| moonshine エミ |
| 2003年08月30日(土) またさよならと言う | ||||
| 土曜日、フェリーで愛知に帰る直前のきくちんと、海ノ中道海浜公園へ行く。 きくちんは自称「海中博士」らしい。へぇ〜。 特に行くところもないのでそうなったのだが (しかし、考えてみれば、行くところもないのに会っているのが可笑しい。) 行ってみたら博士もビックリの、駐車場の混雑ぶり。 そう、今日は、野外フェスの日だったのだ。 確かまおちゅんが・・・と思ってメールしてみる。 スピッツ、バンプ、ウルフルズ、ハイロウズなどなど、 福岡にこれだけの豪華メンバーが勢ぞろいするのもそうそうない。 夕方前、きくちんと別れる。 大学の頃から仲の良い友だちではあったんだけど、 夏の初めの私のひどい泥酔状態を見てなお、この二ヶ月間(彼は仕事でこっちに来てた)、 私のいいところを見て肯定してくれて、とても嬉しかった。 ま・・・いいところしか見てないから、というのもあるだろうけど・・・。 私もきくちんのいいところをいろいろ見た。 体温が低そうに見えるのに、 実は日々の生活にとてもきちんとした態度で向かっているところとか、尊敬する。 (私としんちゃんって、だるだるチームだからなあー) あと、寡黙そうに見えても、人って、心の中にいろんなものを持ってるんだなーと つくづく思う。そういうものに目ざとくなりたいな。 これから一生、愛知に住む可能性が高い人なので、もういつ会うかわからない。 いや、いつか私が愛知に行ったら、頼りにする友人の一人になるのか笑 男女の友情って種種の危うさを孕みがちだけど、 生涯、大事にしよう、この人を、と心ひそかに誓う。 その後、天神にて、ゆうきちゃんと短いデート。 なんとなく「祭りのあと」的なしょぼくれた気分になっていたので、 元気そうな彼女と会って、少し救われる。 しかも、異性とのデートらしきものに、颯爽と出かけていったゆうきさん。 たった今、『さよならだけが人生だ』と噛みしめていた私から見ると、 何か始まりの予感に包まれているような彼女が妙にうらやましく、 これまた、元気づけられる。 お楽しみはこれからだ、と、そうありたいものです。 そして西新JAJAへ。 楽しみなサニイサイドのライブだ。 そういえば、しん氏が愛知に旅立つのを見送った夜も、 ひとりでサニイサイドを見に行ったのだった。 あのときは、ライブ中にコッソリ涙ぐんだよなあ、と思い出す。 今日も切なくなるかも、と始まる前にちひろちゃんに予告するが、 なんのなんの。 ジャラーン、という最初のギターひと撫でから、 「よっ、かしわい(さん)!!」と声をかけたくなるほど、 この日のサニイサイドはいつもにも増してロックンロール。 勢いがあって、圧倒された。かっこよかった。 かっこよく裏切られた。 南くんも田中まさんも、全身で演奏するなあ。表情が豊かですごく好き。 田中まさんなんて、ぞっとするほどセクシーな顔する。 恋人のことも、あんなお顔で見るのだろうか。 ようやく見られたママチカもとてもよかった。 キップがいいけど、女の子らしいのがすてき。 女の子っていいよね!と素直に思える曲たち。 今日は後半しか見られなかったので、またぜひゆっくりと。 サイクロプスも、かっこよすぎ。うれしい対バンだった。 帰り道の公園で、しん氏に電話。 今日は岡崎に行っていたらしい。 彼はとんでもない、っていうかもしれないけど、新しい土地での生活、 なんだかうらやましい気もする。 最近の迷いについて話す。 電話だししかも遠距離電話だしで、簡潔に話したんだけど、 気持ちの深いところを、そりゃもう、わしッと、掴んでくれたような、気がした。 「○○の問題は二次的なもので、××については、妥協しないほうがいい」 (あら、伏字だらけだわ。) というのがスッパリとした彼の答え。 人のことって冷静に見つめることができるものだとはいえ、さすが相棒! 感じ入る。 |
||||
| << | □ | >> | ||||