★ 夏海の日記 ★

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2006年10月04日(水) 食育のすすめ 1

すっげー!
私ったら、今日は余裕で定時じゃ〜ん (^^)v って思っていたら、
洗濯物を干すのを忘れてました f^_^;
結局今日も遅刻でありんす。

さて、
PHPという雑誌?をご存知?
月刊で190円。
コンビニでも売っている、B6?A5?くらいの小さな薄い雑誌です。
啓蒙系のアヤシイ物は手を出さなかったのですが、気にはなっていました。
友達が投稿し、採用されたと言うので、立ち読みでもするべと探したんだけど見つけられず、
「見つけられなかったー」って言ったら友達がくれました。
で、これに寄稿してある服部幸應先生のお話は、大変ためになりました。
(読むなら今です!10月号です!)
以下、ざっくりとまとめてみました。

注意:ただいま、この文をこのページに掲載して良いのか確認中です。
   服部先生の文章は削除するかも知れませんので、
   自分に、身近な人にとって必要だと思われた方は、雑誌の購入をお勧めします。





『PHP 10月号』PHP研究所 出版
[ 特 集 ] 頑張っている人の「こころの休日」上手な休ませ方・励まし方
[今を生きる] 服部幸應
[ 特別企画 ] 快眠の知恵
HPアドレス : http://www.php.co.jp/

服部栄養専門学校校長 服部幸應 先生 著

題名:子供をダメにする五つの『こ食』

子供をダメにする五つの『こ食』とは、
1.孤独の『孤食』
2.家族がバラバラな物を食べる『個食』
3.同じものを食べる固定の『固食』
4.ダイエットの『小食』
5.パンなどの『粉食』は噛む力が弱くなる。

『孤食』によって社会性が育たず、
『個食』のせいで我が儘になる『固食』と『小食』と『粉食』では栄養も行き届くはずはなく、健全な肉体は作れない。

学校は社会性を身につける大切な場所。
そこへ良い状態で子供を送り出してやることこそが親の役割で 、
一生懸命に集中して勉強ができ、思いっきり身体を動かして遊ぶことができる身体を作ってやれるのは、親しかいない。

子供の発育段階をざっくり分けると、0才〜3才は親とのスキンシップが最も重要。
3才〜8才は人格形成の時代。
人間の一生を左右する大切な時期だそうです。
8才〜10才で脳はすさまじい発達をする。
自我が芽生え、好き嫌いも明確になってくる。
食に関しては、この時期までに好き嫌いをなくさなければ、一生残るらしい。

この中で3才〜8才の5年間が、家族で食卓を囲むのが最も多い時期だとされており、
一日三食で365日。一年で1095回の食事がある。
子供は食卓を通して作法を学び、身体を作り、家庭の温かさを知る。
この五年間に生きていく為の基礎がたくさん詰まっている。

それに対して 最近は朝食を摂らない大人が増え、夕食はみんなバラバラ。
これでは箸の持ち方も身につかず、楽しい会話をする術も分からない。
社会性の欠如した子供が増えるのは当然だと服部先生はのたまう。

動物は我が子に、まずは食べてもいいものと食べてはいけないものを教える。
その次に食料を得る方法を教える。
そしてそれができたところで一人前として扱い、子供を突き放す。
そうすることで生きていく力がつく。

今、真剣に『食育』というものを 考えないといけない時期にきていると先生は締めくくった。




なるほど。
目が覚める思いだよ。

で、私の解析と分析、私なりの考察を述べると...
『こしょく』と言う言葉は、少し前から流行っていた。
両親が共働きの為と、老人が家にいない為と、子供が塾へ行っているなど その家庭のさまざまな理由で、
子供が一人孤独に食べる『孤独な食卓』の『孤食』
やはり塾などに行くために、手軽に食べられるジャンクフードのハンバーガーや、朝マックなどや
ハンバーグやカレー、スパゲッティなど、好きなものしか食べないのは、『固食』ですね。
好き嫌いが激しいので、家族が同じ食卓を囲みながらも同じものを食べない、
もしくは、それぞれが自分の好きなものを買ってきて、好き勝手に食べる『個食』。
これは、お菓子を食べ過ぎて夕飯が食べられない(そして栄養不足になる)原因でもありますよね。

同じものを食べる『固食』においては、口の中に違う味が混ざるのを嫌がる小学生が増えたってニュースを聞いたことがあります。
なので、ご飯を食べるとご飯だけ。
それをごっくんって飲み込んでからでないと、次のから揚げを口に入れることはできない のだそうです。
そして、から揚げをごっくんしてから 次のお味噌汁へ...
これの究極の食べ方が、それを全て食べてからでないと、次のものを食べることができない状態になる。
こうなると、病院へ行くと『強迫神経症』と診断されます。
昔、給食では 『三角食べ』と言って、パン、おかず、牛乳と、三角形の順番で食べ(順番は好みでバラバラだけど)、
同じものだけを集中的に食べないようにって指導されていましたが、
現在は、それが『できない子供』が 増えてきているそうです。
彼らいわく、口の中で ものが混ざり合うのが許せないのだそうです。
口の中で ものが混ざり合うことを想像するのが気持ち悪いのだそうです。

この世に生まれてからしばらくたち、まだ食べることに慣れていない子供は、好きなものしか食べません。
一点集中で、「これも食べなさい」と言われない限り、それ以外のものに目がいかない。
それは、食べる以外でも言える 子供の子供らしい習性です。
ただし
これは 生きる上において良くないことです。
生命を維持する為に、何でも食べられることは とても重要なことだと思います。
それも 順番関係なしに。
子供にあーんってさせている時代は、
子供が食事自体に飽きてしまわないうちに、どんどん口に中に放り込んで行くので、お口の中が色んな食べものでごっちゃになります。
さて、これを 食べさせる側の人が『固定のもの』しか口に入れない、もしくはTVを見ながら、もしくは携帯でメールしながら、
子供のお口に何も入っていない状態に気が付いてからあーんをしていたとしたら、それが習慣だったとしたら、
そりゃー子供は口に色んな味がごっちゃに入っている状態が気持ち悪いと感じるでしょうねぇ。




●夏海(357) 題名:すっごい!!! 投稿日 : 2006年10月4日<水>21時18分

すっごーい!!
これ、携帯から書き込んでいるよ!
今、帰りの電車なのだー
何気なく検索してみたら、私がヒットして
したら、書き込めるではないか!
携帯あなどりがたしっ!

今、PHPという薄くて小さいサイズの雑誌を読んでいます。
琴線に触れたので、日記が大作になってます。
友達の彼が、『冷たく冷やしたもの』でないと食べない、
食べる姿は醜いから見られたくないから、飲み込んでいるという話を聞いたばかりで、
そして私の秋が怖くないこの思いも含めて、
幸せな食卓を囲んだ記憶があるかないか
食べることをエサとしてでなく、楽しいことね一つにできるかどうか
生きることの大切で簡単な答えになる気がして。
(知ってからの道のりは長いんだけどね)

例の如く、アップは週末になります。
この本はとてもお勧めです。
私が読んだのは、10月号です。
売り切れないうちに、立ち読みでも♪
コンビニでも売ってるよ(^^)v
HPもあるみたいだから、覗くのも良いかもね

では!


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