
前作『彗星』ではケーキの上にしりもちをつくシーンがあるので「おくさんの上に」というのは初版??での山室先生の誤訳であって、幼児の私が「むーみんままがべとべとしたおくさんだなんてじゃこうねずみはひどい!」と憤ったのは全くの誤解だったわけだ。○○年後にして判明したこの事実。山室先生ひどい!

それと「おさびし山」は普通に大人頭で考えれば日本名であって本当の現地名?がある筈…と適当に検索してみたら、Granbar-hyttaという山の名前が出てきた。なんとなく「おっきな山」という意味にとれるので(何語かもわからんけど)これは違う山のことなのかもしれない。とにかく確かなのは英語ではおさびし山はLonely Mountain(=はなれ山)だということだ。
えーっじゃあギムリんの実家なんじゃんv…ではなくて、同じロンリー・マウンテンが、かたや「おさびし山」になりかたや「はなれ山」になるんだから、翻訳ってすごいなあと思いましたの事。(そしてどっちも名訳だ…)

しかしずっと「長菱山」みたいに考えてたので「お寂しい+山」だったとはやっぱりちょっとびっくりというか違和感というか。



2004年02月03日(火) ジュリーとひろりん。

ボンヤリしているうちにニモの字幕版を上映しているところはとても少なく、時間帯も限られてきてしまっていた。今日は行けなかったけどRotkの封切りまでには絶対行くぞ!、と何故何の関連も無い作品を引っぱってくるかというと、そうしないとRotkを観ながらでも「ああまだ字幕ニモ行ってないわ…」などと考えそうでイヤだから。

今日はおうちでBSの「サウンド・オブ・ミュージック」を観ていた。もうTVで観るの何度目だろうと思いつつ、DVDに録画しとこうとしたら途中で切れてしまった。そーだノーカットで放映したらすごく長い映画だったっけ……。

落合ひろりんはこの映画が好きで、学生時代学校も部活もサボって映画館に通いつめたそうで、私はひろりんのそーゆーところがなんだか好きだな。



2004年02月02日(月) はじまります!というより終わった気分。

ウッカリ当日まで聞き流してたけど、2月1日からCSN1がムービープラスに変わった。ドメイン名も変わったようだしリンクの変更しとこうか、と旧URLから飛んでみて、その前にもしかして…と思って探したらやっぱりナポソロのミニサイトがスッパリとなくなってる〜!ああもー早くコレに気がついてHDDに保存しとけばよかった。
これからはもっと映画中心になりそうで、もう洋ドラ系はあんまりやってくれそうにない。まあそりゃ他にスパチャンとかAXNとかあるけどさ〜。
んで結局サイトからのリンクは消してしまった。どーせ検索一発で出てくるし。

そう思って番組表を確認するとE!シネマでトビー・マクガイアの特集をやっているようなので、2月になって初めてチャンネル合わせてみたら、ロゴマークが一六タルトに楊枝を挿したのみたいになっててちょっと笑った。@の中をwに代えたんだろうけど、もう【四国銘菓一六タルト】にしか見えまへん。

マクガイア君は特にどうとも思ってないけど、頑張るお馬さんや昔風のアメリカオヤジがテンコ盛りに出てくるようなので、来月ぐらいに『シービスケット』も観に行くとしよーか。(そして明日こそニモの字幕版を!)



2004年02月01日(日) せんきょ。

さて久々に自宅に帰ることになって、途中で食糧の買出しをして、郵便の整理して空気を入替えて、そーじ機もかけて、予約録画しといたCSの番組などのんびり観ながらコタツでうたた寝してたら、目が醒めたのは18:45ごろ。
ありゃ一日終わっちゃったか、と地方ニュースをつけてみて、しまった選挙に行ってない!と思い出し、幸い投票所はチャリで2分の距離にあるのでバタバタと国民の権利行使に行ってきた。
なーんて、通常そう政治に興味も期待も抱いてないけど、とにかくまた「面白いやんか」という理由で知事が決まってしまうのだけはイヤ(思い切り個人攻撃になってますな)だと思ったので。

そーいえば今日から12球団のキャンプイン、ひろりんはちゃんとやれる(失礼)かなー♪


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える夙川