★ 夏海の日記 ★

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2006年09月08日(金) 苦しい

ある掲示板で知り合って、過去に私に励ましのメールを下さった人がいます。
今、その掲示板が荒れてしまって(バグのせい?)、閉鎖(一時お休み?)になり、悩みではない『何でも掲示板』の方だけが生き残りました。
その『何でも掲示板』に書き込むと、『どのホストから書き込んだのか』 が表示される為、
以前から会社からは書き込めない板でした。
相談の掲示板は、書き込み自由で、自分の情報も表示されない。
それに対して、自分の情報(全てではないにしても)が書き込まれるので、そこに相談を書き込んだものに対してレスはあまり付けられなくなりました。
私はというと、自分のことで手一杯になってしまって、そして会社のセキュリティーが厳しくなったので、
自分の掲示板にさえ書き込めず、自身のHPの更新も週1程度になっています。
たとえ『相談掲示板』が残っていたとしても、たぶん書き込みができない状態で、
webメールも週一程度しか送れない状況です。

そのその方は、うつです。
母親も父親も味方ではありません。
とっても頑張りやさんな為、家でさえ 頑張ってしまうのです。
そして心無い言葉の連発。

彼女は相談の方には書き込まず、ただ『愚痴』を『何でも掲示板』に吐き出していました。
私のように 自分のHPを持っていないので、吐き出し場所が そこだったのでしょう。

弱音を吐いていた時に、メールを出しました。掲示板にレスを付けるのではなく。
内容は、「相手を見下せば、楽になるよ」です。
何も考えないで言葉にしてしまって、そこにいる人たちを凍りつかせてしまうような人の言う言葉には、傷つく価値もないと。
お返事が来ました。
その不愉快な出来事があった直後に書きなぐったように 心情を吐露しただけであって、大丈夫だよと。
「あそこは、私の感情の捨て場所なの」と。

私の上司がメンタル面で理解があり、とっても羨ましがっていました。
その状況はとても幸運で、でも私は違うんだと。
何も言えませんでした。
私と上司は、確かに仲良しに見えますが、甘やかされている訳でもはなく、厳しいことも、追い詰められることも 何度もありました。
でも
メンタル面で理解があることに変わりはなく、助けてと言えば、助けてくれる度量のある人です。
本っ当にキーーーーって腹が立つときもあるのですが。

彼女が掲示板の向こうで泣いているのがわかりました。
途方に暮れている様子が。

私は運良く家を出ることができ、運良く『PO』という自分の居場所を見つけ、
今、電車に乗ることも、バスに乗ることも、エレベーターだって乗れるし、地下鉄にも乗れる。
仕事をすることができ、決まったお金を稼げるようになり、自活できるようになりました。

彼女は、何年か前の私です。
私が声を掛けても良いのかな...
彼女にとって、能天気に見えるであろう私。 また傷つけてしまわないかな。

掲示板にレスが書いてありました。
この板は、もう終わっていると。
住人はいなくなり、誰も答えてくれないと。

彼女の痛みがわかります。
だから苦しいです。
彼女も住む世界が違う親や周囲と暮らしていて、心が悲鳴をあげている感じがします。

何もしてあげられない。
何かしてあげたい。
声を掛けても良いのかな...


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