moonshine  エミ




2002年07月07日(日)  スローペース

 昨日の日記に、ちょこっと付け足しておきますね。
 読んでくれてる皆さんには、えらく唐突に思えた話なんだろうな〜と、自分でも読み返してみて思った(^^;
 
 誰にでも劣等感ってあると思うんだけど、もちろんそんなことを乗り越えて逞しく生きていくのがかっこよくて私もそれを目指してるんだけど、私の劣等感というのがまさに昨日書いたこと。
 わかりにくいかなー、でもあんまり詳しく書きたくないんだよね。
 安易に話題にして目に見える一部分だけで短絡的な感想を言いたくない、っていう私の気持ちの底には、「自分自身のこと、自分の家庭やお金にまつわることを、安易に話題にされて短絡的な感想を言って欲しくない」って気持ちがあるのだと、思う。
 
 ただ目に見える一部分だけで何か感想を述べる「かわいそう」とか「想像できない」とかって言葉を聞くたびに、私は、自分や自分の育った環境っていうのも、どこかでこういう話題に上がることがあったら、こんなふうに感想を述べられるんだろうなぁと思って、たまらない気持ちになる。
 でも、私や家族がそれで不幸だとかかわいそうだとかって、他人が決めつけることは絶対できなくて、どういう環境でも、たいてい人は何かしらの楽しみを見つけたり、向上心をもったりして懸命に生きるもので。
 だから私も、自分の家庭そのものに劣等感をもってるってわけじゃあ全然なくて、親兄弟、もちろん!心からラブですよ。悲しいくらいにラブ。だからこそ、ある部分だけをとりあげて、たとえ悪意のない言葉であっても、簡単に感想とか言って欲しくないんです。 
 だから私も、他の人に対して、そういうことを絶対言いたくないんだよね・・・。

 でもね、劣等感って言ったけど、これはもちろん、成長の原動力になるわけで。
 こんなわけで、私は人のプライバシーとか、プライド保護には結構気を使うし、「ボロは着てても心は錦」って言うのかな、このことわざ、貧乏くさくてあんまり好きじゃないけど、心の中は豊かでいたいし、いろんなことを勉強して、いろんな人と仲良く(時にはぶつかったり)しながら、おもしろ濃い〜ライフを送っていこうと、いつも思っていることですよ。

 浮き沈みはあるし、弱い心が頭をもたげる日もくるけど、基本は前を向いてるので、大丈夫です(何が?)。
 
 そして、この頃ある方に送ったメールにも書いたけど、日記は日々の感情で書いてる部分もあるので、何ヶ月かたって読み返したら「ムムム・・・未熟な・・・」とか、「このお調子者!」とか一人突っ込みしながら、赤くなったり青くなったりすることもしばしばです。
 若いエミちゃんの成長記録だと思って、みなさんも笑って読んでくださいな。

 さて、昨日と今日の私は楽しかったよ。
 昨日は4キロ、今日は4.5キロのジョギング。
 そう、ジョギングです。いつもの「持久走」とは違って、かなりペースダウンして、長い時間長い距離を走ることを心がけてみました。もちろん、ブラジャーも着けて行きました。
 これはいい。これは、楽しいよ。
 昨日の最初のほうとかは、どうしてもいつものように足が速く出てしまって、「落ち着け! 落ち着け〜、ゆっくり、ゆっくり・・・」と自分に言い聞かせながら走りました。
 のんびり屋さんかせっかちか、って言われたら、私は多分せっかちさんなんだよね、生来・・・。でも、何でも長いスパンで考えることが大事だな〜、と思うことしきりの今日この頃です。

 ほんとは、週に1回くらいのランニングが、無理なくちょうどいいだろうな〜って思ってるんですが、
 今日「800」という本を読んだら、無性に走りたくなっちゃって。
 陸上部で、800メートルをやってる高校生の青春物語なんです。
 800ってほんと、キツい距離だよね、400もそうだけど。
 私も中学の体育祭で、800メートル走ったことあります。
 当時ソフトボール部だったんだけど、私、元々1000〜2000くらいの距離が速かったんだよね(あくまで、校内レベルで。大会で記録出すような速さじゃありません)。
 それで800に駆り出されたんだけど、まあそれのキツいこと。限界まで体力を使うって感じです。長距離でもないし短距離でもない、でも、ペースが速くなっちゃうんだよね、800って。
 本番では16人中、5位だったと思う、それが結構悔しかったことを覚えてる。
 でも、走ってるときって、本当に自分との戦いで、自分の心と体だけの対話になって、それがすごーく苦しいけど快感なんだよね、いかに、自分に妥協しないかって追求していく感じがすごく好き。
 読んでたら、その「苦しくて気持ちいい」感覚がワーッと刺激されて、体が熱をもってるみたいになって、こりゃー走らねば。と思ったのでした。

 あっ今日って七夕だったんだ。
 
 
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