| moonshine エミ |
| 2003年09月01日(月) 24歳の夏 | ||||
| ゆく夏を、こんなに惜しむことになるとは。 来年もまた暑い季節はやってくる、 でも今年の夏は二度とこない。 そんな当たり前のことがやけに寂しい8月末だった。 24歳の夏、楽しかった。 何がそんなに楽しかったかときかれたら、実際のところ、よくわからないのに。 でも、むきだしの夏だったような気がする。 私のいいとこも、悪いとこも、いろいろ、出た。 朝から強い日差しで暑かったけど、やけに高い空は完全に秋。 家を出たら、なんとなく生まれ変わったような気がして、 珍しく出社前にしんちゃんにメールしてみた。 「今日から二学期ですよ」 しんちゃんは、「こっちに来て早5ヶ月かー」と。 そうだねえ。まだまだ、離れてる日々は続くよ。 しっかりやってくよ。 だけど夜になったら、しょぼんとしぼんだ。 悪いことをしてるわけじゃないのに、この罪悪感。 まあ、良くも悪くも、急に新しい自分になれるなんて、そんなこと、ありゃせん。 昨日と今日、今日と明日が切り離されてるわけない。 急に身軽にもなれないかわりに、急に全部を失うこともないってことだ。 もってるものをどう使うか、自分次第。 たまに私は弾丸になってしまう、しんちゃんもそれを懸念していた、 そう、駆け抜けるだけじゃだめだ。 しっかりやってくよ。 秋は、苦しいことも。 |
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