★ 夏海の日記 ★

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2006年02月01日(水) 人生と山登りは似ている その1

山登りを始めて思うこと。
人生は 山登りに似てるなぁって。

辛い思いをして、登ったり下ったりをすることを単純に言ってるんじゃなくてね。

山登りは、まず準備から始まります。
私はね、まだ初心者で、『ハイキング』しか経験がないんだけど、きちんとした『山登り』をするには 登山計画を立てて、警察提出しないといけないの。
『遭難した時』用にね。

ルートを決め、何時に入山。
何時にどのあたりを通過し(歩く速度、休憩時間も計算して)、頂上には何時に到着するか。
何時に下山を開始して、何時に下山するか。
何人のパーティーか それは 誰と誰で、緊急連絡先はどこか を ちゃんと提出しないといけないの。
そ書類を見たときには びっくりしたよー。ただの遊びに、こんな書類を提出しないといけないのかって。
でも、よーく考えたら、人って簡単に遭難するから、登山をするなら、書類を提出する義務があることは、本当に初歩的な、当たり前のことなんだよね。

で、ルートは自分、または パーティーに 無理のないルートか。
時間配分は、適切かどうか。
どれくらい天候が崩れたら 中止にするか。
天気図をにらんで、晴れるのを祈る。


と、ここまでは、登山慣れをしている人のこと。

では、私はって言うと、まず 登山に必要なものを準備するところから、登山が始まります。
『ハイキング』って言っても、登山だからね。
天候が崩れた時用に 雨具は 必ず持っていく。どんなに重くても、どんなに低山でも、山に入った以上、何が起こるか分からないから。雨に濡れると急激に体が冷え、低体温なる可能性があり、最悪命の危険があるから。雨と寒さの対策は、絶対に怠ることはできない問題です。
ルートを外れる。
崖から転落する。
骨折など、動けなくなる可能性がゼロではない限り、それなりの装備をしなくてはいけない。
私の登る山は、本当に1200m程度の低山なので、最悪の事態になったら、担いで下山する覚悟くらいは tommy(『PO』の店主で主催者)は してくれているんだけどね。
でも、誰か一人ではなく、数人が同時に動けなくなった場合をも想定していないといけない。

☆防寒着の準備
☆飲み物(お茶やスポーツドリンク等) 私は1Lサイズと500mlサイズ各1本ずつ持っていきます。
☆お昼ご飯
☆行動食(おやつ 休憩に食べるもの)
 食べないで移動を続けると 体が疲れるので、体力回復にも 無理しても食べるのです。チョコレートは、最近発売された『GABA』は、携帯に便利で溶けにくく、すぐに体に吸収されて疲れを取ってくれるので、お勧めです。
 また、ナッツも栄養価が高く 非常用としてとても良いので、『スニッカーズ』がお勧めらしいです。...私はナッツを食べると胸焼けを起こすので、食べられないのですが ^^;
 また、汗として塩分やミネラルが体外に排出されるので、それを補給するものや クエン酸は乳酸を分解して疲れを取ってくれるので、私には梅干はかかせません ^^v

☆常備薬(頭痛や 腹痛、傷の手当て等、自分に合ったものを持参する)


で、ここで問題発生です。
この全てを 担いで 山を登らないといけないのです。
自分の荷物は 自分で背負う。
これは、本当に初歩的なルールです。
山に入った以上、女だろうと男だろうと 老人だろうと 自分の荷物は自分で背負う。誰も代わりに背負ってはくれません。
自分がどれくらいの重量の物を持って歩けるか。
それを考えて お昼ご飯はおにぎりにするか、パンにするか、水分の量は どれくらいにするか おやつは 何を どれくらい持っていくか を考えないといけません。

それは 経験するしかないのです。
そして、経験値を上げると、もっと余分に持っていく体力がついて、行動範囲が広がります。


それを全部ザック(登山用のリュックサック)に詰めて
おっと!忘れてた!
ザックも 体型に合わせて準備しないといけないものの一つでした!
私は背が低く、私の体型に合った、沢山入るザックを探すのは 一苦労でした。
沢山のザックを背負って、その中から これ!って選んだんだけど、背中がイマイチで、汗蒸れするのが難点です。- -;

おお!これも忘れていました!靴です。
自分に合った、用途に合った山靴(ざんぐつ:登山靴)を探し出します。私はこれも大変でした。
私、足のサイズが21.5cmなんです。子供用を買うか、限られたレディースから選ぶか。
いくつも履いてみて、店内を歩いて 歩いて 結局23cmの靴に決めました。でも、これが合っているかどうかは、実際山を歩いてみないと判らないのです。
合わない靴を履くと、靴擦れをしたり、爪をはがしたりして歩けなくなります。歩けなくなるけれど、歩かないと帰れません。痛くない速度で歩いて貰うことになります。痛い足をかばって歩くので、反対側の足もやられる覚悟も必要です。靴選びは 慎重にしないといけません。

で、今度は自分の着ていくものの準備です。
防寒もそうですが、薄いものを何枚も重ね着をすること。これは、温度調節がこまめにできるように です。
汗をかくまえに 脱ぐ。(かいた汗が冷えると 体が冷えるから)
寒くなる前に 着る が基本です。

足と用途に合った山靴(『ざんぐつ』と言います。登山靴のことです)を選ぶこと。
山靴を履くときには、厚手の靴下を履きます。厚手の靴下は、クッションの役目もします。
帽子は必ず被ります。頭を保護する為でもあります。頭上から 何か落ちてきて怪我をしない為 です。
私は、マフラータイプの薄いタオル?を巻きます。汗を拭くのと 首のから熱が逃げないようにする為です。


ここまでが準備。
集合時間の確認。途中のトイレ休憩やコンビニへ寄っての買出し、最後のトイレ休憩はどこで、それ以降 トイレはあるのかどうか の確認(ほとんど ない ですが - -;)どんな山、どこの山へ行くか の確認。

長くなったので、今日は『準備編』と言う事で ^^;
『当日編』は、明日ね


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