快賊日記「funnyface」

2006年12月25日(月) 星のない夜

毎年一年で一番華やぐ一日。
町いっぱいのイルミネーションが
夜空にまで溶ける。
見えげた空には星一つ探せなくても
それでもこの日だけは寂しくない。
遠く離れた誰かを思いながら過ごしても、
何だか暖かい気持ちになる。
クリスマスは毎年恒例の行事みたいに
本当はたいした事でもないんだけど、
それでも年末で、もう今年も終わりで。
そんな気持ちも手伝ってか、
勝手にいろいろな気持ちが溢れてくる。
そして私はいつも恒例の行事を迎えると
子供の頃の思い出と戦っている。
記憶が、いつでも私を押し上げてくれる。
記憶だけが未来の私の幸せを教えてくれる。
あの日の大切で幸せな記憶が色あせないように、
私はきっとずっとこのままで生きていこうと
そう誓う夜。


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