| 2004年05月15日(土) ++RIDDLE++ 酒に呑まれる |
ゴルフへ行った彼。
みんなでご飯を食べてる彼。
メールに返信をくれない彼。
電話をかけても出てくれない彼。
今、何をしてるんだろう。
彼に何が起きてこんな状態になっちゃったんだろう。
今までは、友達とご飯を食べてても、マメにメールをくれた。
友達といるんだから控えてくれていいのに。
そう思うくらいだったのに。
突然止んだメールは私の心をひどく不安定にさせた。
この二日間、私は何回メール問い合わせをした事か。
とにかく23時に電話してみよう。
23時ならきっと家に帰るはずだし。
21時
22時
時間はゆっくり流れた。
そして23時。
私は電話をかけてみた。
ルルルルル
電話の呼び出し音が虚しく流れ続けた。
そしてまた。
すでに聞きなれてしまったアナウンスが流れる。
留守番電話
私は重い腰を上げ、財布を握り締め
携帯を机に置いて、外に出た。
向った先はコンビニ。
酎ハイを無造作にかごに入れ、また家への道を歩いた。
もしかしたら、着信があるかもしれない。
机に置いてきた携帯に少しの望みを託した。
家に帰って、階段を登る。
自分の部屋に入ると、酎ハイの袋を置いて、携帯を見た。
だけど
着信を告げるメッセージはそこにはなかった。
私は
泣きながら
酎ハイを飲んだ。
酒に呑まれて
眠った。
明日の朝もう一度電話をしてみよう。
早く仕事に行きたくて仕方なかった。
彼に会いたくて仕方なかった。
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