| moonshine エミ |
| 2006年06月24日(土) ひな菊の人生 | ||||
| 今週も土曜日は平和にひとりで過ごしています。賢ちゃんは、仕事で大分にお泊り。といっても、今は盛大に飲んでるころでしょう。 昨日は、千と千尋の神隠しに出てくる湯屋みたいな外観のお店に、飲みに行った。場所は西中洲。春吉とか西中洲とかで飲むと、「大人だな〜」って感じがする。ちなみに会社には、毎週中洲で飲む人もいる(だろう)けど、私は一年に1回くらいしか行ってません。連れてってくれてもいいのよ、皆さん。なんて言ってみる。 のんびり起きて、ベッドに転がったまま本を読んだ。『ひな菊の人生』(よしもとばなな、幻冬舎)。そして号泣した。真ん中あたり、 「イメージの中で、その手はいつも闇に白く浮かんで、私の命が一滴も漏れて出ないように強く光っている。」 って文章のところで、とめどなく涙が出てきた。 そして最後まで読み終わったあとも、おそるべきことに30分くらいぐずぐず泣き続けてしまった。感情の奔流ってすごい。思い出すすべてが、泣けて泣けて。 みんなそうなんだろうけど、私は、愛するものすべてのために泣ける。胸がしめつけられるような愛情を知っている。ひとりの部屋で、今ここにはいない人々へ、思いをぐっと向けることができる。 でもそれだけではいけないことも知っている。 思うことは、簡単なのだ。 問題は、愛するその人のために何をするか、ってことなのだ。 それはきれいごとじゃない。 たまに思いついたときにする親切ではいけない。それでも、しないよりはずっとマシだろうけど。 それにしても、すばらしい小説だった。内容ももちろんすばらしかったし、「大切な人が去っていく。これほどの哀しみがあるだろうか?」ってオビの文句といい、奈良美智さんのイラストといいすばらしいし、その奈良さんが書いたあとがきの「この本の表紙には『ひな菊の人生』と印刷されるのだろうけど、僕は心の中で『ひな菊と僕の人生』と呼んでいたい。」って文章も最高だし、文庫版のあとがき(半ページに素っ気なく、箇条書きで書かれたもの)として、この本が出版されて6年後によしもとばなな自身が「この小説がいとおしい。そうとう好きな作品だ。」と書いてるのも、もう、ブラボー!ハラショー!て感じだ。 おそばを作って食べて、思う存分ごろごろしながらさらに本を読んだりうたた寝したりして、夕方は5時ごろ、天神に行った。これぐらいの時間のほうが、人が少なくなってきて、ショッピングは楽なのだ。 バーゲン直前なのでもったいない気もするが、バーゲンは戦場なので、うかうか足を踏み入れられない。私、戦士じゃないから。 なかなかお安くいろいろ買えて、満足でしたわよ。 帰って、宅配クリーニング屋さんに電話して、おふとんと毛布、コート類を取りに来てもらった、車も持たない一人暮らしの身にはとっても便利なサービスです。しかも、宅配だからって高いわけじゃない。 夜ご飯はインスタントのカレーライスと、冷やしトマトで簡単にすませて、さらに読書をすすめております。 一人でいて、「ヒマだな〜」と思うことって全然ない。一人遊びが上手なの。なんにもたいしたことはしないんだけど。といっても、一人でのんびりする時間が普段はまったくない生活だからなんだろう。 私はごろごろするのが好きで、「あー、もっとごろごろしたーい。毎日、朝寝坊したい。だらだらだらだらしてたーい。」っていっつも思ってるんだけど、結局、ごろごろできる生活はしないだろうな、って気がする。貧乏性なのよね。 明日は、昼ごろ大分から帰ってくる賢ちゃんと、またもや春日のビッグモーターに行く予定です。現金150万円、ニコニコ一括払いしにいくんだ。って、私は、一銭も出すわけではありませんが。 |
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